近年の看護師転職活動において、規模の大きい病院などとなると、WEBフォームでの応募書類(履歴書や職務経歴書)の送付を行う場合があります。

看護師募集のWEBフォームは、「氏名・年齢・住所・電話番号・メールアドレス・連絡方法・所有している資格・備考」などの簡単な事柄を入力させるものから、「履歴書・職務経歴書」など膨大な入力量を要求するものまで様々です。

このようなWEBフォームでの応募書類を送るには、ある一定の書き方や注意点があります。

WEBフォームの書き方や注意点を知っていないと、採用側に知らず知らずのうちに失礼なWEBフォームを送ってしまうことがあるのです。この場合、WEBフォームに入力した内容をじっくり読んでもらう前に「不採用」とされてしまう可能性が出てくるということになります。

こうなってしまっては実に勿体ない話です。そこで今回は、「採用される可能性が高くなるWEBフォームの書き方」についてお話ししていきたいと思います。

WEBフォームの特徴とは

まず、WEBフォームの特徴について述べていきます。

WEBフォームには2種類の入力項目がある

WEBフォームには大きく分けて2種類の入力項目があります。

まず一つ目は、「応募者の基本情報を入力する項目」です。「プロフィール」「学歴」「資格」「キャリアプラン」「希望条件」などがこれに当たります。これらはあなたの基本情報になりますので、応募する医療機関が異なったとしても、大幅な違いはありません。

こちらは紙面版の履歴書などに記載する内容とほぼ同じ内容を転記して書けば、特に問題はありません。

次に二つ目ですが、「応募先に合わせて入力する項目」になります。「志望動機」「自己PR」「職務経歴」「送信メッセージ」などがこれに該当します。これらは一つ目の入力項目とは異なり、どの医療機関にでも通用するような文章を書いていては「不採用」とされる可能性が高くなってしまいます。

こちらは、応募先の医療機関に合わせたものを記載しなければなりません。さもないと、採用側は「この人からは『どうしてもこの病院に勤めたい』という意思が感じ取れない。他の医療機関への採用でも構わないのであろう」と捉えてしまい、採用は難しくなるのです。

例えば、自己PRの欄で、どの医療機関のWEBフォームにも「透析看護認定看護師の資格取得のために、日々欠かさず勉強を続けてまいりました」と入力したとします。

しかし第一希望の医療機関では、「透析は行っていない」とします。すると採用側は「私たちの病院では、この応募者のキャリアプランの実現は難しいのではないだろうか。本当は透析を行っている医療機関を希望しているのだろう。残念ながら不採用としよう」と判断してしまうのです。

採用側は応募する看護師の看護スキルや能力よりも、まずは「仕事に対する熱意」を重視します。「どうしてもこの病院で働いて貢献していきたい」とする熱意が無ければ、何か困難な問題に当たったときにすぐに辞めてしまう可能性が高くなってしまうからです。

自己PRや志望動機は必ず、それぞれの応募先の特性に合わせた内容を入力しなければなりません。

すなわち、応募先の医療機関に照準を合わせた文章を書くために、事前にしっかりと各応募先の医療機関の研究をしておく必要があるのです。外出先の待ち時間などに、スマホから簡単に思いつきで入力して送るものではありません。

WEBフォームと紙面の履歴書・職務経歴書の両方の提出させる意図

WEBフォームで「履歴書」「職務経歴書」を提出させたうえで、さらに紙面でも同様に「履歴書」「職務経歴書」を提出させる医療機関があります。Web版、紙面版のどちらも同じような内容であろうとも、重要な役割があります。そのため、両方同じように細心の注意を払って作成することが大切です。

それでは、なぜ採用担当者は同じ内容であるにもかかわらず、WEBフォームと紙面版の両方の提出を求めるのでしょうか。

その理由は主に3つあります。下記に3つの主な理由について述べます。

【WEB版と紙面版の応募書類の両方を提出させる3つの理由】

①本気で「この医療機関に勤めたい」とする応募者選定のため

WEBの応募フォームだけですと、外出先で誰でもスマホやタブレットで気軽に応募することが可能です。そのため、冷やかしやその時の興味だけで応募した看護師が集まる可能性が高いのです。

