病棟勤務をし始めて、まだ新卒1年目や第二新卒(就職して2~3年目)の新人看護師でもクリニックへの転職を希望することがあります。病棟の夜勤が合わない、仕事終わりの勉強会や看護研究がつらいなど、人によって様々な理由が考えられます。

私も病棟勤務が合わない一人でした。私の場合、病棟勤務経験は10ケ月しかありません。病棟勤務での夜勤が辛く体力がついていかないのと、慢性期病棟であったため自分が想像していたような仕事内容ではなかったことが退職を考えた主な理由です。

経験の少ない看護師が転職を考えた場合、「短期間で辞めて希望するクリニックに転職できるか」「看護師経験が少ないからクリニックで働けるのか」などの不安を抱えやすいです。

確かに、さまざまな転職サイトを見てみると「クリニックの看護師は即戦力として考えられているため、1年未満や1年しか経験のない看護師であれば転職は難しい」と書かれていることがあります。

しかし、1年未満の看護経験しかなくても、希望するクリニックに転職し、満足いく働き方を手に入れることは可能です。実際、私は現在クリニックで私らしい充実した働き方を手に入れることができています。

そこで今回は、「新卒1年目や第二新卒の新人看護師が希望するクリニックに転職し、満足いく働き方を手に入れる方法」についてご紹介したいと思います。

病棟1年目や2年目で退職しても問題ない

病棟に勤務して1年未満や1年目、さらには第二新卒(2年目や3年目)の新人看護師がクリニックに転職しようと考えた場合、「経験が少ない」ことは問題になるのでしょうか。

まずは、病棟での経験が1年未満や第二新卒の看護師が転職するうえで、「早期に退職したこと」「経験が少ないこと」はあまり問題にはならない理由についてお話していきます。

自分に合ってない職場で長く勤めるほうが問題

病棟で1年未満や1年しか働いた経験が無く、クリニックへの転職を考えている場合、「短期間で退職をした」と自分を責めてしまうことがあります。

転職を考える理由としては、「月に数回やってくる夜勤」「人当たりの悪い先輩看護師との人間関係」「勉強会や看護研究などのサービス残業」など挙げられますが、病棟看護師であれば当たり前のようにこなしている一面もあります。

そのため、「自分には耐えられそうもない、なんて根性のない人間なのだろう。これでは看護師に向いていないのではないか」と思ってしまうのです。

しかし、無理やり自分の気持ちを奮い立たせて病棟で我慢して働いたとしても、自分はその職場や仕事内容に合わないと分かっていて、仕事へのやる気が沸かない状態であれば、その職場で看護師として得られるものは少ないです。

むしろ「職場が合っていない、やる気が沸かない → 仕事でミスをするようになる → 看護に自信が無くなる → もっとやる気がなくなる」といった悪循環に陥りやすくなります。

また、職場が合わず、やる気を失ってしまった人が職場に一人でもいると、周囲に悪い影響を与えかねません。

実際、以前私が勤めていた病棟で、職場が合わず、仕事にやる気を失っているにも関わらず、自分自身をだましながら毎日働きに出てきている看護師がいました。何かといえば、仕事中にすぐにため息をつくのです。

ため息をつくことに本人は無意識でしたが、このような状況で周囲の雰囲気も悪くなってしまいました。結局その看護師は、合わない仕事をしていることで徐々に追い込まれていき、メンタルを病んでしまいました。そして今、その人は看護師をしていません。

頑張るだけが美徳とは限りません。人には合う合わないがあります。

全員が全員、いまの職場が合っているわけではなく、合っている人だけがその職場に残っているのです。無理をしてまで勤め続けることが自分にも周囲にも良いことだとは限らないのです。

もしあなたが日々、いまの仕事をしていて元気を失なっているようでしたら「根性がないのではない。ただ自分に合わない職場なのだ」と割り切って、自分を守るために現状から逃げることも大切です。

・1年半で3回転職した当サイトの管理人の話

当サイトの管理人である私自身、30代後半で看護師免許取得しました。しかし、新卒で病棟に勤め10ケ月で退職し、次に勤めた眼科クリニックはわずか6ケ月も続きませんでした。そしていまの職場でようやく落ち着いて働き続けることができています。わずか1年半の間に3回転職したのです。

