夜勤専従看護師とは、夜勤を主として働く看護師のことです。

「夜勤専従看護師は日給が高い」、「夜勤専従を一日したら体力的にきつい」などさまざまなイメージがありますが、夜勤専従看護師が行う具体的な仕事内容を知らない人も多いのではないでしょうか。

この記事では、夜勤専従看護師の仕事内容やメリット、デメリット、また実際に夜勤専従を行っている看護師の口コミや体験談を確認していきたいと思います。

夜勤専従看護師の仕事内容

最初に夜勤専従看護師の仕事内容について述べていきます。

夜勤専従看護師が配属される部署には大きく分けて、急性期病棟(救命救急、ICU、NICU、HCU:高度治療室、CCU: 冠疾患集中治療室など)と慢性期病棟(介護施設など)の2種類があります。急性期か慢性期かによって仕事内容には違いがあります。

急性期病棟の夜勤看護師:タイムスケジュール

まず救命救急、ICUなどの急性期病棟の看護師で、2交代制の場合の夜勤タイムスケジュールを以下に記します。

夜勤専従看護師の場合、準夜勤と深夜勤を行う職場があります。ここでは、一般的には1回の勤務で準夜勤と深夜勤の両方を行う2交代制の夜勤スケジュールについて述べたいと思います。

17:00 日勤から夜勤への申し送り、部屋を巡回、患者さんへの挨拶、夕方の内服の準備

18:00 配膳、食事介助、口腔ケア、夕方の与薬、食後の体位変換、吸引、看護記録

19:00 バイタルチェック、状態観察、情報収集、おむつ交換、体位変換

21:00 就寝前の与薬、消灯

22:00 本日分の処方箋の確認、熱型表の更新

0:00 部屋巡回、おむつ交換、体位変換、吸引、看護記録

休憩が取れるようであれば、軽食や仮眠をとる(2時間程度)

2:00 定時看護記録、吸引、患者巡回、バイタルチェック、補液交換

4:00 部屋巡回、おむつ交換、吸引、体位変換

5:00 経管栄養・注入準備・実施、採血、バイタルチェック、看護記録の記入、朝方の内服の準備

7:00 配膳、食事介助、口腔ケア、朝の分の与薬、食後の体位変換、吸引、看護記録

8:45 夜勤から日勤への申し送り

9:00 最終確認 業務終了

夜勤専従といっても、日勤夜勤を両方行う看護師と同じタイムスケジュールで動きます。上記に挙げた通り、夜勤専従看護師の主な業務内容は、定時に巡回、処置、与薬、食事介助、点滴の交換、トイレ介助、おむつ交換、バイタルチェック、体位変換、吸引などがあります。

これらのことを行っている傍らで、緊急入院の受け入れ対応や、BIPAP(換気モード)やレスピ(レスピレーター:人工呼吸器)、モニターのアラーム対応などを行う必要が多々あります。

慢性期病棟(介護施設等)の夜勤看護師:タイムスケジュール

次に慢性期病棟の夜勤看護師のタイムスケジュールを下記に確認していきましょう。

17:00 日勤から夜勤への申し送り

18:00 配膳、食事介助、口腔ケア、トイレ誘導、夕方の与薬、体位変換

19:00 利用者の臥床介助、寝衣への更衣介助、水分補給の促し

20:00 バイタルチェック、おむつ交換、体位変換、就寝前の与薬

21:00 消灯、巡回、看護記録

22:00~2:00 交代で2時間の休憩に入る

2:00 巡回、看護記録

5:00 おむつ交換、体位変換

6:00 起床、離床介助、整容(身だしなみを整えること)介助

7:00 配膳、食事介助、口腔ケア、トイレ誘導、朝方の与薬

8:00 バイタルチェック、おむつ交換、体位変換、日勤帯への申し送り

9:00 勤務終了

このように急性期病棟と比較すると慢性期病棟は、急患が出る可能性が少なく、緊急入院の受け入れといった仕事もないため、時間に余裕ができやすいといえます。また看護記録も利用者さんや患者さんに変化が無ければ、多くを記入する必要はありません。

もちろん施設や利用者さんの介護度によっては、夜勤の仕事状況はある程度変わってきます。

しかしどのような夜勤業務を行えばよいのか全体の流れを掴んでおけば、「自分がどのように夜勤で立ち回るのか」を具体的に把握できるため、上記を参考にしてもらえたらと思います。