「WEBフォームで看護師を募集する」ということは、採用側にしてみれば「どの程度の応募者が集まるのか」を把握することができます。

WEB版はあくまで「エントリー」という位置づけにしておいて、その上で実際に紙面版で応募書類を郵送してもらい、「正式な応募」とみなす医療機関が多いのです。

紙面版の応募書類を送るには、時間と労力を必要とします。時間と労力を惜しまない、入職意識の高い応募者をさらに絞り込んでいくのです。

②WEB版とは異なる角度で応募者のチェックが行える

WEBフォームでは、「顔写真が添付できない」「文字を丁寧に書いているかが把握できない」といったデメリットがあります。

そのため、さらに紙面版での応募書類を郵送してもらうことで、「応募者はどのような人物であるのか」をある程度把握することができるのです。

紙面版の応募書類のほうが、応募者の「宛名書きの方法」や「封の仕方」、「字の丁寧さ」、「全体的な字の統一性」など、ビジネスマナーを見極めることが可能です。

③煩雑化する応募管理の稼働を削減できる

人気のある医療機関となると、紙面版で100通を超える応募書類を管理しなければならないことがあります。これを整理し管理するのは大変な作業となります。

そこで大量の応募書類を効率よく管理するために、WEB版での応募をかける医療機関もあります。WEBフォームであれば、検索をかけたり、一括送信したりすることが簡単に行えるからです。

このほうが採用担当者にとってみると応募者情報の管理の手間が省け、その分、選考のほうに充分な時間を割くことが可能となります。

WEBフォームと紙面版の両方で提出を求められたのであれば、「面倒くさいな」と思う反面、「こうすることで、ある程度、応募者が絞られているのだ」と前向きに考え、徹底的な対策を取ることをおススメします。

そうすることで他の応募者とは異なる応募書類となり、採用に近づくことができるのです。

採用されるためのWEBフォームの書き方

では次に「採用されるためのWEBフォームの書き方」について、具体的にお話ししていきます。

WEBフォームならではの注意点

まずは、WEBフォームには「WEBフォームならではの注意点」があることを知っておきましょう。

WEBフォーム上では、「1行の長さは全角35文字以内」というのが一般的なルールとなっています。この文章以上に長くなるようであれば、35字を目途に適宜改行する必要があります。

実は頻出してしまうミスがこの「改行間違い」で起こります。改行するタイミングを間違えてしまうと、次の文章のように読み手に不要なストレスを与えることになってしまいます。

・改行ミスによる読みにくい文章の一例


【自己PR】

私は自分の専門外でも、必要だと感じた看護知識や

スキル

は勉強会に参加するなどし、積

極的に取り入れてきました。

このように改行するタイミングを間違えてしまうと、見た目におかしい文章になってしまいます。採用担当者はWEBフォームの提出を求める一方で、送られてきた文章をパソコンなどでそのまま読むのではなく、紙面に印刷してチェックすることが多くあります。

紙面に印刷すると、上記のような不自然な位置での改行が行われた文章になってしまうことが起きてしまうのです。

また、WEBフォーム上では、表や下線、太字などを使用することができません。そのためダラダラと文章を書いていては、読み手に不快感を与えてしまいます。

そこで、記号(・、〇、◇、▲など)やカッコ(【】、〈〉、《》など)を使用すると、採用側にとって読みやすく好印象を与えられる文章になります。

紙面版の応募書類と同じように、適宜、改行や記号などを上手に使って、見やすさを工夫する必要があります。

例文のコピペは絶対に禁止!

またWEBフォームの応募に際して、特に注意してほしいことがあります。それは、看護師の転職サイトなどから志望動機や自己PRの例文をコピペ(コピー&ペースト)して、そのまま送信してしまうことです。これは絶対に禁止です。

本来であれば、例文を参考にして「自分なりの言葉」で文章を考えなければなりません。

しかし、コピペは志望動機や自己PRの文章を考えたり、入力したりする負担が減るため、意外に多くの応募者が行ってしまっている方法です。アレンジするならまだしも、例文をそっくりそのまま使用する人もいます。

最近ではコピペしたかどうかを簡単に調べることができます。また万が一、このような志望動機や自己PRを入力して面接まで進んだとしても、面接ではうまく答えることができずに、ほとんどの方が不採用となってしまいます。

下記のように例文を自分なりにアレンジしたつもりでも、参考にした例文とほとんど変わっていない場合はNGとなるので注意しましょう。

例文】

今まで私は自分の専門科の勉強はもちろん、専門外だとされる科でも必要であれば、勉強会やセミナーに参加してきました。また自分が身に付けた看護スキルや知識などは、院内にもちかえり勉強会を開催し、プレゼンテーションを行うように心がけています。このことで「より良い看護の場を提供できるようになった」と、上司からも高い評価を得ることができました。


