人間関係は非常に複雑で、仲良くしていた同僚が急に冷たくなったり、親切に教えてくれていた先輩の態度がある日突然よそよそしくなったりすることはよくあります。

とくに看護師は看護師間のコミュニケーションを密に取り、協力し合って仕事をしなければなりません。

しかし職場内での人間関係が悪いと、「必要な連絡をしてくれない」「急いでいるのに雑用を押し付けられる」「聞こえるように悪口・陰口をいう」など足を引っ張られるだけでなく、患者さんの安全安楽や生命を脅かす可能性も出てきます。

そこで今回は「看護師の職場で、できるだけ良好な人間関係を保ち、悪口・陰口から逃れる方法」についてお話していきたいと思います。

他人のことが気になって仕方ない人たち

「他人のことが気になって仕方ない人」はどこにでもいます。この人たちにとって気に障ることがあれば、人間関係が壊され、周囲と築いてきた信頼がすぐに無くなります。最悪の場合、人生まるごと台無しにされる人もいるでしょう。

特に恐ろしいのは、仲が良く腹を割って話していた同僚が、ある日を境にして突如豹変するケースです。本音と冗談を入り交えて話したことが、「すべて本音」として上司に伝わっているなどとなると弁明が難しく、職場にいづらくなることも出てきます。

このようなことが起こると人間を信用できなくなってしまいます。

なぜこれほど、他人のことが気になり恨み、そして「不幸にしたい」と思えるのでしょうか。

結論から言うと、「それだけ現状に不満をもっている」からなのです。

看護師は頑張ったところで、給与がぐんぐん上がっていく職業ではありません。ほとんどの看護師は、能力がある人もない人も頑張っても頑張らなくても、給料は一律にしか上がりません。一生懸命働いても、生活が向上している実感をもっている看護師は少ないでしょう。

その一方で、医療技術は進歩し、看護師が必要とする知識や技術は増えていきます。超高齢化社会の到来で、看護師の肉体労働も増加傾向にあります。

その上、医療費などの社会保障費は増大し国家財政は危うくなり、年金や社会福祉にも限界が見え始めています。閉院する病院やクリニックなども出てきています。

このような世の中において、多くの人たちは「将来への不安」を抱えています。

それにも関わらず、政界のトップは「一億総活躍」「みんなが輝く社会」などと言っています。

しかし、ほとんどの人たちは「生活のために仕事をしている」のであって、「自分が活躍するために働いている状況」にはありません。「活躍」「輝く」などのキーワードばかりが世の中に氾濫することで、徐々に多くの人の心は、現状と理想とのギャップに苦しめられてきます。

「他人を不幸にしたい人」は、「活躍」「輝き」とは無縁の世界で生きていると自分自身を思い込みがちです。そして職場で他の人が活躍し輝いてみえたとき、それはやがて「不満」となって「他人を不幸にしたい衝動」に駆られます。

他人を不幸にしたい人の精神構造はどうなっているのでしょうか。他人を不幸にしたくて仕方がない人のいる職場で、どのように生き抜いていけばいいのでしょうか。

「自分がターゲットにされている!」と気づいた場合は、もはや手遅れです。他人を不幸にしたい人の傾向を早めに感じ取り、適切な対策を講じるように心がけましょう。

他人を不幸にしたい人を見抜くチェックリスト

まずは、「他人を不幸にしたい人」と思われる人を見抜くチェックリストを作ってみました。こちらで確認してみましょう。

こんな人は注意!「他人を不幸にしたい人」チェックリスト

□ 新しい職場で、一番に声をかけてくれる

□ あなたのことをやけに高く評価している

□ だれかがミスをしたら、大げさに周囲に伝える

□ 誰かにミスを指摘されると、すぐに言い訳をする

□ 「どうせ私は…」と自分を卑下するのが口癖

□ プライベートがうまくいっていない

□ 人の話に興味がない

□ 周囲が忙しそうにしているにも関わらず、時間がないか聞いてくる

□ ホウレンソウ(報連相=報告・連絡・相談)を怠るとキレる

□ 愚痴ばかりこぼしている

□ 周囲が冗談をいったことを真に受け、突然キレたことがある

YESの数を数えてみてください。

・1~4点 … いまのところ、それほど周囲に悪影響を与える可能性は低いと考えられます。

・5~8点 … あなたの言動によっては、豹変して攻撃してくる可能性があります。些細な言動にも注意する必要があります。

・9点以上 … すでに相手は「あなたを不幸にする手はず」を整えているかもしれません。気づかれないように、距離を取るようにしましょう。

他人を不幸にしたい人の精神構造

では、他人を不幸にしたい人の精神構造とはどのようになっているのでしょうか。

幸せそうな笑顔を妬む

誰でも「幸せそうにしていたり、自分よりも人生が充実していたりする人」がいると、自分の現状と比べて自分が不幸に思えてくることがあります。そこまでは理解できる心理といえるでしょう。

