「看護師免許はもっているけれど、看護師経験がないため転職するのに不安がある」と考える人は多く存在します。

「実務経験なし」「臨床経験なし」にもかかわらず看護師として転職するとなると、「仕事についていけるのか」「人間関係はうまくやっているのか」など誰しも心配になるものです。

当サイトの管理人である私自身、30代後半で看護師免許を取得し、1年半の間に3度の転職を経験しています。3度の転職の間には、看護師独特な業界ならではの「思ったような仕事ではない」「人間関係のトラブルにあう」など様々な問題に遭遇しました。

「30代後半で未経験でも、今後の人生は看護師として頑張っていきたい」と意気込んでいただけに、転職先で遭遇した多くの問題に、心身ともにかなりのストレスを抱えることになりました。

転職するたび、「もう一度だけ転職して頑張ろう」という気持ちをもち続けるのに苦労したのを覚えています。

ただ、これらの経験を繰り返していくうちに、「成功する転職のコツ」を学ぶことができてきました。

結論から述べると、看護師として臨床経験が未経験でも転職に成功できるコツとは、事前に必要な情報をしっかり調べて、自分に合う職場かどうかを把握しておくことです。当たり前のことといえば当たり前なのですが、実はこのことができていない人が多く存在するのです。

そこで今回は「看護師未経験でも安心して転職できるよう、事前に仕事内容を知ることのできるさまざまな方法」について解説してきたいと思います。

なぜ転職前に情報を集める必要があるのか

まず、なぜ転職前に情報を集める必要があるのか、簡単にお話しておきます。

転職情報を集めるとなると、「求人情報」「希望する医療機関のサイト」「看護師間での噂話」「患者さんの評判」「ハローワークの職員のアドバイス」などを参考にして、次の転職先を決める人がほとんどです。

しかし、これらの情報だけで新しい転職先を検討するのは、大変危険なことだともいえます。

実際、私が2番目に転職した眼科クリニックは患者さんの評判は大変良く、近所でも「仕事熱心で頼れる優しい院長」でした。

ハローワークの職員も「患者さんが多いし、いい職場だと思うよ」と勧めてくれました。クリニックのウェブサイトでも眼科看護師としてキャリアアップの方法が詳細に記載されていました。求人情報に記載されている基本給もほかのクリニックよりと比べて良いほうでした。

ハローワークでこの求人をみて職員に促され、すぐに転職を決めました。

しかし、そこは地獄でした。結果からいうと、わずか6ケ月で退職しました。

自分が実際に看護師としてその職場に勤めてみると、超過勤務やサービス残業は当たり前でした。院長がスタッフに挨拶しないのは当然のことといった雰囲気で、スタッフが起こした些細なミスでも一日中機嫌が悪くなり、怒鳴るのが習慣化されている職場でした。

さらに求人情報に記載されている基本給も私の場合は「看護師経験が少ないから」と入職後、1万円減額された金額に設定されていました。

それだけでなく、その医師のもとで働いている看護師や事務員も院長の度重なる精神的重圧からか、人間関係はトラブルだらけで、新人は3ヶ月続いたら良いほうでした。

このように看護師として初めての転職となると、新卒のときの就職活動とは異なり、正しい情報を入手しておかなければ、多くの落とし穴が待ち受けていることになります。

とくに臨床経験なしで看護師未経験の場合、職場を見る目が養われていません。自分がどのような職場を選べば、満足いく転職先に出会うことができるのか分からないことが多いです。

そのため転職を成功に導くためには、地道な情報収集を行うことが必要となるのです。

看護師未経験の人が必要な情報収集を行う方法

そこで次に臨床経験のない看護師が、転職の際に必要となる情報収集を行う方法についてお話していきます。

見学会に行く

もし希望する医療機関で見学会などが開催されていれば、そちらに参加してみましょう。これには「医療機関に自分で直接電話をかけて見学会の有無を確認する方法」と「転職サイトのコンサルタント(エージェント)に依頼する方法」の2種類があります。

見学会というと、一般的には新卒の看護師のために行われているイメージがあります。そのため、中途採用での見学会参加となると、少し恥ずかしいと思うかもしれません。

しかし、あなたは看護師経験がないのです。今まで違う仕事をしていて看護師として働いたことがないのであれば、なおさら見学会に参加し、自分が今後どのような仕事を行うのか具体的にイメージする必要があります。

