ツアーナースといえば、女の子の人気職業ランキングの上位に輝く「ナース」と「ツアーコンダクター」の両方を併せもつ大変人気のある求人です。

「幼いころになりたかった職業はツアーコンダクターだった」という方や「趣味は旅行。空き時間を使って旅行をもっと楽しみたい」という方、「病棟の仕事も好きだけれど、自分の力をもっと多くの場所で発揮させたい」という方にとって、ツアーナースはもってこいの仕事になります。

ただ周囲にツアーナース経験者がいないと、「実際にツアーナースとは、どのような仕事であるのか」「ツアーナースに興味はあるけれど、実際自分に勤まるだろうか」などと不安に思ってしまいます。そこで今回は、求人の中でも人気の高いツアーナースについて確認していきたいと思います。

ツアーナースの仕事内容・業務内容・給料相場

まず、ツアーナースの仕事内容や給料の相場について、お話ししていきます。

ツアーナースは「ツアーに同行して参加者の健康状態を把握し、ケガ人や急病人が発生した際は、応急処置や救急搬送の必要性の有無を判断する」というのが主な仕事内容です。

イベントナースと間違われる方がいますが、イベントナースはお祭りやフェス、コンサートなどのイベントでけが人などが出た際の救護ナースです。そのため、旅行に同行するツアーナースとは異なります。

一見すると、「海外旅行にも同行できそう」だと考える方がいるかもしれませんが、ほとんどのツアーナース求人の行先は国内になります。特にツアーナース初心者・未経験者は国内求人しかありません。

ツアーナースの関わる仕事内容として多いのは主に、学校で実施される修学旅行(京都や九州、北海道など)や林間学校、日帰りバス旅行、スキー旅行、移動教室、地域の小学校の子どもたちが集ったサッカー合宿などです。他にも高齢者バスツアーなどにも引率することがあります。

例えば以下は、小学生の子どもたちのサッカー合宿などのツアーナース求人になります。

この求人での募集地区は広島県、三重県、埼玉県などですが、子どもたちの夏休みがある7~8月にかけてはツアーナースの募集は日本全国であります。内容はやはり野球やサッカー、バスケットといった小学校の子どもたちのスポーツ合宿が多いです。

ツアーナースをさらに具体的にイメージする方法として、「学校行事に同行する保健室の先生(養護教諭)」のような立場と考えてみるといいでしょう。

小学校・中学校で働いている実際の養護教諭は、丸一日引率しなければならない修学旅行のような行事に参加してしまうと、学校に残っている他の生徒のケガや病気に対応できなくなってしまいます。そのため、ツアーナースが小学校・中学校の養護教諭の代わりに旅行期間の間だけ臨時で付添う仕事を担うのです。

ツアーナースに必要な資格・スキル・経験年数

ではツアーナースを行う上で、必要な資格やスキル、看護師としての経験年数はあるのでしょうか。

ツアーナースをするからといって、特別な資格やスキルは必要ありません。経験年数は「臨床経験3年以上が望ましい」とする求人案件がありますが、「新卒の未経験や新人看護師でもOK」とする求人も多いです。

求人のなかには正看護師だけを募集しているところもありますが、准看護師でも可能のところも多く、8割以上は准看護師資格だけでも問題ありません。経験不問・未経験者歓迎との記載がある以下のような求人を選ぶとよいでしょう。こちらは沖縄へのツアーナース案件になります。

ただ、ツアー参加者のなかに「〇〇という持病を抱えている」という場合は、万が一の事態に備えて、どのような対処を行えばいいのかを事前に調べておく「下調べ力」が大切です。

他にも「相談力」があると、周囲のスタッフが助かります。ツアー中に困ったことや分からないこと、または自分の判断で行ったことに対しては、必ず他の添乗員さんや担任の先生、旅行の主催者と相談し、情報共有を行える人がツアーナースに向いています。

医療関係者ではない相手にも分かるように「どのような状況にあるから、ツアーナースとして自分はどのような判断をして、いま患者さんはどのような状態にあるのか」を具体的に伝えると信頼されるツアーナースとして認知してもらうことができます。

