子育て中の方にとって、仕事と育児の両立は深刻な問題といえます。どちらも時間に追われ、必要以上の頑張りを強いられるため苦労や悩みがつきません。

特に看護師は一般企業で働く女性と比べて、仕事の形態から残業、夜勤、土日勤務があるために、子どもと過ごす時間を取られてしまいがちです。

子どものことを考えると、残業、夜勤、土日勤務は出来る限りセーブして、子どものために時間を使ってあげたいものです。しかし、患者さんや職場のスタッフのことを考えると、就業時間が終わったからといって、自分だけさっさと帰るというわけにはなかなかいきません。

このようなことから、仕事と育児を両立させたい看護師には以下のような悩みを抱えている方が多いです。

・夫が育児にあまり積極的でない。1人で仕事と子育てをすることに不安がある

・先輩看護師は残業や夜勤をしながら、どうやって子育てを乗り切ったのだろう

・信頼できる預け先がない。夫婦だけで子育てをやって仕事と両立させていく自信がない

・私が働いているせいで、子どもに寂しい想いをさせている。そう思うとやるせない気持ちになる

・夜勤のせいで、子どもを1人で寝かせたくない。夜は、そばにいて安心させてあげたい

夫がイクメンで積極的に育児に協力する家庭ならまだしも、あなたが子育ての中心的役割を担っている場合ですと、1人で上記のような問題を抱え、苦しむことが多くなります。

そこで今回は、「子育て中の看護師が残業、夜勤、土日勤務を乗り切って、仕事と子育てを上手に両立できる方法」についてまとめてみました。

ママさん看護師の仕事と子育ての両立の仕方

最初に「ママさん看護師が仕事と子育てを上手に両立させる方法」について述べていきます。

夫にサポートしてもらう

夫に育児をサポートしてもらい、夫婦で子育ての問題を一つ一つ解決していくことが最初の一歩です。「そのようなことをいったって、夫がサポートしてくれないから困っているのよ」と声を大にしていわれる方がいると思います。

しかし、子育ては「いまだけ」の期間限定の問題ではありません。子育てはこれから長期戦になりますので、夫を巻き込んで子育てを行なっていくことが、仕事と子育てを両立していくポイントになります。

ではどうやって夫を子育てに巻き込んでいけばいいのでしょうか。

この「どうしたら夫を子育てに巻き込めるか」という問いに対して、「結婚する前に子ども好きかどうか見極めたら良かったのに」という方もいます。しかし、結婚した今では「夫が子育てを手伝ってくれる人物ではなかった」と後悔しても手遅れです。

ただ、男性の中には「子ども大好き!」といっていた人が、いざ自分の子どもができるとなると責任感や四六時中子育てを行なう面倒くささから、育児に対して逃げ腰になってしまう方がいます。

一方で、その反対の男性も存在し「子どもはちょっと…」と子ども自体を敬遠していた人が、自分の子どもをみるとメロメロになって自分から率先してイクメンになってしまう方もいます。

そのため、男の人が子育てに参加するかどうかは「いざ子どもができてみないと見極められない」のです。

そこで私が伝えたいのは、あなたのちょっとした気配りと言葉がけで、夫の行動は変わるということです。子どもと一緒に、夫も父親として成長してもらうことが大切です。

一般的に男性は女性と異なり、「察する」ことが苦手です。

例えば、あなたが黙って育児や家事をしていたら、多くの夫は「いまはやることがないんだな、ならテレビを見よう」と思うでしょう。さらに家事や育児を手伝ってくれない夫にあなたが猛烈に不機嫌になっていたとしても、ほとんどの夫は「静かにテレビを見て、不機嫌な奥さんを刺激しないようにしよう」と考えます。

「ああ、手伝ってほしいんだな」と男性が女性の行動を見て察することは、まずありません。

そこでまずは、あなたが夫にやってほしいことを具体的にお願いしてみるのです。

ポイントとしては、子どものおむつを交換してほしいときは、「なにか臭わない?」とか「そろそろ、おむつを交換する時間かな?」といった「察してほしい」表現を使わないことです。

素直に「お願いがあるんだけど、いまいい?あなたがおむつ替えしてくれると、私がその間に掃除ができるから助かるな」というと夫に伝わりやすくなります。

夫に何か頼むときは、内容を具体的に伝えましょう。そして、それを夫がしてくれることに対して、「私が」どう助かり、どう思うのかを一緒に添えると、さらに効果的に夫を動かすことができます。

