小児科看護師への転職を目指そうと考える際には、このサイト内の「履歴書の書き方」や「面接での回答方法」などを参考にしてもらうとよいです。

ただ、転職自体はゴールではありません。転職のその先、入職後の新しい職場で「あなたに出逢えた病児が笑顔になれ、あなた自身も仕事に働きがいをもち続けられる」ことが大切になります。

そこで、転職後の先を見据え「小児看護師として成功する」ために、入職前に「小児看護で知っておくべき事項」についてお話していきたいと思います。

目指すべき小児看護師とは

まず始めに「小児看護の目標と役割」について述べていきます。

小児看護の目標とは

WHO(World Health Organization:世界保健機構)によると、「健康とは身体的、精神的、社会的に完全に良好な状態であり、単に『病気あるいは病弱でない』ことではない」と健康を定義しています。小児においては、さらに「健やかな成長と発達」が加わります。

すなわち、子どもにとっての健康目標とは「身体を作り、豊かな心を養い、家族や社会とのつながりの中で健やかに生きていけること」であるといえます。

この目標に基づき、「小児看護師が担うべき役割」について次にお話ししていきます。

小児看護の役割とは

子どもが健康問題をもっていたとしても、それぞれの健康レベルに応じて、「各成長時期の成長・発達課題」を達成していくことが重要です。小児各期の成長・発達の特徴と課題について以下に簡単にまとめたので参考にしてください。

時期 特徴と課題
出生前期 生命の発生から出生まで 各器官の分化が進み、母体外の環境に適応できるような体が作られていく。胎児と母親との間で、栄養面や情緒面での相互作用が始まる。
新生児期 生後4週(28日)未満 母胎内の環境から、出生後の新たな環境に適応することが課題となる。身体的にいろいろな変化がみられる。子どもと母親が情緒的なきずなを築く時期。
乳児期 生後1年未満 著しい成長と発達をとげる時期。子どもは母親や家族と情緒的きずなを結ぶことで、人との信頼関係を形成する基盤を構築していく。
幼児期 生後1年以後から6歳ごろまでの就学前 精神・運動機能が目覚ましく発達する。日常生活の中で、食事・排泄・睡眠・清潔・行為といった生活習慣を確立させ、自律性(自分で考え行動すること)・主体性(自分の判断で行動する態度)が育つ時期。
学童期 幼児期以後から12歳ごろまで 小学校就学後から卒業まで。心身ともに安定しており、学校生活への適応や友人との交流などを通し、社会性が著しく発達する時期。
青年期 12歳以後、22歳ごろまで 小児から成人への移行時期。12歳ごろから18歳ごろまでは思春期とされ、第二次性徴により急速な身体的成長を遂げる時期に当たる。情緒は不安定になりやすく、「自我同一性の確立(社会で自分の存在意義を確信する状態のこと)」が発達上の課題となる。

上記のように、子どもにはもともと「自ら成長し、学ぶ力」が備わっています。しかし各成長・発達期において、子どもに身体や心の問題が生じてしまうと未成熟ゆえに、さまざまな問題にまで波及する危険性をもっているのです。

各成長・発達期における子どもの特性を理解し、「子どもの成長・発達を阻害する因子」を可能な限り取り除くよう意識することが大切です。このようなことから小児看護独自の役割として、「子どもが育っていく過程をサポートすること」が挙げられます。

健康問題をもつ子どもとの関わり

健康問題を抱える子どもは、幼いうちから生命を脅かされたり、恐怖や不安を感じる体験に心を深く傷つけられたりします。また、治療のために、健康な子どもが当たり前のように体験している日常生活が制限されたりもします。

小児看護師として、子どもがひとりの人間として尊重され、基本的権利が損なわれないようサポートすることが大切です。

そのためには子どもの症状緩和を行うとともに、子どもとその家族の訴えや希望に耳を傾け、その思いを察するようにしましょう。また治療過程において、子どもの意思決定を促し、それを治療に反映させる役割を担うことも重要です。

