認定看護師(CN : Certified Nurse)と専門看護師(CNS : Certified Nurse Specialist)といえば、日本看護協会が行なっており、専門性の高い知識や技術をもつ看護師資格として有名です。意欲のある看護師がキャリアアップを図る際に一度は取得してみたいと考える資格でもあります。

どちらも専門機関や大学院に行くなどしなければならず、能力的にも経済的にも取得するには困難な資格といえます。資格取得も困難なのですが、取得したのちに、「認定看護師と専門看護師ではどのような仕事や役割があり、それをどのように生かしていけばいいのか」をはっきりいえる方は少ないのではないでしょうか。

今回は、まず認定看護師と専門看護師の定義や違いをお話し、具体的にはどのような資格内容なのかについてお話していきたいと思います。

また後半では、認定看護師と専門看護師のどちらの資格も取得した訪問看護師のインタビューを交え、「具体的にはどのような仕事をしているのか」「認定看護師・専門看護師を取得して変化したこと」などをお聞きしてみました。

認定看護師(CN)とは

まずは、認定看護師についてみていきましょう。

日本看護協会によると、「認定看護師とは熟練した看護技術と知識を用いて水準の高い看護を実践できる看護師のこと」と定義しています。日本看護協会が実施する認定審査に合格すれば、「認定看護師」と名乗ることができます。

認定看護師の特定分野は2016年現在、21分野あります。認定看護制度は、この特定分野での熟練した看護技術と知識を身に付け、レベルの高い看護実践が行える認定看護師を世に送り出し、現場での看護ケアの広がりや質の向上を目的に活動が行われています。

実際の看護現場における認定看護師の役割

実際の看護現場では、認定看護師に以下の3つが期待されています。(日本看護協会のHPより)

・ 個人、家族および集団に対して、熟練した看護技術を用いて水準の高い看護を実践する(実践

・ 看護実践を通じて看護職に指導を行なう(指導

・ 看護職に対しコンサルテーションを行う(相談

認定看護師とは、これらの役割を担うため、特定分野における知識と熟練した技術をもつ看護師のことをいいます。高い技術と知識を駆使して現場での高い看護実践を行う看護師として期待されています。

認定看護師の資格を得るには

認定看護師の試験を受けるには、正看護師になってから5年以上の実務経験(うち3年は認定看護分野での実務)が必要となります。さらに、看護系大学や日本看護協会などで開講している認定看護師の課程(6カ月・615時間以上の授業)を修了する必要があります。

この認定看護師の資格は取得後、一生使える資格ではなく、認定看護師のレベルを保つため、5年ごとに看護実践したことや自己研鑽の実績をまとめたものを更新の際に提出する必要があります。

認定看護師の実際の病院での役割

認定看護師の実際の病院やクリニックでの役割といったものは、実は各病院や施設によって異なります。それは認定看護師の活動を具体的に定義したものがないためです。

認定看護師が勤務先と話し合いながら各自で、認定看護師の役割である「実践」「指導」「相談」を根幹とした新たな働きを病棟などで見いだしていく必要があります。

例えばA病院のB看護師が、摂食・嚥下障害看護認定看護師をもっているとします。この場合、看護部長との話し合いの結果、B看護師は院内にて、月一回の摂食・嚥下の勉強会を開いたり、病棟看護師からの「患者さんがむせないで楽しんで食事をするためにはどうしたらいいのか」などの相談を受けたりする活動を行っています。

またC病院のD看護師は、感染管理認定看護師をもっているとします。感染管理認定看護師であるならば、看護部長や病院の施設管理部門に交渉し、院内研修のほか、院内をラウンドして感染対策に手薄な危険場所を探したり、日ごろの病棟勤務をしながら、感染対策のマニュアルを作成したりする仕事を担うなどが主な仕事となります。

このように「どのような分野の認定看護師を取得するか、その病院での認定看護師の活動とはどのようなものなのか」によって、おなじ認定看護師を取得したとしても活動内容が全く異なってくるのです。

専門看護師(CNS)とは

では次に専門看護師についてお話します。

日本看護協会によると、「専門看護師とはある特定の専門分野において卓越した看護実践能力を有すると認められた看護師」と定義されています。特定されている専門看護分野は、2016年の時点で11分野あります。