上記例文を基にアレンジしたつもりでも、あまり変わっていない場合のNG例】

今まで私は内科での勉強はもちろん、専門外だとされる外科のことでも必要と感じたら、勉強会やセミナーに参加するように心がけてきました。また自分がそこで身に付けた看護技術や知識などは、院内で発表し振り返るように心がけています。このことを通じ、「看護師の技術が向上した」と、上司からも高い評価を得ることにつながりました。

このように、例文とあまり変わらない内容のまま送信してしまうことはよくありません。例文はあくまでも参考程度に留めておくことが大切です。

特に応募者の多い人気のある医療機関では、例文を軽くアレンジしたレベルの文章ですと、かなりの確率で他の応募者と内容が重複してしまう恐れがあります。これでは採用担当者に必然的にマイナスの印象を与えてしまい、次のステップに進めなくなってしまいます。

私の友人も、あるサイトに掲載されていた自己PRを少しだけアレンジたものをWEBフォームで送信しました。「良い内容が書けた」と意気揚々で、次のステップとなる面接の電話を待っていました。しかし採用担当者からは、まさかの「お断り」の電話がかかってきました。

看護師の実力もスキルも十分な彼女だっただけに、不採用となってしまった原因が「例文の転用」としか考えられない結果となりました。

このように自分では「まさか例文をアレンジしたとは分からないだろう」と思っていても、案外、簡単に見破られてしまうことが多いので注意が必要です。

WEBフォームの「志望動機」の書き方

先述しましたが、WEBフォームには2種類の入力項目があります。

「プロフィール」「学歴」「資格」などの項目は紙面の履歴書と同じ内容となります。したがって、転記で構いません。

では、一方の医療機関ごとにアレンジする項目である「志望動機」「自己PR」「職務経歴」「送信メッセージ」はどのように記載すればいいのでしょうか。WEBフォームでも紙面でも、「志望動機」「自己PR」などの内容の本質は変わりません。

むしろ、紙面で作成した志望動機と自己PRと全く異なる内容になってしまっては、採用側は混乱してしまいます。

したがって、本質が同じような内容であっても、そこから肉付けをしていきます。

まず、志望動機についてですが、紙面版よりもWEBフォームのほうが「ボリュームが多い」ことがほとんどです。そこでボリュームが増えても「筋道の通った分かりやすい志望動機」にするための「3つのステップ」についてお話ししていきます。

その3つのステップとは、「① なぜその医療機関を志望するのか、② なぜその科を志望するのか、③ 自分は何ができて、どのような貢献を行えるのか」ということです。

このことを自己分析し書き出してみることにより、厚みや説得力のある文章で志望動機を仕上げることができます。

特に③の「自分が入職することで、どのように貢献していけるのか」という発想が大切になります。「自分が何をしたいか」ではなく、「何ができるのか」をアピールしましょう。

③は、いままでの自分の職務経験から「どのような貢献ができるのか」を具体的に語り、その医療機関に対してオンリーワンのオリジナルな内容にすることが大切です。

なお、字数について「1000字以内」と書かれている場合は、最低でも8割以上の文章作成を目指してください。

WEBフォームの「自己PR」の書き方

次にWEBフォームでの自己PRの書き方についてです。紙面の職務経歴書上の自己PRに掲載した内容よりも、WEBフォームのほうがさらに多くの内容を盛り込まなくてはならない場合がほとんどです。

その場合、「字数が多くなったから」といって新たなPR項目を増やすのでなく、作成したPRの内容を深く掘り下げるのがポイントとなります。具体的には、一つのPRポイントを補完し、納得いく具体的なエピソードを2~3つ増やすのです。

例えば、「前向きに物事を考えられる」ということを紙面上の自己PRで書いていたとすると、それを裏付けるエピソードを1つから2つに増やすのです。

この手法は心理学的にも、「具体的なエピソードを2つ以上語る方が、人間は信頼しやすくなる」とされています。

一つの自己PRのテーマに対して何らかの具体的エピソードを2~3追加することで、採用担当者の説得力を増すことができます。字数が許す限り、あなたの自己PRポイントの裏付けを増やしていくことが大切です。

下記に例を挙げてみます。

【自己PR】

私は前向きに物事を考えることができます。

私は透析室に勤務していたのですが、患者様の中には透析によるストレスから職員に対して心無い言葉を吐かれる方が多くいらっしゃいました。そのため、多くのスタッフが透析室での勤務に耐えられず、退職をしてきました。

私はそのような中で、患者様の意見にも耳を傾け、「患者様の透析室で少しでも心地よく過ごしていただく方法」を考え、パソコンやDVDの導入などを提案してきました。そうすることで以前よりも活気のある透析室となり、スタッフへの苦情も減るようになりました。

