転職を考えている看護師の多くが求人を探すのにまず思いつくのは、ハローワークではないでしょうか。ハローワークとは国が設置する行政機関で、正式名称は公共職業安定所といいます。

全国各地に存在しており、仕事を探している人がいたら、「とりあえずハローワークに行ってみたら」と答えるくらい日本人にとっては身近な存在ともいえます。

もちろん転職で成功するかどうかは、その人の今までの経験なども関係ありますが、ハローワークに頼りすぎるとあとで後悔する結果になりかねません。

このサイトの管理人である私は過去にハローワーク経由で転職を行ったのですが、失敗してしまった一人です。もちろんハローワークで紹介してもらって、いま順調に仕事を続けられている人も多くいるでしょう。

しかし、ハローワークにはデメリットの側面があることを知ったうえで利用しなければ、私のように後悔する転職になってしまいかねません。そこで今回は看護師がハローワークを利用して転職を行う際のメリット・デメリットについて述べていきます。

ハローワークとは

ハローワークとはどのような機関なのでしょうか。まずは、ハローワークの設立目的についてお話ししていきます。

ハローワークには2つの事業目的がある

ハローワークには主に2つの事業目的があります。

・転職についての相談や職業紹介

ハローワークの主な事業として、無料で職業の紹介を行います。看護師向けの求人として、一般病院やクリニック、CRC(治験コーディネーター)、訪問入浴など多岐にわたる職種が存在します。常勤だけでなく、パートや期間契約の求人もあります。

また、ハローワークは職を探している人が無料で利用できるだけでなく、人材を募集している医療機関側も求人を無料で掲載することができます。

ハローワークで求人を検索して、「これなら自分の条件に合う」とするものがある場合、ハローワークの担当者がその場で電話をかけ求人先に連絡をとります。担当者が雇用側に「そちらの求人に希望者がいる旨」を伝え、あなたの年齢、性別、氏名等を申し送ります。

そして「まだ求人を募集しているか」の確認を取ります。求人募集が終わっていない場合、応募書類や面接日の確認を行い、あとは雇用側が指定する書類(履歴書や職務経歴書など)を求職者自身が送付します。

その後、雇用先から面接の日程などを取り決める電話がかかってきて、面接などを行ないます。内定が出れば、その病院やクリニックなどに入職することになります。

・失業保険の給付事業

ハローワークにはもう一つの顔があります。それは失業者に失業保険の給付を行う事業です。

「働く意思があり、仕事を探している」「被保険期間(雇用保険に加入していた期間)が12ケ月以上ある」などといった一定の条件を満たせば、失業給付金の受給権を得ることが可能です。

給付額は、いままで勤めていた職場での「退職前6カ月間の給料」の約50~80%の額を受け取ることができます。

看護師が転職する場合、退職せずに在籍したまま転職活動を行ったとしても失業保険を受け取ることはできません。退職後、次の職場を探している場合に限り、失業保険給付金の受け取る権利を得ることができます。

看護師専用の転職サイトとの違いとは

ハローワークと看護師専用の転職サイト(転職エージェント)との違いは、「公共で行なわれている職業仲介所」であるのか、「営利を目的とした企業」であるのかという点です。

ハローワークは公共の職業仲介所であるため、日本で職を探している人であるなら誰でも利用することができます。それに対して、転職サイトはビジネスとして転職斡旋業を行っています。

地方で職を探す看護師の場合、看護師転職サイトの取り扱い対応地域外のことがあり、ハローワークを利用する人が多いです。しかし、転職サイトの対応地域に該当する場合、多くの看護師が転職サイトを利用して転職活動を行います。

ハローワークで「職探しをしている」旨を伝え、失業保険の手続きをしつつ、より条件の良い求人案件を保有している看護師転職サイトの活用を行い、効率よく転職活動を進めている人が多いのです。

転職サイトはビジネスとして転職斡旋業を行っているとはいえ、看護師が利用する場合、履歴書対策や面接同行、面接日時の取り決めといった転職に関わる全般を無料で行ってくれます。

転職サイトは雇用先に条件の合う看護師を紹介することによって、雇用先の病院やクリニックから成果報酬を受け取ります。こうすることでビジネスが成立しているのです。

ハローワークのメリットとは

まずはハローワークのメリットについてお話ししていきます。

地元の求人が多く、手軽に利用できる

ハローワークのメリットは何といっても手軽に利用できることです。最初にハローワークを訪れた際に登録書を作れば、自分が好きな時間に「求人検索」などを利用することができ、転職サポートも行ってくれます。