専門看護師制度とは、認定看護師制度よりも取り扱う対象の幅が広く、個人とその家族及び集団に対して、レベルの高い看護ケアを提供し、保健医療福祉の発展に貢献することを目的としています。

実際の看護現場における専門看護師の役割

専門看護師は、上記で挙げた認定看護師の役割の実践・相談に加えて下記の役割があります。(日本看護協会のHPより)

・ 必要なケアが円滑に行われるために、保健医療福祉に携わる人々の間のコーディネーションを行う。(調整

・ 個人、家族及び集団の権利を守るために、倫理的な問題や葛藤の解決をはかる。(倫理調整

・ 看護者に対しケアを向上させるため教育的役割を果たす。(教育

・ 専門知識及び技術の向上並びに開発をはかるために実践の場における研究活動を行う。(研究

専門看護師は、患者さんに専門性の高い高度な医療を実践するだけでなく、円滑に療養生活を送ることができるように医療にかかわる人やサービスをコーディネートするほか、看護職への教育や、知識や技術を高めるための研究なども行います。

専門看護師の資格を得るには

専門看護師の資格を取得するには、質の高い看護ケアの提供を行えるよう深い知識と技術をもつことが必要となります。専門看護分野での実務経験を5年(うち3年以上は専門看護分野での実務)以上積んでいる必要があります。

さらに看護系の大学院を修了し、所定の単位を取得していなければなりません。修士課程修了が条件となりますので、最低でも2年は必要になるということです。

この資格も認定看護師と同じように、専門看護師としてのレベルを保つために、5年おきに看護実績や教育活動、社会活動、研究成果などをまとめて更新試験を受ける必要があります。

専門看護師の実際の病院での役割

専門看護師には6つ、認定看護師には3つの役割があることは先ほど上記にまとめました。

専門看護師は認定看護師と同様、ある特定の分野における専門的な知識や技術が必要となります。それに加えて、認定看護師より専門看護師のほうが施設内外での活動が多くなります。

院内外の看護職員に対する教育的な役割、倫理的な問題や葛藤の解決を行う倫理調整や、研究活動なども専門看護師の役割となります。

専門看護師が院内外の保健医療福祉における調整役や専門分野における研究活動をしているのに対し、認定看護師は臨床現場においての専門家といえます。

認定看護師と専門看護師の両方の資格を取得した看護師へのインタビュー

しかし上記の説明だけでは、認定看護師と専門看護師の具体的な違いは理解しにくく、なかなかイメージが湧きにくいと思います。

そこで当サイトの管理人である私がインタビュアーとなり、実際に「認定看護師の資格を取得したのち、専門看護師の資格も取得した訪問看護師のDさん」へのインタビューを行いました。

Dさんは看護大学を卒業後、数度の転職でいくつかの科の病棟勤務を経て、訪問看護師となりました。

訪問看護師をしながら「もっと看護技術を高めて患者さんの役に立ちたい」と思うようになり、訪問看護ステーションの訪問看護師を休職して、いままでの貯金を切り崩しながら訪問看護認定看護師の教育課程を受講することにしたそうです。

※インタビュアー(私)は「管理人」と表記します。

認定看護師の役割ややりがい

・ 管理人

Dさんは、いままでの貯金を切り崩して認定看護師を目指されたとお聞きしました。そのあたりのお話をお聞かせいただいてもよろしいでしょうか?

Dさん

私は臨床現場を踏めば踏むほど、ゆくゆくはキャリアアップや資格を取得するために学業に戻りたいと考えるようになりました。そのことは職場にも伝えていましたので、6ケ月間の休職については問題ありませんでした。認定看護師にかかった費用はすべて自分が支払いました。

貯金と看護師のアルバイトで学費や生活費を捻出しました。看護師になったときから計画的に貯金はしていたつもりでしたが、やはり学費や生活費など経済面では苦労しました。学生の間は学費免除制度を活用していましたが、アルバイトをしないとまかなえなかったため、勉強する時間を作るのに苦労しました。

経済的には苦労をしても、いま思えば必死で勉強もアルバイトも行なう自分がいて充実した日々を過ごせていたように思えます。6ケ月というのは長くてあっという間の短い時間だったように思えます。

・ 管理人

必死で目標にむかって頑張るというのは、人生のなかで何度あっても素晴らしい時間になると思えます。私もDさんのように、このような時間やチャンスをこれからも作っていきたいと思います。

では訪問看護認定看護師の教育課程の6ケ月間はどのようなものでしたか?