・見学会参加のメリット

実際に見学会に参加すると「どのような看護を行っているのか」「仕事内容はどのようなものか」「仕事は自分に向いているのか」といったことを肌で感じ取ることができます。

このように実際に見学することで、「このような仕事内容であれば、自分でもできそう、やってみたい」と仕事への自信とやる気につながります。

見学会への参加は、他にもメリットがあります。

それは「見学会に看護師未経験の人が参加している」となると、見学会に参加していない他の応募者よりも採用担当者にあなたのことを覚えてもらうことができます。

あなたは「実務経験なしでもその医療機関で本気で働きたい」と思っているからこそ、見学会に参加しているのです。そのため採用担当者にあなたのことを「入職後は本気で仕事をしてくれるだろう」と考えてもらいやすくなります。

第一印象から他の応募者と違えば、看護師未経験でも採用への道はそれだけ近くなります。

また見学会に参加すれば、希望する医療機関の雰囲気や職場環境、仕事内容、そこで働くスタッフの看護観、キャリアアップの方法などを把握できるため、履歴書や面接での志望動機を具体的に落とし込むことができます。

履歴書や面接では志望理由を具体的に伝えれば伝えるほど、あなたのやる気を買ってもらうことができるのです。

このように見学会には多くのメリットがあるため、参加しない理由はありません。

・私(管理人)の見学会参加、体験記

当サイトの管理人である私自身、当時は看護師経験が少ないため、転職で失敗しないよう見学会に参加するよう心がけていました。しかし以前の転職先では見学会を行っていませんでした。そこで転職サイトのコンサルタントにお願いをし、希望する医療機関の見学を行わせてもらうことになりました。

「ここで働く看護師は常に忙しい」とは事前に聞いていたものの、「何がどう忙しいのか」がただ聞いただけでは分かりませんでした。

しかし実際、職場を見学させてもらうと、そこで働く看護師は全員、患者さんの話をじっくり聞き、検査前後の説明をしっかり行い、辛そうな患者さんには寄り添うなどの仕事で忙しいことが判明しました。

以前の眼科クリニックも忙しかったのですが、「検査やオペの事前処置で忙しい」といった業務の忙しさであって、患者さんの不安に寄り添う看護の忙しさではありませんでした。

例えば眼科クリニックでは、オペ前に不安を抱える患者さんにオペへの理解ができるよう説明していたら、「早く仕事に戻って」「そのようなことは手短に話せばいいから」といわれるような環境だったのです。

そのため、何のためにオペを受けるかわからない高齢の患者さんもいました。コンタクトレンズをなかなか自分でつけられなかった高校生を「教える時間がないから」と再来院させて数時間待たせることもありました。

5分説明すれば、患者さんはオペに納得したり、レンズ装着できたりすることであったのに、そこの眼科クリニックは患者さん優先ではなく、業務優先だったのです。

このように同じ「忙しい」でも、自分自身が仕事に充実感をもって働ける職場であれば、長く働くうえで問題にはならないことがあるのです。

職場の雰囲気や仕事内容など実際に自分の目で確かめないと、求人票から読み取れる情報や患者さんからの話、看護師の噂話だけでは情報は不足しています。

実際に足を運んでみると、ブラック病院だといわれている医療機関でも内部改革を図る途中であり、改善点がみられる職場があります。また、看護師の噂では「働きやすい病院」といわれているけれど、実はそうでもないと感じる職場も存在します。

また同じ医療機関でも科によって雰囲気や仕事内容、人間関係は全く異なってきます。

そのため実際に自分の目で希望する職場を確かめてみるのが一番良い方法です。あなたがこれから定年まで働く職場かもしれません。実際の雰囲気などを確認することなしに、転職先を決めてしまうのはあまりにも危険すぎます。

見学会の注意点

しかし見学会に行くにあたり注意点もあります。それは見学会のときだけ、採用側は職場の良い面を見せようと繕ったり、メリットばかりを語ったりすることがある点です。

見たまますべてを鵜呑みにしてはいけません。応募時の参考にするくらいにとどめておくことが大切です。

転職はお見合いと同じと考えるとよいでしょう。お見合いのときに、写真やプロフィールだけをみて判断し、結婚という重大な人生の選択肢を決定できないのと同様に、転職も求人票や病院のサイトだけをみて判断することはできません。

