まだ看護師1年目、2年目、3年目といった経験の浅い看護師でも、いまの職場に合わない場合があります。ただ、早めに辞めて自分に合った職場に方向転換をしたくても、「経験が少ない」といった理由から、転職に戸惑いを見せている人も多いのではないでしょうか。

看護業界は人手不足といっても、採用側もこのように短期で辞めていった看護師を雇うには、「また、すぐ辞めてしまうのではないか」と警戒してしまいます。

ただ、当サイトの管理人である私は33歳で看護大学に入り、30代後半、新卒で勤め始めた病院を10ケ月、次に勤めた眼科クリニックでは6ケ月で退職しています。しかし、ようやく満足する職場と出逢えて看護師として、ずっと働くことができています。

今の職場では、楽しく充実して働くことができています。以前の職場のように、仕事に行きたくなくて自分の意思とは関係なく足が止まったり、休憩中に息苦しく感じたりすることもありません。

そして、看護師経験の少ない私は転職に関する多くの書籍を読み漁り、失敗から学び、今では理想の職場で働くことに成功していると自負しています。

今回は、私が実践したその方法についてお話していきたいと思います。

経験が少なくても転職はできる

先に言っておきますが、「経験が浅いから、転職自体出来ないのではないか」と心配している人もいるかと思いますが、大丈夫です。看護師免許をもっているのであれば、必ず転職はできます。

しかし私が言いたいのは、「採用された=転職に成功したのではない」ということです。私がいう転職成功とは、あなたらしく理想の職場で充実して働くことができることを指します。

看護師業界はまだまだ人手不足

私が転職できると断言したのは、看護師業界はまだまだ慢性的な人手不足状態にあるからです。看護師業界は近年、看護大学が乱立している状態にあります。しかし、依然として離職率が高く人手不足が叫ばれているのが現状です。

看護師国家試験に合格した新人看護師は、毎年45,000人程度も輩出されているといわれています。しかし、看護師の過酷な労働状況などから仕事が長く続かず、新しく看護師になる人以上に離職する看護師の人数のほうが多いのが現状です。厚生労働省の調べによると、日本では慢性的に15,000~56,000人の看護師が不足しているというデータもあるくらいです。

日本では高齢化社会がさらに加速している状態にあります。昨今、療養の場が病院から在宅にシフトし訪問看護ステーションの需要が増していたり、高齢者対象の福祉施設が増えていたりと、看護師を必要とする職場は年々増加しているのが現状なのです。

このようなことから、看護師免許をもっているあなたは「職場さえ選ばなければ、必ずどこかの職場で就職することができる」といえるのです。これが一般の社会人と看護師免許をもった人の違いです。一般社会人の場合、一度退職してしまうと、特別な技術が無い限り再雇用は難しいのですが、看護師の場合はそれとは異なります。

「看護師免許さえもっていれば、必ず仕事はある」ということです。しかし職場を選ばなければ仕事に就けるものの、看護師の仕事は労働賃金に見合っていない過酷な労働環境に置かれることがしばしばあります。そのため、看護師はいくら仕事に就けたとしても、長続きしないで辞めてしまう可能性が高い職業であるともいえるのです。

経験が少ない看護師でも採用される可能性の高い求人

もしあなたが一般の病院や高齢者向けのサービス施設、整形外科、美容クリニックなどに勤めたい場合は、看護師経験が少なくても勤まる可能性が高いです。

一般の病院や高齢者ケア施設は多くのところがいつも看護師不足です。整形外科も看護師が最初に覚えなければならない仕事は少なく、経験の少ない看護師は取りかかりやすい分野だとされています。

また美容クリニックなども、年齢が比較的若い看護師を採用するところが多く、1~3年程度の経験しか必要としないこともあります。看護技術より、接遇などが重視されるので、採用時にはそちらの対応についても準備しておくことが大切です。

焦って転職をしてはいけない

「看護師免許がある、就職先もある、ブランクを作らずにできるだけすぐに雇用してもらおう」と思う人も多くいます。しかし、いますぐにハローワークなどに駆け込み、「いまある求人の中から雇用先を探す」という焦りから転職する方法はあまりおススメできません。