夜勤の緊急時の対応とは

夜勤をする上でどうしても心配なのが「緊急時の対応方法」です。夜勤時は看護師を含め、スタッフの人数が少ないため、どのように立ち回ることが大切なのでしょうか。

夜勤をするにあたり、看護師が1人だけの職場と、看護師や介護職員など他のスタッフと合わせて2人以上で行なう職場があります。もちろん急性期病棟では看護師が2名以上いますが、介護施設などですと看護師が1人だけで夜勤を任されているというところもあります。

1人で夜勤を行う場合でも、2人以上で夜勤を行う場合でも、「緊急事態が発生したら、どのように対応すればいいのか」について事前に確認しておくことが大切です。

2人対応で、もし患者さんや利用者さんに急変が起こった場合、一人の看護師が急変の患者さんに対応している間に、もう一人の看護師が医師に連絡をとったり、施設であれば救急車の手配をしたりします。何か物品が必要であれば、その物品を取りに行くことも大切になります。

これが1人で夜勤を行う場合は、患者さん対応に加え「どのように自分が動き、誰に報告を行い、どこに連絡をすればいいのか」について夜勤の始まる前に確認しておくことが大切になります。

また食事介助やおむつ交換をしている最中に急変が起こったとしても、これらの業務を行いつつ、急変に対応する能力も大切になってきます。時間通りに食事が行わなければ、患者さんのスケジュールが狂ってしまうからです。

夜勤はスタッフの人数が少ないため、他の患者さんのスケジュールがずれてしまうのは、ある程度は仕方ないとしても、急変の患者さんの救護活動だけでなく病棟全体のスケジュールも念頭に置くことが重要です。

また看護師は急変の患者さんに対して冷静に対応しなければなりません。夜間に看護師がバタバタと走り回ったり、慌てた様子で叫んでいたりすれば、他の患者さんや利用者さんの余計な不安をあおる原因になってしまいます。スタッフが焦っている雰囲気が伝わるからです。

緊急時には冷静に、しかも的確に対応できるよう万全の体制をとっておき、他の患者さんに迷惑をかけないよう現場を統率することが大切です。

このように夜勤をする際には、あらかじめ緊急時の対応について事前に把握しておくことで、現場をコントロールしながら緊急対応を行っていくことが重要です。

夜勤前に行っておきたいこと

夜勤前にあなたが行っておくことは、自分の看護で不安が残る部分についての事前勉強と、申し送りだけでなく、自分から進んでの日勤帯の情報収集です。

日勤帯の人からの申し送りでも、抜けているところがあるかもしれません。「これは気になる」と思う情報があれば、遠慮なく提供してもらうようにしましょう。

日勤帯の人が帰ったあとで、「やはり、あの件はどうだったのだろう」と困ってしまうのはあなたです。夜勤専従看護師であることをしっかり自覚して、仕事を行うようにすることが大切です。

夜勤専従看護師のメリット・デメリット

夜勤専従看護師のメリットとデメリットについて述べていきます。

夜勤専従看護師のメリット

夜勤専従看護師のメリットは以下のようなものです。

高い日給が得られる

・日勤と夜勤の両方を行うよりも、夜勤だけのほうが生活のリズムを作りやすい

・日中の時間が空いているため、子どもの行事などに参加できる日中の時間が作れる

・日勤の仕事内容と比較すると、業務のある程度の流れは決まっている

夜勤専従看護師を行う場合、多くは2交代制となります。そのため、1日の法定労働時間の8時間を越えることになります。

法定労働時間を超過した勤務を行った場合は、通常賃金に25%の割増手当が加算されます。その上さらに、深夜労働(22:00~05:00)割増手当25%も加えられます。このように夜勤をすると通常の賃金に加えて、最高50%の割増手当が加算されることになります。

例えば、日勤での看護師の平均時給額が1,500円だとすると、夜勤の看護師の時給額は深夜労働時で1,500×1.5=2,250円という計算になります。

夜勤専従の派遣看護師の場合、1回夜勤を行うと、30,000~40,000円の日給を受け取ることができます。もし、3日に1回、夜勤専従の派遣看護師として勤務すると、月10回の夜勤となり、月収で300,000~400,000円の収入を得られることになります。3日に1日だけの勤務で、この額の収入を得ることができるのです。

また夜勤専従という名の通り、勤務時間は夜勤のみです。この働き方ですと昼夜が逆転してしまいますが、一般的な交代制の勤務のように「準夜勤が終わった翌朝に日勤を行う」といった身体が十分休まらない労働環境とはなりません。そのため夜勤専従のほうが交代勤務よりも生活リズムが整いやすく、家族との時間も多く取れる働き方ともなります。