ハローワークが抱えている求人の多くは地元の病院やクリニックが多いです。

もし引っ越し等の理由で、他県で職を探すとなると、引っ越し後に近くのハローワークを訪れたほうが良いでしょう。勤務する病院やクリニックが地元であれば、通勤に時間を取られることがないため助かります。

ハローワークに行くと、担当の職員があなたの転職活動状況や経歴などを簡単にヒアリングしてくれ、あなたの条件に合う就職先を考えてくれます。

私が過去にハローワークに訪れた日は、地方ということもあり看護師の求人が20件程度しかありませんでした。担当職員がパソコンで看護師求人にざっと目を通し、私が示した「夜勤なし」の条件だけから3件の求人をプリントアウトしました。

そしてその中で職員が「家から一番近く、月給の良い眼科クリニックがおススメ」ということで私も「ここが良い」となり、すぐに電話をかけてアポイントメントを取ってくれました。

ハローワークを訪れたその日に、担当職員がすぐに転職先を見つけ電話をしてくれる手軽さに驚きました。転職活動とは、地味で過酷で孤独で辛いものだと思っていたのですが、そのような恐怖感を一気に吹き飛ばしてくれる体験でした。

私はハローワークを利用したのは、このときが初めてで「地方で、しかもこんなに簡単に職探しが行えるなんて便利だな」と思いました。しかし後述しますが、簡単に手軽に転職活動を行えるというハローワークのメリットはデメリットでもありました。

転職サイトがもっていない求人がある

ハローワークを利用するうえでのメリットとしては、「転職サイトがもっていない求人の掲載がある」ことが挙げられます。雇用側も無料でハローワークの利用ができるため、求人にお金をかけられない病院やクリニックでも気軽に求人募集を行うことができます。

一方で、転職サイトは営利目的での活動になるため、求人に費用を出すことのできない病院やクリニックなどは利用することができません。

このように、気軽に求人を出すことのできるハローワークのほうが転職サイトよりも、はるかに多くの求人数を取り扱っていることがあるのです。

ハローワークのデメリットとは

では反対にハローワークのデメリットとは、どのようなことなのでしょうか。詳しく述べていきたいと思います。

手軽さ=求人票の情報だけが頼り

ハローワークは手軽に利用できると前述しました。しかし、「手軽さ」とは裏を返せば「求人票の情報のみが頼り」で、すぐに職探しを終了できる超危険な転職活動ともいえます。

結論からいいますと、前項でハローワークの職員が紹介してくれた眼科クリニックは「超ブラッククリニック」でした。

そのとき転職活動自体はスムーズに終ったのですが、そのわずか6ケ月後、私はその眼科クリニックを身も心もボロボロになって退職することになりました。

その眼科クリニックは早い人だと入職して1~2日、遅くても2ケ月で辞める地獄のような職場でした。給与や人間関係、仕事内容すべてが最低最悪の職場でした。「看護師自体、辞めてしまおう」と思い悩む辛い日々を送ることになりました。

転職サイトの場合ですと、転職のプロのコンサルタント(エージェント)が転職に関してのヒアリングを入念に行ってくれます。ハローワークのように、その日、その場で「夜勤無し」といった提示条件だけでさっと次の転職先を決めるようなことはありません。

実はこの「求人先を決める」という作業は転職活動の中でも一番重要な事柄なのです。ここを間違ったまま転職活動をスタートさせてしまえば、すべて無駄になってしまうからです。

その点、転職サイトは「あなたが新しい転職先で実現したいこと」「何を転職において最優先事項として考えているのか」「前の病院を辞めた理由」などじっくり話を聞いてくれ、その中から本当にあなたにマッチングした求人を紹介してくれます。

このとき、転職サイトのコンサルタントによっては、事前に紹介予定の病院やクリニックに出向いて院長に調査をしたり、以前求人紹介した看護師に電話をかけて、内部事情を探ってくれたりします。

こうしたことからハローワークでは扱うことのできない「人間関係」「キャリアアップ方法」「教育制度」「雇用条件」「残業時間」「サービス残業の有無」といった雇用先では直接聞きづらい情報まで応募の前に入手することもできます。

このように今まで何百人、何千人とマッチングを成功させてきたプロの目線から求人条件を絞っていくため、あなたと雇用先のミスマッチを最大限少なくさせることが可能なのが転職サイトなのです。