例えば、以下のような内容です。

15分程前にAさんが暑くて気分が悪いといっているので、木陰で休んでもらいながら、体温と血圧を測りました。

体温はそれほど高くなかったのですが、血圧が普段より低めでしたので、熱中症を疑い、あちらのベンチで足を高くして横になって休んでもらっています。足を高くするのは、血流を良くするためです。

脇には保冷剤を入れ、大きな血管を冷やすためにクーリングを行っています。

10分ほど経過して、水分は幾分か補給できるようになり、血圧も普段通りになってきました。Aさんは「もう大丈夫だ」というのですが、あと15分程度はこまめに水分補給を行ってもらい、様子を観察していきたいと思います。

看護師同士では当たり前の看護を行っているため、いちいち「熱中症のときに、足を高くして休んでもらう理由」について上の人に報告することはないでしょう。

しかし、些細なことでも情報共有しておけば、添乗員さんや担任の先生も安心して、あなたに急病人を任せることができるのです。どんな小さなことでも報告・連絡・相談を実践するようにしましょう。

ツアーナースの給料相場

ツアーナースですが、多くは単発(スポット・日雇い)の仕事となり、時給制ではなく日給制になります。多くの場合、アルバイトや派遣看護師としての雇用契約になり、原則日払いです。

日給で10,000~15,000円というのが一般的な相場で、一日拘束される割には、時給換算すると高額ではありません。少しがっかりした方もいるのではないでしょうか。

月にどの程度、ツアーナースの仕事を行うかによって給料は異なりますので、年収は一概にはいえません。毎回定期的にツアーナース求人が出て、採用されるとも限らないため、ツアーナースだけで生活するのは難しいのが現状です。

例えば以下は、ある東北の高校が開催する修学旅行へ引率するツアーナース求人です。日当との掲載がある通り、日給制のアルバイト求人になります。

しかし、ツアーに同行する際に必要な交通費や宿泊代はかかりません。下記は沖縄の修学旅行(高校生)へ同行するツアーナース求人です。

中には、以下のように食費補助を行ってくれる求人も多くあります。

このようにツアーナースとして同行している期間はほとんど費用がかかりません。そのため時給換算にすると一見安価に思えますが、休憩時間なども豊富にあるため、この金額は妥当な相場となります。

もちろん日帰りのツアーよりも、宿泊を伴うツアーのほうが日給を高く設定している傾向にあります。

ただし注意点として、宿泊があるツアーの多くは、事前にツアー同行者を集めて、研修会やセミナーが開かれます。その場合の研修会に参加するのにかかった交通費や費やした時間は無給であるケースがほとんどです。

求人票には、事前打ち合わせにかかる交通費や研修費は詳細が記載されておらず、雇用契約締結後に「事前に行う研修には、交通費や研修費でない」ことを知らされることが多いです。

ただ、以下のような求人であれば、事前打ち合わせにも2,000円といった給料が発生し、交通費も支給してもらえます。

ちなみに事前に研修会がない場合は、出発日に早めに集まり、そこで説明されることが多いです。その場合であれば早朝に呼び出しがあり、事前打ち合わせを行ったとしても時給は発生せず、日当に含まれます。

正社員・常勤のツアーナースになれる可能性は少ない

派遣看護師やアルバイトなどスポット・単発の仕事が多く、正社員でツアーナースをしているという方は少ないです。正社員のツアーナースを希望するのであれば、直接JTBなどの旅行代理店に「ツアーナース求人の有無」を確認する必要があります。ただ、可能性は非常に低いです。

正社員という安定した立場に就いておきたいのであれば、やはり正社員としてどこかの医療機関に所属し、長期の休日を利用して副業でツアーナースとして参加するしか方法がありません。

まずは所属している職場の上司に「長期休暇を利用して、ツアーナースの仕事をしても問題ないか」の確認を取るようにしましょう。

ただ非常に稀なケースですが、アルバイトや派遣看護師で行っていたツアーナースとしての働きぶりが認められて、旅行代理店などから声がかかり、看護師の添乗員として正社員への道が開ける人がいます。