私の場合、転職する条件としては年齢的にも転職回数的にも相当不利でした。

しかし、いま勤めているクリニックに転職する際に、年齢も転職回数も不利にはなりませんでした。採用者である院長は、私の仕事に対する考え方や看護観を重視してくれたからです。

もちろん前職を早期に退職した理由については聞かれましたが、深く問いただされることはありませんでした。

しっかり自分の看護観を伝えることができれば問題はないのです。

私は、面接時に採用者である院長に「患者様の笑顔を引き出す看護を行うために、患者様が不安であれば検査前後の説明をしっかり行う、患者様の状況によっては何もせず傍に寄り添うなど細かな配慮を心がけています」と伝えました。

実際、私は面接の終わりに院長から「あなたはうちの医院にぴったりの人材。仕事に対する看護観をしっかりもっていれば、それでいい。経験や知識、技術はあとからいくらでもついてくる。あなたに決めたわ」といわれました。

私が応募した求人は非公開求人でしたが、すでに12名の応募者がいました。他の応募者たちのほうがきっと私より看護経験もスキルも十分にあったと考えられます。しかし、経験やスキルは関係なく、経験の少ない私が選ばれたのです。

そのクリニックではしっかり基礎から看護スキルや技術を教えてもらうことができ、いまでは新人に教えられる立場になりました。

大切なのは、経験やスキルではなく、あなたのやる気や看護観なのです。

いくら看護経験やスキルが豊富でも、看護観があいまいだったり、仕事に対してやる気がないことが分かったりすれば、採用されません。

反対に、「1年未満や1年しか看護経験がないから」といった理由で、やる気のある新人看護師を採用しないようなクリニックであれば、勤めないほうがいいでしょう。

もし評判が良いとしても、そのような職場は看護師を育てようという気概がない、働きにくい職場なのです。

ありがたいことに看護業界は、まだまだ人手不足です。短期間で前職を辞めたとしても、看護師としての働き口は必ずあるのです。焦ってはいけません。

転職する前にしっかりポイントを押さえ、自分を最大限にアピールし、自分の希望するクリニックで満足のいく働き方を実現するようにしましょう。

「自分には看護経験が少ない。病棟でなくクリニックに転職できたらどこでもいい」と卑下しすぎて、条件に合わないクリニックに無理して転職してしまわないように気を付けましょう。

第二新卒は採用側にとってメリットが多い

それに対して、2年目や3年目など第二新卒で転職するのは難しくありません。

第二新卒とは、新卒で入職して3年未満に退職した25~26歳くらいの方を指します。第二新卒という言葉に法的な定義はありませんが、看護学校や看護大学を卒業してから大体3年未満に転職したのであれば、第二新卒扱いになります。厳密にいえば、1年未満で一度退職した場合も第二新卒になります。

第二新卒は、看護経験のある中堅看護師と比較すると「転職に不利だ」と考えられがちですが、実はそのようなことはありません。採用側にとって、第二新卒はメリットが多いのが特徴です。

もちろん第二新卒の場合、看護経験が少なく、知識やスキルは期待できません。しかし、第二新卒には第二新卒なりの長所がたくさんあることを知っておくといいです。

第二新卒が転職しやすい理由としては、下記のようなことが挙げられます。

  • 看護師としての経験があるため、順応性がある
  • 社会人としての基礎ができている
  • 年齢的に若いので育成しがいがある
  • 他病院で身につけた変なクセが少ない
  • 社会人経験があるため、多少不都合なことがあっても我慢できる

このような自分の長所を改めて知ることで、転職先を焦って決めてしまったり、自分を卑下しすぎて悪い条件で転職してしまったりすることを防げるのです。

上記のように第二新卒の新人看護師は、短期間とはいえ看護師として働いた経験があるため、看護業務を一から教える必要がありません。まったくの新卒よりは第二新卒のほうが早く戦力化できます。そのため、新人看護師を育てるより人件費を安く抑えることができます。

また第二新卒は、中堅看護師のような経験がない分、ほかの病院で身につけてしまった変な看護のクセがありません。そのため、看護業務を教えても、吸収が早く、そのクリニックに馴染みやすいという特徴をもっています。

さらに、中堅看護師より年齢的に若く、将来性も兼ね備えています。若いということは、体力的に余裕があり、知識の吸収も早いのです。また、その職場に馴染んでいけば、将来的に看護師長や副師長となり先陣を切って働いてくれる可能性を秘めています。