もしおむつ替えに失敗して、赤ちゃんの服に排泄物が付いたとしても、決して文句を言ってはいけません。あなたと夫では育児の経験値が違うため、夫がミスをするのは当たり前です。子育ての経験値を積んでもらうためにも、夫が積極的に子育てに参加できる環境を作っていくことが大切です。

最初からできないことに対して文句をいわれてしまうと、誰しも「次頼まれたら、どうやって逃げようかな」と考えてしまうようになります。それではいつまで経っても、育児に参加することはできません。積極的に夫が育児に関わる行動に移せるような言葉がけを行ないましょう。

また子どもたちには、ことあるごとに「パパは外でお仕事を頑張っているだけでなく、家でもママを助けるために食器を洗ってくれたり、おむつを交換してくれたりするから、とっても頼りになる素敵なパパなのよ」と褒めましょう

こうすることで、子どもたちはパパを尊敬するようになるだけでなく、男の子でも女の子でも将来自分からお手伝いができる子に育ちます。

このように長期の視野に立ち、夫に動いてもらえるようポジティブな言葉がけをすることが大切です。

実家の両親のような存在を探す

実家が近くにあり、困ったときはすぐに両親が子どもの面倒をみてくれるのであれば、これほど頼りになる存在は他にいません。しかし、特に都市部にお住まいの核家族の方はそのような恵まれた環境に身を置く人は少ないです。

そこで、子育て中に働き続けることをサポートしてくれる実家のおじいちゃん、おばあちゃんのような存在を探してみてはいかがでしょうか。あなたが困ったときに、すぐに手を差し伸べてくれる存在を探しておくのです。

「どのようにしたら、そのような貴重な存在を探すことができるのか」ということですが、それは下記のような具体的な情報をあなたが発信することで実現できるようになります。あなた自らが情報を発信しなければ、あなたが困っていることに気づく人は現れないのです。

・朝の30分だけ子どもを保育してほしい

・保育園に間に合わないときは、迎えに行ってほしい

・習い事の送迎を頼みたい

・残業になってしまったら、その間だけ子どもをみていてほしい

上記のような具体的な要望を、保育施設、地域の役所の子育て支援課、市民活動支援センター、ファミリーサポートセンターで相談します。

さらに町内会に入っている場合は、回覧板に「このようなことで困っています。サポートしてくれる人を探しています」といったチラシを入れてもらうのも効果的です。地域で仲良くなった年配の方に、引き受けてくれる知り合いはいないか訪ねてみてもいいでしょう。

具体的な金額を表示しておくと、明朗会計でモヤモヤしないで済みます。例えば「朝の30分だけ子どもの保育してくださる方、1,000円でお願いします」などです。

昨今では、子どもがさまざまな凶悪な事件に巻き込まれることも多く、サポートしてくれる人が本当に信頼できる人かどうかを見極めることが大変難しい世の中でもあります。

しかし逆に言えば、あなたの子どもの存在を地域で知っておいてもらえれば、事件に巻き込まれる可能性が低くなることにもつながるのです。近所にかわいがってもらえるおじいちゃん、おばあちゃんがいたら、あなたとともにあなたの子どもの成長を見守ってくれる存在が増えることになります。

「この人なら安心して任せられそう」という人が申し出てくれたのであれば、事前に会い、どのような人柄か見極め、子どもの保育をお願いするようにしましょう。ときには茶菓子などをもっていって親交を深めると良いです。

また、民間の人に育児を頼むことに抵抗がある場合は、ベビーシッター会社に頼む方法もあります。朝の30分だけであっても一回で3,000~5,000円といった費用がかかることがほとんどです。

ベビーシッターがあなたの家まで赴く通勤時間だけでなく、雇用保険、社会保険などの費用が含まれれば、どうしてもこのくらいの金額になってしまうのは仕方のないことです。

働き方を一時的に変えてみる

残業や夜勤で「どうしても子どもと接する時間が少なくなる」また「夜だけは私がいないと子どもが寂しがる」といった場合は、思い切って、子どもの手が離れるまで一時的に働き方を変えてみることをお勧めします。

子どもの手が離れるまでと記載したのは、育児に手がかかる期間は案外あっという間に過ぎ去ってしまうからです。夫と共働きをしていて、それほど生活に四苦八苦しているようでなければ、例えば「子どもが小学校1年生を終えるまで」と決めて、子どもとの時間を優先する働き方を選択する方法もあるでしょう。

