看護師に限らず、どこの職場にも「人間関係のもつれ」は存在します。しかし看護師は女性の多い職場であることから、女性特有の人間関係が複雑に絡みあってしまうことが頻発します。

残念なことですが、看護師という患者さんの命を守る立場の職業に就いているにも関わらず、同僚や後輩に対してキズつける言動を吐いても何も感じない厄介な人が存在します

当サイトの管理人である私は、20代のときは一般企業で社会人として働いていました。そして、30代で看護師になった新卒遅れ組です。そのため、一般企業と看護社会の両方を体験しています。

社会人時代は毎日忙しく、締切に追われるなどのストレスがありました。もちろん仕事での人間関係の過酷さも体験してきました。

しかし社会人時代の人間関係のもつれの原因とは、もっぱら仕事での行き違いが多く、あくまでビジネス上での問題でした。周囲の方も社会人として「ビジネスとプライベート」をうまく使い分けて、大人の対応をしていたように思います。

一方、看護師として働き始めて分かったことなのですが、看護師の世界のほうが「ビジネスとプライベート」の垣根が低く、ビジネス上の付き合いができていない看護師が多くいるように感じました。

他人と自分を公私混同で比較して、自分のほうが恵まれていない環境であると判断したら、嫌がらせをしてくるような人が多いのです。中には小学生のように陰湿で分かりやすい存在否定をする「いじめ」をしてきた先輩看護師もいます。

看護の職場とは命を預かる現場でありながら、閉鎖された陰湿な性質をもっている社会であり、人間関係のもつれがあっても逃げ場が少ないことを、身をもって知った一人です。

看護師の人間関係で悩みを抱えやすいのは、例えば下記のような厄介な人たちと接したときです。

・笑顔で他人の心をえぐるような暴言をはく人

自分が絶対に正しいと思い込んでいる人

・いつもピリピリしていて周囲に感情をむき出しにする人

自分と他人の境界線があいまいな人

自分のことを好きすぎる人

このように看護の職場で「困ってしまった人間関係のもつれ」を思い出していただくと、必ずや上記のような厄介な人が一人や二人が絡んでいなかったでしょうか。

今回お話するのは看護の職場で、このような厄介な人から自分自身を上手に守り、あなたに害が及ばないように対応するための方法です。困った人たちにはどのように対処すればいいのか詳しく述べていきたいと思います。

「人間関係の悩み」を作りだす厄介な人への対処法

人間関係の悩みを生み出す厄介な人に対しては、どのように対処すればいいのでしょうか。これから、そのような人たちに対する「対処の仕方」について詳しくお話していきます。

厄介な人にはチクリと攻撃をする

厄介な人に対しては「どのように対応していいか」分かりづらいことが多いです。「距離を置く」「避ける」といった方法も一つの手です。

しかし、厄介であればある人ほど、こちらがいくら避けても、「嫌がっていること、傷ついたこと」に気づいてくれません。そのようなときには、相手に「ちょっとさっきの言葉、気にかかるな」という程度のチクリとした攻撃をしかけて、あなたの心情を気づかせましょう

大体なぜ厄介な人たちは、そのような人たちの言動によって、こちらがこれほどまでに傷ついているにもかかわらず、あっけらかんと笑っていられるのでしょうか。そもそも、その人たちには悪意があって、人が傷つくような行動をとっているのでしょうか。

実は厄介な人たちがとる言動には「悪意がある場合も、無い場合もある」のです。悪意がある場合は、あなたが困っている姿をみることが何より嬉しいので、笑っていられるのです。また悪意がない場合であっても、傷つけた言動については忘れてしまっているので、笑うことができるのです。

「厄介な人が発する言動に悪意があるかどうかわからない」ことが、「厄介な人に対してどのように対応していいのか」が分からなくなる原因といえます。

しかし悪意があるにせよ、ないにせよ、あなたは厄介な人から攻撃を受けたことに傷つき、悩んでいるのは事実です。

たとえ悪意があると分かったからといって、厄介な人と同じ土俵に立ち「倍返し」をして相手をやり込めたところで、あなたはすっきりするのでしょうか。職場で「被害を受けたり与えたりするような関係」をずっと維持したまま、働き続けることは苦痛にならないでしょうか。

そこで、「看護師によくある人間関係の悩み」を下記にあげて考えてみましょう。

職場の休憩時間にみんなで楽しく談笑していたときの看護師Aさんに対する出来事です。Aさんもその談笑の中に加わっていました。

ふと同僚Xが冗談交じりで笑いながら、「Aって、看護師向いてないんじゃない?205号室の患者さんが、Aに注射を失敗されたっていって、Aが205号室を通るのを見かけるたびに、小声で私に『担当のAを替えてくれ』って言うのよ。患者さんを怖がらせる恐怖の看護師だね」と、Aさんの看護を否定するようなひと言を放ちました。

