看護師の仕事は「3K(きつい、きたない、危険)」なハードワークの代表といえます。常に命の危険が隣り合わせとなり、責任感や緊張感が伴います。また他の仕事と異なり、ミスが許されません。

さらに3Kの仕事である上、「女性の多い職場環境であるため陰湿ないじめやパワハラが発生しやすい」「看護研究や勉強会などのサービス残業が多い」など、看護師として働く以上、自分を奮い立たせてこなさなければならないことが山ほど存在します。

このように一生懸命、耐えに耐え「一ケ月間、仕事をやりきった!」としても、給与明細書を見てみると「あれ?あの仕事の苦労に対して、たったこれだけの給与なの??」とがっかりしてしまうことあります。

給与日の度に「自分の労働価値を認められていない」ように感じ、虚しくなってしまう人もいるでしょう。この額があまりに少ない場合、「もっと労働に見合った給与をもらえる職場に転職したほうが良いのではないか」と悩むことも出てきます。

しかし、これは悪いことではありません。誰しも労働力に見合った給与をもらい、満足いく働き方をしたいと考えるものです。

そこで今回は、「あなたの労働に見合った収入アップを望む転職希望の看護師のための具体的な秘策」について述べていきたいと思います。

看護師の高給与転職の落とし穴

看護師の求人には「高給与を提示しているもの」が数多く存在します。「収入アップは楽に実現できるかも」と考えがちですが、看護師の高給与の求人には「裏がある」ことが多いです。

先述しましたが、看護師の仕事は3Kであるため、高給与を提示している看護師求人は高い確率で「ブラックな職場」であることが多いのです。できる限り、次に挙げる項目を一つひとつ確認したうえ、雇用契約を結ぶことが望ましいといえます。

夜勤やサービス残業が多い

求人情報で年収ばかりに気が向いてしまうと、仕事内容や残業時間など細かい点に注意を払えないことがあります。そうなれば働き始めてから「夜勤やサービス残業が多い」などの落とし穴に、はまってしまうことがあります。

高給与が支払われる代償として、人件費を抑えるために一人あたりの労働量を増やしていることがあります。高給与につられて入職する看護師も多いですが、それに比例して退職する看護師も多いのが「ブラック医療機関」です。

高給与と労働量を天秤にかけたところ、両者のバランスが取れないくらい「過酷な労働環境」にあるといえるのです。

給与の高い「裏のある病院」に転職した私の友人はもともと慎重派で、仕事をするとき極力ミスをしないように心がける人物でした。ところがある日、上司から呼び出しを受けて「あなたは仕事の効率が悪い。もっと効率よく仕事をこなしていかないと回らない」と注意を受けてしまいました。

それからは、患者さんとのコミュニケーションはもちろん、看護業務の確認もあまりできないまま、目が回るほどの仕事量をこなし続けました。

そして気づけば、以前働いていた医療機関の倍の量の仕事を任されており、ミスをしても周りも自分も気づくことがないほどの忙しさでした。

また、「ここは他の医療機関より多めに給与を出しているのだから、サービス残業をするのは当たり前」だといわれ、友人はさらに委員会の仕事も任され、ほぼ毎日サービス残業をこなす羽目になりました。有給も取得しにくい環境にありました。

そこで友人はふと我に返って考えてみました。以前勤めていた病院で貰っていた給与を計算してみたところ、むしろ以前の給与のほうが時給換算するとよっぽど高いことが判明したのです。

このように手にする給与が高くでも、仕事量や労働時間が多くなるようでは、仕事のモチベーションが上がりにくく肉体的にも精神的にも辛くなってしまうので注意が必要です。

昇給が少ない

また、最初に高給与を提示している求人では「昇給が少ない」、もしくは「昇給という概念すら無い」可能性があります。

公立系の病院などに勤めている場合を除いて、個人が経営している病院やクリニックなどですと、定期的に昇給していくことはあまりありません。そのため昇給に不満を抱くことが多くあります。

別の友人が以前勤めていたクリニックで経験した話です。

「もうすぐ定年退職になる人」と給与の話になったことがあったそうです。そこで、定年退職間もない看護師が「ここは給与が全く上がらないからねー、嫌になるよ。私の給与は手取りで〇〇円よ…」というのを耳にして、友人はびっくりしました。

というのも、定年退職になる人は勤続40年であるにもかかわらず、そこでの看護経験が2年目の友人よりも手取りが少なったのです。

年を重ねれば重ねるほど給与から引かれるお金(例えば介護保険など)が高くなるため、手取り分が少なくなる一因はあります。

しかし、それにしても「看護師2年目より40年働いた人のほうの手取りが少ない」ということを聞いてしまうと友人は、そこでの仕事をしてもモチベーションが上がらなくなってしまいました。

