「今は看護師として勤務しているけれど、やはり保健師の夢を諦めきれない」と考え、看護師から保健師への転職の意思を固める人は多いです。

看護師と比べて保健師のほうが、「夜勤がない」「残業が少ない」「土日が休みのことが多い」「力仕事が少ない」といった理由などから、家族との時間を合わせやすく、ワークライフバランス(仕事と生活の調和)のとりやすい職種といえます。

男性にも女性にも保健師は人気求人であるため、履歴書の志望動機では多数の応募者の中か「ぜひ、会ってみたい」と採用側が思う内容に仕上げることが大切です。

「なぜ看護師のキャリアを捨ててまで保健師になりたいのか」「どのような志をもって保健師という職業に選びなおしたのか」を明確に志望動機に記載しましょう。そうすることで、面接前から採用側は「あなたが保健師として活躍する姿」をイメージできるようになります。

このような自己PRを書くには、事前にしっかり志望動機の対策を練っておく必要があります。今回は、看護師から保健師に転職希望の方の志望動機の書き方についてお話していきます。

履歴書の志望動機は採用側に行う最初のアピール

まず、履歴書における志望動機の重要性についてお話しておきます。

履歴書には学歴や資格などを記載する欄があります。ただ、応募者の人柄や仕事への意欲の把握には、志望動機欄を確認すれば一目瞭然です。志望動機は採用側への最初のアピールの場になります。あなたの仕事への取り組み方を採用側に印象づける上で、志望動機は大変重要な位置づけとなるのです。

ただ、下の写真を見てもらうと分かる通り、志望動機の欄は非常に狭いです。

そのため、言葉を慎重に選んで、分かりやすく伝える必要があります。簡潔に分かりやすく、しかも仕事への意欲をイメージしてもらえるように作成すればいいのです。

採用側は、応募者の能力で優劣をつけがたい場合は、「志望動機」を採用の決め手とします。そのくらい志望動機には十分な対策を行い、「この人に会いたい」と採用側が思うように作り上げていく必要があるのです。

ちなみに履歴書の資格の欄には、看護師免許と保健師免許の両方を取得したことを記載しておきましょう。例えば、こちらは私の保健師免許証です。

この場合、平成26年3月31日に保健師免許を取得しているので、履歴書の「免許・資格」の欄に「平成26年3月 保健師免許 取得」と記入します。もちろん看護師免許の取得も資格欄に記入しておく必要があります。

また履歴書には、さまざまな種類があります。先ほど紹介した「志望動機、特技、好きな学科、アピールポイントなどを一つの欄にしているJIS規格のもの」だけでなく、「志望動機に加えて、自己PR、趣味、長所・短所などまで詳細に記入できるもの」などがあります。

求人先に指定が無ければ、どのようなタイプの履歴書を使用しても構いません。自分を最大限にアピールできるものを選ぶと良いでしょう。今回はスタンダードなタイプのJIS規格での志望動機や自己PRの書き方を紹介していきたいと思います。

志望動機には看護師経験と保健師志望理由を書く

最初に、看護師から保健師に転職希望の場合、志望動機に必ず入れておきたいことについてお話します。

看護大学や看護学校などを卒業して新卒で保健師を目指す人と違って、あなたには「看護師をしていた」という経歴があります。一般的な保健師よりも遠回りしていることになります。

ただ、看護師としてのキャリアを「保健師へ転職する際のメリットと捉えるか、デメリットと捉えるか」はあなた次第です。「看護師の経験があるからこそ、保健師として広い視点で物事を見られる」のか、「看護師をしたので無駄に年を取ったため不利になった」と考えるのかといった違いです。

もちろん、「看護師の経歴を、転職においてのメリットとして活かす」ことが大切です。

そのため「なぜ看護師から保健師へ方向転換するようになったのか」「保健師になった際、看護師の経験をどう活かしていくのか」という二つの内容を織り込むようにしましょう。

仮に、保健師になりたい理由ばかり書いていては、看護師経験のない新卒の保健師希望の学生が書いた自己PRと大差がありません。最初から保健師になった人だともっていない「看護師の経験」こそがあなたの強みなのです。

中には、「新卒で保健師を希望する人のほうが就職には有利ではないか」と考える人がいるかもしれません。そのような方は以下の求人を確認してみてください。こちらは岐阜県にある総合病院の保健師の応募要項です。