(以下追加文)

さらに私は、患者様が発したマイナスな言葉をプラスに変えて、少しでも元気を取り戻していただきたいと考えています。例えば、糖尿病の患者様が「どうしても甘いものを止められない」という言葉を発したのであれば、その「甘いものを止めよう」とする気持ちを取り上げ、認めるようにしています。

単に患者様の気持ちに同調するだけでは患者様の現状は変えられません。患者様の「少しでも生活を改善しようとする意思」を見出し、前向きに捉えられる言葉がけを行うようにしています。

このように私は前向きに物事を捉えることで、自分だけではなく、患者様やスタッフへの気持ちも良い方向に向かっていけるよう心がけています。

いかがでしょうか。一つの自己PR内容に具体的なエピソードを足していったほうが、その人の「人となり」「看護観」「人生観」が掴め、好感触を得られるのです。

もしここで、「勉強熱心です」という新たな自己PRを追加すると、採用側の印象には残りにくくなります。面接で「あ、あの物事を前向きに捉えられる人だ」と思ってもらえるほうが、好印象を与えやすいのです。

WEBフォームの「職務経歴」の書き方

WEBフォームの職務経歴の書き方ですが、各応募先の医療機関に合わせて書き方を変えると、採用側にとって読みやすく、アピールしやすい内容になります。

ただ単に時系列で看護経歴を並べるのではなく、応募する医療機関に合わせて「看護師として、いままでの経歴の中で何を得てきたか」など自分のアピールポイントを挙げることが大切となります。

職務経歴は自己PRと同様、希望する医療機関に合わせて書き方を工夫することが可能です。

こちらについては、このサイトの「履歴書・面接」の項目の「30代・40代の看護師転職で、採用される職務経歴書の書き方」に詳しく説明していますので、参考にしてみてください。

WEBフォームの職務経歴の場合、「病院名」「在職期間」「配属された科」「雇用形態」「役職」などの情報が別欄として設けられているのであれば、この欄に記入した内容をさらに「主な職務経歴」に入力する必要はありません。

またWEBフォームに「退職理由」や「転職志望理由」の欄がない場合は、「主な職務経歴」の最後に付け加えて書いておくと採用側に安心感をもってもらうことができます。

WEBフォームの「備考欄」の書き方

最後に、WEBフォーム上には、「備考」というタイトルで自由に記入できる欄が設けられていることがあります。この欄には、「雇用に関する質問」や、「希望する科」や「パートや常勤」などの雇用形態についての希望を書き込んでも大丈夫です。

下記のように採用側に失礼の無いよう、質問する形式で書くと良いでしょう。

【備考の例文】

2歳の娘と1歳の息子がいます。保育園の空きが出るまでは、パートでの午前勤務を希望しています。保育園に入園後に、常勤というのは可能でしょうか。

このように面接を行う前に確認しておきたい事項などを備考欄で聞いておくと、スムーズな選考になります。

また備考欄で是非活用していただきたいのは、職務経歴の中にある備考欄です。

看護師経験が10年以上ある方は、「育児や出産、介護などでブランクを作った」など職歴上なんらかのハンデやマイナスがあることが多いです。それをこの職務経歴の中の備考欄でフォローすることができます。

職務経歴でブランクをそのままにしておくよりも、備考欄をうまく利用して、先回りしてフォローしておくのです。ブランクの概要と期間を一行程度でもいいので、記載しておくだけで採用側は安心することができます。

むしろ応募書類の段階ではブランクをそのままにしておき、「面接で採用側から質問があったら答えよう」としてしまうことは、「応募への配慮に欠けている」と言わざるをえません。

下記に職務経歴の中の備考欄の活用方法について記載します。

職務経歴の中にブランクがある場合の備考欄の書き方

200〇年より200〇年までの2年間、母親の介護に専念しました。現在、母親は入所施設に空きが出たため、そちらに入居しております。そのため、職務上何の問題もございません。

他にも前職の退職理由などを、この職務経歴の中の備考欄に記載する方法もあります。下記を参考にしてください。

【前職の退職理由】

前職では新卒から入職以来10年間、小児科で勤務してきました。しかし昨年、配置転換を命ぜられ、精神科病棟への異動となりました。

私はこの先も小児科で働きたいという気持ちをもっていたため、精神科で半年程度勤務したものの、難しさを感じるようになりました。

小児科の看護師としてブランクを作りたくないという想いもあり、貴院で小児科看護師としての活路を見出すべく、退職を決意した次第です。

ここで、注意していただきたい点は、「備考欄はあくまでも、補足的な役割を担っている項目」だということです。上記のような「ブランクを作ってしまったフォロー」や「退職理由」は補足的な内容となります。