Dさん

私はいくつかの科を渡り歩き、その後訪問看護師になったので、看護技術にはある程度の自信をもっていました。しかし、認定看護師の教育課程の6ケ月間は「いままでの私の看護を改めて見直す、いいきっかけになった」と感じる貴重な体験となりました。

認定看護師のカリキュラムが、イメージとして私のなかでは、「看護エビデンス(科学的根拠)に沿って小さなブロックを丁寧に一個ずつ積み重ねていき、一つの看護を完成させていく」といった感じのものでした。

そこでいままで自分が実践してきた看護の一つひとつを思い出し、「私の看護は建物のブロックのどこに当てはまるのか」というのが把握できるようになりました。

また、ブロックでも足りないピース(看護知識)がたくさんあったことが分かりました。認定看護師の勉強を進めれば進めるほど、「ブロックが一つでも揃わないと完成したときの形が不格好な形になってしまったり、崩れたりしてしまうのだ」と気づくことができる貴重な経験でした。

・ 管理人

それは具体的にはどのようなものだったのか例をあげて教えてもらってよろしいでしょうか?

Dさん

そうですね、例えば訪問看護を行っていると、いつも訪問していた患者さんの容態をみて「なんとなくどこか悪いのではないか」と感じるときがあります。訪問看護認定看護師を取得するまえは自分の勘で直感的に判断して対処していました。

しかし資格取得後は、「このようなケアをすれば、患者さんはこのように楽になる」と看護エビデンスをもとに自分から意図して動けるようになりました。

そして認定看護師を取得したのちも、訪問看護を行う際にひとつの看護に対して、「この看護であっているのだろうか?なぜこの看護をしなければならないのだろうか」と疑問を常にもつようにしました。

さらに文献から看護ケアのエビデンスをみつけて「そうか、それでこのような看護を行ったほうが良いのだ」と自分が納得するようにしていました。

このことを繰り返すうちに、自分が行っている看護をエビデンスに基づいた「自分の言葉」で言い表せるようになってきました。このことによって、ブロックの隙間を埋めていくことができるようになったと思います。

・ 管理人

なるほど。私も「この看護を行うことはこの患者さんにとって最適だろうか」と考えることはあります。その看護のエビデンスがしっかりいえるようになると、看護を実践するのに自信を持つことができますね。

では、訪問看護認定看護師になってからの仕事の変化はありましたか?

Dさん

訪問看護認定看護師ということで、近隣の訪問看護ステーションの看護師による勉強会や講演会で講師をつとめることが多くなりました。そのおかげで自分が所属する訪問看護ステーション以外の横の医療関係者とのつながりを増やすことができ、関わりが深くなりました。

私の訪問看護ステーションで困ったことがあったら、「あのケアマネさんに相談してみるのはどうだろうか」などということが選択肢を増やすことにもつながりました。

・ 管理人

では訪問看護認定看護師のやりがいとはいったいどのようなものでしょうか?

Dさん

まずは訪問看護師のやりがいをお話させてください。訪問看護師の仕事とは、「生活を送る暮らしの中に医療の現場があり、そこで自分が培ってきた看護を実践すること」にあります。

医療現場が病院の場合は、沖縄の病院でも北海道の病院でもあまり療養環境に変化はみられませんが、訪問看護の現場は患者さんによってすべて異なります。

都会か、田舎か、田舎でも山間か、盆地か、熱い地域か、寒い地域かなど、地域の文化や暮らしによって環境が全く異なります。また、それぞれの患者さんとその家族によって風習・慣習・経済事情や価値観も異なるため、その患者さんに合わせた看護を行うことが大切です。

私が訪問看護で心掛けていることは、患者さんの症状から人生背景まで全人的に把握したうえで個別のケアを提供できるように心がけています。これは看護の真髄に近いと考えています。