新卒ばかり欲しいのであれば、応募資格には新卒のみとするはずですが、実際にはこのように「新卒・既卒を問いません」とあります。これは、採用側の考えとして、新卒の保健師を採用して長期雇用を図りたい反面、看護師など他の経歴をもった応募者や経験者を採用したいという気持ちがあるからです。

職場が新卒ばかりになってしまうと、その職場で教えられたことを教えられた通りに行う人が多くなります。それでは職場内の活性化は図れません。

そこで、違う経歴や職歴をもつ中途採用者によって新しい風を吹かせ、職場内を活性化させるのです。特に看護師経験がある中途採用者は、即戦力になります。また、医療知識をスムーズに取り入れていくことも可能になります。

このようなことから看護師から保健師への転職では、新卒採用のときのように保健師の魅力だけを志望動機として書くのでは不十分です。

やりたいこと、できること、求められることを自己PRする

次に考えていきたいことは、新卒以外の他の応募者との差別化された志望動機に仕上げることです。具体的には「なぜ他の中途採用の応募者ではなく、私を採用したほうがいいのか」という点です。

多くの応募者は、自分のアピールポイントばかりに気を取られ、他の応募者との差別化を図っていることが少ないのです。

一般的に志望動機となると、「保健師としてやりたいこと」「保健師として求められること」ばかりを書き連ねる人がほとんどです。ただ、それだけでは新卒の入職希望者と大差はありません。

そこで看護経験を活かし、「保健師としてできること=何が貢献できるのか」を加えて記述することが大切です。これが他の応募者との差別化につながります。

以下に「保健師としてやりたいこと」「保健師として求められること」「保健師としてできること」をまとめました。志望動機を書くときの参考にすると良いでしょう。

保健師としてやりたいこと : これまでの看護師経験を踏まえ保健師として達成したい新たな目標を考えてみましょう。

保健師として求められること : 募集要項やホームページなどから情報収集しましょう。採用側が「私に期待することは何か」という視点をもつことが大切です。

保健師としてできること : これまでの看護師経験から身に付けた専門性や即戦力として働き方を見つめ直してみましょう。保健師としてどのような貢献できるのかを考えてみましょう。

これらのことを志望動機に盛り込んでいれば、採用側は「あなたはこれまでどのような看護観をもって看護に当たっていたのか」、そして「これから保健師として、どのような貢献をもたらしてくれるのか」をイメージすることができるのです。

看護師から保健師へ転職希望の方の志望動機例文

それでは看護師から保健師に転職希望の方に対して、採用されやすい志望動機の回答例について述べていきます。一言で保健師といっても、行政保健師から企業保健師まで様々で、保健師が就業している場所はおおまかに以下のとおりです。

  • 病院・クリニック
  • 市区町村・地方自治体の保健センター
  • 地域包括支援センター
  • 都道府県が管轄する保健所
  • 一般企業
  • コールセンター
  • 介護保険施設などの福祉施設
  • 訪問看護ステーション など

ここでは保健師の求人募集の多い、病院・クリニック、市区町村自治体の保健センター、都道府県(保健所)、一般企業に応募する際の志望動機の書き方について述べていきます。

病院・クリニック保健師へ転職希望の志望動機の書き方

これまで保健師募集といえば、就業場所が都道府県の保健所、市町村や自治体が運営している保健センターなどの行政保健師や企業の産業保健師が中心でした。現在では、病院やクリニックでの保健師の募集が増えてきています。

病院やクリニックでは保健師が中心となり、健診センター内で保健指導を行ったり、地域医療連携室で退院支援をサポートしたりする仕事があります。

病院での保健指導とは、生活習慣病などの患者さんに対して食事や運動の指導を行ったり、職員の健康指導をしたりする仕事になります。以下は神戸にある総合病院の健診センター内の保健師求人になります。

このように健診センター内で、主に保健指導や健診業務を行うのが主な仕事です。

また、地域医療連携室での退院支援であれば、治療が終わって退院となったものの、自宅や他施設での療養に不安を抱える患者さんに対して、関連施設(訪問看護ステーションや行政)との調整を行います。