実際にお見合い相手に会ったとしても、その人のすべての性格ではないのと同じで、見学会でみたことも希望する医療機関すべてではありません。どのような医療機関でも働くうえで長所や短所が存在します。

見学会に行けば、長所だけでなく短所に目がつくこともあるでしょう。そのようなとき、見学時に気になった短所を受け入れられるかどうかをあなた自身で確認することが大切です。

・見学会に行く際の注意点

見学会は、大きな規模の医療機関であれば年間を通して開催されていることが多く、半日から一日程度の開催となります。これはあなたが医療機関を見学する場であるというだけでなく、採用側にとってもあなたを見学する場になります。

見学会に参加するときは、中途採用の応募者として以下のような点に気を付け行動するようにしましょう。

・スーツを着て正装していく

・メイクはナチュラルにする

・髪の色は黒色、茶髪や白髪が気になるようであれば染めておく。長い髪はまとめる

・ネイルは厳禁

・筆記用具を持参し、必要だと思ったことはメモしておく

・音がならないヒールを履く

・鞄の中は最小限のものにし、大きな荷物にならないようにする

・携帯電話・スマートフォンの電源を切っておく

・私語はしない

・患者さんに話しかけない

・笑顔を忘れない

・タイミングを見ながら、積極的に質問をする

見学会といっても、「選考のひとつとして、あなたの行動はすべて見られている」と考え、失礼のない態度で接することが大切です。

「そのようなことをいわれると、見学会でも緊張する」と思う方がいるかもしれません。しかし逆に、見学会でのあなたの印象が良ければ、採用されやすくなるともいえるのです。見学会は大いに利用できると考え、できるかぎり見学会には参加するように心がけましょう。

看護師転職サイトに登録しておく

なお、良い転職を実現するコツとして「転職サイトへの登録」があります。看護師転職サイトは、プロの転職コンサルタントが希望する医療機関との間に入り、あなたに必要な情報を教えてくれます。

私自身、転職サイトを利用し、転職に成功した経験があります。

転職を考える際、担当コンサルタントに「家から近い中規模の医療機関に転職希望である」ことを告げたところ、転職コンサルタントから「そこは教育体制が十分ではなく、あなたの目指すようなキャリアアップは難しい可能性が高いです」とアドバイスを受けたことがありました。

しかし、その病院のサイトには「充実した教育体制」との掲載があり、詳しい内容も書かれていたため、最初は驚き、転職コンサルタントの言葉に疑いをもちました。「自分(転職サイトのコンサルタント)の勧める医療機関に私を転職させたいから」だと思っていました。

しかし後日、そこの医療機関で働く看護師と偶然知り合いになり、内情を聞ける機会を得ることができました。

そこで私は「看護経験は少ないけれど、認定看護師などの免許を取得しキャリアアップしていきたい。それは、あなたの働くその職場では実現可能か」と尋ねてみました。

すると、その看護師は以下のように言ってきました。

残念だけれど、私の働く病院には実際にキャリアアップを目指して勉強に励んでいる人はいないかも。専門看護師・認定看護師免許の取得できるとはいっても、実際に取得した人はいないし。取得しても、給与に反映されるとかのメリットがないのよ。

そういえば、認定看護師をもっている人が一度就職したことはあったけれど、すぐにほかの医療機関に転職したかな。

このように、担当コンサルタントの言うとおりだったので、びっくりしました。

確かにウェブサイトには、その医療機関のいい面ばかりを記載しているため、その記載内容の裏側まで把握できなければ、満足いく転職にはつながりません。あとで後悔する羽目になりかねないのです。

ほかにも「こちらの病院はどうですか」と第二希望の医療機関を挙げると、担当コンサルタントは「院長の人柄はいいけれど、院長婦人が接遇に細かく、毎週土曜の仕事終わりに接遇研修会を開いている」といったような、求人情報には決して掲載されることのない情報を教えてくれることもありました。