焦って転職をしてしまうと、雇用条件などを十分に確認しないことがあります。また、もし自分の希望条件と雇用条件が異なっていたとしても「今すぐにでも転職したいのだから、仕方ない」とその場は妥協してしまうこともあります。しかし、このような転職をしてしまっては、勤め始めて状況が落ち着いてから「不都合さ」を感じてしまうことになります。

「ここが不満だ」「こうでないと困る」といったことは転職する前から分かっていたことです。しかし「早く仕事に就かなければならない」といった焦りから、そのことが見えなくなってしまうことはよくあることです。私自身もそれで転職を失敗してしまった一人です。

「転職したい」と思ったのであれば、焦らないように、少なくとも転職する6ケ月くらい前、できれば1年くらい前から、求人をじっくり探すことが大切です。

ハローワーク求人に長く掲載されている病院は…

求人を見続けていると、「もしかしてここはブラックな病院なのかな」ということが分かってくる場合があります。「労働条件もいい」「給料も他の求人と比べると高い」「患者として訪れたことがあるけれど院長の評判もいい」、しかし「ハローワークの求人に長い間掲載されている」という病院やクリニックは、ブラックである可能性が高いです。

ハローワークに掲載されている求人では、いくら雇用条件が良くても、看護師の間で「あの病院やクリニックはブラックだから転職先として考えないほうがいい」といった情報が伝わっていることがほとんどです。そのため誰も応募することなく、ずっと求人が掲載されたままになっているのです。

その手つかずの求人に、いままでハローワークの求人を見たことのない看護師が「転職したい」と焦って求人を探し、「条件の良さ」に目が奪われます。そしてその美味しそうな餌に引っかかるのを、今か今かと息を潜んで待っているのがブラック病院やブラッククリニックなのです。

まるでブラック病院は深海に潜み、わずかな明かりで獲物を誘い近づいてきたところをパクッと食べる恐ろしいチョウチンアンコウです。あなたはそのようなチョウチンアンコウ病院やクリニックに惑わされてはいけません。

ハローワークの担当者は紹介した人が転職で失敗しても…

ハローワークの担当者は紹介した人が転職で失敗しても、とくに責任を取ってくれることはありません。仕事を紹介して採用が決まったら、とりあえず抱えている仕事が一つ減るだけです。

私が2度目に転職した眼科クリニックは、まさに上記にあげたようなブラッククリニックでした。このブラッククリニックを紹介してくれたハローワークの担当者は、いまある求人をざっとみて、この眼科を勧めました。

人間関係や院長の人柄を尋ねると、「近所でも評判のいい眼科だから間違いは無いよ」などといって、その言葉を信じて応募することにしました。

私は無事採用が決まったものの、このクリニックで、これでもかというほど陰湿ないじめを繰り返され、サービス残業はほぼ毎日4時間以上、精神的に耐えられなくなり、わずか6ケ月で辞めることになりました。私のように6ケ月も続いた新人は誰一人として存在せず、他の新人さんは2ケ月もたないで辞めていったと後で知りました。

そして再度、転職をしなければならないため、ハローワークを訪れました。そこで私は、ハローワークの体制について残念な思いをもつことになったのです。

このブラッククリニックを紹介してくれた担当者に、私は「あの眼科の看護師に度重なるいじめを受けた」「求人票の雇用内容とは違って、毎日サービス残業があった」「私の場合、看護師経験が少ないということで、最低の基本賃金から1万円少ない設定だった」と真剣に訴えました。

すると、ハローワークの担当者は「なんかあの眼科クリニックは求人がずっと出ていたから、おかしいとは思っていたんだよね。待遇はとっても良いんだけどね。次回から他の看護師にこのクリニックを紹介しないよう気を付けるわ。さ、次の転職を考えよう」と言われただけでした。

いじめは個人の裁量や捉え方があるためハローワークに訴えたところでどうにもなりません。しかし、サービス残業や求人票とは違う労働条件に関して内容と違うことが記載されているため、求人を掲載しているハローワークとしては「何らかの対処をしてくれるだろう」と思っていました。しかし、現実はそうではありませんでした。