ここでは求人数の多い健診センターでの保健師へ転職希望の場合の志望動機例文を挙げます。

私はA病院の慢性期病棟で3年間看護師として勤務していました。そこで感じたことは、糖尿病が悪化して再入院する患者様の数の多さです。糖尿病を患った患者様の中には、教育入院したにも関わらず、他人事のように病気をとらえ、透析に至る人が多くいました。

私は、患者様が持病を前向きにとらえられるよう予防医療の重要性について感じるようになりました。御院は予防医療に積極的で、御院での再入院の患者数は少ないと聞いております。

ぜひ、御院で保健師として、いままで培った看護師としての医療知識を活かしながら、患者様の自立支援に寄与していけたらと考えております。

こちらの志望動機には、いままでの自分の看護経験を活かしつつ、「保健師としてどのような貢献ができるのか」を盛り込んでいます。また、希望する医療機関の強みなどを知り、それを明記することで「ここで勤めたい」という意思が伝わってきます。

市区町村・自治体の行政保健師へ転職希望の自己PR例文

次に、市町村の行政保健師(公務員)を希望している方への志望動機の書き方です。まずは市町村の保健センターで働く行政保健師の業務内容を知ることが大切です。

市町村の行政保健師が担う業務の中心は、多い順に母子保健、地区担当、健康づくり、精神保健、生活習慣病となっています。保健センターに勤務する保健師の多くは、母子保健業務と地区担当業務に関わっています。

母子保健業務とは、「妊婦さんが健康を維持しながら安心して出産を行え、出生した赤ちゃんが健やかに育ち、産婦さんが育児に困難感を抱えることを少なくするよう支援する仕事」になります。

具体的な仕事内容としては、母子健康手帳の交付、母親教室、新生児の訪問指導、乳児検診、3歳児健診などを行っています。

地区担当業務では、一人の行政保健師に一定の地区が任されます。その地区内の育児相談、精神疾患患者の支援、身体障がい者の支援など健康にかかわる相談を行うのが主な仕事です。個別の相談に応じ解決していくだけでなく、担当地区全体が健康になるように、地区内での課題を分析し、健康づくりを推進していきます。

例えば、こちらは埼玉県にある保健センターの臨時職員の求人になります。

仕事内容は、健診業務や保健指導、健康教育などです。保健センターでは、臨時職員を雇用する求人が出ることが多く、希望する市区町村の求人を見逃さないように気を付けましょう。

次に市町村の行政保健師の業務の中でも、地区担当業務を希望する場合の自己PRの例文をあげてみます。

私は精神科の看護師として4年間勤務してきました。そこで、ご家族が高齢化し在宅で生活することが困難になった精神障がいの患者様に多く接してきました。あるとき、私の担当の患者様に「再度、在宅に戻り暮らすことができる」という話が出ました。

私はその患者様の笑顔を見ることが初めてできました。私はあの嬉しそうな笑顔を一生忘れることができません。これを可能にしたのは「保健センターの保健師さんの支援があったためだ」という事実を知りました。

それから私は生まれ育ったB市の保健師になりたいと強く願うようになりました。いままで培ってきた精神科看護の経験や知識を生かしながら、精神疾患の患者様の多くの笑顔を引き出せるよう活躍していきたいと思っています。

上の志望動機は、看護師として体験した具体例を提示し市の保健師の業務内容を入れた内容となっています。

志望動機に体験談を入れて具体的な内容にするほうが、採用側がイメージしやすく分かりやすい内容になります。具体例はダラダラと伝えるのではなく、要点を簡潔にまとめるほうが読みやすくなります。

・地元以外の市区町村の行政保健師へ転職希望の場合

上記では、地元の市区町村の行政保健師の志望動機の例を挙げました。では、地元以外の行政保健師を希望する場合の志望動機はどのように書けばいいのでしょうか。

それには、やはり志望先である地元以外での地域で行政保健師が活躍している情報を仕入れ、志望動機や面接の回答に取り上げることが大切です。情報収集の方法としては、ネットや新聞、市報などが挙げられます。

取り上げ方としては、例えば「C市は他市と比較すると、母子保健に優れていると感じました。なぜなら、C市は子育て支援として、○○のような取り組みを実施しており……」などとC市の保健活動について把握していることをアピールしましょう。