無料で利用=「経営困難かケチな病院」である可能性が高い

ハローワークは雇用する側もされる側も無料で利用することができます。

と言うことは裏を返せば、「大切なスタッフにさえ、お金をかけることができない経営困難な病院か、またはスタッフにお金をかけたくないケチな病院である可能性が非常に高い」といえることになります。

私がハローワークに紹介された眼科クリニックはドクター一人で外来に加えオペもこなしていたため、億単位で稼いでいたにも関わらず、職員の給与に関してはかなり財布の紐を締めるタイプの人でした。

私の場合、ハローワークで求人票に記載されていた基本給与を「看護師経験が少ないから」という理由で後から1万円減額したり、クリニックの物品をスタッフが過って壊した場合、100円単位のものでも許すことなく、給与天引きしたりしていました。またディスポーザブルの手術道具も「もったいないから」という理由で洗って使いまわしていました。

さらに賞与も求人票には「あり」と掲載されていましたが、「最初の1年は賞与は無いから」とドクターに入職後告げられました。そして他の看護師から「賞与なんて、あって無いようなもの。すずめの涙程度」と聞かされ、さらに驚きました。

そのため、この眼科クリニックでは「看護師が入職後すぐに辞めたとしても、またハローワークに無料で求人を出せば良い。基本給与を高めに設定しているから、それにつられて集まるだろう」程度にしか考えておらず、いまでもハローワークに求人が掲載されています。

私はこの眼科クリニックを退職した後、この眼科クリニックを紹介してくれた担当職員に、ハローワークに記載されていた基本給から1万円減額されたことや、「賞与あり」でも「最初の1年は賞与を貰えない」、また「職員間でのいじめがひどい」ということを訴えました。

しかし、「へーそうなんだ。優しいドクターって評判だし、たくさん患者さんが待っているから、いいクリニックだと思ったんだけどね。次の希望者にはここを勧めないようにしないとね」と担当者から言われただけでした。

公共の職業斡旋を行っているにも関わらず、求人票の改善も、その眼科クリニックにウソの求人内容を警告することもありませんでした。

その点、転職サイトは「紹介した看護師が1年以内に辞めてしまった場合、違約金を雇用先の病院やクリニックに支払うことになる」ため、ハローワークのような適当な求人紹介は行いません。

転職サイトのコンサルタントはあなたの転職を成功させる責任を背負っているのです。ハローワークの職員のように無責任な紹介を行うことは少ないのです。

もしあなたが紹介された雇用先をすぐに辞めてしまうことになれば、あなたの経歴にキズが付くだけでなく、コンサルタント自身も雇用先から信頼を無くしたり、責任を問われたりするため、真剣に「あなたにマッチングした求人」を探してくれるのです。

紹介先との間で、給与や労働条件の交渉を行ってくれない

ハローワークは、紹介先の病院やクリニックとの間でなにかトラブルがあった場合、解決してくれることはあまりありません。それどころか、給与や労働条件の交渉を行なってくれることもありません。

ハローワークの職員は、日々職を求めてくる人に、それなりの条件に当てはまる雇用先を斡旋して採用されれば、職務を遂行したことになります。斡旋し、採用数が多ければ多いほど、その職員は「仕事ができる人」という認識になるのです。

一方で、転職サイトのコンサルタントの「仕事ができる人」というのは、採用される人数だけでなく、「雇用する側とされる側両方の条件をマッチングさせて、充実して長く働いてもらえる」よう調整できる人のことを指します。

ハローワークの職員と転職サイトのコンサルタントでは、求められる仕事のレベルが全く異なるのです。

転職希望者が長く充実して働けるためには、給与や労働条件を満足できるものにしなければなりません。そのため、転職サイトのコンサルタントは希望者が少しでも満足して働ける職場環境を提供するために、雇用側の病院やクリニックとの「給与交渉」などを行なってくれます。

給与交渉などにおいては、「また働いていないにもかかわらず、自分がどれだけ雇用先で貢献できるか」をアピールできなければなりません。

このアピールをあなた個人で行うことは難しいでしょう。しかし転職サイトとタッグを組んでいれば、あなたの代わりになって担当コンサルタントがこれらの交渉を行ってくれるので、最初からより満足いく条件で働くことができます。