その場合、夜勤や残業がある常勤雇用ではなく、パートや派遣、もしくは夜勤のないクリニックなどがおススメです。

パートですと、子どもが保育園に行っている午前だけの勤務形態のものを選ぶと子どもの送り迎えの負担が少なくて済みます。また「この日は夫がいるから仕事をしたい」といった場合は、空き時間だけうまく利用して派遣で働く方法もあります。

もう少し収入が欲しいようであれば、クリニックの常勤という選択もあります。残業や夜勤が少なく、日曜・休日勤務のないクリニックには下記のようなものがあります。

・健診センター

・外来のみのクリニック、もしくは病院の外来勤務

・美容外科クリニック、美容クリニック、美容皮膚科

・保育園の看護師

・産業看護師

・人工透析のある科、眼科、皮膚科、泌尿器科、整形外科など救急患者が少ない科

上記のような職場は残業が少なめのことが多いです。もし「ここで働いてみたい」と希望する場合は、本当に残業が少なめなのか、既定の就業時間で終わっているか実際に確認してみるとよいでしょう。

また面接時に「子どもを保育園に預けているために、どうしても残業することが難しい」と予め伝えておくとよいです。

しかし、このような条件の職場を探すのは、育児で忙しいママさん看護師だと難しい場合があります。そのようなときは、看護師専用の転職サイトを利用する方法がお勧めです。条件に合った職場を探すことができ、仕事と育児の両立には重宝します

「残業や夜勤が難しいけれど、働く意思はある。残業を免除してもらえる働き方を実現したい」というあなたの希望を、転職サイトのエージェントがあなたの希望先の病院やクリニックに伝えてくれるので安心です。また実際に働き始めてから、勤務条件と異なって困っている場合も、あなたの代わりに職場と交渉も行なってくれます。

転職サイトに登録をしておけば、条件にあった求人が出た際は、転職サイトのエージェントがその求人を教えてくれることがあります。「今はまだ育児に手一杯で働けない」とする場合であっても、好待遇、好条件の非公開求人を紹介してもらえる可能性もあるので、登録しておいて損はありません。

私の友人は、働きたくても保育園がどこも待ちの状況でなかなか仕事を再開することができず、困っていました。転職サイトのエージェントにこのことを相談すると、託児所つきの病院を紹介してもらえたそうです。

このような託児所付きの病院ですと、夜勤や残業があっても預かってもらうことができるため、働くママさん看護師にとっては大変助かります。友人は、育児に対して理解のあるスタッフたちに囲まれて、いまは楽しく復帰して仕事をしています。

多少時間はかかっても、子どもと一緒に通勤できるため、お迎え帰りの車内が「今日あった出来事をたくさんお話してもらえるコミュニケーションの場」になるといっていました。

これから「看護師として復職したい」という場合は、託児所つきの病院なども考慮して考えておくと、仕事の幅が広がります。

ママが働くことは、子どもにとってかわいそう?

子どもが生まれた後、産休や育休が終わってすぐに働き始める人がいます。そのようなママさんを見て、「まだ子どもが小さいのに。かわいそう」という人がいます。それは本当なのでしょうか。

仕事をすると親子にとってメリットがある

母親が仕事をすると、親子にとってメリットがたくさんあります。デメリットばかり考えて不安になる必要はありません。

早い時期に子どもを保育園などに預け、仕事に復帰する女性には、「我が子には、幼少の頃から社会性を学び自立心をもっておいてほしい」という考えがあります。例えば下記のような考えです。

・自分が子どもとべったりそばにいたままだと、「これは危険」「あれをしてはダメ」と禁止する言葉がけばかりになって、子どもの自然な発育を邪魔してしまう

・うちは一人っ子なので「周りの子どもとどう接すればいいのか」といった社会性を身に付けさせたい。それには、お友達をたくさん作って、遊びの中から学んでほしい

このように誰かに我が子を預けることは、一時的には親にも子にも寂しい想いをさせますが、決して子どもにとって悪いことではないのです。

現代では親の目が一人ひとりの子どもに届きすぎ、親の過干渉が問題となっています。

例えば、「子どもの要求を親がいつも先回りして案じ、叶えてあげる」といったことが挙げられます。子どもが「~したい」という主張する前に親が全部やってあげるので、子どもは自分の要求を口に出さなくても、それが叶えられて当たり前だと感じるようになります。