このようなブラッククリニックを紹介したハローワークの担当者は、紹介したクリニックがブラックでも何も責任をとりません。次に転職するとき、フォローをしてくれることもありません。求人票を信じて、待遇や雇用条件だけを見て、その求人を選んだ「あなた一人」に全ての責任がのしかかるだけなのです。

中には大変親身になってくれるハローワークの担当者もいるでしょう。しかし、その担当者が「紹介する病院やクリニックのことについてどれくらい知っているのか」というと、人間関係はさることながら、掲載されている内容以外に把握していることはほとんどありません。

ゆっくりと、焦らず、冷静な目をもって、求人を吟味し転職を行わなければなりません。次にその求人の吟味の仕方についてお話ししていきます。

理想の職場を見つける転職の考え方

では、あなたらしく働ける理想の職場を見つけるためにはどうしたらいいのでしょうか。ここでは詳しく「経験の少ない看護師の、転職の考え方」についてご紹介します。

不採用でも「合わなかっただけ」と考える

不採用となると、「自分に能力が足りなかった」「面接中にあのような受け答えをしたのがいけなかった」と落ち込むことがあると思います。

もし面接中の受け答えの中で「あれは、まずかったな」と思うところがあれば、それは次の面接で直せばいいだけです。そのことが分かって良かったのです。一歩前進です。不採用だったからといって、必要以上に落ち込んでいてはいけません。面接を受けたその病院は合わなかっただけです。

仮に合わない病院に勤めたとしても、長続きはしません。もしかすると面接官は、あなたと話をしてみて、「うちにはクセの強い上司がいるから、このような素敵な人(あなた)をダメにしてはいけない」と思ってあなたを不採用にしたのかもしれません。必要以上に自分を卑下する必要はありません。

あなたを必要としている職場は必ずあります。それよりも、今回の面接で反省すべきところは反省して、次の面接にむけて、さらに最善の努力をするように心がけると良いのです。

看護師経験が少ないことは、変なクセがないともいえる

看護師経験が少ないのは変えようがありません。しかし、看護師経験が少ないことを前向きに考えることは可能です。

経験が多いベテラン看護師だからといって、「すぐに採用されるか」といえば、そういう訳ではありません。私が正職員で応募した今の職場も、私が応募した時点で先に12人の応募者がいました。きっと私より経験豊かな看護師ばかりだったと推測できます。しかし、このベテラン看護師ではなく、私が採用されました。

そこでベテラン看護師でも「絶対に経験面から転職に有利になる」とは限らないというお話をしたいと思います。

私が選ばれた理由は「私にはベテラン看護師がもちやすい変なクセやこだわりがなく、そして誰よりもやる気に満ち溢れていた」からだと思っています。

採用側が欲しい看護師像とは、技術力よりも、「教えられたことに素直に従い、与えられた仕事に対して手を抜かず動けるかどうか」、さらにいえば「仕事に慣れてきたら、言わなくても自分で仕事を探して動けるかどうか」ということなのです。

「経験がないから」といって、あまり自分自身を卑屈に思う必要はありません。むしろ、経験が少ない自分だからこそ、「仕事の吸収力が良く、やる気をもって取り組むことができる」とアピールできるのです。これは同じ土俵で戦うベテラン看護師からすると、ある意味、「脅威の存在」ともいえるのです。

もちろん中には経験重視の病院もあるでしょう。そのようなところで経験の少ない看護師がいきなり即戦力として働くことは無理です。従って、あなたは教育体制が整った病院やクリニックでの勤務を考えるとよいのです。