そのうえ、前の職場と同じように何か仕事に対してデメリットや不都合を感じたとしても、「看護業界とはこのようなものなのだろう」と仕事の現実を飲み込め、我慢できるようになります。看護業界に対して免疫ができつつあるのです。

以上のような理由から「1~3年ほどしか看護経験がないことは弱み」と必要以上に考えることはないのです。あまり自分を卑下しすぎて転職を考えていると、ブラッククリニックに弱みを付け込まれてしまい、基本給を下げられる、条件と異なる雇用内容にされるなどの恐れがあります。

私自身、「看護師経験が少ないこと」を卑下しすぎたため、2回目の眼科クリニックへの転職では失敗してしまいました。「私は年齢も高めだし、看護師経験が少なくて即戦力にならない。どこかクリニックに勤められたらそれでいい」と考えていたのです。

私の場合、ハローワークで勧められるまま、すぐに眼科クリニックに転職できました。

しかしそこでは、「看護経験が少ない」という理由で、求人内容に掲載されていた基本給を1万円減額されていたり、毎日4時間程度のサービス残業があったりしました。求人には残業20時間と書いてあったのですが、それ以上の残業はすべてサービス残業でした。人間関係も悪く、新しく入った看護師は皆が先輩看護師にほとんど無視されていました。

このように安易にハローワークで転職したため、この眼科クリニックでの半年間は、体力的にも精神的にも大変つらい経験しか思い出せません。

「1年未満や1年しか看護経験がないとしても、それは転職に不利ではない。たった1回、新卒で入職した病院を早期に退職したからといって、何も問題はない。むしろ勇気を出して辞められた自分を褒めてあげたい。そして次こそは絶対に満足する働き方を手に入れる」と前向きに考え、転職活動に時間をかけ、対策を十分に練ることが大切です。

下記のように「第二新卒歓迎」と掲載のある求人は多く存在します。

また、以下は訪問診療クリニックの第二新卒歓迎の求人です。

このように第二新卒歓迎と掲載のある求人は多いです。中でも美容外科クリニックや美容皮膚科クリニック、皮膚科クリニック、内科クリニック、耳鼻科クリニック、訪問看護ステーションなどで第二新卒歓迎とする求人が豊富に存在します。

教育体制の整っているクリニックを選ぶ

クリニックに転職を考えた場合、クリニックのイメージとして、病棟と比べると「教育体制が整っていない」と考えがちです。新卒1年目や2年目など、第二新卒で経験の少ない看護師であれば、クリニックに転職となると「病棟のようなしっかりした教育は受けられないのでないか」と不安になることがあるでしょう。

しかし、少人数だからこそ少数精鋭で新人を育て、教育体制の整えられたクリニックは多く存在します。そこで働く看護師全員がしっかりとした技術を身に付け、同じようなスキルや知識をもてるように実践しているクリニックです。

病棟でも救命救急やICUなどといった一刻を争うような現場で働きたい方にとっては、クリニックでの看護はやや物足りないかもしれません。クリニックでは慢性疾患を抱えて通院する方がほとんどだからです。

しかし、教育体制が整えられたクリニックでは決して看護知識やスキルが停滞したままの環境にはありません。

クリニックの場合、病棟のように急変する患者さんが少なくピリピリした雰囲気にないため、人間関係も穏やかなことが多いです。

そのため、第二新卒の看護師が病棟から、教育体制の整ったクリニックに転職した場合、定着して働ける人が多いのが特徴です。

例えば、下記のようなクリニックです。

とくにクリニックの中でも、教育体制が整っている求人は美容外科クリニック、透析クリニック、整形外科クリニック、内科クリニック、訪問看護ステーションなどに多いです。

転職サイトを活用しながら求人を詳しくチェックし、どのような教育体制が整えられているか確認しておくことが大切です。

私の勤めているクリニックもまた教育体制が整っています。

具体的には、「新人が入職した場合、新人と既存の看護師がコミュニケーションを取りやすいように、看護経験の豊富な看護師と新人と年齢の近い看護師の2名が責任をもって看護業務を教える」ことになっています。