働けば働くほど「ここで頑張って努力しても報われない」と考え始めました。そして最終的に、友人は「最初の給与設定は低くても、仕事ぶりを認めてくれ、徐々に給与が上がっていく職場のほうがいい」と転職することに決めました。

最初から高給与の求人を探すより、最初の基本給は低めでも後々昇給が期待できるほうが、実は仕事のモチベーションは上がりやすいです。

事前に「希望する職場では定期的に昇給していくのか」を確認しておかなければ、いつまで経っても雇用契約時に結んだ初任給と変わりない可能性もあるのです。

衛生管理・職場環境が悪い

看護師(職員)に多くの給与を払わなければならない代償として、設備にお金がかけられず衛生管理が悪く、感染のリスクなどが高い職場なども存在します。

職員としては給与に反映してもらい、ありがたい反面、患者さんや職員自身の感染のリスクが高まる危険性もあり、あまり良い医療環境とはいえません。

他にも、職場環境が悪いところもあります。私の知り合いが勤める高齢者施設では、7月中旬まで冷房施設を使用しないことになっています。そのため、職員も患者さんも毎年、暑さの中耐え抜かなければならないそうです。

毎年1~2人、利用者さんや職員が熱中症にかかり、そこの施設から近隣の病院へ救急車で搬送されることがあります。冬は冬で、暖房設定温度を低く保つのが習わしとなっており、「やや肌寒く感じてしまうことが多い」ともいっていました。

このような職場では、「え、このようなことまで節約するの?」というようなことが多く、息苦しくなり、長く勤めることが難しくなってきます。求職するときには、実際に見学会などに行ってみて、看護師の清潔管理や職場環境などを確かめてみることが大切です。

求人内容に騙される

求人に「年収350~1000万円」と記載があるとします。それをみて、「今貰っている給与は430万円だけど、1000万円と記載があるのだから、きっと収入アップを狙えるだろう」と考えて、このような求人に応募する人がいます。

そして面接を受けて見事採用され、雇用契約を結んだあとで、「では年収400万円スタートでね。最初から400万円も出すのだから、しっかり働いてね」と言われ、驚いてしまうことがあります。雇用契約を結んだあとですので、こちらが断りづらいのを採用側は知ってのことです。

一般的に「年収350~1000万円」と高額な給与上限が記載されていたとしても、ブラック求人の場合、経験やスキルはまったく考慮されず350万円からスタートすることがほとんどです。

病院側からすると「最初から年収400万円で提示した」ということは、「破格の提示金額」なのかもしれません。

「新卒か、経験豊富な既卒か、前職でどのくらいの年収があったか」ということはある程度考慮されますが、ブラック病院側にとってはあまり重要な事柄ではありません。

多くのブラック看護師求人では給与額を提示する際に「看護師経験は豊富でも、うちの専門の科の経験が無いからね」といわれたり、「〇〇科で経験があっても、うちとは使っている器械が違うから最初から教えないといけないでしょ」とみなされたりします。

そして「経験不足であるマイナスポイント」をいろいろ粗探しされ、結局はこちらの意見に聞く耳をもたずに、基本給を強引に低く設定してしまうことがほとんどです。

1000万円貰っているのは、「勤続40年の事務長を任されている、ときどき顔を出す院長夫人だけ」という可能性もあるのです。

このように求人の給与面だけをみて安易に飛びついてしまってはいけません。できるだけ有効な求人情報を集めなければ「思い描いていたのと違った」と後悔してしまうことが多いので、求人選びには細心の注意が必要なのです。

給与交渉にあまり自信のない方は、転職サイトのコンサルタントに代行してもらうようにしましょう。第三者を介するほうが、給与交渉をスムーズに進められます。

高給を貰える看護師の職場とは

では一般的に年収の高い看護師職場について述べていきます。給与が高く設定されているには、それなりの理由があります。その理由に納得したうえで、これらの職場への転職を検討すると良いでしょう。

人工透析科

人工透析を行っている職場に勤務する場合、看護師は、透析機器の操作や穿刺などの専門的なスキルが求められます。仕事は覚えることが多く、シャントを潰してしまうと患者さんの生命に直結するため、精神的な負担も大きいです。