つまり、単純に「子どもや家族の思いを代弁する」にとどまらず、看護師としての専門的な視点に立ち「望ましい方向性を見出すように促す」ことが大切です。

目にみえない看護師の裏方としてのサポートによって、子どもは「自分で意思決定をしている」と考え、健康問題を前向きに捉えることにつながるのです。

家族との関わり

近年の小児看護学においては、家族を「子どもにとって重要な存在」として位置付けています。

これは健康問題を抱える「子ども」だけでなく「子どもと家族」を対象として、治療や健康問題を検討するということです。このことは、子どもの成長や発達、健康を促進させ、さらには家族の満足度を高めることにもなります。

具体的には、「家族に看護ケアを一緒に行ってもらう」などです。家族が、必要な看護知識や技術を身に付け、看護師とともに自分のケアをしてくれるという行為は、「子どもにとって最も安心でき、愛情を感じられる」ことだといえます。

つまり家族の看護能力を高めることが、子どもの健康を維持・増進するために欠かせないことだといえます。

小児科の現場で発生しやすい問題点

小児看護では、看護の対象が小児であっても、「自律性を尊重した関わり」が大切であるとされています。

「自律」とは具体的にいえば、「病状や治療方針を知る」「治療の選択や決定を行う」「自分の治療内容などの個人情報や家族歴・生活背景などのプライバシーを守る」などです。小児もこれらを基に自らの判断に従い、行動を決定する自由があるのです。

しかし、これらのことを遵守し看護を行おうとした場合に、小児ゆえに問題が発生してしまいます。

子どもに意思決定を促すには

子どもに治療に関して意思決定を求めたとしても難しい場合が多いです。そして「何歳でどのような内容まで、判断できるのであろうか」という明確な答えはありません。

例えば、治療に必要な採血を泣いて嫌がり拒否する「5歳と10歳の2人の子ども」がいるとします。

5歳児では成長・発達上、採血という行為自体の理解力が不足し、拒否しているように考えられます。

しかし、この5歳児が「慢性疾患を抱え、病状も理解でき、普段から治療の苦痛に耐えてきた子ども」であればどうでしょうか。

「この一回の採血を我慢して行ったところで、病状に大きな変化はないし、何も改善しない」ということを知っていれば、「病気と闘い頑張ることへの限界」を感じてしまい、採血を泣いて拒否することもあるでしょう。

一方で、初めて入院する10歳児であれば、自分の病状どころか、「なぜ自分が入院しているのか」さえ分からず、「苦痛を与えるだけの採血」を拒否する場合もあります。

このように子どもの意思決定においては、病状の理解度や発達年齢、罹病体験などを含めた総合的なアセスメントを行い、「どのような言葉がけをし、子どもの意思決定を促すのが最適か」を考えることが大切になるのです。

子どもの自立性と家族のあり方

健康問題が原因で、治療や処置など日常的に身体的苦痛を体験した子どもの場合、本当は自立できているにも関わらず、日常生活面や精神面で家族に依存的なことがあります。

また親も「健康問題を抱えている子どもがかわいそうだから」と必要以上のサポートを行ったり、日常のささいなことにも子どもに情報を与えず親が決めたりしていることがあります。

さらに看護師や医師などの医療従事者も「治療方針は親が決定するものだ」と考え、親だけに病状や治療内容についての説明がされることもあります。それらの情報の中から親が必要と思った事柄のみが、子どもに伝えられるのが当たり前だと思っていることもあります。

しかし、親が「子どもの代理人」としての役割を果たすためには、まず周囲の大人(ここでは看護師や医師、そして親)が子どもの意見や考えを把握し、充分な理解を示すことが重要です。

看護師は子どもの療養生活の世話を通じ、子どもと関わることで「病状や治療の理解度、子どもの本音や訴え、不安」などをアセスメントしていくようにしましょう。

親が子どもの病状や治療の理解能力を過小評価している場合も考慮し、親子のコミュニケーションを促したり、子どもの考えや思いについて得た情報を親に伝えたりすると良いでしょう。このような看護師の裏方としての働きが、子どもにとって治療の最適な意思決定へとつながっていくのです。