その場ではAさんは大人の対応として「205号室の患者さんを怖がらせてしまっていたんだね。申し訳ないことをしてしまった。今度からもっと採血をするときに注意しないといけないね」といって、その場をやりすごしました。

しかし休憩時間が終わって、Aさんは冷静に考えてみればみるほど、その同僚Xが自分を侮辱した言動に怒りがこみ上げ、涙があふれて止まらなくなりました。

Aさんは205号室の患者さんに採血を行なうとき、血管が細かったために確かに一度失敗しました。その患者さんには採血に失敗してしまったことを心から謝りました。そのとき、205号室の患者さんは笑顔で「大丈夫だよ」といってくれたため、申し訳なくもありがたい気持ちでその部屋を後にしたのでした。

このような経緯から、205号室の患者さんは同僚Xに冗談のつもりで、上記のようなことを言ったことがわかります。そのことを聞いた同僚Xもまた冗談ととらえ、Aさんに軽く笑い話で話したのでしょう。

しかし、それを聞いたAさん本人は、故意ではない失敗を同僚Xが患者さんと一緒になって笑っていたことやみんなの前で侮辱されたことが、悔しくて辛くて仕方がないのです。

もし、同僚XはAさんに悪意はなく冗談で話したとすると、今後Aさんは同僚Xに対してどのような対応を取ってよいか分からなくなってしまうのです。

このようなときにAさんは、同僚Xが犯した失敗を同僚Xと同じように、みんなの前で冗談交じりに発言し同僚Xを侮辱すれば気が済むのでしょうか。

それとも今回のことはAさんが苦汁を飲み込み、我慢して何も無かったように対応すればいいのでしょうか。同僚Xは「Aさんにこのようなことをいっても許されるのだ」と勘違いし、また同じようなことを繰り返さないとは限りません。

Aさんのように被害を被った人は、厄介な人から受けた侮辱的な言動を考えれば考えるほど、悔しくて夕食は喉を通りにくくなり、悩んで眠れなくなります。

しかし、同僚Xのような厄介な人は「あなたをそれほどまでに傷つけてしまった」という自覚はないので、夕食をおいしく済ませ、テレビをみて笑い、スヤスヤと眠りについているのです。

このように厄介な人と一緒の職場で働く場合、あなたは自分の気持ちを押さえ苦汁を飲み込んでいてばかりでは、心身に不調をきたす恐れがあります。

あなたは、自分の身を守ることが大切です。あなたは厄介な人から被害を受けたことで、悩み苦しんでいることを相手に理解させなければなりません

その方法とは、子どものように相手との不毛な話し合いをしたり、取っ組み合いしたりするのではありません。

グサリと攻撃してしまえば、相手と同じ土俵に立った低レベルなやり方になり、たとえやり込めたとしても後味が悪くなります。したがって、「痛いか、痛くないか」くらいのチクリと刺すような反撃をするのです。

そして、その反撃方法とは、スマートに軽やかに、余裕と理性を保った大人の女性としての攻撃方法です。

あくまでチクリと軽く刺すことで、相手にあとで「少しだけ腫れたかな?」と思わせるような攻撃を仕掛けましょう。そうすることで、今後の相手との関係性を変えていくことができます。

それではまず、具体的な反撃方法のための心構えについてお話していきましょう。

厄介な人は「許さない」

まず厄介な人に立ち向かい、自分を上手に守る心構えとは、厄介な人たちから受けて傷ついた言動に対して「許さない」ことです。

厄介な人とは、あなたのように優しい人、つまり攻撃してこない人をしっかり見抜いています。そして「あなただからこそ反撃してこない」と知っているので、攻撃してくるのです

例えば、その厄介な人は、あなたにしたような攻撃を同じように、上司に対しても行なうでしょうか。

答えはNOです。あなただから、攻撃してくるのです。しっかりターゲットを定めているのです。厄介な人は、根拠もなしに攻撃をあなたに仕掛けたとしても「自分は許される」と思い込んでいるのです。

あなたは攻撃してくる人にとって「イネーブラー(それを可能にさせている人)」となっているのです。

例えば、アルコール依存症の患者には多くの場合、それを手助けしている人がそばに存在しているといわれています。患者の身の回りの世話をしたり、小遣いを与えたりして、無意識にアルコールと断ち切れない関係を継続させているのです。アルコール依存の状態を続けさせる人のことを精神医学の言葉でイネーブラーといいます。