ただし透析は予約制であるため、急患はなく残業も少なめです。また日勤のみの職場であることが多いため、肉体的な負担が少ないのも特徴です。

患者さんは予約制で週に3回は来院しなければならないため、病院側としては安定した収入を得られます。そのため、看護師の給与も高めの設定が行えます。

また、透析看護は、病棟内のベッドでの透析となるため、看護師は日勤だけにも関わらず「病棟勤務扱い」となります。

透析手当などを基本給とは別に手当を支給する職場も多く、手当額は平均すると10,000~30,000円程度とされています。

循環器科

一般的に循環器科は忙しく、「気の抜けない職場」といって良いでしょう。血管の疾患や心臓循環器疾患などの治療を行った患者さんの看護を行います。心臓は生命維持に重要な臓器です。そのため、生死にかかわる重症度の高い患者さんを受け持つことが多くあります。

循環器科の患者さんの平均年齢も高く、また糖尿病や認知症など他の慢性疾患を抱えている方も多く、幅広い知識が必要となります。

循環器科には、循環器内科と循環器外科の2種類があります。循環器内科では、心臓カテーテル検査や治療などを行ないます。狭心症や動脈硬化、不整脈、心筋梗塞、大動脈瘤などの疾患を治療します。

一方、循環器外科では、循環器内科では対応しきれない患者さんの手術などを行います。例えば、静脈瘤、動脈瘤、開胸手術といった高度な手術の術前術後の看護を担当します。

循環器科看護師の仕事は、他の科の看護と比較すると、検査などが多く、緊急を要する事態が生じる可能性が高いのが特徴です。そのため、循環器科の看護師は臨機応変に迅速に行動できる能力が重要です。看護師としての一般的な知識だけでなく、専門的な知識やスキル、医療機器の知識も求められる職場です。

このように、「緊急を要する患者さんも多く、入退院の入れ替わりが激しい」「幅広い専門知識を身に付けなければならない」、さらには「夜勤や残業も他の科と比較すると多い」のが特徴です。そのため、基本給が高かったり、各種手当をつけたりすることで月収を高く設定している職場が多いです。

夜勤のある病院ですと循環器科の看護師の年収は450万~560万円程度だとされています。規模の大きな医療機関ですと、循環器科も脳外科も耳鼻科なども看護師の給与は一律ですが、個人が経営している循環器科などでは年収が高い傾向にあります。

整形外科

一般的に整形外科といえば、給与が安いイメージがありますが、経営状態が良く、職員を大切にしてくれるところですと、待遇が良く、給与が高いことがあります。

整形外科の給与が安定している背景には、慢性的な痛みを抱えている患者さんが度々来院するという理由が存在します。肩こりや腰痛、膝関節痛などは一度整形外科に通い、リハビリを行うだけでは治癒しません。信頼できる整形外科医を頼って、患者さんは何度も通院したりリハビリをしたりするために通います。

人気のある整形外科では、同じ顔触れの高齢者が毎朝早くから順番を取りにきて、「コミュニケーションの場」として利用していることもあります。

整形外科は、急患も少なく、採血などが少ないため、現場はあまりピリピリした環境にはありません。

ただし、このような経営が安定している整形外科は人気であるため、応募者が殺到する恐れがあります。そのため「非公開求人」であることが高いため、看護師専用の求人サイト経由で応募する必要があります。

美容外科クリニック・美容皮膚科

美容外科・美容皮膚科は基本的に「自由診療」となります。診察にかかった費用をクリニック側が自分たちで決めていいことになっています。そのため、他の医療機関より利益が生まれやすいため、そこで働くスタッフの給与も高い傾向にあります。

月給は最低でも25万円からスタートする美容外科や美容皮膚科が多いです。またノルマを設定している美容外科では、新規の指名や契約が取れるごとにインセンティブや臨時ボーナスを報奨金として出してもらえます。

ある美容外科クリニックでは、「25万円の基本給に加え、そのクリニック全体での儲けである『業績給』、そしてインセンティブが支払われる」ため、病棟看護師時代と比べるとかなりの多めの手取り額になることもあります。

また、日帰り手術を行っているところがほとんどで、夜勤はなく残業が少ないのも特徴です。ほかにも、来院される方は何かの病気で苦しんでいる患者さんではなく、健康的な人が多いため、死と隣り合わせの仕事ではありません。

このようなことから精神面、身体面のストレスが少ない職場といえます。

ただし、「点滴や採血といった看護スキルが劣化してしまう」「土日の休みが取りにくい」「ノルマ達成が義務付けられているところもある」などのデメリットもあります。

デメリットがあったとしても、美容外科クリニックや美容皮膚科は、看護師の間では大変人気のある求人です。そのため、入職までのハードルが高いのが難点です。求人が出たとしても、すぐに埋まってしまいやすく、面接なども一般の医療機関と比較すると独特です。