実は教育体制が整っている職場ですと、看護師を大切に育ててくれようとする風土ができており、勤務する看護師の「看護に対する向上心も高い」のが特徴です。

あえて、経験を重視するような求人を選ばないことのほうが「働きやすい職場を見つけるためには重要である」ともいえるのです。

これだけは譲れないという条件は変えない

求人情報をいろいろ見ていると、自分にピッタリ合うような情報をなかなか得られないことがあります。そのときは、焦らず待つ姿勢でいることが大切です。

「これだけは譲れない」という条件が存在するにも関わらず、「希望の求人が無いから」「看護師経験が少ないから」といってあなたが妥協して応募し、採用されたとします。

すると「このようなはずではなかった」「仕事に不満が溜まる」「辛い・しんどい」となり、やはり長続きしない原因になってしまいます。

例えば、「小さい子どもがいるから残業はできない」と思って求人を探しても、待遇面などから考慮すると、どうしても残業を強いられてしまう求人しか残っていないことがあります。

そのときは新しく出る求人を待ちましょう。もし残業で遅くなって子どもの迎えが遅くなることが多ければ、あなただけでなく子どもにも家族にも迷惑がかかることになります。

自分が仕事で辛いのはある程度我慢できますが、自分のせいで子供が寂しい目や辛い目に遭うのは親として何よりも心苦しくなります。

仕事を続けていくときに、あなたの仕事に対する気持ちが辛くなってしまうと、それは長く勤められない一因となってしまいます。次の勤め先も辞めることになった場合、さらに次の転職は難しくなってきます。できる限り今回の転職を最後にしなければなりません。

この条件だけは譲れないというものは、けっして譲ってはいけないのです。条件に合わないようであれば、条件に合う求人が出るまで、辛抱することが大切です。

1回目や2回目の転職では、採用側に「人間関係などで辛い思いをしたのかもしれない」と思ってもらえることもできますが、4回目、5回目の転職となると、そうはいきません。「なにかこの人に問題があるのでは」と最初から不利な立場で面接を受けなければならなくなります。

看護師求人が出やすい時期

希望する求人が出るまで待つためには、いまの職場に勤め続けなければならないことになってしまいます。したがって、看護師求人が出やすい時期を知っておくと、ある程度転職への目安として考えることができます。

看護師求人の出やすい時期は、夏のボーナスの後の7月、冬のボーナスの後の1月、そして新学期が始まる4月です。それらの時期を待ってもあなたの希望するような求人がみつからない場合は、看護師専用の転職サイトに2~3社登録することをおススメします。

看護師専用の転職サイトに関しては、この記事の後半でお伝えします。ただ結論からいうと、ハローワークで扱っていない求人を転職サイトで扱っている可能性が高く、しかもそれらは優良な求人(非公開求人のことが多い)であることが多いです。

希望する求人が無ければ、派遣看護師をしてみる

希望する求人がなければ「待ったほうが良い」といいましたが、仕事をもう辞めてしまっている場合「その間の生活はどうするの」と不安に思った方もいるでしょう。その場合は、あなたの興味のある分野で派遣看護師をしてみるのはいかがでしょうか。

派遣看護師は正職員に負けないレベルで好待遇のことが多いです。希望する職を探す間のブランクが無くなりますし、人脈づくりもできます。さらには看護師同士のつながりから求人情報を得ることができます。

また、派遣看護師ではなく、正職員になろうと思った面接時にも、「自分の未知の分野に対して経験を積んでいくため、あえて派遣看護師をやってみました」とプラスのアピールをすることができます。

できれば希望の職を探す間に、出産や育児といった以外のブランクは1年以上作らないほうが良いです。ブランクが1年以上あると、あまり雇いたがらない雇用主が多くなるからです。

派遣看護師であれば、正職員と変わらない時給や待遇が望めます。雇用期間も定められているので、期間が終了すれば去ることができます。

もしこれがパートであれば、期間が定められていないことが多く、自分が「辞めたい」と言い出さない限り、定年までパートとして雇用契約が続くことがあります。定年まで勤めず途中でパートを辞めるとき、あなたは何倍も労力を割かなければならなくなってしまうでしょう。

実は私も眼科クリニックを6ケ月で辞めた後は、以前から興味のあった訪問ステーションで数ケ月、派遣看護師をしていました。その訪問ステーションはバレーボールで足を骨折した看護師がいたため、私はその間の代理として派遣されたのです。