転職コンサルタントは、かつて自社から転職を成功させた看護師や仕事でつながりのある医師などから、確かな情報を引き出してくれます。そのため、あなたに知りたい情報があれば、すぐに看護師や医師と連絡をとり、リアルな内部情報を入手してくれるメリットがあります。

転職コンサルタントは、有給取得率・離職率とその原因・人間関係・雰囲気・評判・昇給率といった、病院のサイトや求人情報などだけではわからない「入職するために是非知っておきたい情報」を教えてくれます。

こういったことから、転職サイトに登録しておくだけでも貴重な情報入手の役に立つのです。

看護師未経験であれば転職時に検討しておきたいこと

次に「看護師実務未経験者であれば、転職時に視野に入れておきたいこと」についてお話します。

未経験歓迎の求人に応募する

「未経験歓迎」と掲載されている看護師求人をみたことがあるでしょうか。実務経験なしの看護師未経験の人であれば、できるだけ、この未経験歓迎の求人を探して応募することが大切です。

なぜなら看護師での未経験歓迎の求人とそうでない求人とでは、入職後の受け入れ態勢が全く異なることが多いので注意が必要だからです。

未経験者歓迎という裏の意味を読み解くと、以下のようなことが考えられます。

・以前の医療機関で身に付けた独特のクセをもっていない人材が欲しい

若手や第二新卒者の採用を行いたい

・経験者よりも、人柄・看護観を重視したい

・中途採用者の看護師としてのポテンシャルを重視したい

新人研修が充実している

・独特な科であるため、そもそも経験者があまりいない

このように、未経験者歓迎という求人では、仕事に対する熱い思いをもった応募者やしっかりとした看護観をもった人物を欲しがっていることが多いです。

例えば、以下のような求人など「未経験(臨床経験なし)でも受け入れてくれる」ことがわかります。

また臨床経験なしで未経験でも可としている場合は「すぐには無理でも数年後、中核を担える看護師へと成長できる力をもっているか」といった長期的な視点で採用を行っていることが多いです。

さらに、未経験者歓迎であれば、「未経験の看護師を自分のところで一から育てていきたい」とする意向を採用側がもっているため、入職後の研修や看護レベルに応じた研修制度が整っているところがほとんどです。

未経験にもかかわらず、いきなり仕事を任されて医療事故を起こしてしまっては大変です。医療事故とはいかないまでも、インシデント(事故には至らない程度のミス)が続いてしまうと、看護師としてのやる気や自信の喪失にもつながります。

そうならない前に、一から指導や教育を行ってもらい、仕事を丁寧に覚えていけるような職場環境の整ったところで働き始めることが大切です。

希望する領域の勉強をする

看護に対して未経験であれば誰しも自信をもてません。そのような場合は、希望する領域の勉強をしておくと仕事の最初の取り掛かりが楽になります。「その分野ではどのような看護観をもって臨めばいいのか」を事前に把握しておくと良いです。

そうすれば入職してから「この領域の看護に多くの関心をもっている」と周囲に好印象を与えることができ、仕事を教えてもらいやすくなります。

そのために前もって勉強しておくのです。ただ、いきなり「入職したい未知の領域の予習をしろ」といっても、知らない用語が出てくるなど、分からないことだらけで取りかかりが難しいでしょう。

そこで、いきなり難しい専門書などを購入するのではなく、看護学生でも読んでいるような「エキスパートナース」「ナース専科」「月刊ナーシング」「WOC Nursing」などのような看護師専門雑誌を読んでみることをおススメします。

このような看護師専門雑誌であれば、専門書と比較すると安価ですし、かわいいイラストや図がついており、話題になっているテーマや最新情報まで手軽にしかも分かりやすく解説しています。

また、すぐに臨床で役立つ知識も豊富に掲載されており、入職後だけでなく、履歴書作成や面接でも役立てることができます。

さらに希望する領域の科でキャリアアップの指針となるような先輩看護師の情報なども掲載されていることがあります。

このような目標となる先輩看護師の話を知っていれば、自分の目指したいゴールがおのずと定められてきます。これは今後の仕事をするときの意欲になります。

これらの貴重な情報を事前に手に入れておいて損はありません。

面接などでも「この科で経験を積んで、どのようになっていきたいか」を明確に述べることができれば、説得力が増し採用に近づけることができます。

あなたの希望する科で、興味をもてる話題についての雑誌のバックナンバーを取り寄せて、実際にどのようなキャリアを積んでいけばいいのか、どのようなアセスメントを取ればいいのかなどの参考にしてみるとよいでしょう。