子どもへのケアで重要な事柄

上記の「子どもへの自律」に関する事柄のほかに、看護師として「善行と無害」「正義」「誠実・忠誠」といった倫理観も、子どもにケアを行う際には念頭に置いておくことが大切です。これはアメリカの看護倫理学者サラ・フライが提唱した5つの倫理原則です。

善行と無害とは

「善行」とは、相手にとって「最良の行いをすること」をいいます。また「無害」は、「害をできる限り避ける」という意味合いがあります。

子どもにとって、自分の望んでいることを言語化したり、大人がしようとすることを止めるよう説得したりすることは難しいことです。

看護師は、自分の感情を言葉では表す能力がまだ十分ではない子どもの目線に立ち、子どもが「最も善い状態で存在していられる」ようなケアを提供することが大切です。

決して、大人の立場だけで「子どもだから有無を言わせず、大人の言うことに従わせるのが最善の方法だ」といった思い込みや、「このケアは必要なのだから、ごまかしたりウソをついたりして、とりあえずケアを受けさせよう」といった主観的な価値観でケアを実践してはいけません。

子どもの立場や目線に立ち、「子どもだからといって、このようなことをいきなりされたら嫌ではないだろうか」「どういった言葉がけをすると安心するのであろうか」と一度立ち止まって考えてみることが大切です。

正義とは

正義とは、「公平・公正」であることを示します。看護ケアは、高齢者であろうと子どもであろうと平等に実践されなければなりません。

日常のケアのなかで、保護者の経済状態や社会的身分などによって医療や看護ケアの内容が異なることが無いよう注意する必要があります。

とくに病気の子どもを持つ親は、子どもに対する医療関係者の態度や言動に敏感に反応することがあります。子どもの生活背景によって看護師や医師が異なる対応を取っている姿を親が感じてしまうと、医療への不信感へとつながりやすくなります。

「看護師が公正平等な態度をとっている」ということは、倫理原則であることはもちろん、親や家族への精神的なサポートにも影響を与えることになります。

誠実・忠誠とは

誠実とは、「真実を告げること」「ウソを言わない」「だまさない」ということです。忠誠とは、「約束を守る」ということです。先ほどの「善行」とも似ていますが、こちらのほうがより具体的な意味合いが強くなります。

ケアを嫌がる子どもに対し看護師が「その場限りの適当なウソをついたり約束をしたりして、ケアを受けさせる。その後の約束については覚えていない、もしくは守られない」となっては、子どもは深く傷つき、その後の看護師・患者間の信頼関係は無くなってしまいます。

子どもだからといって、決して「ウソをつく」「約束を守らない」などはしてはいけません。

このように子どもへの看護ケアは、上記の「自律」のほかにも「善行と無害」「正義」「誠実」「忠誠」という倫理事項を踏まえて実践することが大切です。

これらのことを踏まえ、子どもへの看護ケアの「子どもへの説明と同意」「子どもへの身体拘束」「家族との分離」「子どもの遊びや学習」といった「看護の倫理観」が問われる具体的な事柄についてお話しします。

子どもへの説明と同意

子どもには、治療や看護ケアについて「納得いくまで情報を提供される権利」があります。

実際の現場では、緊急性のある処置を行わなければならない場合や「このくらいの処置なら説明せずに行っても良いだろう」といった慣れから、「子どもの理解力に合わせた説明をし、同意や納得を得た後で処置や治療を行う」ことが実践されてないことがあります。

大人への対応と同じように、子どもも自分の病状や治療について理解し、その上ではじめて治療の必要性について把握することができるようになります。

とくに「馴染みのない治療や看護に関しては、子どもに不安や恐怖を与えてしまう可能性がある」ということを頭に入れ、ケアを実践する必要があります。

子どもから協力を得るためには、「どのような医療処置や看護ケアを『なぜ』行おうとしているのか」ということを子どもの理解度を確認しながら、納得が得られるよう説明することが重要です。

子どもへの身体拘束

早急な治療が必要であればあるほど、子どもは苦痛や恐怖を強いられることが多くなります。

このことは「これから何が起きるのか」「いま何をされているのか」など、現状に対する充分な理解ができていないため起こるのです。つまり治療による身体的な苦痛だけでなく、耐えがたい恐怖を植え付けていることになるのです。