しかし「他人を不幸にしたい人」というのは、「自分より他人のほうが幸せなこと」に対し苛立ち、「自分が感じた不幸を味あわせ同じ目に遭わせてやりたい」と実際に行動に移します。

このような人は、「自分自身の中に存在するネガティブな感情」を誰かに投影したい気持ちが非常に強いのです。本来であれば、幸せそうな人を攻撃して自分のエネルギーを消耗するよりも、自分が幸せになることにエネルギーを使用すればいい話です。

しかし、自分が幸せになるよう行動を移すより、他人に自分と同じような不幸を感じてもらうほうが手っ取り早いため、つい楽なほうに動いてしまうのです。

他人を不幸にしたい人は、ターゲットとなった人の小さなミスを徹底的に叩いたり、粗探しをしたりします。周囲に悪い噂を流したり、不信感を煽るように大げさに情報を伝えたりして、仲間外れにもっていきます。

このような人は、「看護師の仕事」よりも、「人を不幸にすること」のほうにはるかに熱心に取り組み、達成感や喜びを感じていることが多いのです。他人を不幸にすることによって、その人よりも優位に立て、自分の苛立ちや不安を一瞬でも消し去り、日頃の鬱憤を晴らすことができているのです。

誰かが幸せであったり、楽しそうにしていたりする人をみると、無意識ですが、どうしても許せなくなるのです。他人を不幸にすることで、「自分と同じネガティブな感情を味わわせることができた」と安心するのです。

親切にしてくれた上司が部下を潰す

入職して一番親切にしてくれた上司や先輩が、「実力をつけてきて一人前になってきた後輩」に嫉妬し始め、潰しにかかることも珍しいことではありません。

自分の看護に自信がある上司や先輩であれば、育てあげた後輩を潰すようなことはしません。しかし看護に自信がなく、コンプレックスの塊のような上司や先輩であれば、「実力をつけた後輩」はライバルに変わります。

ライバルは自分の立場を脅かす存在となります。そのため、不幸になるようセッティングし始めるのです。

仲の良い同僚がある日豹変する

仲の良かった同僚もある日、豹変することがあります。

ある女性看護師の例です。

Aさんは同期入職で仲の良い同僚に、「今の科に必要な専門資格を取りたいから、関連のある勉強会に参加したり、早めに帰宅して勉強したりしようと思っている」と告げました。その話を聞いた同僚は、「私もその資格を取ろうと考えてたから、一緒に頑張ろう」と言ってくれたそうです。

しかし、しばらくして、Aさんはその同僚から仕事帰りに頻繁にお茶や食事に誘われるようになります。毎回誘いに応じていたら、勉強する時間が無くなってしまうため、ときどき断るようにしました。

するとその同僚から「あの人(Aさん)、自分だけ抜け駆けして、出世したい気満々でいるみたい。なんだか仕事も最近上から目線だし」と職場で言いふらされ、仕事がしづらくなりました。

Aさんは、「仲の良い同僚だ」と思っていただけにショックも大きく中々立ち直れず、結局、異動願を出してしまいました。

このように、仲良くしていた同僚でも、不幸にされてしまうことがあります。いえ、仲の良い身近な存在だからこそ、自分と他人を比較されやすく、簡単に妬まれてしまうのです。

他人を不幸にしたい人は、「自分のほうが劣っている」と判断したら、「自分と同じレベルに落とそう」という意識が働いてしまうのです。

自分と比較し、優れている人は不幸にしたい

このように、どの事例をみても職場で「人を不幸にしたい」と考える人は、自分と他人を比較することに意識が向いています。人間には、どうやら「比較せずにはいられない習性」があるようです。

誰かと常に比較して、自分よりも優れていると思った途端、その人を自分と同じ不幸に引きずりおろさずにはいられないのです。

これは心理学的に、自分に自信をもてない人が、職場の中での自分の立場や地位を確保するために行動した「必死のあがき」でもあるのです。

「他人を不幸にしたい人」のいる職場で生き抜く方法

では、このような厄介な人のいる職場で、どのように生き抜いていけば良いのでしょうか。パターン別に対処の仕方についてお話していきます。

「厄介な上司」には小まめなホウレンソウ

厄介な上司へのホウレンソウ(報告・連絡・相談)はなかなか難しいです。相談しようにも「どうして私にそのようなことまで聞いてくれるの」「もっと自分で考えて行動しなさい」と言われると、つい遠慮してしまいます。上司が忙しそうに仕事をしていればなおさらです。

