心臓や血管など生命の維持に欠かせない働きに関わる循環器科に携わり、「キャリアを磨いていきたい」とする看護師は多いです。

しかし「循環器疾患の患者さんとはどのような特徴があるのか」「循環器科の看護師の役割はどのようなものか」といった基礎的なことを知らないまま転職してしまっては、理想と現実の間に大きなギャップが生まれてしまうことになります。

転職前に循環器科の「患者さんの特徴や看護師の役割」を把握し、履歴書や面接、そして入職後の業務に活かしていってもらえればと思います。

循環器科の今後の動向

まずは循環器科の今後の動向について述べていきます。

循環器疾患は増加傾向にある

日本において循環器疾患は、「悪性新生物(がん)」「脳血管疾患」とともに三大死因のひとつとされています。

心臓病の死亡原因の約半数を占める「狭心症」や「心筋梗塞」などの「虚血性心疾患」は毎年増加傾向にあります。

厚生労働省が3年ごとに実施している「患者調査」の中で、高血圧を除く心疾患の総患者数は172万9000人です(平成26年度調査)。これは前回の調査と比較して、およそ10万人増加しています。

この調査の詳細として、「若年期や中年期といった早い段階から循環器疾患に罹患し、長期にわたり自己管理が必要になる患者さん」と、「高齢で他に疾患を抱え、重症化して看護依存度の高い患者さん」の二極化が進んでいます。

このように循環器患者が増えている背景として、「食生活の欧米化」や「生活習慣の変化」などによる生活習慣病の存在が挙げられます。そのため毎年、循環器疾患患者数は増え続け、全医療費に占める循環器疾患の治療費割合も増加傾向にあります。

循環器疾患の予防として、食生活や運動習慣などの生活習慣の改善が重視される流れになっています。

循環器疾患の終末像である「心不全」を予防し対処するためにも、「予防から発症、急性期、憎悪期、終末期」へと患者さんの病状段階に応じて、QOL(クオリティオブライフ:生活の質)を保ちながら疾患のコントロールを行っていくことが医療従事者としての任務とされています。

循環器疾患の薬物療法の現状

近年、循環器治療薬は進歩が目まぐるしく、患者さんの生命予後やQOLの改善がみられるようになってきました。

循環器治療薬以外にも、患者さんの疾患の状態に合わせ、脂質異常症治療薬、糖尿病治療薬、抗血小板薬、抗凝固薬、抗生剤などの薬の併用がされていることも多いです。

また生活習慣に起因した病態を、薬物治療と同時に生活習慣の改善を図りながら、冠危険因子(冠動脈の動脈硬化を起こす要因:高血圧・高コレステロール血症・糖尿病・高尿酸血症などの疾患、喫煙、運動不足、ストレス、肥満、高齢、男性)のコントロールを行う重要性が勧告されています。

外科的治療の現状

現在、人工心肺装置(体循環、肺循環、ガス交換を代行する装置)を用いない低侵襲(身体への負担を少なくする)手術が多く実施されるようになってきました。そのため、合併症の危険がある症例や高齢者などのリスクが高い症例においても、積極的に手術を行える環境にあるといえます。

さらに、臓器移植法の改正により、脳死下での臓器提供や心臓移植治療が行われるようになるなど、循環器疾患の外科的治療は急速な進歩を遂げています。

循環器疾患を発症した患者さんの特徴とは

循環器疾患を発症した患者さんの特徴を、「身体的な問題」と「心理的な問題」に分けて述べていきます。

循環器疾患の患者さんの身体的問題

心臓は、全身に血液を送るポンプの役目を果たしています。心臓に問題が生じると、組織での血液供給が不十分となり臓器障害をもたらし、最悪の場合、死に至る可能性があります。