まずは地道にスポット・単発を行い、アルバイト・派遣でツアーナースの経験を積んでいき、旅行者や引率した旅行代理店の添乗員に評価される仕事ぶりを見せるよう心がけると良いでしょう。

ツアーナースのメリット・デメリット

それでは、ツアーナースのメリット・デメリットについてまとめておきます。

・ツアーナースのメリット

ツアーナースの具体的なメリットは以下のとおりです。

  • 全国各地、様々な地域へ行くことができる
  • 食費や交通費・宿泊費が出るため、無料で旅行できる
  • 看護師間の人間関係に悩まされない
  • さまざまな人との出会いがある
  • 「先生」の一人として接してもらえる
  • いざというときに頼られる など

ツアーに看護師として同行するというのは、狭い病棟での逃げ場のない看護師間の人間関係から逃れられ、気分転換するにはもってこいの仕事だといえます。

傷病者が出ないように、周囲に目を光らせながらケガや病気を予防し、誰一人ケガや病気をすることなく、無事にツアーから戻ってきたときの達成感を味わうことができます。

またツアー終了後に、子供たちから「看護師さん(保健の先生)、ありがとうございます」といった言葉がかかると、「またツアーナースを続けていきたい」と思い、応募する人が多いです。

・ツアーナースのデメリット

では、反対にツアーナースのデメリットとはどのようなことでしょうか。以下に述べていきます。

  • 夏や冬などツアーシーズンには求人が多いが、オフシーズンには求人は少ない。常に自分に合った求人があるとは限らない
  • 移動が好きではない人は疲れる
  • アルバイト、パート、派遣看護師といった雇用方法しかない
  • 日給の低い求人が多い
  • 国内ツアーの求人が主で、海外ツアー求人は稀
  • 救急事態に迅速な対応が求められる など

ツアーナース求人は常に出回っている求人ではなく、やはり7~8月などの夏休み、12~1月にかけての冬休みに多くなります。そのため、ツアーナースは安定して稼げる仕事ではなく、趣味と実益を兼ねた不定期な仕事だと思ったほうがいいでしょう。

小学生中心のツアーに参加すれば、ケガや乗り物酔いなどに対応することが多いです。一方で、高齢者中心のツアーでは急な体調の変化などで救護することが多くあります。中には、高齢者のツアー客が食事中にもちを喉に詰まらせて、応急処置を施したツアーナースもいます。

このように、緊急事態対応で動き回らなければならないことに苦痛を感じる人であれば、ツアーナースは向いていません。ただツアー同行中、旅行者は羽目を外すことが多く、注意していても傷病者を出してしまうことがあります。

そのときに「私が同行していながら、傷病者を出してしまった」と責めていても仕方ありません。もし旅行中にケガ人を出したとしても、ツアーナースであるあなたがしっかりサポートすることで、旅行者にとっては「ケガや病気が一番良い思い出」に変わるかもしれないのです。

起きてしまったことを冷静に受け止め、旅行者に不安や心配を与えないように行動できるよう万全の体制で臨むように心がけると良いでしょう。

ツアーナースとして気を付けたい服装・持ち物

次にツアーナースの服装や持ち物について述べていきます。普段着ているナース服とは違い、ツアーナースの服装は「動きやすい服装」であることが前提となります。

特にアウトドア系の登山やハイキング、キャンプなどのツアーですと、参加者と一緒に野外をアクティブに動き回るように指示されることが多いです。イベントナースのように救護室で、傷病人が出るまで待ち続けるということはありません。

さらに、緊急事態が発生した際には、ツアーナースは誰よりも早く現場に駆け付け救護にあたらなければなりません。そのときに、動きやすい服装でなければ、仕事を全うできないからです。

ただし、私服といってもジーンズやサンダルなどは好ましくありません。あくまで仕事としてツアーに参加するわけですから、ジーンズやサンダルだとあまりにもラフ過ぎてしまいます。また、派手な柄物のシャツなども周囲にあまり好印象を与えません。