それがエスカレートしてくると、親の先回りがなく自分の要求が叶えられない子どもは、イライラし、怒りを周りにぶつけやすくなります。さらに、このような子は大人になったとき「自分が何をしたいのか」「何を目標としているのか」が分からない受け身な若者に成長しやすくなります。

受け身な若者は、自発的に動いて「社会のなかで誰かの役に立つことを喜びとしない子」になり、自己中心的な子になってしまう可能性が高いといわれています。

また、親がそばにいすぎると、子どもが何かしていても、失敗することを恐れ、先回りして失敗しないよう口を出してしまいがちになります。子どもは失敗を繰り返すことで学んでいく存在です。そのため、子どものやることにあまり口出しをしていると、「親のいう通りにしか人生を歩めない子」になってしまいます。

たとえ失敗してもいいから、子どものことを信じて見守れる親でいるほうが、「自分から進んで何でも取り組める子」に成長します。

さらに、核家族だからこそ、いろんな人に出逢って、自分の子どもに手をかけてもらうような環境で育っていくことで社会性が養われるといえます

子どもとの距離を程よくとりながら、あなた自身も仕事を通じて自分自身を成長させていくことができます。あなたも楽しく仕事に取り組むことで、子どもにも働く楽しさが伝わります。社会の中で両親が誰かの役に立って喜ばれていることは、子どもにとってはかけがえのない財産となります。

もちろん仕事が終わったあとは、子どもをぎゅーっと抱きしめ、子どもが今日学んだ「あなたに伝えたいこと」をたくさん聞いて、共感してあげましょう。働いているからこそ、子どもと一緒に過ごせる時間をより濃密で大切なものと思えることができるのです。

ママが働いていることで「自分をかわいそう」と思っている子はほとんどいない

ママが働いていることを負い目に感じ、「自分のことをかわいそうだ」と思っている子は、実はほとんどいません。むしろ働くママを「かっこいい」と思っている子のほうが多いのをご存じでしょうか。

特に一人っ子は、もし家に帰ったとしても、自分の遊び相手や話し相手になってくれる他の子どもがいません。保育園や学童保育にいるほうが、遊び相手がいるので寂しい想いをすることは少なくて済みます。

中には、「寂しい」と訴える子もいるでしょう。しかし、よくよく話を聞いてみると、ママと一緒にいられないことが寂しいのであって、母親が働いていること自体を否定しているわけでないことが多いです。

預け先で、なにか子どもに不都合なことや嫌がることが起きてしまったからといって、それはあなたが働いているせいではありません。あなたが働いていようが、働いていまいが、いつかは起こる問題だったのです。

あなたが働いているせいで、「子どもに寂しい想いを我慢させている」と罪悪感をもっていたら、それは子どもに伝わってしまいます。子どもは「自分が生まれてきたことで、ママが楽しく仕事していない原因になっている」と思ってしまいます。

あなた自身が楽しく働き、子どもが寂しくならない環境を作ってあげるほうが、子どもは喜びます。時間の長さよりも、時間の濃さのほうが何十倍も大切です。帰宅後、子どもと過ごす時間をかけがえのない充実したものにすることが重要なのです。

格好良く、イキイキ働くママをみて、「いつかは自分もママみたいに働いてみたいな」と思える、そんなママになっていきたいものです。

仕事と子育てを両立して楽しむ

「子どもに寂しい想いをさせてまで働きたくない」「残業や夜勤で頑張りすぎたくない」などといったネガティブなイメージをもってしまうと、仕事と子育ての両立は難しくなってしまいます。子育てをしながら仕事をすることは、どうしても不安ばかりが先に出てしまいがちです。

しかし、仕事と子育ての両方を楽しんでやっているママさん看護師はたくさんいます。

「看護にやりがいを感じ、一生この仕事を続けていきたい」と思える仕事に出会えたことは、実は当たり前のことではありません。他の多くの人では、仕事にやりがいや充実感を得られないけれど、仕方なく生活のためだけに仕事をしている場合が多いのです。

患者さんの心無い言葉や上司からのいやがらせ、同僚の陰口があっても、「続けたい」と思える仕事に出逢えたことはあなたの人生において本当に素晴らしいことなのです。

結婚して好きな人のために家事をし、子どもにも愛情を注ぎ、家を守り、社会の一員として命に携わる看護という仕事に従事する、これほど充実した人生はありません。

看護師で仕事と子育てを両立させている人とは、髪を振り乱して仕事と子育てに奮闘しているようなイメージではなく、患者さんと関わることでイキイキしていることが多いです。