循環器疾患は生命の危機に陥りやすい

心臓はもともと予備能力の高い臓器です。

しかし心臓の構造異常や心筋の障害、循環動態異常などが長期に渡って続いてしまうと、全身に負の影響が及び、腎臓、肝臓、肺などに障害をもたらすことがあります。

「心不全」を例に挙げて、多臓器不全に至るまでの流れについてお話してみましょう。

【循環器疾患と腎機能障害の関連による多臓器不全の起こり方】

心不全により心臓ポンプの働きは低下し、心拍出量は減少します。これにより腎臓に流れる血液(腎血流量)も低下し、腎機能障害を引き起こします。

腎機能が障害されたことで、腎臓からのエリスロポエチン(赤血球産生を管理するホルモン)の分泌が減り、次に「貧血」が起こります。貧血になるということは、さらなる心臓や腎臓の機能低下につながります。

このように循環器疾患により臓器障害の悪循環が起こってしまうと、重篤な合併症である「多臓器不全」になりやすく危機的状況に陥る可能性が高いのです。

このように心臓疾患が起因となり、生命危機に陥る危険性が非常に高いため、看護師は注意深い観察を求められます。

循環器疾患では恐怖や苦しみ、痛みが持続することが多い

循環器疾患の主な症状として、胸痛・呼吸困難・動悸・浮腫などが挙げられます。

これらの主な症状について、詳しい内容を下記にまとめました。

① 胸痛 … 心筋梗塞や解離性大動脈瘤などを発症したときは、火ばしで胸を刺されたような「激痛」を伴います。この激しい疼痛は、患者さんに死の恐怖を感じさせ、痛みによる心負荷の増強が原因でショックに陥ることもあるほどです。

② 呼吸困難 … うっ血性心不全などの疾患では心拍出量の低下により、肺循環の静脈内に血液が停滞(うっ滞)し、呼吸困難が起こります。

呼吸困難の程度は、患者さんの心臓の予備能力や末梢循環の状態などにより、軽い息切れから起座呼吸(上半身を起こした姿勢での呼吸)までさまざまです。

循環器疾患の患者さんが急性の呼吸困難を訴えた場合は、「原疾患や合併症が憎悪した可能性がある」ということを視野にいれておきましょう。

③ 動悸・不整脈 … 動悸とは、心臓の鼓動に対する違和感や不快感です。動悸の感覚は患者さんの感受性によります。

動悸とは別に、めまい(眩暈:げんうん)や失神がみられた場合は、重症度の高い不整脈疾患(洞機能不全症候群など)を疑い、医師に早急に連絡を取る必要があります。

④ 浮腫 … 浮腫は細胞の間質液(組織間液)が基準以上に増大した状態のことをいいます。

代表的な心性浮腫は「うっ血性心不全」が多いです。

心不全により心臓から送られる血液量が減少すると、腎血流量も低下し、尿量も減ります。このことにより体内に水分が貯留します。さらに腎血流量が低下することにより、ナトリウム排泄量も少なくなるため、よりいっそう浮腫が悪化しやすくなるというわけです。

浮腫は、末梢組織の循環を障害し、皮膚は少しの摩擦でも損傷を受けやすい状態になります。そのため、看護ケアには充分な配慮が必要となります。

これらの症状からも分かるように、患者さんは循環器疾患が原因となり、いままで味わったことのない恐怖や苦しみ、痛みが持続するといえます。

循環器疾患は生理的なニーズを満たしにくくなる

循環器疾患の症状は患者さんに苦痛をもたらすことは上記でお話ししました。しかし治療においても、患者さんに苦痛を感じさせるのが実際です。治療により下記のような問題が引き起こされます。

安静による問題

心不全の急性憎悪時は、患者さんは安静を保ち心筋酸素消費量を減らし、「心臓に負担をかけないこと」が重要となります。

安静を保つ最大のメリットは、活動による代謝を軽減し腎血流量の増加をはかり、利尿を促すことで身体から余分な水分を除去することができる点です。

しかし安静を保つということは、筋力低下や静脈血栓症などの合併症を生じさせやすくなる側面をもっています。

そのため、起座位が安楽な姿勢である心不全患者さんにとって、「安静を保ちすぎることで筋力低下を生じ、起座位を保つことが難しくなる」という問題点も生じます。

このようなことから、「患者さんの症状や状態に合わせて適宜、離床を促すこと」も看護の重要な視点となります。

食事制限による問題

また心不全の患者さんは、体液量の増加や体内にナトリウムの貯留がみられるため、浮腫を生じやすい状態にあります。

浮腫を予防するため、治療上、塩分制限や水分制限を行う場合があります。患者さんの中には、塩分制限食が今まで馴染んできた味付けとは異なるため、食欲がなくなる人も出てきます。さらに消化管のうっ血や薬の副作用が原因となり、食欲の減退がみられる人もいます。