しかし、ホウレンソウを遠慮していると、反対に誤解されてしまうこともあります。

相談しようとすると、あれだけ邪見に扱っていた上司から「あの人(あなたのこと)は、私に何の相談や報告もなく、勝手に物事を進めるから困る」といわれて、愕然としたことはないでしょうか。他にも、上司が「あの人(あなた)は私のことを無視して!馬鹿にしているのかしら」と言っていたなどと噂で聞いて、慌ててしまった経験はないでしょうか。

どちらにしても「上司の手を煩わせまい」と気を遣ってのことであるのに、「どうしてこのようなことになるのだろう」と戸惑ってしまいます。

問題は「遠慮したこと」にあります。実は「遠慮が裏目に出てしまうこと」は多いのです。

その証拠に、上司の忙しさをあまり配慮せず、小まめに相談や報告を行う人は、迷惑がられることはほとんどなく、むしろ可愛がられていることが多いです。

それはどうしてでしょうか。

ここで重要なのが、「上司の不安心理に目を向けている」ことです。どのような上司であっても、部下からどのように思われているのか、信頼されているのか、気になるものです。「部下から頼りない上司と思われているかもしれない」という不安を抱いているのです。

そのようなときに、部下から相談されたり、小まめな報告を受けたりすると、上司は「自分は信頼され、頼られている」と存在価値を実感することができます。

ホウレンソウには、報告や相談をして「仕事をスムーズに進める」という実務的な意味以上に、「上司の心のケア」という心理的な意味があるのです。

とくにリーダーシップや看護能力のない上司ほど、自信がなく、強い不安をもっています。ちょっとしたことでひがんだり、歪んだ解釈をしたりしやすいものです。「無視された」「バカにされた」と感じると、無意識に防衛本能が働き、攻撃に出始めます。

そのため、上司の心のケアとしてホウレンソウを怠らないように意識して行うことが大切です。

「落ち込みやすい同僚」は励まさない

何か仕事で失敗して落ち込んでいる同僚を見ると、同情してしまい、優しく声をかけてあげたくなるものです。それが、たまに落ち込んでいる人だといいのですが、しょっちゅう落ち込んでいる人に軽々しく関わると、ややこしくなりがちですので注意する必要があります。

落ち込みやすい人は、気分が不安定な人です。実際に、「落ち込みやすい同僚に同情し気を遣って親切にしてきたところ、あるとき攻撃的な態度を取られて、恐怖心から距離を置くようになった」という話はよく聞きます。

実は落ち込みやすい人には、「攻撃的な心理」が潜んでいることが多くあります。

なぜなら、抑うつ傾向のある人は、自分に起きた出来事を否定的に捉えがちであるため、気分が沈みやすいのです。そのため、当然相手の言動も否定的に捉えやすく、「敵意を持ちやすい人」だといえます。

こちらは親切心で声をかけたとしても、相手は歪んだ認知により敵意を感じ、攻撃を仕掛けてくるのです。

相手とそれほど近い距離にいない職場の同僚や先輩・後輩の場合は、安易に同情して関わるようなことは慎むことです。思ってもみない反撃を受ける可能性が高いからです。

「仕事ができない人」には過度に親切にしない

仕事が遅かったり、度々失敗をしたりする人に対して、その人から「手伝ってほしい」といわれてないにも関わらず、こまめに親切に手伝っていると陰で悪口を言われてしまうことがあります。

実は仕事ができない人は、「自分はバカにされていないか」「周囲から軽く見られていないか」という不安を常に抱えています。

そのため親切で仕事を手伝ったとしても、「自分が助けられた」とは考えず、「自分より相手のほうが、仕事ができる」ということに注意が向いてしまいます。自分と手伝ってくれた人を比較して、「自分が劣っている」と感じるのです。

このような人は、手伝ったことで表面上は感謝されても、心の中では面白くないと感じることが多いです。余計な問題を生じさせないためにも、あまり頻繁に親切にせず、必要以上に関わることが無いように心がけることが大切です。

「陰で愚痴や悪口ばかり言う人」には頼ってみる

陰で愚痴ばかり言う人は、「自分の現状」に不満を抱いている人です。しかしこのような人は、「不満のある現状の自分」を冷静に見つめ、それを打破する行動力を持ち合わせていません。