規模の大きな病院に応募する

クリニックや中規模の医療機関の場合、看護師の人数がぎりぎりしか足りておらず、また周囲に教える余裕もなく十分な教育体制が整っていないことがあります。

また新卒と異なり、未経験でも中途採用であれば即戦力として考えられていることが多く、「あまり教えなくても仕事についてくることができる。大丈夫だろう」と思われていることがあります。

このようなことから実際に働き始めても、クリニックや中規模の医療機関の場合、実務経験なしの未経験の場合、働きにくさを感じてしまうことが多くあります。

その点、比較的規模の大きい医療機関ですと、新人だけでなく中途採用者も含めて教育体制が整えてられていることが多いです。中途採用者にも指導者をつけてもらえたり、未経験者のための勉強会が開かれたりと、仕事に取り組みやすい環境が整えられています。

ただし、クリニックや中規模の病院でも、しっかりした教育体制で中途採用を受け入れるところもあります。反対に、規模の大きな病院でも教育体制があまりしっかりしていないところもあります。

そのため、転職前にしっかり情報を入手し、どのように教育体制が整っているのか把握しておくことが大切だといえるのです。

プリセプター制度のある医療機関に応募する

プリセプター制度とは、未経験の中途看護師を含む新人看護師(プリセプティー)一人につき、プリセプター(2~4年目の先輩看護師)一人がついて、マンツーマンで教育・指導を行う制度のことです。

プリセプター制度のある職場であれば、プリセプティーの不安やわからないことを解消するのは、プリセプターの責任になります。プリセプティーが一人前に育っていくことは、プリセプターの仕事の評価にもつながります。

そのため一般的に、プリセプター側はプリセプティーに親身に指導を行ってくれます。

あなたが希望する病院にプリセプター制度があるかどうかは、その病院のホームページや転職サイトを利用して確認してみるとよいでしょう。

例えば、以下のように求人欄の待遇面などに「プリセプター制度」と掲載されていることがあります。

こうした病院に応募すれば、プリセプターをつけてもらうことができるため、看護師が未経験でも不安なく仕事を行えることができます。一人で看護を行うことに不安を抱いている場合は、このような求人を探してみるとよいでしょう。

看護師未経験であれば知ることから始めよう

このように看護師として働き始めることを考えるとき「臨床経験なし」「実務経験なし」なのであれば、紹介した上記の方法を試して、希望する職場を知ることから始めてみることが大切です。

どのような人でも何も知っていなければ、新しい職場に勤めるのは不安だらけです。看護師未経験であれば、なおさら不安になるでしょう。しかし、その職場や仕事内容・人間関係などのリアルな情報を知ることができれば、それらの不安は解消できます。

まずは内部情報を知ることから始めましょう。

知れば、あなたは「転職に対して思っていたよりも過剰に心配していたのだ」と気づくことができます。知れば、「いくら他人が良い職場だといっていても、自分には合わない職場である」と思うこともできます。

少しでも自分に有益になる多くの内部情報を集めて、転職に上手に活かしていきましょう。次の転職先で満足して長く働けるよう、必要な情報を集めるという事前の準備を怠らないようにしておくことが、何よりも大切です。


看護師転職での失敗を避け、理想の求人を探すには

求人を探すとき、看護師の多くが転職サイト(転職エージェント)を活用します。自分一人では頑張っても1~2社へのアプローチであり、さらに労働条件や年収の交渉までしなければいけません。

一方で専門のコンサルタントに頼めば、100社ほどの求人から最適の条件を選択できます。このとき、病院やクリニック、その他企業との年収・労働条件の交渉まですべて行ってくれます。

ただ、転職サイトによって「対応エリア(応募地域)」「取り扱う仕事内容」「非常勤(パート)まで対応しているか」など、それぞれ違いがあります。

これらを理解したうえで専門のコンサルタントを活用するようにしましょう。以下のページでは転職サイトの特徴を解説しているため、それぞれの転職サイトの違いを学ぶことで、転職での失敗を防ぐことができます。

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