もし美容外科や美容皮膚科への転職を希望するのであれば、こちらも美容クリニック専門の転職サイトがあるので、そちらに登録しておくことが大切です。

それに関しては、当サイトの「美容クリニック・美容皮膚科」のカテゴリーにより詳しい内容が掲載されていますので、そちらを参照してください。

眼科

一般的な眼科は平均給与額が低めですが、「手術を行っている眼科」では給与が高めに設定されていることがあります。

私が以前勤めた眼科クリニックも手術を行っており、求人票上では他の求人より基本給が高く設定されていました(ただし、私の勤めた眼科はブラックであったため雇用契約を結んだあとで、基本給から1万円下げられ、さらに毎日サービス残業がありました)。

手術を行っている眼科ですと、看護師は「手術介助手当」をつけてもらえることが多いです。

眼科の手術とは、白内障手術がほとんどで、熟練した腕をもつ医師ですと5分以内で終わらせることができます。より技術を必要とする緑内障手術や硝子体手術でも40分前後しかかかりません。

他の外科手術と比較すると、眼科手術のほうが短時間で済むのが特徴です。

手術を行っている眼科では、一般的な眼科看護に加え、オペ看護を習得することが必須となります。器械だしやオペ器具の洗浄、オペ前後の患者さんの看護なども業務に含まれるため、給与は高めに設定されることが多いです。

白内障手術は数分で終わるものの、一日に何十件とこなす場合もあり、看護師は機敏に動き回ることが要求されます。慣れるまでにはかなりの労力を必要としますが、スキルアップがしやすく達成感を味わうことのできる職場といって良いでしょう

脳神経外科

脳神経外科もオペの多い職場です。重篤な患者さんも多く、高いスキルが要求されます。現場はピリピリした空気に包まれることが多いです。

例えば、脳血管障害などを起こした直後ですと、患者さんはいつ容体が急変してもおかしくない状態にあります。クモ膜下出血となると、発症してから1ケ月以内に再出血の恐れがあり、死に至る可能性が高いため、看護師の観察力が問われる疾患です。

このような状況にあるため、脳神経外科の看護師は患者さんの状態の観察を怠たらず、緊張感の中で仕事をすることになります。

脳神経外科には透析看護のような特別手当というものはありませんが、高いスキルを要求されます。脳神経外科に関わらずオペの多い職場というのは、収益率が高いため、看護師の給与に還元されることがあります。

月給で20~25万円、夜勤ありですと25~30万円程度が給与の平均額とされています。

私の友人は、いまは公立系の病院に勤めていますが、以前、脳神経外科クリニックに在籍していました。

そのときは准看護師でしたが、給与は「正看護師になって公立系の病院に勤めている今より、脳神経外科クリニックのほうが高く設定されており、待遇が良かった」といっていました。

細かい内容ですが、そこでは昼休憩は院長が毎日、弁当代を出して「好きなものを食べて栄養をつけてほしい」と言ってくれたり、残業が続くとポケットから商品券を出して労をねぎらってくれたりと、「大切にされている」と感じることが多かったといっていました。

病院の規模や経営状態にもよりますが、一般的に脳神経外科は給与が高めに設定されている傾向にあります。脳神経外科に興味があるのでしたら、希望する個人クリニックの看護師給与額を調べてみると良いでしょう。

夜勤専従看護師

特定の科ではありませんが、夜勤専従看護師というのも給与が高めです。夜勤専従看護師の場合、2交替制のことがほとんどです。2交替制は16時間勤務であるため、1日の法定労働時間である8時間を超過します。

法定労働時間を超えた勤務時間は、通常の賃金に25%の割増手当が加算され、さらに夜勤ですので深夜労働時間(22:00~05:00)の割増手当25%も加算されます。その結果、2交替夜勤を行うことで、最高で50%の割増手当が加算されることになります。

そのため、夜勤専従で派遣看護師を行った場合、一回の夜勤で30,000~40,000円の日給が設定されています。月に10回夜勤を行えば30~40万円の収入が得られるということです。

夜勤と聞くと、「体力的にきつい」「生活リズムが崩れそう」と考える方もいますが、夜勤専従ですので、勤務時間は夜のみです。また求人で多いのは高齢者施設ですので、緊急の事態に夜間バタバタすることは少ないです。

日によっては昼も夜も働かなければならない2交替・3交替勤務よりも、生活リズムが整いやすい環境にあるともいえます。また日中は自分のプライベートな時間を確保できるため、家族との時間が十分にとれるなど、メリットも多いのが特徴です。