実は厄介な人とあなたの関係も「アルコール依存症の患者とイネーブラー」に似た関係といえるのです。多少侮辱的な発言をしたとしても、笑って許されるということを知っているため、厄介な人は厄介なままでいられるのです。それどころか厄介さがさらにエスカレートしていく可能性もあります。

そのため、まずはあなたがイネーブラーになっていることを理解し、厄介な人の傷つく言動は「許さない」という姿勢を示し、あなた自身を守ことが大切です。

「自分の身を守るためには、なめられっぱなしではいけない」という強い気持ちをもってください

強い気持ちをもって相手と向き合ったとき、あなたには見えない「守り」ができます。これは、厄介な相手に対して「ひるまない」姿勢をもつことになります。いますぐ「脱イネーブラー」となって、あなた自身を守り、傷つけられない心構えをもちましょう。

厄介な人に対する6つの接し方のコツ

相手をチクリと攻撃するための具体的な接し方のコツについてお話していきます。

厄介な人には、いろいろなタイプの人がいます。しかし、いまからお話する6つのコツを知っておけば、このような人への接し方はだいたい同じです。それは上司でも同僚でも部下にでも使える方法になります。

コツ1:ミツバチのように「チクリ」と攻撃する

上司や先輩などあなたより立場が上の人や、プライドが高い同僚や後輩に対しては、何かしらのアクションを起こすのは難しいでしょう。仕事で無茶ぶりをしてくる先輩、言うことがすぐに変わる上司などに振り回されて困っている人も多いでしょう。

そのような相手には、軽い攻撃を仕掛けましょう。「そのようなことをするとあなたも不利益を被る」というような下記のニュアンスを伝えるのです。

「私は他にもしなければならないことがあります。できなかった場合には、先輩にも迷惑がかかってしまうと思います。待っていただくことになってもよろしいでしょうか」

「先日伺った指示とは異なるのですが、いかがでしょうか。頻繁に指示が変わってしまうと再度確認をしなければならず、仕事が遅れてしまうと思うのですが…」

このように、デメリットを少しだけ指摘することが大切です。他人に対して鈍感な人でも、自分の利得に関することには敏感になります。

このように発言することは時と相手を考える必要はありますが、デメリットを伝えることで、相手にとっても、「このようにすることは得策ではない」と伝えることが大切です。

このような攻撃を仕掛けると、やや「面倒くさい人だ」「すんなり仕事を引き受けない」「やる気が感じられない」と思われるかもしれません。しかし、あまりにも理不尽で多くの仕事を任され、ミスしてしまうかもしれないような状況を作ってしまうほうが問題なのです。

「この人にはどのような仕事を振っても大丈夫」「どんな仕事をさせても許される」と思われないほうが、看護のミスをしなくて済みます。

コツ2:「厄介な人=かわいそうな人」だと考える

不機嫌を隠せず、自分の思っている感情を放出させてしまう厄介な人は、実はかわいそうな人です。「何よこれ!」「いい加減にしてよ」「もう最悪…」「信じられない」「レベル低すぎ」といった独り言を大声でいったり、ものに当たったりと行動に表す人が存在します。

このような厄介な人は、自分の生活や境遇に対する不満や苛立ちを自分の内側に抑えておくことができないのです。周囲に甘えている状態で、「自分の感情を周囲にまき散らして良い」と学習している可能性が高いです。

この厄介な人を生み出した原因は家庭での生育環境にあるといわれています。父親や母親が自分の気分でヒステリックになって子どもに感情をまき散らして育った場合、子どもは「自分もそうしていいんだ」と同じことをやり始めます。精神用語で「置き換え」「攻撃者への同一化」といいます。

考えてみてください。自分の人生が充実していて、日々の生活に満足している人が自分の感情を思うままに放出させ、周囲に当たり散らすようなことをするでしょうか。ましてや家庭ではなく、看護という職場です。

やはり感情を放出させたり、思ったことをそのまま口に出してしまったりするような厄介な人は、それだけ満たされない思いや報われない不満を抱えており、不幸な人といえるのです

そのような人に遭ったら「あの人は、あのように感情を思った通りに口に出して言ってしまう。私の知らないところで過酷な人生を送ってきたのだろう」と哀れみ、また同情しましょう。そうすれば相手の物言いに対して、心に余裕が生まれます。

厄介な相手は、意識はしていませんが、こちらが傷ついたり、衝撃を受けた反応をしたりするのを期待しているので、その期待を裏切ると良いのです。

適当に相づちを打ったり、涼しげな笑顔で対応したりするのが大人の女性としての対応になります。「へぇー」「ほぉーなるほどー」「そっか、そっかー」「お疲れ様ー」「そういうこともあるんですねー」と相手の土俵に乗らないことが重要です。相手にされないとわかると、攻撃してこなくなる可能性が高まります。