以下に示す写真のように、華美に過ぎず、暑さや寒さに対応しやすいシンプルで動きやすい服装をお勧めします。

また夏であれば、下の写真のようにハーフパンツにタイツを着用すれば虫刺されやケガなどに悩まされることが少なくなります。

先生らしいカジュアルで清楚な装いをイメージし、傍から見ても嫌な印象を与えない服装にしましょう。

また荷物を入れて持ち運ぶカバンですが、リュックサックがおススメです。リュックサックですと両手が空くので、参加者にケガ人や急病人が出るなど万が一の事態が発生した場合に、両手で処置を施すことができるので便利です。

またツアーナースが救急箱をもつことがあるため、その場合は荷物がかさばります。そのような場合でも、大きめのリュックサックを一つもっていけば事足りるので、何袋も荷物を持ち運ぶ必要がなくなるため助かります。

ちなみに、人は外見で第一印象を判断してしまう傾向にあります。そのため、あなたのツアーナースとしての評価はまずは「服装で決まる」といっても過言ではありません。また挨拶はしっかり行い、好印象を得るように心がけましょう。

印象が良ければ、また同じ会社や学校から「あなたにもう一度ツアーナースを頼みたい」という指名での依頼がくる可能性が高くなります。

ツアーナースの持ち物一覧

ツアーナースの採用が決まると小学校など学校関係の引率であれば、ツアーの一週間くらい前に学校の担当教諭やツアー会社の添乗員と連絡を取り合います。依頼先の学校で行われることがほとんどです。

そのときに「ツアーの行程」「持参するもの」「ツアー参加者の持病の有無」などについての伝達事項があり、安全の確保に努めるための注意点について確認します。

具体的なツアーナースの持ち物ですが、ツアー内容によっても異なります。ツアー内容を確認し、「緊急事態に備えて、このツアーに必要なものは何か」をイメージしてみるとよいでしょう。

例えば、以下の写真のように「高校生の修学旅行に引率し、飛行機に乗って移動するのであれば、どのような事態が起こる可能性があるか」などを考えてみるのです。

ここでは「どのような内容のツアーであっても、持参しておいたほうがよいもの」を以下に挙げておきます。

  • メモ帳やボールペンなどの筆記用具
  • 秒針のある時計(脈拍や呼吸数を計測するため)
  • 血圧計
  • 体温計
  • 聴診器
  • 絆創膏
  • 包帯
  • アルコール綿
  • タオル(止血・熱中症で体を冷やすなど用途は多岐に及ぶ)
  • ペットボトルの水(キズを洗い流すため・水分補給のため)
  • ビニール手袋(感染防止のため)
  • ビニール袋(嘔吐や過呼吸などに対応できるため)
  • ウエットティッシュ(嘔吐などに対応できるため)
  • レインコート(傘だと両手がふさがってしまうため)
  • 携帯電話用のモバイルバッテリー(屋外で充電が可能であるため)
  • 虫除けスプレーや日焼け止め
  • レジャーシート(屋外のケガや横になって休ませる用)
  • 生理用ナプキン(女児への対応用) など

事前に打ち合わせを行ったときに必要な持ち物が用意されていなければ、担当者に当日までに準備しておいてもらうと良いでしょう。当日には必ず持ち物が揃っているかどうか、確認するようにしましょう。

・事前に確認すべき仕事内容・業務内容

また、事前の打ち合わせでツアーナースが、ツアーの担当者や責任者に確認しておきたいことは以下の通りです。

  • 1型糖尿病や喘息などの持病がある児童・生徒の名前と対応方法
  • 特別な対応が必要な児童・生徒の名前と対応方法
  • 食物アレルギーのある児童・生徒の食事内容についての確認(どのような対応を取るのかも併せて確認する)
  • 救急箱や救護バックの中身の確認(必要な物品は入っているか・消費期限は切れていないか)
  • 児童・生徒に救急事態が発生した場合の連絡方法(どのような手続きを踏めばいいのかを確認)
  • 児童・生徒の健康カード(体温表)の有無の確認
  • 報告書の作成方法の確認
  • ツアー中に搬送可能な病院の確認
  • ツアーナースが必要となる自己負担金の確認(必要となる食費や入場料の確認)
  • 連絡の取り方の確認(緊急の事態が発生した場合、どの先生に一番に連絡を取ればいいのかの確認)など

