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看護師が転職面接で採用されるには、「自分はどんな人間か」を分かってもらい、一緒に仕事がしたいと思われることが大切です。このとき、採用側に良い印象を与えるには、3つのポイントがあります。

一般的に面接といえば、「自分の長所や短所、仕事に対する考え方や目標」などを採用側に伝えることをいいます。もちろん、あなたがどんな人間で、どういった考えを持って仕事をするのかについて、相手に共感してもらえるように話をすることはとても大切です。

しかし、採用側に好印象を与えたいのであれば、実は話の内容以外にも大切なポイントが存在します。それは「見た目」と「声の大きさや調子」がです。

この「見た目」「声の大きさや調子」「話の内容」の3つのポイントを押さえておくことで、より効果的に相手に好印象を与えることができるのです。

効果的な印象を与える3つのポイント

「見た目」「声の大きさや調子」「話の内容」について、この3つを数値化した「メラビアンの法則」といわれる法則があります。これはアメリカの心理学者アルバート・メラビアンが提唱した法則です。

メラビアンの法則によると、人は初対面で会った相手の印象を「見た目」「声の大きさや調子」「話の内容」という3つのポイントから判断するとされています。さらにこの3つのポイントには、ある一定の割合があります。その割合とは以下のようになります。

・見た目、表情、しぐさ、視線の印象(視覚情報):55パーセント

・声の大きさ、口調、話す速さからの印象(聴覚情報):38パーセント

・話の内容(言語情報):7パーセント

この法則によると、視覚、聴覚、言語の3つの情報が揃うことで、相手により良い印象を与えられるとされています。

たとえば、看護師が患者さんに「お大事にしてくだいね」という声かけを、他の仕事をしながら目も合わせず無表情(視覚情報)、しかも早口(聴覚情報)でおこなったらどうでしょうか。

いくら「お大事にしてください」と言われたとしても、患者さんは不快な気持ちが残り、今後この看護師に頼ることはないでしょう。

反対に、患者さんの背中を優しくさすり(視覚情報)、穏やかな口調(聴覚情報)で「お大事にしてくださいね」といわれたらどうでしょうか。患者さんは安心感を得ることができ、この看護師に自分の看護を任せてもいいと思うことができます。

両者を比較すると、同じ言葉でも相手の受けとる印象が全く異なります。それは面接でも同様のことがいえます。

履歴書にいくら立派な自己PRを書いたとしても、また面接で考え抜いた的確な回答をもって臨んだとしても、質問に対して無表情のまま小さい声で伝えてしまっては、面接で落ちる可能性が高くなってしまうのです。

面接では、視覚情報と言語情報で相手に安心感を与えつつ、話の内容で相手を引き込み、好印象を与えると採用される可能性が高くなります。

そこで今回は面接で成功しやすい「好印象を与えるコツ」を、「見た目」「声のトーン」「話の内容」という3つのポイントから、お話ししていきたいと思います。

面接で成功しやすい見た目やしぐさとは

メラビアンの法則によると、人が相手を判断する基準として、見た目の印象が55パーセントを占めています。まずは、採用側に好印象を与えられる服装にすることが大切です。

看護師の転職面接でも、いわゆるリクルートスーツが定番です。ただし、病院によっては「ラフな服装でおいでください」や「スーツでなくて大丈夫です」といった声もあります。そのような場合は、面接にふさわしい服装と判断されるものなら大丈夫だとされています。

スーツ以外では、白シャツを着るべき

しかし注意しておきたいのは、あなたの選んだ服装が面接にふさわしいものかどうかを判断するのは、あなたではなく、あくまで採用側という点です。

そこを勘違いして、自分では「このぐらいならいいだろう」と思った服装で、落とし穴にはまってしまう応募者が少なくありません。場合によっては、自分なりの服装に対する好みやこだわりがマイナス評価を招いてしまう可能性があります。

たとえば、採用側が「スーツでなくても大丈夫」と言っているとします。そのため、あなたは「白のシャツじゃなくて、日ごろ着ているような柄もののシャツを着ていってもいいのかな」と思うかもしれません。

しかし面接を受ける場合は、白のシャツを着ていくことをお勧めします。実際のところ、あなたが「これならセーフかな」と少しでもためらって疑問に思うということは、あなた自身「この服装はもしかするとアウトかもしれない」と思っている裏返しでもあります。

「面接で好印象の自己PRを行いたい」と考えるなら、白のシャツを準備しておく方が無難です。

ビジネスマナーを意識しておく

そして、せっかく服装を正したのですから、ビジネスマナーもわきまえることが重要です。特に転職者は社会人経験があるため、新卒よりもビジネスマナーや常識があると思われています。