その際に、「新人看護師チェックリスト」で仕事内容を確認しながら、看護技術を身につけているかどうかをチェックしていきます。

また院内勉強会を週に1回開催しています。看護師が持ち回りで、仕事を通して疑問に思ったことや勉強したことを発表します。

そのときには、医師や他の看護師からアドバイスをもらえ、看護の視野を広げることができます。

さらに認定看護師などの資格取得支援制度が整っています。資格取得を目指して、看護師自ら自主的に残って勉強することもあります。これは病棟勤務のときのように半強制的に参加させられる勉強会とは違い、双方向でコミュニケーションを取りながら行う勉強会であるため、楽しく充実した時間を過ごすことができています。

資格取得支援制度は私の勤めるクリニックだけでなく、多くのクリニックで整っている制度ですので、資格に興味のある人はぜひチェックしておくと良いでしょう。

例えば、次のような求人です。

 

上記のように中には准看護師から正看護師への免許取得をサポートしてくれるクリニックもあります。ちなみに、准看護師から正看護師になるには、休職して200万円以上の経費が必要となります。

看護師としてステップアップしていくのに、資格取得に係る経済的負担(看護学校に通う、基本給を保障するなど)をクリニック側がサポートしてくれるほど、ありがたいことはありません。休職をしたり、自費で学校に通ったりといった心配をしなくて済むからです。

しっかりした看護技術やスキルを身につけていきたいと考えている方は、このように教育体制や資格取得制度が整ったクリニックを探せばいいのです。

転職成功で必要なのは、事前の情報収集

「1年未満や1年目の看護師であっても転職し、満足いく働き方を実現していくことは可能である」ということがお分かりいただけたのではないでしょうか。

さらに転職で必要なのは、転職前に行う情報収集です。

第二新卒となると、ある程度看護師として看護業界の見る目が養なわれてきて「自分なりに合う・合わない職場については、大体分かるだろう」と考えているはずです。

しかし第二新卒はもちろん、多くの経験を積んできたベテラン看護師でさえ、転職で失敗することがあります。1年未満や1年目の看護師であれば、なおさらです。

その原因はやはり、転職前の情報収集不足にあるといえます。転職後に「自分が想像していた職場環境と異なる」となれば、それは転職に成功したとはいえません。

以下に、「クリニックに対して、転職前に確認しておくべき情報」についてまとめました。転職後に「このようなはずではなかった」と後悔しないように、下記のような多くの情報を収集しておくように心がけましょう。

  • 院長の人柄はどうか
  • 院長をとりまく人(院長婦人など)の人柄はどうか
  • 看護師同士の人間関係に問題はないか
  • 給与の実態はどうか(賞与は何ケ月でるのか)
  • 教育体制は整っているか
  • 資格取得支援制度はあるか
  • 離職率は高くないか
  • 有給取得率はどの程度か
  • 平均年齢はどの程度か
  • 福利厚生はどのようなものがあるか
  • どの程度の残業があるか
  • 残業時間はしっかりカウントされているか など

とくにクリニックの場合、院長が一国の主であるため、良いも悪いもすべての実権を握っていることが多いです。

例えば、「今年は思ったような利益は出せなかったから賞与は出せない」と院長からいわれると、スタッフはそれに従うしかありません。実際、私の友人の勤める整形外科クリニックでは、患者数が減ったとの理由で、年末のボーナスが出なかったそうです。

また私が以前勤めていた眼科クリニックでは、年に1回、看護師も事務員も同じ「眼科に関する記述式のテスト(医師レベルのもの)」がありました。その結果に応じて、基本給が決められるのです。

院長から休日に直々に看護師と事務員一人ひとりに電話がかかり、そのテストの結果と感想を告げられます。そして毎年「出来が悪いから」と、全員基本給を下げられるそうです。私は半年で退職したため、そのようなテストは受けていません。しかし入職後「看護経験が少ない」との理由で求人に掲載されていた基本給から1万円の減額をされた経験があります。

このように院長の思いつきで、賞与がない、テストを受けさせ結果に応じて減額されるなど、経済的に振り回されてしまっては困ります。クリニックで働こうとするのであれば、とくに院長がスタッフのことを大切に思ってくれ、長く勤めていきたいいう意欲がわくような環境が重要になるのです。