事前に確認しておくことで、万が一の事態が発生したとしても、当日に焦ることなくスムーズな対応を取ることができます。ツアー中に、ケガや病気が発生したときの対応が遅れた責任はあなたにあります。

ケガや急病に備えての、救急箱の中身のチェックや点検、常備薬の期限の事前確認は欠かせない仕事となります。また呼吸器具を装着した参加者がいれば、呼吸器具の取り扱い方について事前に確認しておくことも重要な任務の一つとなります。

たとえアルバイトやパート、派遣看護師という日雇いの立場であっても、最後まで責任をもって仕事を遂行するように心がけることが大切です。

ツアーナース求人の探し方や仕事までの流れ

では、ツアーナースとして働くにはどのような手続きを行えばいいのでしょうか。ここでは、具体的な求人の探し方や仕事の流れについて述べていきます。

ツアーナースの求人は、人材派遣会社の求人案件の中でも特に人気が高いです。求人が出れば、すぐに応募者が殺到して採用枠の埋まる可能性があります。ハローワークなどで探してもツアーナース求人は皆無です。そのため、ツアーナースを行いたいのであれば、必ず人材派遣会社を通す必要があります。

また、ツアーナース求人案件は主に「非公開求人」となります。非公開求人にしている理由は、人気のある優良な求人案件であれば応募者が殺到してしまうので、ネット上には安易に掲載しないのです。

例えば、以下はMCナースネットという転職サイトから出された、東北地方でのツアーナース求人です。詳細は問合せが必要です。

これは応募者が集まりやすい求人であるため、安易な応募を行なわせず、責任感をもった人材だけを集めるための対策です。人材派遣会社は「本当にツアーナースとして働きたい」とする意思をもった看護師を選別し、小学校や旅行会社などに責任をもって紹介しなければなりません。

また、人材派遣会社に登録しておくと、優先的に良い求人を紹介してもらえる可能性が高くなります。

以下もMCナースネットのツアーナース求人募集です。MCナースネットはツアーナース求人が多いことで有名ですが、ネット上には求人情報として掲載されていても実際にクリックすると既に求人枠が埋まり掲載終了になっているものが多いです。

すでに掲載終了になっている理由は、登録しているツアーナース希望の看護師へ先に求人案件を紹介しているためです。そのため、ツアーナースを希望するのであれば、人材派遣会社にツアーナース希望の派遣看護師として登録し、早めに良い求人情報を紹介してもらうよう心がけると良いでしょう。

そこでツアーナースとして一番効率の良い「登録から、仕事を終えるまでの流れ」についてまとめてみました。

① 2社以上の人材派遣会社(転職エージェント)に登録する

まず、看護師専用の人材派遣会社のサイトで、実際にツアーナース求人を取り扱っているか確認します。そして、気になる2社以上の転職サイトに登録を行います。

すると、あなた専属の担当コンサルタントから、折り返し電話がかかってきます。そこで、あなたの条件を詳細に伝えましょう。あなたの希望する条件に合ったツアーナース求人があれば、その場で紹介してもらうことができます。

ツアーナース求人は競争率が高いため、自分から意欲を見せ、積極的にコンサルタントに働きかけることがポイントです。コンサルタントに数多くの希望者の中から、あなたのことを印象付けておくようにしましょう。こうしておくと、優良の求人を誰よりも先に紹介してもらえる可能性が高くなります。

② ツアーナース求人案件の依頼書を確認する

転職サイトのコンサルタントから紹介してもらった求人案件の依頼書の内容を確認しましょう。交通費、食費、宿泊費だけでなく、事前打ち合わせの有無などのチェックをします。