情けない自分を認めてしまうことはできず、自分自身から目をそらし、上司や同僚への愚痴や悪口をいうことで気持ちを紛らわせているのです。

このような人は、「承認欲求」を満たすことで現状に満足しやすくなります。承認欲求とは、「周囲から認められたいとする感情のこと」です。

そこで、その人物の得意なこと、できそうなことを任せてみるのです。仕事のことで相談を持ちかけ、意見を求めてみることもお勧めします。

そうしてあげることで、その人は「自分が尊重されている、頼られている」と感じ、現状の不満から目をそらすことができます。

承認欲求を満足させることができれば、陰口や悪口といった負の思いを口にして周囲を嫌な感情で覆うことは無くなり、周囲の期待にもっと応えたいというポジティブな思いに変わるものです。

「自己愛が強い人」とは距離を置く

自己愛は誰しももっていて当然です。しかし「この人は極端に自己愛が強いな」という人は要注意です。自分のことしか眼中になく、相手の都合や気持ちは関係なく、自分の要求を突き付けてきます。

このような人は、こちらがどのように忙しくても遠慮なく頼みごとをしてくるにもかかわらず、こちらから頼むと「忙しくてできない」とあっさり断ります。

「自分は特別」だと考えており、「自分は常に正しく、みんなが自分のために動いて当然」と考えている傾向があります。このような人は、「自己愛性パーソナリティ障害」の診断基準が参考になります。

自己愛性パーソナリティ障害の人は、「自分は特別」といった意識を強くもち、自分が活躍する誇大妄想を抱いています。このような人の特徴としては「限りない称賛を求める」「平気で人を利用する」「共感性が乏しい」「嫉妬深い」「実際以上に自分の才能が優れていると思い込んでいる」「特権意識が強い」などが挙げられます。

上記のような人物は、衝動的な部分があり、自分の感情をコントロールすることが苦手です。そのため、自分の思いどおりの行動に対して、相手が対応してくれなければ攻撃的になりやすいのです。

「もしかするとこの人は自己愛が強すぎるのではないだろうか」と思った場合は、深入りせずに、距離を置くことが望ましいです。

悪意のある噂を流されても無反応

もしあなたが悪意のある噂を流されて苦しんでいたとしても、反応したり反撃したりしてはいけません。悪意のある噂を流す人は、あなたを追い込もうと躍起になっているのです。

そこで、あなたが悲しみ慌ててしまえば相手の思うつぼです。相手は喜び、さらに調子に乗って攻撃してくるでしょう。

そのため、どのような噂が流されたとしても、反応せず、感情的にならないことです。手応えが無いことが分かると、相手は達成感が無く、つまらなくなります。

悪意のある噂に対しては、無反応でいることが一番賢い方法だといえます。

理不尽な言いがかりに反論しない

他人を不幸にするのに躍起な人が、何か見当違いなことを言ってきても、反論してはいけません。反論してしまうと、さらにムキになって攻撃してくる可能性が高いからです。もちろん相手は、こちらの言い分など聞いてくれるはずがありません。

そのため、嫌なことを言われても、傷つく言葉を投げつけられても、相手にしていてはいけません。相手と同じ土俵に立ってしまうと、そこは泥沼になります。

ただし、あからさまに無視したり、嫌そうな素振りを顔に出したりすると、相手は余計に興奮して攻撃的になることもあります。

そのようなときは、こちらは感情的になるのではなく、丁寧な言葉遣いで、「無理なものは無理」と伝えましょう。訳が分からないまま謝り、勢いに押されて相手の要求をのみこむと、その後もどんどん要求がエスカレートしていきます。

そして、あなたの手に負えないところまで至ったため断ると、相手から「待ってました」といわんばかりの総攻撃を受ける羽目になります。

まずは向こうの言い分を聞き、共感を示し、その上でやむを得ない事情を説明しましょう。このように行っても、トラブルに発展しそうな場合は、二人きりで話さず、周囲の人を巻き込んで話し合うようにしましょう。証人がいることで、あなたの身を守ることにつながります。

職場では「リア充」を隠す

「嫉妬心が、攻撃性を刺激する」ということは説明した通りです。

ということは、職場で人から「いわれのない攻撃」を受けるのを避けるためには、極力嫉妬されないよう注意することが大切です。

しかし、自分が「いかに充実した生活を送っているか」「いかに楽しい毎日を過ごしているか」といったリア充ぶりを職場で語る人がいます。リア充とは、「リアル(現実)が充実している」という意味です。

これは、大変危険なことです。

自分の充実した思いや楽しい生活を話すことに、中には嫉妬する人が必ずいて、攻撃対象としてセットオンされることがあります。

例えば、男児を出産したモデルの蛯原友里さんが自身のブログに「お腹にいた赤ちゃんが私の胸ですやすや眠っている寝顔を見ていると、とても愛おしく味わったことのない幸せな気持ちに包まれたり、大きな鳴き声にびっくりしたりの毎日に感動しています」と書きこんで、批判が相次いだことがありました。