夜勤専従看護師のデメリット

次に夜勤専従看護師のデメリットについて述べます。

・昼夜逆転の生活のため、健康面に不安が残る

・夜勤を行った翌日は体調が思わしくないことが多い

夜勤で関わる看護師としか接する機会がない

性格が合わないスタッフがいると夜勤の人手が少ないため大変

・夜勤は看護師や他のスタッフの人数が少ないため、責任重大

本来、人間は夜寝る生き物です。そのため「夜間に起きて働く」ということは、人間にとって自然なサイクルとはなっていないため、体への負担を感じてしまうこともあります。

私の友人で、中学時代からバレー部のキャプテンをずっとやっており、「体力には自信がある」といっている看護師がいました。しかし、40代を過ぎると、「若いころは夜勤明けでも翌日寝ないで海に泳ぎに行くことができていたけれど、今は夜勤明けの後に仮眠をとっても身体が本調子に戻らない」と愚痴をこぼしていました。

年を重ねると夜勤後、体調を元に戻すには時間がかかるようになってくる人が多いです。体調管理をしっかり行わなければ、若い人も夜勤を本調子では、こなせなくなる可能性もあります。睡眠をとれるときに充分に取り、身体を休ませることが大切です。

また夜勤帯の勤務は看護師が1人か2人程度のことが多いです。

1人で夜勤を行う場合、「緊急事態に自分ひとりで対処できるだろうか」などと不安になることがあります。これは何度夜勤を経験しても、拭い去れない不安です。しかし不安だからこそ、「自分はどのように対処すべきか」を学び、自分自身を成長させていくことができるのです。

「夜勤に不安がある」と感じたのであれば、「私は夜勤勤務のどこに不安を感じるのだろう」と自己分析しましょう。あなたの弱点を夜勤の前にしっかり把握し、勉強しておけば、夜勤勤務の不安が徐々に払拭されてきます。

ただ「夜勤だから不安」などと考えるのではなく、不安だからこそ、「なぜ不安と感じるのか」を自己分析し、あなたの看護力向上につなげていけるよう努力することが大切です。

また2人で夜勤を行う場合は、人間関係の問題が出てきます。「自分と合わない人と夜勤をしなければならないシフト」が組まれているのであれば、長い夜勤をさらに長く感じてしまいます。

人間関係の悪い2人で夜勤を行なう場合、スタッフの中には、「こちらが挨拶をしても無視する」「夜中にもかかわらず、小さな失敗に大きな声で怒る」といった対応をとる人もいます。また「仕事のペースが遅くて、フォローしていたら休憩が全く取れなかった」などのケースも生まれます。

このような場合は、自分が嫌な思いをしたのであれば、あなたは誰かにそのようなことをしないよう気を付けることが大切です。あなたが嫌い、合わないと思うような人は、やはり多くの人にも嫌われていることが多いです。嫌われている人のことはあまり気に留めず、夜勤という時間が限られた中でのことなので、仕事と割り切って夜勤を行うことが大切です。

夜勤専従看護師の口コミや体験談

夜勤専従看護師の仕事内容やメリット・デメリットを知ったうえで、では実際に夜勤専従を行った看護師の口コミや体験談についてお話していきます。

東京都 28歳 男性看護師

私の場合は、病棟での人間関係の疲れから派遣で夜勤専従看護師になることを決めました。夜勤専従看護師を行い始めた当初は「自分に夜勤専従はできるのか」といった不安がありました。

しかし夜勤専従看護師をやってみて分かったことは、病棟で悩まされていた看護師同士の嫌な人間関係が無く、割り切った関係で仕事ができるため、大変働きやすい環境だったということです。

夜勤の仕事のスケジュールは次から次へとあり、休憩も交互に取るため、あまり他のスタッフと無駄話をする時間がありません。

常勤で働いていたときはどんな無理難題でも断り切れず、自分がすべて仕事を引き受けていました。しかし、派遣になってからは「私はこの仕事で大変ですので、いまは手伝えません」と伝えることができるようになりました

いままで病棟で自分が言いたいことを我慢してきたので、ストレスも疲れも大変でした。しかし、夜勤専従の派遣看護師では人間関係のトラブルに巻き込まれる心配が少なく、自分らしく仕事ができていると思います。