給与交渉の他にも転職サイトの担当コンサルタントは、入職後3ケ月、6ケ月、1年と「満足して働けているかどうか」などを確認してくれることが多いです。

もし、最初に提示された労働条件と異なり「サービス残業を強いられている」などの場合は、担当コンサルタントのほうから雇用先に訴えてもらえることもあります。

採用が決まったら、転職サイトの仕事は「それで終了」というわけではないのです。このように、ハローワークよりも転職サイトのほうが転職前も転職後も手厚いサポートを受けることができるため、安心して転職活動を行うことができるのです。

ハローワークより転職サイトを上手に活用しよう

このようにハローワークを利用するより、転職サイトを活用して転職活動を行ったほうが失敗は少なく効率が良いのが現状です。

ではさらに転職サイトを上手に活用する方法についてお話しします。

具体的な条件を詳細に転職サイトに伝える

「今の職場が嫌だから、とりあえず転職したい」「給料の良いところなら、どこでもいい」といった転職に明確な目的をもたない場合であれば、看護師だとハローワークでも次の職場は簡単に決まるでしょう。

一方で転職に明確な目的をもっている人であれば、本気で転職することでステップアップを目指そうとしているため、「次の職場に求める条件」が細かくなります。

そのような場合は、転職サイトのコンサルタントの力を借りたほうが満足いく転職を実現しやすくなります。転職コンサルタントは過去に紹介した事案からあなたが望む細かい条件まで絞り出し、より希望に沿った求人を見つけてくれる可能性が高いからです。

あなた個人では、自分で細かい条件まで調べることは難しく、入職後「私の思い違いだった」といった後悔をしてしまう恐れがでてきます。

あなたの細かい条件を聞き出したコンサルタントは、「あなたのスキルや経験から見いだせる能力」や「今後のキャリアアッププラン」などを考え、これらの希望に合った病院やクリニックに問い合わせ、あなたにマッチするか確認します。

その際に、「どのくらいの残業時間があるか」「勉強会はどのくらいの頻度で行なわれているか」なども聞き出し、「それでも勤められるかどうか」を今度はあなたに確認します。

また、スキルアップやキャリアアップ以外にも、子育てをしている看護師であれば「育児に協力的な職場」を望むことがあります。このような場合でもやはり転職サイトを活用することをおススメします。

看護師はまだまだ女性が中心となって活躍している職場ではありますが、人手不足ということもあり、育児支援に協力的な病院やクリニックは少数です。

「24時間託児所がある職場が良い」として、託児所のある職場を選んだ場合でも、実際に入職してみたら残業ばかりで「子どもと過ごす時間がほとんど無くて、託児所に預けっぱなしになっている」と嘆くママさん看護師もいました。

そのような場合は条件として「24時間託児所がある職場」に加え、「時短勤務をしても良いか」「残業は月に10時間以内か」「もし急に子どもの急変で休むことがあってもヘルプ要員のパートの対応があるか」「同じように育児をしているママさんナースがいるか」などといった内容も応募する前に確認しておくことが大切です。

当たり前のような希望条件であっても、深く考えてみたら細かい条件が出てきます。すべてをマッチングさせた職場が見つかることは難しいかもしれませんが、よりあなたの希望する条件に合うようコンサルタントは動いてくれます。これを活用しない手はありません。

自分の細かい条件を伝えたほうがよい理由

「看護社会には上には上がいる。そのため、自分がいままで培ってきたスキルや経験なんて大したことはない」などと自分を卑下して、転職サイトの担当コンサルタントに遠慮してしまう人がいます。要は、「自分が本来の希望する条件」を担当コンサルタントに伝えないのです。

本心としては「もっとプライベートの時間を大切にしたい」「もっと高い年収を狙いたい」のに自分の経験と照らし合わせて、遠慮してしまうのです。

実は私もその一人でした。私は33歳で看護大学に入り直したため、看護師としての経験は少なく、技術もスキルもありませんでした。

そのため、あのブラック眼科クリニックを6ケ月で退職してからは、どのように看護師として今後の人生を歩んでいけばいいのか分かりませんでした。

提示されていた給与を下げられたり、陰湿ないじめのせいで人間関係に悩んだりするくらいなら「もう看護師は辞めよう」と思っていました。

そこで「これでダメなら」と藁をもすがる思いで、4社の看護師転職サイトに登録しました。そのうちの1社のコンサルタントが大変熱意をもって、私に接してくれていることに気づきました。