面接では緊張すると思いますが、意識して背筋をまっすぐに伸ばし、姿勢を正し、自信のある振る舞いをとることが大切です。

しかし気合が入りすぎるのは禁物です。面接時にオーバーアクションをとってしまうと、採用側にあまり良い印象を与えられません。オーバーアクションはわざとらしい態度とみなされ、相手に不快感を与えることが多いからです。

その他にも無意識に「腕時計をちらちら見る」、「手をもむ」、「服の端やボタンを触る」、「自分のひざをなで回す」などの動作を繰り返していると、相手の注意を引いてしまいます。いくらあなたが熱心に回答していたとしても、採用側はあなたの無意識で行う動作が気にかかり、あなたの話が耳に入ってきません。

さらに、相手と視線を合わせることも大切なビジネスマナーのひとつです。

相手の目をじっと見続ける必要はありませんが、話のポイントでは視線を合わせて熱意を伝えましょう。もし、視線を合わせるのが苦手な人は相手の鼻のあたりに視線をずらしておくと、あまり緊張せずにすみます。

せっかくの面接の機会です。落ち着きのある社会人としてふるまい、採用側へ視覚的にも安心感を与えるようにしましょう。

面接で成功しやすい声の大きさや調子とは

声の大きさや調子もまた、相手に好印象を与えられるかどうか左右します。「小さな声でぼそぼそいう」、「語尾を濁す」、「早口で話す」、「高すぎる声で話す」などすると、話の内容に耳を傾けてもらうことは難しいです。

もし「声の速度をどのくらいにしていいのか分かりづらい」と思われる方は、NHKニュースのアナウンサーが原稿を読むスピードを参考にするとよいでしょう。あのくらいのスピードが日本人にとって一番、聞き取りやすい速度です。

面接では口角をあげ、真剣な内容を伝えるときは力強く、ブレイクタイムのときは笑顔をつくり穏やかな口調で話すとよいでしょう。

面接など緊張する場面に遭遇すると、人は早口で小声になりがちです。意識してゆっくり、大きな声で話すことが大切です。

面接で成功しやすい話の内容とは

視覚情報と聴覚情報で採用側の心を掴み好印象を与えることができたら、ようやく話の内容にも耳を傾けてもらえます。

しかし、ここで注意しておいてもらいたいことは、メラビアンの法則にある「話の内容は7%しか影響を与えない」という言葉を勘違いしてしまうことです。話の内容はたった7%であるため、そこまで重要ではないと考えてしまうのです。

いくら見た目を清潔にし、落ち着いたトーンの声で話したとしても、話の内容が稚拙なものや本末転倒なことを話していては、やはり不採用となる可能性が高くなるのです。面接で聞かれる質問をよく研究して、質問の回答を考えることが大切です。

3つのポイントを実践して印象アップ

面接においては、言語情報のほかにも、見た目やしぐさ、声の調子など「非言語情報」も重要な伝える力となります。

そのため面接では、視覚情報、聴覚情報、言語情報の3つのポイントがそろってはじめて、相手に好印象を与えることができるのです。

これらのことは、なんとなく大切だとわかっていることかもしれません。しかし、実際に意識して「メラビアンの法則」を実践するのと意識しないのでは、面接において大きな違いが生じます

視覚や聴覚で採用側に好印象を与えることではじめて、あなたの話の内容に磨きがかかって伝わるのです。面接での話の内容を十分に磨いた上で、見た目や話し方にも意識を向けましょう。そうすれば、あなたは面接で一層輝きを増し、好印象を与えられるようになります。


看護師転職での失敗を避け、理想の求人を探すには

求人を探すとき、看護師の多くが転職サイト(転職エージェント)を活用します。自分一人では頑張っても1~2社へのアプローチであり、さらに労働条件や年収の交渉までしなければいけません。

一方で専門のコンサルタントに頼めば、100社ほどの求人から最適の条件を選択できます。このとき、病院やクリニック、その他企業との年収・労働条件の交渉まですべて行ってくれます。

ただ、転職サイトによって「対応エリア(応募地域)」「取り扱う仕事内容」「非常勤(パート)まで対応しているか」など、それぞれ違いがあります。

これらを理解したうえで専門のコンサルタントを活用するようにしましょう。以下のページでは転職サイトの特徴を解説しているため、それぞれの転職サイトの違いを学ぶことで、転職での失敗を防ぐことができます。

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