収入面でも夜勤専従のほうが増えたので、いまの働き方に満足しています。もしこのまま慣れてきたら、常勤での夜勤専従を行おうか検討中です。

北海道 35歳 女性看護師

私の場合は、収入の良さに魅かれて夜勤専従看護師をすることにしました。夜勤専従という働き方は、もともと夜に強い夜型人間の私にはぴったりだと思いました。

実際に夜勤専従看護師を行って分かったことは、日勤と夜勤の混合のシフトで働くよりも、夜勤だけのほうがプライベート時間も多く、体力的にも楽だということです。日勤をしたあとに、深夜にまた出てきて働くといったシフトは体が休まらないうちにすぐに仕事に出なければならないので実際大変でした。

その点、夜勤専従の場合は夜勤前後に充分休息をとっておけば、それほど体力的にしんどいということはありません

昼間は自分の自由な時間だと思うと、人生が得した気分になれます。昼間は平日料金のヨガ教室や料理教室に通うなど、給与面だけでなくプライベートを充実させることができるようになったので、この働き方に満足しています。

正社員で日勤・夜勤の両方を行う看護師から、「私たちのほうが、勤務時間が長くて日勤も夜勤もしているのに、給料が少ないのはおかしくない?」といわれています。そのくらい、夜勤専従のほうが給与面でも時間拘束面でも得をしていると思います。

埼玉県 40歳 女性看護師

私の場合は3年程度、夜勤専従看護師を行っていました。最初の1年は満足した働き方をしていました。少々無理をしてでも、夜勤をして働いていました。しかし、夜勤の後に頭痛を繰り返すことが多くなりました。

この頭痛に関してさまざまな検査を行ったのですが、原因が特につかめず「不定愁訴」という診断になりました。不定愁訴ですと、原因が分からないため、これといった治療方法もありません。

私は幸いにも私は派遣看護師であったので、ちょうど契約期間も終わり、1ケ月間の休養を取ることにしました。休養を取り始めてから1週間で頭痛が無くなりました。私の場合、頭痛の原因は夜勤であることが分かりました。

頭痛があるまま夜勤を続けていたら患者さんに迷惑をかけることになるため、夜勤専従看護師を辞めることにしました。患者さんをケアする立場にある看護師が不調ですと、ミスをしては患者さんにも迷惑が掛かってしまいます。患者さんに生活指導することもできません。

夜勤専従では、「本当に体調管理が大切なのだ」ということが分かりました。

千葉県 36歳 男性看護師

私は妻と子どもがいます。もともと日勤・夜勤の勤務をこなしていたときに、残業も多く、あまりにも家族とのすれ違いの生活が続いていたため、昼間の時間を家族と過ごしたいと考え、夜勤専従看護師をすることにしました。

夜勤のある日は、子どもが保育園に行っている昼間に仮眠をとることができるので、十分に休息をとれます。下の子は夜泣きが多く、夜に起こされることがしょっちゅうあります。そのため、昼間に寝られるこのサイクルが自分には大変合っています

月に10回の夜勤勤務をしたとしても、1ケ月で10日の休みがあります。これは常勤のときにはなかった休みの多さです。勤務がない日は、子どもと一緒に過ごせる時間も増えたので、外で思う存分、子どもの遊びに付き合います。すると子どもも私も疲れ、夜にぐっすり眠ることができるようになりました。

日勤・夜勤の両方を行っていたときは、勉強会などで残業もあり、仕事で体が疲れてなかなか子どもとの時間を作ることが難しかったのですが、今ではオンとオフの区別をつけることができるようになりました。

とりあえずはこのような勤務体系が自分には合っているので、続けていこうと思っています。

夜勤専従看護師を行うなら、まずは派遣で

「夜勤専従看護師をやってみようかな」と興味をもたれた方は、いきなり常勤になるのではなく、まずは派遣からスタートすることをお勧めします。

派遣看護師なら期間が限られている

派遣看護師で夜勤専従を行うのであれば、期間が定まっているので、「自分には夜勤は体力的に辛いな」と思ったら、契約期間満期後、辞めることができます。最初は単発やスポットなど短日で終わるような勤務から行ない、夜勤専従があなたに合っているのか「お試し」をしてみるとよいでしょう。

派遣看護師なら、時給も高く、契約期間も定まっています。そのためパートやアルバイト、常勤とは異なり、夜勤専従という働き方が合わなかった場合、断ることが簡単です。

続けたい場合も手間が省ける

反対に、夜勤専従をもう少し続けてみたいと思った場合、派遣看護師に登録をしておけば、人材派遣会社に次の夜勤専従の仕事を紹介してもらえます。自分で夜勤専従の仕事を探す時間や手間を省くことができます。