しかし、備考欄で自己PRを繰り返すなど、目的外の内容を記載したり、他の項目に書いてある内容を繰り返したりすると、単なる「内容の重複」となってしまいます。

特に不採用が続いてしまった場合、勝手に「自己PRが弱いのではないか」と自己判断して、備考欄に自己PRを行う人が多いですが、これでは採用側に好印象は与えられず、逆効果となってしまいます。注意してください。

WEBフォームの「送信メッセージ」の書き方

WEBフォームによっては「送信メッセージ」という欄がある場合があります。これは紙面版の応募書類でいうところの「添え状」のようなものです。

入力内容ですが、下記のようなテンプレートメッセージを送っても、特に問題はありません。

採用ご担当者様

貴院の求人内容を拝見し、応募させていただきます。

応募書類をお送りいたしますので、書類選考をお願い申し上げます。

是非とも、面接の機会をいただければ幸いです。

よろしくお願いいたします。

しかし、応募する方のほとんどが、このようなテンプレートを送るので、採用担当者には、「冷やかし応募」「大量応募」を感じさせてしまう危険性もあります。

例えば、「人事課 看護師採用グループ 山中聡」と採用担当者名が記載されているにも関わらず、「採用ご担当者様」のままでは失礼に当たります。

また「求人情報を細部まで読んでいない。当院に対しての熱い思いが感じられない。複数の病院に同じように応募しているのではないか」と感じることもあるでしょう。

このように送信メッセージであっても、細部にまで配慮して送信しなければ、選考評価に響く可能性もあるのです。

WEBフォームでの「添え状」だと思い、戦略的に活用するのであれば、「連絡時間帯や連絡方法を記載しておく」「ハンデやマイナス面のフォローについて軽く触れておく」「志望の想いを軽くアピールしておく」という使い方が効果的です。ただし、「軽く」です。

この添え状でボリュームを出しすぎてしまうと、採用側も自己PRや志望動機を読む前にうんざりしてしまいます。

送信メッセージの効果的な使い方について次の文章を参考にしてください。

医療法人〇〇病院

人事課 看護師採用グループ

山中 聡様

 

貴院の看護職の求人内容を拝見し、応募させていただきます。

 

応募データをお送りいたします。書類選考をお願い申し上げます。

なお、「エントリー後、当院よりお電話でご連絡させていただきます」との旨ですが、現在、在職中にて、勤務時間帯には電話対応ができません。

大変申し訳ございませんが、留守番電話に伝言を残していただいても構わないでしょうか。折り返しのご連絡をさせていただきます。お計らいのほど、よろしくお願い申し上げます。

 

貴院に入職できました際には、必ず貴院に貢献することを誓います。

 

是非面接の機会をいただけたらと存じます。

以上、よろしくお願いいたします。

ポイントとしては、担当者名の記載がある場合は、その担当者名を書くように心がけましょう。また、「電話に出られない」というような「不安な点」については先回りして伝えておくことが大切です。

入職後の活躍をイメージするような宣言をし、面接への足掛かりを作るような内容にすると「添え状」としての「送信メッセージ」になります。

WEBフォームを有効に活用しよう

以上のように、WEBフォームの書き方を「知っている」のと「知らないまま」でいるのは、採用選考に際し、大きな違いが出てくることが分かります。Webフォームは、紙面版の履歴書や職務経歴書と同様に重要な選考基準だと考えてください。

ほとんどの応募者が、「WEBフォームの有効な活用方法」について知りません。そこを上手に活用して、他の応募者よりも好印象を与え、「採用への第一歩」にしてください。


看護師転職での失敗を避け、理想の求人を探すには

求人を探すとき、看護師の多くが転職サイト(転職エージェント)を活用します。自分一人では頑張っても1~2社へのアプローチであり、さらに労働条件や年収の交渉までしなければいけません。

一方で専門のコンサルタントに頼めば、100社ほどの求人から最適の条件を選択できます。このとき、病院やクリニック、その他企業との年収・労働条件の交渉まですべて行ってくれます。

ただ、転職サイトによって「対応エリア(応募地域)」「取り扱う仕事内容」「非常勤(パート)まで対応しているか」など、それぞれ違いがあります。

これらを理解したうえで専門のコンサルタントを活用するようにしましょう。以下のページでは転職サイトの特徴を解説しているため、それぞれの転職サイトの違いを学ぶことで、転職での失敗を防ぐことができます。

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