「体力に自信がある、夜起きておくのが辛くない人」は、夜勤専従看護師を行い、収入アップを狙うこともできます。

転職で年収をアップさせるには

転職で年収をアップさせるにはいくつか方法があります。上記に挙げた高給与の職場に転職する以外の方法です。

役職に就く

転職をして、「師長」や「副師長」「主任」「施設長」といった役職に就きたい希望を出しましょう。役職がもらえれば「役職手当」がつくため、収入は上がります。年収600万円くらいであれば、一般的な病院では達成可能な金額です。

一方で、クリニックや規模の小さい病院では、役職が存在しないところも多いので、役職で年収アップを狙う人にとっては、おススメできません。ちなみにクリニックで役職手当があったとしても、数千~数万円くらいであるところが多いです。

しかし規模の大きな病院の看護部長レベルにまで昇りつめれば、年収は800~1000万円を超えるところもあります。年収に比例して、退職金も多くなります。

もし「看護部長になりたい」とする強い信念をもっているようであれば、規模の大きな病院に早めに転職し、出世を狙っていくと良いでしょう。

一般企業に就職する

「看護師免許を活かして一般企業に就職する」という方法も年収をアップさせる方法の一つです。

例えば、CRC(治験コーディネーター)・CRA(臨床開発モニター)や産業保健師です。

どちらにせよ一般企業に勤めることになります。このような職場では「看護師免許がある」ということで重宝されることが多く、しかも看護師としての知識やスキルを活かすことのできる仕事です。

CRC、CRAは企業の規模や経営状態にも寄りますが、未経験者であれば年収300~400万円、経験者であれば年収400~500万円となっています。スタート時の年収は低めですが、数年で年収はアップして、ベテランの域にまで到達すれば1000万円を超える人もいます。

産業保健師もまたキャリアを積んでいけば最終的に1000万円を超える可能性があります。

どちらも土日休みであり、病棟の看護師の待遇と比べると、肉体労働が少なく、命に直接かかわる現場ではないため、精神的に楽になったという人が多いようです。

ただし、どちらも人気のある求人ですので、探すこと自体苦労する人が多いです。こちらも転職サイトに登録することが必須です。

看護師転職サイトを利用する

そこで年収をアップさせる効率よいコツとして、「転職のプロである転職サイトのコンサルタント(エージェント)を利用する」という方法があります。

無料で利用できますし、なによりあなたに合った求人探しから面接同行、給与交渉まで、担当のコンサルタントが行ってくれ、満足いく転職に近づくことが可能となります。

高給与を狙う看護師に特におススメの転職サイトは「看護のお仕事」です。

「看護のお仕事」は、公開求人も多く、口コミで高評価を得ている信頼のおけるサイトです。このサイトでは高給与・好待遇の求人が多く、あなたの条件に合う求人を探しやすいのが特徴です。

私の友人も数名、実際に「看護のお仕事」を通して、年収を100万円アップさせることができています。

しかし、担当コンサルタントとの相性や抱えている非公開求人も異なるため、比較するためにも転職サイトに3社程度は登録しておくことが望ましいです。

あなたに適正な年収で、満足いく働き方を手に入れる

あなたの今の年収は、本当にその金額で適正なのでしょうか。今の職場では、ちゃんと労働に見合った年収を貰っているのでしょうか。

そのことを知るためには、看護師転職サイトの担当コンサルタントに「あなたの適正な年収額」を尋ねてみるのが手っ取り早い方法といえます。あなたの看護師としての経験やスキル、資格などから「あなたの適正年収」を教えてくれます。

もし適正年収から数百万単位でずれているようであれば、「あなたの価値を認めていない職場」で、知らず知らずのうちにかなり損をしていることになります。

できれば労働に見合った満足する適正な年収を貰えるところで、あなたらしく働き、看護に対する充実感や達成感、自己効力感(自信の強さ)を味わうことが重要です。仕事のモチベーションを上げるためには、満足いく金額で働きたいものです。


看護師転職での失敗を避け、理想の求人を探すには

求人を探すとき、看護師の多くが転職サイト(転職エージェント)を活用します。自分一人では頑張っても1~2社へのアプローチであり、さらに労働条件や年収の交渉までしなければいけません。

一方で専門のコンサルタントに頼めば、100社ほどの求人から最適の条件を選択できます。このとき、病院やクリニック、その他企業との年収・労働条件の交渉まですべて行ってくれます。

ただ、転職サイトによって「対応エリア(応募地域)」「取り扱う仕事内容」「非常勤(パート)まで対応しているか」など、それぞれ違いがあります。

これらを理解したうえで専門のコンサルタントを活用するようにしましょう。以下のページでは転職サイトの特徴を解説しているため、それぞれの転職サイトの違いを学ぶことで、転職での失敗を防ぐことができます。

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