批判内容として書き込まれたのは、「子どもを産めない女は幸せにはなれないの?」「子どもを産んでいない女性を見下した」といったものでした。

これを書き込んだ人は「羨ましい気持ち」を抱いていることが分かります。

そしてそれはただ単に「羨ましい」にとどまらず、「赤ちゃんを抱いて見つめていると幸せな気持ちになる」=「赤ちゃんを抱けない女性は不幸せである」と攻撃的なメッセージに置き換えてしまう「歪んだ心理」を働かせています。

上記のような事例からも分かるように、安易に自分のリア充を発信してしまうと、周囲の嫉妬心に火がついて、いわれもない攻撃をされ、嫌な目に遭わされる可能性が高くなるのです。

人間には比較意識があり、「自分が劣っていると判断したら攻撃してしまう」ということを決して忘れてはいけません。

毎日会う職場の身近な人間の幸せな姿を見ると「それに比べて自分は…」と不愉快な気分になってしまう人がいるのです。

「人は人、自分は自分。自分は自分なりに楽しいことを見つけて充実しよう」という意識がしっかり確立されていればいいのですが、みんながみんな、そういう訳にはいきません。

楽しい思いや嬉しい気持ちは自分の胸にしまっておき、職場では語ることがないように気をつけましょう。

褒められたことも「たまたま」と謙虚な姿勢で

誰かが職場で褒められた場合、「すごいね、よかったね」と祝福する気持ちと、一方で「どうして、あの人だけ?いいなあ」とうらやむ気持ちが一緒に湧くものです。

そのようなとき、相手が謙虚な人であると、祝福してあげたい気持ちのほうの比重が増すのですが、相手が自慢げにしていると後者の羨望の気持ちが強くなり、つい「不幸になってほしい」という心理が湧いてきます。

もしあなたが職場で褒められたときは、そこをしっかり念頭に置いて、謙虚な姿勢をとるように心掛けましょう。

周囲の人の妬み心を沸かせないためには、「たまたまうまくいった」「運が良かっただけ」「いやいや、これはみんなのおかげだよ」という言葉を口癖にしましょう。

そのことを怠っていると、攻撃される可能性が高くなってしまいます。

特に職場では、その傾向が強いのです。なぜなら、職場の同僚は、「似た者同士」「運命共同体」であるからです。似た者同士の間でこそ、その中で比較しやすいのです。

例えば、ほかの病院で働く学生時代の友人が出世しても、それほど羨ましいとは思いません。しかし、同じ病院で働く同期の看護師が出世したとなると、つい自分と比較してしまいます。同期や年齢が近い、同性、同職場の人に対して、比較しやすいのです。

このように職場は共通点が多い人物の集まりであるため、嫉妬心から攻撃されやすいといえるのです。そのため、上記で挙げたセリフを口癖にし、嫉妬による攻撃を避けることが大切です。

有能であれば、無能のフリをしよう

看護師社会は、横並び志向の強い業界であるといえます。「出る杭は打たれる」といわれるように、自分を際立たせないように注意しなければなりません。目立ってしまっては、思いがけないところで足をすくわれることになってしまいます。

看護師社会において、「有能だな」と思う人ほど無能なフリをして、自分を際立たせない術を身に付けています。能ある鷹は爪を隠しているわけです。

この社会で生き残るためには、他人を不幸にしたい人からターゲットとされないように、周囲に気を配ることが重要であるといえます。


看護師転職での失敗を避け、理想の求人を探すには

求人を探すとき、看護師の多くが転職サイト(転職エージェント)を活用します。自分一人では頑張っても1~2社へのアプローチであり、さらに労働条件や年収の交渉までしなければいけません。

一方で専門のコンサルタントに頼めば、100社ほどの求人から最適の条件を選択できます。このとき、病院やクリニック、その他企業との年収・労働条件の交渉まですべて行ってくれます。

ただ、転職サイトによって「対応エリア(応募地域)」「取り扱う仕事内容」「非常勤(パート)まで対応しているか」など、それぞれ違いがあります。

これらを理解したうえで専門のコンサルタントを活用するようにしましょう。以下のページでは転職サイトの特徴を解説しているため、それぞれの転職サイトの違いを学ぶことで、転職での失敗を防ぐことができます。

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夜勤なしで高年収を実現できる求人として、美容クリニック・美容皮膚科があります。死と隣り合わせの職場ではなく、患者さんを美しくする手伝いを行うのが美容クリニックです。

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