患者さんによっては、これらのことから必要なエネルギー量を確保できない問題が生じます。「体力が奪われ、離床が遅くなる」可能性が高まります。

排泄の問題

さらに排泄に関して述べます。

胸痛に対しモルヒネを使用した場合は、腸の蠕動運動が制御されるため、便秘傾向に陥りやすいといった問題が出てきます。さらに、安静の保持や水分制限も便秘を助長します。そして排泄時の努責(いきむこと)は心臓の負荷増加につながります。

そのため、循環器疾患の患者さんは排便コントロールが特に重要となります。

日常生活動作の問題

また日常の動作ひとつにしても、心筋酸素消費量の増加をもたらします。

心不全の急性憎悪期や心筋梗塞発生直後などは、心臓への過負荷を防ぐため、治療上、上記の食事・排泄だけでなく清潔動作や移動といった日常生活動作も制限される場合があります。

患者さんの心機能に見合った活動を行う必要性があり、生活上のニーズを満たせるようなサポートが大切となってきます。

このように患者さんは循環器疾患を生じたことで、いままで当たり前のように行っていた食事や日常生活動作に制限がでてくるため、不都合さや不便さからストレスを抱えやすい状態にあるといえます。

循環器疾患の合併症とは

循環器疾患は、重篤な合併症を生じさせることがあります。

例えば心臓の弁疾患では、血流が滞留しやすくなるため、血栓を作りやすくなります。この血栓が肺で詰まれば「肺塞栓」、脳で詰まれば「脳塞栓」の原因になります。

また、心不全では肺うっ血が原因で、肺炎を起こしやすくなったり、腎血流量の低下により腎機能が低下したりします。右心不全が重度となると、肝うっ血を生じ、肝機能も悪化することがあります。

循環器疾患の患者さんの心理的問題

次に循環器疾患の患者さんの心理的問題について述べていきます。

死に対する恐怖が生じる

人間は呼吸困難に陥ると、死の恐怖や不安を抱くようになります。また低酸素状態になると、それだけで不安や不穏状態に陥りやすくなります。さらにCCU(Coronary Care Unit:冠状動脈疾患集中治療室)やICU(Intensive Care Unit:集中治療室)での緊迫した状況に対しても強い不安を感じます。

これらの不安や恐怖を感じることで、心拍数は増加や血圧の上昇がみられ、心臓への負荷はさらに増えてしまいます。

循環器疾患の患者さんは常に不安を強いられているため、「常に心臓への負荷がかかりやすい危険な状態にある」といえるのです。

また、予後に対する不安や、病状の変化に恐怖を感じることも多いです。

患者さんは「死を感じさせるほどの不安や恐怖」を味わったり、「予後の不確かな状況」が続いたりすることで、「抑うつ状態」に陥ることもあります。

社会的役割の変化を感じる

循環器疾患を抱えたことにより、今まで担っていた社会的役割を続けることが困難な場合もあります。

また家族や職場でも、患者さんの疾患を気遣い、いままでの社会的役割を今後は期待しないこともあります。

家庭内や職場での役割が変化することで、役割喪失や自己への価値観の低下を感じ、無気力や不安、抑うつ状態を生じる患者さんもいます。

循環器疾患を抱える患者さんの家族のサポート

循環器疾患の多くは、心臓の負荷増加を予防するため「生活の再調整」を必要とすることが多いです。

そのため、患者さんは自宅での自己管理が大切となります。患者さん自身が自己管理を充分行えない場合は、家族のサポートが重要となります。

そして、患者さんが自宅療養を行うということは、家族の生活にも多大な負担が生じます。

これらの問題に対処していくためには、地域連携室とも協力し、医療ソーシャルワーカーや福祉センターの職員などとともに、これらの社会資源を効果的に活用できるよう情報提供を行っていくことが大切です。