③ 派遣先の担当者と事前確認をする

旅行会社の担当者や小学校の先生などと事前に確認を行います。確認する内容は以下のようなものです。

  • 旅行の日程・集合時間・集合場所
  • 登山や海水浴などのアクテビティ内容を確認
  • アレルギーや持病のある参加者の確認
  • 持参する持ち物についての確認
  • 当日の服装についての確認 など

このときに、過去の傷病者の発生状況・発生場所についての注意点を聞いておき、今回の旅行での予防策などを話し合っておくと良いでしょう。

④ 旅行当日

ツアーナースは観光地などに同行するものの、遊園地など有料施設には入場せずに場外で待機することがあります。

その待機期間を有効に使い、持病やアレルギーのある参加者のために、宿泊するホテルに食事内容の変更依頼の確認を行います。このときケガ人や急病人が出た際は応急処置をしたり、救急搬送の判断・同行を行ったりします。

救急搬送が必要になったときは家族や保護者へ連絡、宿泊ホテルとの調節なども行います。また何らかの処置や看護を行った際は、その報告書を記載します。

⑤ツアー終了

人材派遣会社や雇い先宛てに勤務確認書を記入して返送します。

ツアーナースは旅行気分で行なえる簡単な仕事ではありません。緊急時の対応や知識、応急処置の方法などを把握し、責任の重い仕事でもあります。参加者に満足した旅行を味わって帰ってもらえるよう、旅行会社側のスタッフとして真剣に取り組むことが大切です。

スポット・単発でも「アルバイト・パート」「派遣」の選択肢がある

通常、ツアーナースはスポット・単発の仕事になります。その場合、「アルバイト・パート」と「派遣看護師」といった二種類の申し込み方法があります。

アルバイトやパートの場合、直接雇い主と契約することになります。一方で、派遣の場合は、雇い主とあなたとの間に人材派遣会社が仲介することになります。

人材派遣会社ではアルバイト・パート・派遣看護師のツアーナース求人を扱っています。アルバイトとパートは同じ雇用形態であり、派遣看護師は登録制となっています。ただ、これらの仕事内容に違いはありません。

いずれにしても、転職サイトに派遣看護師として登録していれば、ツアーナース求人やイベントナースといった多くのレア案件を紹介してくれます。

また、あなたの条件に合った単発の求人案件があれば、あなたの担当コンサルタント(エージェント)がネット上に掲載する前に教えてくれるなどのメリットがあります。

・転職エージェントの活用はトラブル時も安心

そのほかにも、アルバイト・パート、知り合いの紹介などで直接契約をしてしまった場合、万が一トラブルやクレームが発生したとき、あなたの責任として対処しなければならなくなってしまいます。

しかし、人材派遣会社を通して派遣契約を行ったのであれば、人材派遣会社が間に入ってくれ、トラブルの解決に動いてくれます。

ツアーナースは日雇い・スポット・単発ということもあり、トラブルが起きた際は孤独で辛い一面に立たされる心配があります。このようなことから、転職サイトを通しておいて損はありません。

口コミで評判のツアーナースの人材派遣会社

そこでツアーナースなどのスポット・単発の仕事を多く抱えている、口コミや評判に優れたおすすめの人材派遣会社を2社紹介します。

1社だけの登録ですと、相性の良いコンサルタントに巡り合う可能性が低くなるだけでなく、選択する求人数が少なくなってしまいます。こちらの2社に登録しておけば、希望する求人に出会いやすくなります。

MCナースネット

MCナースネットは、全国規模で展開している看護師専門のスポット・単発求人や派遣を抱えている人材派遣会社になります。ツアーナース特集が組まれるくらい、希少案件のツアーナースの求人を多数抱えています。

全国規模で展開しているので、地方でツアーナースに興味のある看護師も求人を紹介してもらえるチャンスがあるという特徴があります。

今すぐにはツアーナース求人がなかったとしても、MCナースネットに登録しておけば、求人が出たときにあなたに担当コンサルタントから電話がかかってくる可能性が高いです。

また、ツアーナースの仕事が見つからないときでも、あなたが希望すれば、MCナースネットは多くの求人をもっているので、レアなスポット・単発求人を紹介してもらえる可能性が高いのが特長です。