パートやアルバイトですと、事業所が変わる度に履歴書を書く必要がありますが、派遣の場合は、一度だけ人材派遣会社のウェブ上で登録フォームに記入するだけでOKです。何度も履歴書を提出する必要はありません。

また夜勤専従ではなく「たまには違った看護師の仕事をしてみたい」と思ったときも、ツアーナースやイベントナースといった他の仕事を紹介してもらえます。このように他の仕事も経験してみることで、仕事の幅が広がるきっかけにも、自分の適性を見つける機会にもなります。

仕事内容について事前に知ることができる

ひと言で夜勤専従といっても、急性期病院、慢性期病院、療養型病院、介護施設など幅広く存在します。

どのような仕事内容であるのか、その場に派遣されて初めて知るのではなく、「先人の看護師がどのように夜勤を行っていたのか」について、人材派遣会社から具体的に教えてもらうことが可能です。

事前に把握しておくことができれば、「どのような勉強をしておけばいいのか」「どのような心構えで夜勤を行えばいいのか」など準備することができます。「事前の準備をするのと、しない」のでは大きな違いがあります。

「あなたが夜勤に入ってもらえて良かった」と派遣先から思ってもらえれば、あなたの評価は上がります。これは人材派遣会社にも伝わり、次の仕事も紹介してもらいやすくなります。

派遣看護師なら看護力を補強することができる

人材派遣会社のなかには、夜勤専従に不安のある看護師のために、看護スキルの向上を図る研修会やパソコンで勉強できるイーラーニングを実施してくれる会社があります(こちらのついては後述します)。

「いまさら同僚には聞きづらい」といったあなたに足りない看護力を補強する機会が与えられているのが派遣看護師なのです。派遣看護師はあなたの仕事の幅を深め、広げていく可能性を秘めています。

おススメの人材派遣会社

最後に私がおススメする人材派遣会社を紹介します。

パソナメディカル

看護師の人材派遣会社でおススメしているのが、こちらのパソナメディカルになります。夜勤専従看護師は「合う、合わない」があるため、まずはこちらの人材派遣会社に登録するとよいでしょう。

パソナメディカルをおススメするには理由があります。

パソナメディカルは、看護師だけでなく医師など医療人材紹介のパイオニア的な存在として、30年以上の実績とノウハウのある老舗の会社です。パソナメディカルだからこそ、強引な紹介などはなく、看護師側に立った対応を取ってもらえるといっても過言ではありません。

パソナメディカルの具体的な対応力については下記の通りです。

・登録を行った看護師一人ひとりに対して、担当コンサルタント(エージェント)が詳しく条件を聞いてくれ、その人に合った派遣先を紹介するよう心がけてくれます。

・看護経験が少なかったり、不安を抱えたりしている看護師に対しては、セミナー制度「パソナメディカルアカデミー」の利用が可能です。こちらは、E-ラーニング(無料動画研修)で、パソコンやタブレット、スマートフォンなどを利用し、どこでも手軽に受講することが可能です。

看護の基礎知識から応用まで、さらには医薬など、幅広い医療知識を動画で再確認することができます。

他の人材派遣会社が開催しているセミナーには、有料で提供されていることもあるのですが、パソナメディカルであれば無料で受講できるのが魅力です。

・パソナメディカルは全国展開を行っている老舗の人材派遣会社です。そのため希望する地域に求人が無かったとしても、昔からの付き合いのある施設などから紹介してもらえる可能性があります。「トラベルナース」といった半年間、他県での派遣看護師を行うなどレアな求人もあります。

・「夜勤専従」だけでなく、「日勤と夜勤の両方をうまく取り入れたい」などあなたの希望にあった派遣求人を、病院、施設、企業など幅広い分野から選ぶことができます

・女性が抱きやすい仕事以外の悩みでも、電話でカウンセリングを受けることが可能であるため、仕事を行いやすい環境を作ってくれています

・ある一定の条件をクリアすれば、パソナメディカルの社会保険や雇用保険に加入することができます

休日に宿泊施設や映画館、動物園などレジャーで利用できる会員特典サービスなど、福利厚生が充実しています。

このようにパソナメディカルを選ぶ多くの魅力があります。これらの点から考えてみても、派遣で夜勤専従をしたいのであれば、パソナメディカルに登録しておくと良いでしょう。夜勤専従の派遣看護師を行うとなると、さまざまな不安がつきものですが、その不安を一掃してくれるのがパソナメディカルといえます。