患者さんに循環器疾患が生じたことで、本人だけでなく家族もまた、「生命の危機的状況に陥った」と感じ、不安やとまどいを覚えます。行われる治療への理解を深め、患者さんや家族が「望ましい自己決定」が行えるようサポートしていくようにしましょう。

循環器科看護師の役割とは

循環器疾患は、生活習慣に悪化要因があることが多いです。看護の役割として、循環器疾患の発症を予防する働きかけが大切です。

発症後に必要な看護では、身体的・心理的な問題を軽減し、疾患のコントロールを行えるようにサポートし、合併症や二次的障害を予防することが重要です。

患者さんの循環器予備能力を把握し、その範囲で最適な健康状態を維持し、その人らしい生活を維持していけることを看護の目標にしましょう。

身体的な問題に関する看護で重要なこと

看護師は患者さんからの訴えやバイタルサインから、心電図や心機能評価指標(肺動脈圧・中心静脈圧、心拍出量など)、水分出納量(輸液量、経口摂取量、尿量、不感蒸泄、ドレーン類からの排液量など)、動脈血ガス分析などの観察を行います。

また以前のデータがあれば、それとも比較を行います。それらを総合し、患者さんの全身状態を把握し評価します。

評価に従い、現在の緊急性と予測される状況について把握し、迅速な治療が行えるよう援助を行っていきます。

さらに、患者さんの苦痛を伴う症状の緩和にも援助が必要です。

患者さんの症状の誘因や原因は、患者さんによって異なります。看護師は患者さんの訴えに耳を傾け、「どのようなときに、どのような症状が生じるのか」について、病態生理を理解しておくことが重要です。

誘因や原因を推測し、「どのような援助を行えば、症状が緩和するのか」を考え、看護を行っていきましょう。

心理的な問題に関する看護とは

急性期で苦痛や恐怖を伴う症状が強い場合は、患者さんは「自分に何が起こっているのか」を理解できないことがあります。

理解できない状況というのは、さらに患者さんに恐怖を強いることになります。恐怖を感じるということは血圧を上昇させ、心負荷を増加させる要因のひとつになります。

そのため患者さんが不安や恐怖を感じないで済むように、「いま、どのような状況にあるのか」「どのような治療が行われているのか」など、簡潔な言葉で分かりやすく説明することが大切です。

今、自分が置かれている状況を少しでも把握することができれば、不安を軽減させることにつながります。

また、患者さんが不安や恐怖といった感情を口に出す場合は、耳を傾け受け止めることが大切です。こうすることで患者さんに安心感を与え、積極的に療養を行えるための援助となります。

家族に対する看護とは

循環器疾患を抱える患者さんの家族もまたさまざまな問題が生じます。生活の再調整や療養に家族の協力が不可欠となるからです。

患者さんがその人らしく療養生活を継続していくために、患者さんと家族が活用できる地域連携室など社会資源の情報提供も行っていくことが大切です。

循環器科看護のやりがい

循環器科は、緊急入院が多く、救急対応をしなければならないことが多いです。また、心電図を読み取ったり、注意深い観察をしたりと、慣れるまでに相当の労力と時間を要します。

どのような医療機関でも、循環器科は忙しい職場であることは、ある程度覚悟しておかなければなりません。

しかしその大きな山を登り切り、徐々に自分で考え主体的に動けるようになったとき、「看護師として自分の成長」を感じることができ、やりがいとなっていきます。

もし他の科に異動となっても、循環器科で培った看護スキルや能力は充分に役立てることができます。

ただし患者さんの出入りの激しい、忙しい職場であることから、未経験の場合、教育体制が整っていない医療機関ですと、新人を育てていく環境が整っていない場合があります。

したがって転職の際は、転職サイトのコンサルタント(エージェント)に相談をし、最適な職場を紹介してもらうようにしましょう。転職サイトですと、無料で転職の相談ができるだけでなく、転職後も職場での不安を解決してくれる手助けをしてくれます。転職サイトを利用しない手はありません。

循環器科の看護師として「あなたのキャリアアップにつながる職場」で、専門的な経験とスキルを積み重ねていくことが何よりも大切です。


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