コツ3:クッション言葉をうまく使う

厄介な人に傷つけられる理由の一つとして、「相手がストレートな物のいい方をするため、ぐさりと心に刺さって立ち直れなくなってしまう」ことが挙げられます。

ストレートな物言いは、時として言葉による凶器となります。しかし、悔しいからといって同じようにストレートな物言いで返してしまうと、なぜか相手は激高し、さらにひどい罵りを返してくることにもなりかねません。

ストレートな物言いをされたとき、相手が上司でも同僚でも、実践しやすく社会人としての品位を保てる対処法として、クッション言葉を使うという方法があります。

こちらの辛く傷ついた気持ちを伝えたいときに、このクッション言葉を使うといいのです。クッション言葉は、ニュアンスを柔らかくすることができるため、相手に対して物を言いやすくなり、言われた相手も受け止めやすくなります。

例えば、こちらがストレートに言われ、傷つく発言をされたときに言い返す方法として、「冗談かもしれないけれど」という前置きをする、などがクッション言葉に当たります。

上司に対するクッション言葉としては「いつもご指導ありがとうございます。しかし…」と続けると言いやすくなります。

私の職場の尊敬する先輩看護師が、私の行なう看護で直してほしい点を指摘するときに使う言葉を紹介します。

「いつもお疲れ様。自分から率先して仕事をしてくれているのでとても助かっているよ。でも一気にたくさんの仕事を引き受け過ぎてて、ちょっと大ざっぱなところがあるよ。例えば、薬剤のビンの蓋を締めきっていない、とかね。きつく締めておかないと、もしかして何かの拍子にこぼれるかもしれないからね」などです。

これを「蓋をきつく締めて!」とか「どうして蓋をきつく締めれないの?」などといわれると、私の存在自体を否定された気持ちになってしまいます。

しかし最初に、肯定したフォローの言葉をいれてもらえると、自分の存在を否定されたわけではなく、「蓋を締めきるといったちょっとした動作を丁寧に行なうよう気を付けよう」と素直に反省することができます。

クッション言葉は、こちらが言いやすくなるだけでなく、いわれた相手も受け止めやすくなる言葉です。そのため「人に注意すると、受け止め方によっては嫌な気持ちにさせてしまうかもしれない。なんだか言いにくい」と思うときも、使いやすくなります。

同僚にストレートな物言いをされ傷ついたときは、「さっきは注意してくれてありがとう。軽く言ったつもりかもしれないけれど、みんなの前で言われるとちょっと凹むな。できれば二人のときに言ってもらえると助かる」と伝えるとよいでしょう。

コツ4:自分のプライベートスペースには線引きをする

あなたのプライベートスペースにずかずかと土足で侵入してくるタイプの厄介な人には、「ここからは私のプライベートスペースだから入っていてはいけないよ」という「立ち入り禁止のライン」を教えてあげることが大切です。

何時間でも自分の話をし続ける人、慣れ慣れしく接してくる人、借りたものをそのままにする人、責任を押し付けてくる人、など、このような厄介な人と関わっていると、いつまでも相手のペースで振り回されることになりかねません。

そこで、「これ以上は許しません」「そこから先は立ち入り禁止です」という線引きを設定することが大切です。

上記のような例でいうと、下記のような線引きを設定するとよいでしょう。

・何時間でも自分の話をする人→「すみません、いまからこの仕事をしなければなりません」

・慣れ慣れしく接してくる人→「昔から人見知りをするたちで、この距離感は心臓がバクバクしてしまい、どうも苦手なんです。すみません」

・借りたものをそのままにする人→「来週、どうしても貸したものが必要になってしまって、すみませんが返してもらえますか」

・責任を押し付けてくる人→「あのとき一緒に行動しましたよね」「あれ?こう言われてなかったですか。確認してみます」

このように自分の領域を侵害してくるような相手には、言動を慎んでもらうよう気づかせることが大切です。そのためには「自分の領域はここからなので、入らないでほしい」と相手に伝えるようにしましょう。

コツ5:自分を主語にして言い返す

想像力がない人や自己中な人の中には、クッション言葉を使っても通用しないときがあります。このような特に厄介な人は、「世界が自分中心に回っている」と勘違いしているため、「自分の見たい現実」だけみていて、他人の言葉を受け入れる能力が足りていません。