とくに注射などの痛みを伴う処置の場合ですと、「暴れて危険が無いように」と腕っぷしのよい看護師たちに囲まれ四肢を押さえつけられることがあります。これは、子どもにとって「いままでにない怖さ」を味わうことになります。

この恐怖体験により、今後の処置をさらに嫌がることにもなりかねません。

もしあなたが何の説明も無しに、いきなり腕を押さえつけられて何かよく分からない注射をされたら、どうでしょうか。

大人の患者さんへケアするときと同様に、どうしても身体抑制や拘束が必要な場合は、その苦痛が最小限になるようにやさしい声かけや工夫をし、できるだけ子どもに納得してもらうことが大切です。

家族との分離

子どもは、治療や療養環境の中で生活しているとしても、「家族と会いたいときに会える権利」をもっています。

しかし、入院治療が必要な場合、病棟の感染管理の問題などから、面会時間や面会できる家族を制限しているケースがあります。

親は子どもにとって、心の安全基地です。親が「ただ自分の側にいてくれる」だけで、安心安全を感じるのです。

多くの制約がある治療や療養環境のもとで、家族との分離を行わざるを得ない場合は、子どもに対して「納得できる説明」を行うことが必要です。

看護師や医師の都合ではなく、「家族と一緒に過ごしたい」とする子どもの気持ちに応えられるように、制約や規則をできるかぎり調整することが看護師の役割のひとつといえます。

子どもの遊びや学習

乳幼児期の子どもであれば、遊びが生活そのもので、成長や発達にとって重要なことです。子どもが子どもらしく遊べるよう、環境を整えることが大切です。

学齢期の子どもであれば、病状に応じた学習の機会が得られるように調整する必要があります。疾患があっても、治療・療養環境にあっても、子どもは「必要な教育を受ける権利」が保障されています。

現代の日本では少子化に伴い、小児病棟が閉鎖され、成人病棟の一角に小児が入院していることも少なくありません。

成人との混合病棟であっても、日課や学習スケジュールを立て、子どもが学習する意欲を引き出せるような環境調整を行ったり、関わりをもったりすることが大切です。

それは「学習室やテレビ・ビデオ、学習図書などの教育環境が整っているか」だけでなく、教育環境を活用できるような調整や子どもの個別性に応じた看護師の関わりが重要といえます。

このように子どもだからといって、ケアへの説明などを軽視することなく、子どもだからこそ、大切に考えておきたい倫理だといえます。

次世代における小児看護の目標

最後に、「小児看護の目標」についてお話ししておきたいと思います。

子どもを取り巻く社会的変化に対応する

日本は、いままでにない速度で少子化が進んでいます。少子化に伴い、子どもとその家族に関して様々な問題が発生しています。これらの問題は、ひとりの看護師の力で解決できるものではありませんが、これらの問題について把握しておくことが大切です。

子どもを取り巻くさまざまな社会的変化の一例を下記に挙げます。

・核家族化と一人っ子の増加により、子どもは閉鎖された家庭環境のなかで、親の過度な期待や干渉の中で養育が行われる傾向にあります。これらのことが原因となり、「不登校」や「小児の心身症」は増加している状況です。

・女性の社会進出、育児間の多様性、母性・父性の未熟さ、若年出産・高齢出産の増加、社会経済状況などから育児不安や子供の虐待などが増えています。

・24時間営業のスーパーやコンビニエンスストアの定着、生活時間の夜型化、ゲームやテレビ・インターネットの視聴時間の増加、運動機会の不足などから子どもの生活習慣病が増加傾向にあります。

・SNSによる子どもどうしのいじめや、見ず知らずの人とも簡単に連絡をとることで、簡単にトラブルや犯罪に巻き込まれる可能性が高くなっています

このように子どもを取り巻く環境は大きく変わってきています。もちろん、看護師ひとりの力でこのような子どもを取り巻く環境を変えていくことは難しいといえます。

しかし、これらのことを踏まえ看護師もまた「子どもの安全基地」となり、子どもを守るような援助や親への指導を実践していくことが大切だといえます。

高度な小児看護の知識と技術が求められている

小児医療の進歩によって、早期退院や外来治療、また在宅療養なども可能となってきました。

その一方で、入院患児の疾患は重症化し、治療は複雑で高度な知識や技術を必要としてきました。

今後の小児看護はこのような変化に対応した知識と高度な技術、そして疾患や治療の経緯に対する子どもと家族の反応を熟知したうえで、緊張やストレスを緩和し、治癒を促すような看護ケアを工夫する技術が求められます。