そうすれば、採用側は「しっかりC市のことについて知ったうえで、応募しているのだな」と認めてくれます。地元以外の行政保健師を希望するのであれば、入念な下調べをするに越したことはありません。

都道府県の行政保健師希望の志望動機例文

次に都道府県(保健所)の行政保健師(公務員)の志望動機をみていきましょう。都道府県保健師の中心となる業務は精神保健(自殺を含む)、感染症対策、難病対策です。

横浜市、名古屋市、京都市、大阪市、神戸市などの政令指定都市や東京都の特別区などは人口に比例して、より多くの保健所保健師の募集がかかります。また地方の都道府県でも、毎年10名程度の募集があることが多いです。

例えば、こちらは愛知県の行政保健師の募集要項になります。新卒だけでなく、中途採用の募集も一緒に行って、合計15人となっています。

業務内容は上記の市町村の保健センターと重なる部分もありますが、保健所ではどちらかといえば、より深刻で困難な事例や広域での対応が必要となる業務が中心となります。

例えば、難病や結核・エイズに感染した患者など、規模の小さな市町村では同じ病気を発症している人が少ないです。そのため、市町村の保健師だけでは知識や経験が少なく、対策を取りにくいといった面があります。このような場合、広域を管轄している都道府県の保健師のほうが対応しやすいといった利点があります。

保健所の行政保健師は、発病までの生活経過の聞き取りや療養生活の支援など、患者の家族を含めた支援活動が求められます。さらに、発生動向を調査し、分析を行うといった業務もあります。

では保健所の行政保健師希望の方の志望動機回答例をあげてみます。

私は外科の看護師をしていました。そのとき、統合失調症の患者様が事故に遭い運ばれてきました。その患者様は疾患のため、他人と話すことに困難さを感じており、このまま在宅に戻られても事故が再発するのではないかと心配しました。

しかし、都道府県の保健師さんから「難病や精神障がいを抱える人にとっては、病気や障がいそのものが問題ではなく、地域の人との関係を良好に保てば元の生活に戻ることができる。この方は地域の中でつながりができている」と教えていただきました。

地域での縁の下のサポートに驚きました。「今後は、看護師としての専門的な知識や経験を活かし、一人でも多くの難病や精神疾患の方が地域で人間らしい生活を送って行ける力添えをしたい」と考えるようになり、保健師を希望している次第です。

「あなたを採用するメリット」が看護師の経歴から考え直して思い当たるようなものが無かった場合、上のように行政保健師が取った行動から気づいたことを伝えても構いません。

産業保健師(企業保健師)希望の志望動機例文

次に、産業保健師(企業保健師)の志望動機例文について述べていきます。

産業保健師は、健康診断や保健指導などを通して、企業に勤務する様々な年代の社員の健康維持・増進をおこない、企業全体の生産性を向上するよう支援します。

企業の一員として健康管理センターで働くほか、労務部門の総合職として勤務したり、企業の健康保険組合や独立した労働衛生機関、検診機関などで働いたりする保健師もいます。

産業医と協力して、健康に問題を抱えた社員が医療を受けられるように促したり、うつ病などの精神疾患で長期間休養を取っていた人が再び働けるようにサポートしたりする業務があります。

他にも社内の喫煙対策や、腰痛、騒音といった職場の問題について、安全衛生委員会などを通して、労働環境を整えるといった仕事もあります。

産業保健師の場合は、保健師といっても企業の一員となるので、その企業の経営方針や理念などしっかり情報収集し志望理由に生かすことが大切です。企業理念と自分の経歴や経験で使えそうな部分を取り出して深く掘り下げ、志望動機にするとよいでしょう。

一例を挙げると、こちらは東京都にある労務管理や健康管理部門のコンサルティングを行っている企業の保健師求人になります。

規模の大きな企業の保健師であるほど、福利厚生や賞与、昇給率などが良く、人気の求人になるため、早めの応募が肝心となります。この企業と決めたら、すぐに情報収集に取り掛かるようにしましょう。

では、産業保健師の志望動機例文です。

私の前職は内科の看護師でした。看護を通して、働き盛りの世代が生活習慣病やうつ病で苦しんでいる光景を見てきました。私は患者様に強制するのではなく、患者様の行動や生活習慣を聞き出し、患者様の行動変容を促す関わりを意識して行ってきました。