もし、上記のような貴重な情報を一人では集められないと感じたのであれば、看護師専用の転職サイトに登録すると良いでしょう。無料で転職コンサルタント(転職アドバイザー)が、あなたが希望するクリニックの上記に挙げた有益な情報を教えてくれます。

・当サイト管理人のハローワーク失敗談

ちなみに、私が転職に失敗した2番目の眼科クリニックはハローワークで斡旋されて決めました。その経験で学んだことは「ハローワークの職員が教えてくれる情報は私たち看護師がもっている一般的な情報と同じ」ということです。

以下は私が実際に体験したハローワークでの出来事です。

新卒で慢性期病棟に配属された私は、夜勤が体に合わなかったのと看護技術が身につかないとの理由で、10ケ月で退職しました。

そして次は、患者さんの多い人気のあるクリニックでバリバリ働いていきたいと考えました。

私は近所にあるハローワークを訪れました。ハローワークの職員にある人気のある眼科クリニックをすぐに紹介されました。

ハローワークの職員は「患者さんが多いから、きっといい眼科クリニックなのよ」といってくれ、その日のうちに勧められた眼科クリニックに転職を決めました。面接もすんなりいき、すぐに働いてほしいといわれました。「看護経験の少ない私でも転職できた」と喜んでいました。

しかし、実際には新人であれば2ケ月と続かないブラッククリニックでした。

その眼科クリニックの求人は今でもハローワークの求人サイトに掲載されつづけています。実は、それは「ブラッククリニックを見極める重要なポイント」となります。しかし、その貴重な情報もハローワークの職員は教えてくれませんでした。

そして私も他の新人と同じように、この眼科クリニックで散々な目にあい、わずか6ケ月で退職することになりました。

私はこのやるせない気持ちから、この眼科クリニックを紹介したハローワークの職員のもとを訪れました。そしてハローワークに出ていた求人票の記載とは異なり「基本給が減額されていたこと」「サービス残業が毎日4時間以上あったこと」「新人は2ケ月続かない悪い職場環境にあること」などを訴えました。

すると、ハローワークの職員から「近所で評判いいから紹介したんだけど、この眼科すぐに求人でるからおかしいと思っていた。こういう理由があったんだね。次の希望者には勧めないようにしないと」といわれただけでした。

このようにハローワークの職員は転職の専門家としての情報をもっていないのです。これでは、私たち素人が知っている求人票の一般的な情報を読み取るのとなんら変わりがありません。

転職する際には、できるだけプロの転職コンサルタントの意見を聞き、あなたに合ったクリニックを紹介してもらうことが大切なのです。

新人看護師がクリニック転職を成功させるポイント

1年目や2年目の新人看護師でも、クリニックで満足いく働き方は実現できます。

そして、クリニックへの転職を成功させるポイントは、経験がないからと自分を卑下しすぎないこと、教育体制の整った職場を選ぶこと、転職前の情報収集を怠らないこと、しっかりとした看護観をアピールすることです。

また焦って転職しないように、じっくり転職先を見極めることが大切です。そのためには有益な情報を集め、それを転職の際の判断材料にし、自分が選ばれるのではなく、自分から転職先を選ぶことが重要になります。

まだまだ看護師としての可能性や伸びしろに富んだあなたです。たった一度、看護の職場を早期に退職したからといって、問題はありません。

次こそ、あなたらしく働ける職場に勤めて、患者さんに喜ばれ、同僚に「あなたが来てくれて良かった」といわれ、院長に信頼されるような看護師に成長していってもらえたらと思います。


看護師転職での失敗を避け、理想の求人を探すには

求人を探すとき、看護師の多くが転職サイト(転職エージェント)を活用します。自分一人では頑張っても1~2社へのアプローチであり、さらに労働条件や年収の交渉までしなければいけません。

一方で専門のコンサルタントに頼めば、100社ほどの求人から最適の条件を選択できます。このとき、病院やクリニック、その他企業との年収・労働条件の交渉まですべて行ってくれます。

ただ、転職サイトによって「対応エリア(応募地域)」「取り扱う仕事内容」「非常勤(パート)まで対応しているか」など、それぞれ違いがあります。

これらを理解したうえで専門のコンサルタントを活用するようにしましょう。以下のページでは転職サイトの特徴を解説しているため、それぞれの転職サイトの違いを学ぶことで、転職での失敗を防ぐことができます。

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