MCナースネットを利用することにより、上手に空き時間を利用して、満足できる働き方を実現することができます。

パソナメディカル

数ある看護師の人材派遣会社のなかでも、パソナメディカルは1985年から続いている看護師転職のパイオニア的存在の企業になります。30年以上の実績のある信頼できる会社といえます。

そのため、提携している企業も多く、ツアーナースの求人案件は随時アップされます。地方でも安心の全国対応であり、選べる仕事の種類もMCナースネットに負けず劣らず豊富なのが特徴です。

「ツアーナースをするのに、看護師経験が少ないから不安がある」といった方は、こちらのパソナメディカルで提供されるサポートサービスを利用するのをおすすめしています。理由としては、登録した看護師向けに無料のイーラーニングや無料セミナー、「なんでも相談窓口」の設置などがあり、サポートを受けられるからです。

またパソナメディカルであれば、事前にあなたに詳しく業務内容や勤務条件を教えてくれるので、安心して仕事に取り組むことができます。

さらに、要件を満たせば、パソナメディカルの社会保険に加入することができ、有給休暇の取得などが可能になることもあります。派遣看護師を専従で行なったとしても、好待遇・好条件で仕事をすることができるのもパソナメディカルの良さといっても良いでしょう。


看護師転職での失敗を避け、理想の求人を探すには

求人を探すとき、看護師の多くが転職サイト(転職エージェント)を活用します。自分一人では頑張っても1~2社へのアプローチであり、さらに労働条件や年収の交渉までしなければいけません。

一方で専門のコンサルタントに頼めば、100社ほどの求人から最適の条件を選択できます。このとき、病院やクリニック、その他企業との年収・労働条件の交渉まですべて行ってくれます。

ただ、転職サイトによって「対応エリア(応募地域)」「取り扱う仕事内容」「非常勤(パート)まで対応しているか」など、それぞれ違いがあります。

これらを理解したうえで専門のコンサルタントを活用するようにしましょう。以下のページでは転職サイトの特徴を解説しているため、それぞれの転職サイトの違いを学ぶことで、転職での失敗を防ぐことができます。

派遣看護師として転職する

・派遣看護師で高時給・好待遇を狙う

一つの職場で働き続けるという形態ではなく、3ヵ月や半年など一定期間だけ勤務する派遣看護師という方法も存在します。高時給を実現でき、人間関係のもつれがなく、「派遣が終わった後は長期の旅行に行く」など自由な働き方を実現できます。

派遣看護師で働く

注目の人気記事

・転職サイトを活用した看護師転職の体験談

看護師として活動するうえで、私自身も転職活動をしたことがあります。このときは転職サイト(転職エージェント)を利用したため、そのときの実体験や方法を踏まえ、失敗しない転職について紹介します。

管理人による転職体験記

・転職エージェントを活用し、看護師転職で成功する

看護師の転職で失敗しない方法として、必ず意識すべきことの一つに「転職サイト(転職エージェント)を活用する」ことがあります。年収交渉や勤務条件を含めすべて代行してくれるからです。そこで、具体的にどのように活用すればいいのかを確認していきます。

転職サイトの活用法

・看護師転職サイトのお勧めランキング

看護師の転職サイトはそれぞれ特徴があります。「対応地域が限定されている」「取り扱う仕事内容に特徴がある」「非常勤(パート)に対応していない」などサイトごとの特性を理解したうえで活用すれば、転職での失敗を防げます。

お勧め転職サイトランキング

新たな看護師の働き方

・美容クリニック・美容皮膚科への転職

夜勤なしで高年収を実現できる求人として、美容クリニック・美容皮膚科があります。死と隣り合わせの職場ではなく、患者さんを美しくする手伝いを行うのが美容クリニックです。

美容クリニックへ転職する

・単発・日払いの高時給求人を探すには

「今月は苦しいため、もう少し稼ぎたい」「好きなときだけ働きたい」など、こうしたときは高時給を実現できる単発・スポットバイトが適しています。健診やツアーナースなど、看護師ではさまざまな単発案件が存在します。

単発・スポットバイトで働く