むしろ看護師である自分が疲れていては患者さんに元気になってはもらえません。ママさん看護師は、体調管理をしっかり行い、女性が女性に惚れるキレイさを持ち合わせ、頑張っているようにみえて、実は適度に息抜きもできています。

できないことばかりに目を向けては、目の前にある物事が本当にできなくなってしまいます。そうではなくて、できることに目を向けると、あなたの前にたくさんの可能性がみつかってくるのです。あなたにできることは何か、目を向けてみることが大切です。

子育てに優先順位をつける

看護師として仕事と子育てを両立させるためには、自分を精神的にも肉体的にもうまくコントロールすることが必要です。そして子育てに優先順位をつけるとうまくいきやすくなります。

子どもが幼いときは「いろいろな人の手を借りて、乗り越える」と決めましょう。すなわち、子育てを目先の忙しさだけにこだわって考えず、長い期間で考え、「この部分だけは他の人では代われない。ママである私にしかできないこと」に焦点を当てて優先順位をつけましょう。

「子どもが本当に母親を必要とするときはいつだろう、母親でなくてもだれか他のサポーターでも子どもの成長に支障をきたさないこととは何だろう」と考え、あなたしかできないことから関わっていくことです。

例えば、保育園の送り迎えや食事の介助、お昼寝のときの添い寝はあなたでなくてもできます。

しかし、子どもの表情がいつもと違うといった事態が起これば、「なにか困っていることがないか」と尋ねるのはあなたの役目です。他にも、仕事が終わって子どもを迎えに行ったとき、ぎゅーっと抱きしめてあげることも、入浴中に今日できるようになったことを聞いて一緒に喜ぶことも、悲しかったことを共に涙するのも、母親であるあなただからこそ、できる役目でしょう。

あなたが思う以上に子どもは一生懸命に生きています。その子どもと共有する1分1秒を大切にしたいものです。そんな子どもから生きるパワーをもらって、また明日患者さんにあなたの笑顔を見せてあげてください。

「あなた(あなたの子ども)がいるから、ママは看護師としてイキイキと働けるのよ。そんなママに看護された患者さんは元気をもらえる。全部、あなたがいてくれるおかげだよ」と子どもに伝えてあげることです。

子どもは「生まれてきてよかった」と思えるはずです。

仕事と子育てを両立させる3つのポイント

最後にまとめますと、働くママさん看護師の仕事と子育ての両方を楽しむポイントは下記の3つになります。

1.自分ができないことは、夫や両親、近所の人、職場の人などに頼む勇気をもつこと

2.看護師として働いている自分に誇りをもつこと

3.子育てに優先順位をつけ、自分にできることは何か考える

子育てを目先のことだけにとらわれず、長いスパンで考えて慌てず、焦らずいつもどっしり構えた母親でいることが大切です。

最後に私が心に残っている「子育て4訓」についてお話してまとめさせていただきます。「子育て4訓」とは、山口県のある教育者が教育経験を通してまとめたものです。

【子育て4訓】

1. 乳児はしっかり肌を離すな
2. 幼児は肌を離せ、手を離すな
3. 少年は手を離せ、目を離すな
4. 青年は目を離せ、心を離すな

生まれてから小学校低学年のころの乳幼児期は、物理的なケアが必要な時期です。小学校中学年以上は、物理的なケアよりも心理的なケアが必要になってくる時期です。

これらの時期に母親として適切なケアを行なうことで、子どもはしっかりと育っていきます。看護師としての仕事を通して、子育てを楽しみながら仕事と子育てを両立させていくようにしてください。


看護師転職での失敗を避け、理想の求人を探すには

求人を探すとき、看護師の多くが転職サイト(転職エージェント)を活用します。自分一人では頑張っても1~2社へのアプローチであり、さらに労働条件や年収の交渉までしなければいけません。

一方で専門のコンサルタントに頼めば、100社ほどの求人から最適の条件を選択できます。このとき、病院やクリニック、その他企業との年収・労働条件の交渉まですべて行ってくれます。

ただ、転職サイトによって「対応エリア(応募地域)」「取り扱う仕事内容」「非常勤(パート)まで対応しているか」など、それぞれ違いがあります。

これらを理解したうえで専門のコンサルタントを活用するようにしましょう。以下のページでは転職サイトの特徴を解説しているため、それぞれの転職サイトの違いを学ぶことで、転職での失敗を防ぐことができます。

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