そこで、良い上司に巡り合うことができ、看護師としての自信を取り戻すことができました。

それまで「眼科クリニックでの出来事では、私という人間性に何か問題があったから、いじめに逢っていたんだ」と思っていました。しかし、その上司にこのことを話すと「そんなわけはない。あなたをいじめるなんて、その眼科がおかしいんだよ」と言ってくれました。この言葉は今も心の支えになっています。

もちろん雇用期間を修了するときは、職場のみんなが別れを惜しんでくれました。ここでの派遣看護師経験は今後の私の看護人生において、良いエネルギー補給となったのはいうまでもありません。そして、「再度、正職員としてスタートしてみよう」という前向きな気持ちになれたのです。

派遣看護師の転職については、このサイトでも詳しくお話しているので、そちらを参照してみてください。

希望する求人があれば、できるだけ多くの情報を集める

もし希望する求人があれば、できるだけ多くの情報を集めることが大切です。

面接時にも、「この職場に興味があるのだ」という気持ちを示すためにも、「その職場の仕事内容」「風土・考え・モットー」「入職後のキャリアアップ」「評価の方法」などを尋ね、情報を収集することが可能です。

しかし、あなたが本当に知りたい情報は面接では聞けない「給与・残業・勤務時間」「休暇取得率」「離職率」「人間関係」「子育て世代も働きやすい職場か」といったことです。

このようなことを面接で聞いてしまうと、働いてもいないのに自分の権利ばかりを主張する人だと思われ、採用結果に影響が出そうなので不安になります。

そこで頼りにしたいのが看護師専用の転職サイトなのです。上記に挙げた本当に知りたい情報を教えてくれるのが転職サイトといえるのです。成功する転職を実現したいのであれば、あなたが必要である情報をできる限り多く集めることが大切になります。

理想の職場を見つける看護師求人の見つけ方

ハローワークで自分ひとりだけで理想の職場を見つけるのは、まさに至難のわざです。

それでは、どのように理想の職場を見つけたら良いのでしょうか。

良い求人がどうかは、転職サイトで確認する

ハローワークの求人では、「長期で求人が掲載されているような病院や施設はブラックである可能性が高い」といいました。

しかしだからといって、「この病院は条件が良いけれどブラックだろうか」と考えて悩んでいる間に、実は「人気のある病院のレア求人」で、あっという間に募集が無くなっていたということもあります。では良い求人かどうかは、どのように確認すればいいのでしょうか。

その方法とは「成功する転職を実現したい」と思ったら、自分が気になる転職サイトに2~3社登録し、各々の転職サイトのあなた担当のコンサルタント(転職エージェント)に、その求人について詳しく聞いてみることです。

ここでキーワードとなるのは複数の転職サイトというところです。複数の転職サイトに登録するメリットとしては、それぞれのコンサルタントの人間性を比較できるという点です。

もちろん、人間ですので「合う合わない」といったことも挙げられますが、なにより話をする中で「この人は私の転職を本気で考えてくれているんだな」ということが分かってきます。

もしあなたに、ある転職サイトが「ここの病院をおススメする」と連絡してきたとします。この場合、あなたは他の転職サイトのコンサルタントと連絡をとり、「他の転職サイトが、この病院の採用面接を受けることを勧めている。この病院はどうだろうか」といったことを相談するとよいでしょう。

すると担当コンサルタントは、例えば「それはレアな求人です」「それはいつも求人が出ているブラッククリニックです」といった異なった情報を教えてくれるかもしれません。

複数の転職サイトに登録しておくと、違った角度から複数の意見が聞けるため「この求人情報がどれだけ有効で信じることができるのか」という判断材料になります。

転職サイトのコンサルタントとハローワークの担当者との違い

転職サイトのコンサルタントとハローワークの担当者の違いは、責任感です。本当にあなたを成功する転職に導きたいと考えるのは、転職サイトのコンサルタントといえます(中には悪質な転職サイトがあり、強引にブラック病院を勧めてくることがあるので注意が必要です)。