「とりあえず夜勤専従看護師として、お試しで働いてみたい」「話だけでも夜勤専従看護師について聞いてみたい」と思われた方は、パソナメディカルに登録することをおススメします。

MCナースネット

次におススメの人材派遣会社がMCナースネットです。こちらの会社はメディカル・コンシェルジュ社が運営している人材派遣会社で、慈恵医大卒の医師が代表取締役です。

こちらは登録者満足度が95%を越える人材派遣会社です。

MCナースネットは、全国に13ケ所の拠点(東京、新宿、札幌、仙台、埼玉、柏、千葉、町田、横浜、名古屋、京都、大阪、なんば、神戸、岡山、広島、高松、福岡)を構えています。

そのため「地方だと派遣看護師の求人自体が少ない」といった悩みを払拭してくれるのがMCナースネットです。

MCナースネットの特長のひとつとして、専任アドバイザー(担当コンサルタント)による丁寧なヒアリングが挙げられます。派遣看護師を行うときに困ったことや不安なことがあれば、専任アドバイザーがあなたの相談に乗ってくれます。

人材派遣会社の中には、拠点を主要都市にしか置いていないにも関わらず、電話対応だけで求人紹介を行う会社もあります。このような簡単な紹介を行うだけでは、あなたは具体的な求人内容を把握することが難しく、紹介先で「このようなはずでは無かった」といった何らかのトラブルが発生する原因になってしまいます。

しかも万が一トラブルが発生した場合、人材派遣会社のスタッフは現場に来てくれるわけではなく、電話対応だけになるため、十分な対応は難しいでしょう。その人材派遣会社との雇用契約を終えるまで、自分に合わない職場で泣く泣く働かざるをえなくなるのは「あなた」です。

その点、MCナースネットは全国規模で拠点を抱えているため、地方の求人案件にも細かく対応することが可能です。職場で困ったことや不安なことが出てきたら、専任アドバイザーが親身になってくれるのがMCナースネットに登録するメリットです。

また、単発やスポット、短期の好条件の求人案件を多数もっているのもMCナースネットの良い点です。MCナースネットだと、あなたの空いた日を専任アドバイザーに伝えておけば、レアな単発求人を紹介してもらえる可能性が高いといえます。

単発やスポットはもともと求人件数が少ないため競争倍率が高いです。しかしMCナースネットに登録しておけば、レア求人を紹介してもらえる可能性があるのです。

このようなことからも、派遣としての働き方の幅を広げることができるMCナースネットにもパソナメディカルと同様に登録しておくと、より選択肢の幅を広げることができます。


看護師転職での失敗を避け、理想の求人を探すには

求人を探すとき、看護師の多くが転職サイト(転職エージェント)を活用します。自分一人では頑張っても1~2社へのアプローチであり、さらに労働条件や年収の交渉までしなければいけません。

一方で専門のコンサルタントに頼めば、100社ほどの求人から最適の条件を選択できます。このとき、病院やクリニック、その他企業との年収・労働条件の交渉まですべて行ってくれます。

ただ、転職サイトによって「対応エリア(応募地域)」「取り扱う仕事内容」「非常勤(パート)まで対応しているか」など、それぞれ違いがあります。

これらを理解したうえで専門のコンサルタントを活用するようにしましょう。以下のページでは転職サイトの特徴を解説しているため、それぞれの転職サイトの違いを学ぶことで、転職での失敗を防ぐことができます。

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新たな看護師の働き方

・美容クリニック・美容皮膚科への転職

夜勤なしで高年収を実現できる求人として、美容クリニック・美容皮膚科があります。死と隣り合わせの職場ではなく、患者さんを美しくする手伝いを行うのが美容クリニックです。

美容クリニックへ転職する

・派遣看護師で高時給・好待遇を狙う

一つの職場で働き続けるという形態ではなく、3ヵ月や半年など一定期間だけ勤務する派遣看護師という方法も存在します。高時給を実現でき、人間関係のもつれがなく、「派遣が終わった後は長期の旅行に行く」など自由な働き方を実現できます。

派遣看護師で働く

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「今月は苦しいため、もう少し稼ぎたい」「好きなときだけ働きたい」など、こうしたときは高時給を実現できる単発・スポットバイトが適しています。健診やツアーナースなど、看護師ではさまざまな単発案件が存在します。

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