このような相手には、ストレートに言い返さなければいけません。

ただし、そのときの注意点として「あなたはひどい人だ」「あなたのやり方についていけない」など、相手を主語にして言い返すことは避けましょう。

なぜなら自己中の人は基本的に自己愛が強く、プライドが高い人が多いです。そのため、「あなたが悪い」といった「責めるような言い方」をしてしまうと、自分を守るために「そんなつもりはなかった」「私は悪くない」などと、さらに自分の殻に閉じこもり、自分を正当化する傾向が現れてしまうのです

たとえ、あなたの主張のほうがいくら正論だったとしても、相手に受け止めて反省してもらわなければ、同じような厄介な出来事は繰り返されます。

そのため「私」を主語にして抗議することをおすすめします。そうすれば、相手のプライドを傷つけず、受け入れてもらえる可能性が高くなります。以下に例をあげましょう。

×「どうして申し送りをしてくれなかったの?」→〇「申し送りをしてくれないから、私は困ってしまったよ」

×「なぜ患者さんからの伝言を他の人に任せるの?」→〇「患者さんからの伝言は私に直接いってもらえると、私は理解がしやすいよ」

×「いつになったら、この物品を片づけてくれるの?」→〇「ここの物品を片付けてくれると、私は助かります」

このように相手を責めるような言い方をするのではなく、自分はそのことで「どう思ったか」を伝えると、相手は受け入れやすくなります。

言い方ひとつで、相手をただ嫌な気持ちにさせてしまうか、あなたの言い分を受け入れてもらえるか、変わってきます。このことに注意して使ってみるとよいでしょう。

コツ6:目には目を、歯には歯を

上記のような対応をしてもあまり反応がなく、同じように繰り返すような場合は、「目には目を、歯には歯を」というような同じことをやり返すのも一つの手です。

相手があなたを傷つけた言動に気づいてないときは、二人っきりのとき同じような言動を言ってみましょう。

鈍感な人に対しては、こちらも鈍感に「あ、そうなんですか?気づきませんでした」といった対応します。

仕事をたくさん投げかけてくる人には、「わかりました。そちらをいまから行なうので、こちらをお願いできますか」と投げ返します。

怒鳴る人に対しては、怒鳴り返さないにせよ、言われっぱなしではなく「冷静に言ってくださると、こちらにも伝わりやすくなります」と勇気を出していいましょう。

そうすれば、相手は初めてあなたの立場になって物事を考えられるようになる可能性が出てきます

ただし、常識ある普通の人にこの方法を使ってしまうと、逆にあなたが厄介な人として嫌われてしまうので、気を付ける必要があります。

しかし、何度も同じことを繰り返し、あなたの精神がすり減ってしまうような厄介な人には、「こちらも同じような態度で応酬することがある」と知っておいてもらうことが大切です。厄介な人からみて、「あなた=攻撃してもいい人」から「あなた=反撃してくる人」にシフトをチェンジさせましょう。

日頃から心の「風通し」をよくする

あなたが厄介な人の言動に我慢ばかりしていては、不満を溜め込むいっぽうです。不満を溜め続けていては、仕事がしづらくなるばかりか、精神的にも追い込まれてしまうことも出てくるでしょう。

この不満を溜め込まないためには、日頃からあなたの不満を小出しにすることが大切になります。今回提案してきたことを厄介な相手に投げかけ、「あなたにとって私は攻撃していい人間ではない。攻撃してきたらチクリと刺される可能性がある」と分からせることが大切です。

あなたが反撃することで、現在の厄介な状況や環境が改善したり、相手の態度が変わったりすることが理想ですが、現実にはそうそう簡単に変わることはありません。

ですが、この記事を読んだからには、今までのように「言われっぱなし、やられっぱなし」になったままではいけません。

厄介な相手に対してチクリと反撃して、不満を溜め込まないように、あなた自身の心の風通しを良くしておくことが重要です。それが自分の身を守る方法でもあるのです。

このことが実践できるようになるだけで、あなたは穏やかな心でいられることが多くなり、周囲の人とも居心地の良い関係を構築しやすくなります。是非試してみてみるとよいでしょう。


看護師転職での失敗を避け、理想の求人を探すには

求人を探すとき、看護師の多くが転職サイト(転職エージェント)を活用します。自分一人では頑張っても1~2社へのアプローチであり、さらに労働条件や年収の交渉までしなければいけません。

一方で専門のコンサルタントに頼めば、100社ほどの求人から最適の条件を選択できます。このとき、病院やクリニック、その他企業との年収・労働条件の交渉まですべて行ってくれます。

ただ、転職サイトによって「対応エリア(応募地域)」「取り扱う仕事内容」「非常勤(パート)まで対応しているか」など、それぞれ違いがあります。

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