しかし、なぜ転職サイトのコンサルタントは責任感をもって転職を支援してくれるのでしょうか。

それはもし転職サイトが勧めた職場が気に入らず、あなたが短期間で辞めてしまった場合、転職サイトはあなたを紹介した病院やクリニックに違約金を払わなければならないからです。

これはもちろんあなたを紹介した担当コンサルタントの責任ということになります。担当コンサルタントは、紹介した職場で満足して働いているかどうかを3ケ月、半年、1年と確認してくれます。ハローワークの担当者のように、紹介したらそれで終わりということは、まずありえません。

もし「紹介したっきりで、そのままなのではないか」と心配であれば、担当コンサルタントに「採用後もフォローしてくれるのか」を確認してみるとよいでしょう。

転職サイトでは聞きづらい情報も教えてくれる

また、あなたが転職時に本当に知りたい情報、例えば「給与・残業・勤務時間」「休暇取得率」「離職率」「人間関係」「子育て世代も働きやすい職場か」といったことも担当コンサルタントが教えてくれます。

病院とコンタクトを取り直接情報を尋ねたり、昔に紹介して入職した看護師から詳しい情報を仕入れたりして、より詳しいホットな情報を入手してきてくれます。

転職においては、賭けではなく、あなたが希望する職場であなたらしく働くことができなければ意味がありません。

必要とする情報を手に入れて、あなたが納得したうえで採用面接を受ける必要があります。逆に「待遇はどのようになっているのか」「上司はどのような人なのだろう」といったことに不安をもったままでは、「本当に入職したい職場なのか」と問われたとき返答できないのではないでしょうか。

出来るだけ多くの情報を事前に取り入れ、転職時の判断材料にすることが大切です。

看護経験が少なくても、理想の職場は手に入れられる

このように看護経験が少なくても、あなたの心のもちようと、事前情報をいかに多く手に入れるかによって、理想の職場に巡りあうことが可能になるのです。

経験が少ないことは「あなたのデメリットであるとともに、メリットでもある」ともいえるのです。経験が少ないことを必要以上に卑下せずに、あなたらしく転職活動を戦略的に、また計画的に行っていくことが何よりも大切です。

大丈夫です。40歳手前で看護師転職を繰り返した私でも、紆余曲折しながら理想の職場を手に入れてきました。次はあなたの番です。あなたにはあまり私のような辛い経験をせずに、あなたらしく働ける職場に早く逢ってもらいたいと思います。

このようなことからも、このサイトを充分に活用してもらえたらと思います。


看護師転職での失敗を避け、理想の求人を探すには

求人を探すとき、看護師の多くが転職サイト(転職エージェント)を活用します。自分一人では頑張っても1~2社へのアプローチであり、さらに労働条件や年収の交渉までしなければいけません。

一方で専門のコンサルタントに頼めば、100社ほどの求人から最適の条件を選択できます。このとき、病院やクリニック、その他企業との年収・労働条件の交渉まですべて行ってくれます。

ただ、転職サイトによって「対応エリア(応募地域)」「取り扱う仕事内容」「非常勤(パート)まで対応しているか」など、それぞれ違いがあります。

これらを理解したうえで専門のコンサルタントを活用するようにしましょう。以下のページでは転職サイトの特徴を解説しているため、それぞれの転職サイトの違いを学ぶことで、転職での失敗を防ぐことができます。

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夜勤なしで高年収を実現できる求人として、美容クリニック・美容皮膚科があります。死と隣り合わせの職場ではなく、患者さんを美しくする手伝いを行うのが美容クリニックです。

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一つの職場で働き続けるという形態ではなく、3ヵ月や半年など一定期間だけ勤務する派遣看護師という方法も存在します。高時給を実現でき、人間関係のもつれがなく、「派遣が終わった後は長期の旅行に行く」など自由な働き方を実現できます。

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「今月は苦しいため、もう少し稼ぎたい」「好きなときだけ働きたい」など、こうしたときは高時給を実現できる単発・スポットバイトが適しています。健診やツアーナースなど、看護師ではさまざまな単発案件が存在します。

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