認定看護師になってからは、先ほどもお話ししましたが、いままで行なってきた看護を勘や直感に頼るのではなく、「自分がしている看護は、ただお年寄りと接しているのではなく、文献などからエビデンスに従って判断し、安全安楽に実践するためだ」といえるようになりました。

勘や直感はなかなか言葉には表しにくいのですが、認定看護師を取得後はそれを言語化し、周囲に指導できるようになりました。それが訪問看護認定看護師の役割であり、やりがいだと感じています。

専門看護師の役割ややりがい

・ 管理人

そのようなDさんがさらに困難なステップである専門看護師に挑戦しようと思ったきっかけは何なのでしょうか?

Dさん

認定看護師を取得して5年目くらいになったころです。

このころになると講演活動も徐々に増えていっていたのですが、その講演を行うときに「講義の内容がまだまだまどろっこしいのではないか。自分が実践していることをもっと分かりやすく言葉に変えて話していきたい。そのほうがみんなに理解してもらえ、実践に移してもらえるのではないか」と思うようになっていきました。

認定看護師だけでは弱い「研究といった分野」や、さらに「自分が行った看護に対してエビデンスを示すこと」を強化していきたいと考えました。

そのことを当時の訪問看護ステーションの所長に話すと、「いままでのあなたの認定看護師としての働きは十分みてきました。今回はこちらで経済的なサポートはします。是非、訪問看護専門看護師の資格を取ってくださいね」と背中を後押ししていただけました。

休職扱いにしていただいたのですが、専門看護師になるための大学院の費用は訪問看護ステーションが全額負担してくれたうえ、固定給の6割支給までしてくださいました。

このとき、子どもはまだ園児、それも年少であったので、私は母親であり、妻であり、看護師であり、認定看護師であり、さらに大学院生でした。いくつもの顔をもち大変だとは分かっていました。

しかし、「いま専門看護師を取得しないで、いつ取得するチャンスが来るのか?」と自問自答を何度も繰り返したのですが、やはり「いましかない」と思いたちました。「子どもには寂しい思いをさせてはいけない」と考え、他県でしたが両親に育児の協力を依頼しました。

最初の年は講義ばかりでしたので、朝早くから研究室にこもり、大学院での講義が終わった後は、平日は22時過ぎまで大学院の図書館で勉強をしました。そして日曜日だけは子どもとの時間を十分取り、保育園で開かれる運動会やお遊戯会にも参加するようにしました。

さまざまな壁が立ちはだかり、とても大変な2年間でしたが、訪問看護認定看護師の教育課程では学べなかった看護理論をじっくり勉強することができて大変充実した時間を過ごすことができました。

・ 管理人

このように大変な訪問看護専門看護師を取得されてから、Dさんの看護の変化とはいったいどのようなものでしたか?

Dさん

私が一番変わったと思うことは、次のような点です。

私が認定看護師だったときは、私のケアを見学していたスタッフに「Dさんのケアはやはり違いますね」といわれると、「勉強をしてきたかいがあった」とうれしい気持ちになっていました。

しかし、専門看護師になってから同じことをスタッフにいわれたとき、「私だけが実践できるケアをみせてしまったのだ」ととてもショックを受けてしまいました。私でなくても、訪問看護師なら誰でも実践できるというケアを見せたり説明をおこなったりしなければいけないのです。誰でも実践することができないケアであれば、教えてもまったく意味がないと思ったのです。

「看護は長い歴史の中で諸先輩方の知識や技術・経験を積み重ねたものである。その科学的根拠に基づいて実践するのであれば、看護師免許を取得した人ならだれでもよいケアはできる」と示していくのが専門看護師の役割であり、やりがいであると思っています。

そのため専門看護師になってからは、「私が特別な技術や経験からこのケアを行っているのではなく、看護の科学的根拠を用いて一般化されたものをもとにケアしているだけです。練習を積めば、看護師なら誰しもできるようになります」と説明するようになりました。

看護能力は看護師個人の資質で伸ばしていくものなのではなく、みんなが同じように実践できるものであるというふうに、教育の場を変えていくことが大切です。そうしていくことで、看護師のケア技術が向上していくだけでなく、患者さんにとっても、どの地域にいたとしても同じようないい看護を受けることができるのです。