また在宅療養の子どもに対しては、家族の精神的・肉体的な負担を軽減し、ケアを分担やサポートできるよう訪問看護や外来機能・在宅での教育支援などの充実を考えていく能力も必要となってきます。

これからの小児看護師として

これからの小児看護師として道を切り開いていくあなたに、「小児看護師としての目指すべき目標」についてお話ししておきます。小児看護師となってから新しいスタートが始まります。是非、目標をもってキャリアアップしていってもらえたらと思います。

小児救急認定看護師の取得を目指す

近年、日本では小児の救急処置に熟練した小児専門医が不足しています。そのため日本各地で、小児の救急患者対応が困難な状況に陥っています。

また育児を初めて行う夫婦では、子どもの発熱などの急病に対応できる能力が無いため、すぐに救急センターに子どもを連れて駆け込むケースも増えています。

これらのことにより、本来の救急医療機能は低下の一途を辿っています。小児救急医療体制の充実を図るために、行政や各医療機関でいろいろな取り組みがされていますが、小児専門医の不足という問題が根底にあるため早急な解決は望めません。

このようなことから大学病院や各地域の基幹病院などでは、小児の救急看護を充実させたり、一般的な小児の急病に対しては家庭での看護対応力を向上させたりするなど、熟練した小児看護師の必要性が叫ばれています。

このような経緯から2005年、「小児救急認定看護師制度」が発足しました。

小児救急認定看護師の目的とは、「現代社会における小児救急分野で、高度な知識や技術をもち、専門性の高い看護を提供する」「他職種と協力しながら、小児救急医療の向上を図る」「家庭や地域社会に貢献できる小児救急看護認定看護師を育成する」などです。

小児看護にこれから携わっていこうとするあなたに「小児救急認定看護師」は最終的に目指してもらいたい道のひとつです。

ちなみにアメリカではPNP(Pediatric Nurse Practitioner:小児特定看護師)が、一般的な子どもの健康診断を行ったり、乳幼児の一般的な病気に関して処方薬を出したりしています。また必要に応じて医師に紹介状などを書くこともあります。

また小児がんといった小児の専門的領域のPNPは、腰椎穿刺などの検査や在宅化学療法の指導を行うこともあります。

これらPNPの役割は、日本の看護師の業務範ちゅうを超えるものです。しかし今後の社会ニーズに沿って、日本でも必要になっていくと考えられています。

小児看護のなかでも更に専門分野を目指す

欧米では、小児看護の中でもさらに専門分野が分かれ、さまざまな認定資格を設けています。それぞれの領域に見合った教育課程を経て、小児看護の専門家として実践活動を任されています。

例えば、ハイリスク新生児、小児救急、小児がんなど、専門分化された医療に対応した領域で活躍する看護師です。

とくにアメリカでは看護師と医師との関係は「対等」です。医師は患者さんの疾患とその問題に関して治療を行い、看護師は、患者さんと患者さんを取り巻く生活について集中してケアを行っています。

看護師が、医師の担う業務や権限の一部を委譲し、仕事上のパートナーとして協働しているのです。

日本ではこのような仕組みはまだまだ出来上がっていません。しかし専門分野を極め、医師と対等に話ができ、「現場を変えていける」小児看護師が存在しても良いのではないでしょうか。

まとめ

小児看護は少子化により、廃れていっているイメージをもっている方もいるでしょう。しかし、少子化だからこそ抱えている問題も多く出てきています。

まさに小児看護は次世代を担う子供たちの成長と健康を見守る役目を背負っているともいえるのです。この記事を読んで、子どもの看護の重要性を再確認していただけたのではないかと思います。

子どものケアのプロフェッショナルとして、次世代を担う子どもたちの笑顔をより多く引き出していってもらえたらと思います。


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