「新卒で入職した病院は10ケ月、眼科クリニックは6ケ月、現在は派遣、30代後半、看護技術なし、注射も打った経験なし」の私です。「看護師の底辺に身を埋めているような私が、採用にあたって希望条件なんて言ったら、おこがましい」と思っていました。

しかし、そのコンサルタントは私にこう言いました。

「看護経験がなくても問題ありません。むしろ看護経験が無いからこそ、患者さん目線で看護を行えます。あなたは前の病院で働いた変なクセもプライドも慣習も無いから、将来に向かって教えがいのある看護師といえます。あなたのようにやる気のある看護師を欲しがる病院やクリニックはいくらでもあります」

私はこの言葉に救われました。「看護師として失格と思っていた自分」から、「辛い環境の中でも頑張ってきた自分」が救われ、受け入れられた瞬間でした。

そして「遠慮せずに希望する条件をいろいろ言ってほしい」とコンサルタントに言われました。

「看護経験の無い私がこのようなことまで言ってはいけないのではないか」と思うくらい、正直に細かい条件を伝えました。すると後日、その担当コンサルタントから「あなたにピッタリのクリニックが見つかった。是非、採用試験を受けてみないか」といわれました。

そして応募者12名の中から私が採用されることになりました。驚きでした。するとコンサルタントは「あなたが受かると思っていました。院長はあなたのやる気を買ってくれる人間だと私は分かっていましたから」と言いました。

きっと12名の応募者の中でも私の看護スキルや経験が一番無かったでしょう。しかし、それだけではなく、私の潜在能力ややる気を見て選考基準に選んでくれるクリニックをコンサルタントは発見してくれました。私一人では絶対に出会うことのなかった職場です。

いまでは同僚に「あなたが来てくれて良かった」「頼りにしているよ」と言ってもらえ、院長には「経験は後からいくらでも追いつく。要はやる気。あなたにはそれが見られて、非常に優秀」と声をかけてもらえます。

私がいま勤めているクリニックは周囲のクリニックより格段に患者さんが多いため、非常に忙しく走り回って働いています。昼休憩にはクタクタです。

しかし、毎日が充実しており、「ここで働くことができて本当に良かった」と思えるのです。

個人クリニックでありながら、認定看護師の資格を取得するために院長を交えて、勉強会を開いており、希望するキャリアアップ形成も行なえています。私が行いたかった「認定看護師のキャリアアップ」も行なえています。

そして、少しでも多くの看護経験を積んで、年齢相応の、いえ年齢以上のスキルをもつ看護師になろうと考えています。

このようなことから、ちゃんと自分の希望条件は伝えるに越したことはありません。担当のコンサルタントには、最初から自分の希望する条件を具体的に伝えてほしいと思います。

例えば、「残業はしたくない」という条件があるとします。しかしこれでは内容が抽象的になります。「残業といっても週3回1時間程度の残業であれば問題は無い」とするのか、「残業といってもサービス残業はいや。労働賃金が付くなら良い」とするのかでは、違いがあります。

「残業を全くしたくない」のであれば、「正社員ではなくてパート採用」であったり「正社員でも年収が低めに設定」されたりしても、「了承できるのか」といった問題も出てきます。

このようにあなたが詳細な条件を提示することによって、紹介する求人も異なってくるのです。そのため、最初から具体的な希望条件を伝えておくほうが、あとで後悔しない求人を紹介してくれることにつながります。

このように転職にハローワークを利用するより、転職サイトのコンサルタントと二人三脚で転職活動をしていくほうが、効率よく失敗が少なくなります。

転職は何度も行うものではありません。できれば今回を最後の転職にするようプロの力を借りて、自分の満足いく職場に出逢うようにしましょう。


看護師転職での失敗を避け、理想の求人を探すには

求人を探すとき、看護師の多くが転職サイト(転職エージェント)を活用します。自分一人では頑張っても1~2社へのアプローチであり、さらに労働条件や年収の交渉までしなければいけません。

一方で専門のコンサルタントに頼めば、100社ほどの求人から最適の条件を選択できます。このとき、病院やクリニック、その他企業との年収・労働条件の交渉まですべて行ってくれます。

ただ、転職サイトによって「対応エリア(応募地域)」「取り扱う仕事内容」「非常勤(パート)まで対応しているか」など、それぞれ違いがあります。

これらを理解したうえで専門のコンサルタントを活用するようにしましょう。以下のページでは転職サイトの特徴を解説しているため、それぞれの転職サイトの違いを学ぶことで、転職での失敗を防ぐことができます。

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