・ 管理人

確かにその通りですね。

Dさんが私たちの地域にいてくれることで、私を含め、Dさんと関わった看護師のケア力はレベルアップしていると実感しています。Dさんのケアの説明は看護エビデンスに基づいたもので納得しながら行うことができます。そのため患者さんの個別性まで含めた視野で看護を修得できます。

これは、さまざまな実践の場で活かしていけるだけでなく、患者さんとっても負担が少なく満足いく良いケアを提供できているといえます。

最後に認定看護師や専門看護師を目指す看護師にアドバイスをお願いします。

Dさん

子育てをする前に、認定看護師でも専門看護師でも「これだ」という資格があれば、すぐにでも目指して奮起してほしいと思います。この場合、覚悟さえあれば子育て中でもサポートしてくれる人をまわりに作ったら大丈夫です。

専門看護師の資格を取得するため、大学院で学んだ2年間は本当に貴重な体験でした。「いままでやってきた看護研究でさえも、とてもしんどかったのに、大学院でさらに高度な研究を行うなんて大変そう。私にできるのだろうか」と不安を抱いている人もいるでしょう。

しかし私が専門看護師の研究論文を書いて分かったことは「良い研究結果を残すには、日ごろから良い実践をしていれば難しくない」ということです。

日ごろから質の高いケアを心掛けている看護師ですと、何が患者さんにとって良いケアにつながるのかをいつも考えています。それを大学院での講義で科学的根拠から明確にし、あとは研究したことを言葉にしてまとめればいいのです。

もし質の高い看護を実践してこなかった場合は、いくら講義を聞いて研究を重ねても、何が患者さんにとって大切かがみえてこないため、研究のヤマ場がぶれたものになってしまい、結論があいまいなものになってしまいます。

認定看護師でも専門看護師でもどちらを目指すにせよ、日ごろからの看護の実践を大切にすることで立派な認定看護師・専門看護師になれることと思います。

・ 管理人

なるほど、日ごろからの看護の一つひとつを大切にしていくことで新しい道は開けてくるのだと分かりました。今日は長い時間、貴重なお話をありがとうございました。

Dさん

こちらこそ、ありがとうございました。お金では買えない看護の価値を皆様に伝えることができたら嬉しいです。

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認定看護師でも専門看護師でも、その存在が軽視されている病院などに勤務していると、その資格が生かされないことが多々あります。

Dさんのように認定看護師や専門看護師を取得したとしても、「私はこんな大変な資格を取得した。周りがなにか自分への対応を変えてくれるのではないか」と期待しているだけでは、仕事はありませんし、資格は生かされないでしょう。

自分から進んで様々な問題点に気付き、解決のためにチャレンジしていくことで、認定看護師や専門看護師の新しい道が開かれていくのです。そこではじめて認定看護師や専門看護師としての役割ややりがいが広がっていきます。

いまDさんは訪問看護ステーションの所長以外にも講演会や院外にも出かけ看護師の研修を行っています。さらに地域包括支援センターや地元クリニック、病院の医療機関から患者さんの退院に関する相談を受け付ける総合窓口も行なっているそうです。

もしあなたがいま勤めている病院が認定看護師や専門看護師を生かしきれていないのではないかと思ったり、認定看護師・専門看護師の資格取得支援制度がなかったりする場合は、転職を視野に入れて考えておくことが大切です。

どちらもお金がかかることですので、できれば資格支援制度があり、認定看護師や専門看護師を充分に生かすことのできる病院やクリニックに勤めたいものです。

看護師転職での失敗を避け、理想の求人を探すには

求人を探すとき、看護師の多くが転職サイト(転職エージェント)を活用します。自分一人では頑張っても1~2社へのアプローチであり、さらに労働条件や年収の交渉までしなければいけません。

一方で専門のコンサルタントに頼めば、100社ほどの求人から最適の条件を選択できます。このとき、病院やクリニック、その他企業との年収・労働条件の交渉まですべて行ってくれます。

ただ、転職サイトによって「対応エリア(応募地域)」「取り扱う仕事内容」「非常勤(パート)まで対応しているか」など、それぞれ違いがあります。

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