その結果、多くの患者様が自分から病状改善に取り組み、職場復帰の一端を担えてまいりました。これは御社の「共に解決していく」という理念に近いものであると自負しております。

これまでの看護師知識や経験を活かし、今後は保健師としての専門性のもと、保健活動に従事させていただきたいと考え、御社への入社を強く希望いたします。

上記の志望動機は企業理念を理解していることを織り込みつつ、「私を採用するメリット」についてもアピールしています。企業の場合は、とくに企業理念などを研究し、志望動機に入れておくとよいでしょう。

その際に、「企業風土がよさそうだから」「育児環境が整っているから」「雇用条件が良いから」など、誰もが分かっている内容を書くべきではありません。

志望動機を書き終わったら何度も読み直して、どの企業でも通用しそうな志望動機になっていないか確認しましょう。もし数社の履歴書を書く場合も「この企業だからこの志望動機」というように、オリジナルの志望動機の作成が原則となります。

保健師希望なら転職サイトを利用すべき

病院・クリニック、市町村、都道府県、企業の保健師の志望動機の書き方についてお話してきました。保健師はとても人気のある求人ですので、ときに倍率は10~20倍を超してしまうことが往々にしてあります。

また、応募したときにはもう募集が終わっていたということも考えられます。そのくらい保健師の倍率は看護師の求人の比ではありません。

保健師採用という狭き門を突破するには、求人が出たら、その求人が自分の条件に合っているかを見極め、履歴書や面接、筆記試験の準備をすぐに始めることが大切です。

そこで、3社以上の転職サイトに登録しておいたほうが良いです。

そうすれば、多くの求人の中から保健師の募集を選ぶことができます。さらにはあなたが仕事をしていても、転職サイトのほうから保健師の求人情報を教えてくれたり、希望する企業は「どのような人物を今回の求人で採用したいか」といった具体的なアドバイスを提供してくれたりします。

また転職サイトを利用するメリットとして、ある特定の企業とつながりの深い転職サイトであれば、非公開求人を公開前にあなたに教えてくれる可能性も高まります。

その他にも、転職サイトを比較することで、「あなたの転職にどれだけ熱意をもって取り組んでくれるか」といった担当転職コンサルタントの優劣が分かります。

あなたと相性が良く、信頼のおける転職コンサルタントを選んで、必要な情報を提供してもらい、効率よく転職活動を進めることが、看護師から保健師へ転職する成功の秘訣です。

むしろ企業の転職は、転職サイトを利用するのが当たり前となっています。転職コンサルタントが年収・給料交渉などをあなたの代わりに行ってくれるため、勤め始めから満足した労働環境を手に入れられる可能性も高くなります。

・市区町村などの行政保健師も転職サイトで募集がある

なお、「市区町村などの行政保健師の求人は市から申し込みを行うのであって、転職サイトでは募集していないのではないか。それなら転職サイトに登録しても意味がない」と不安に思う人がいるかもしれません。

しかし、市区町村の行政保健師も転職サイトから募集がかかっていることが多々あります。実際に私は保健師資格をもっているため、年に1~2回、登録している転職サイトから「市の保健師求人が出たけれど、どうだろうか」といった電話がかかってくることがあります。

実際に以下は転職サイトに出ている、北海道にある市が管轄する地域包括支援センターの保健師求人です。

このように転職サイトは行政とのつながりをもっていることがあり、市区町村の保健師希望の看護師も3社以上の転職サイトを利用したほうが良いのです。

看護師から保健師へ転職するという強みを活かす

あなたには看護師としての経験があります。これはあなたならではの強みです。「看護師を数年経験したせいで、新卒で保健師入職希望の人と比べて歳を取っている分、不利になる」と考える必要はありません。

あなたは看護師の経験をしてきたからこそ、やりたい目標や夢が定まり、保健師という新たな道を歩み始めようとしているのです。

新卒の保健師希望の人のように、志望動機に自分が実現したいこと、希望していることを単に述べるだけでは十分なアピールとはなりません。看護師の経験をもつあなただからこそ、保健師として採用するメリットについて志望動機にしっかり書き込んでいきましょう

そのためには、情報収集が欠かせません。市町村の保健師希望であれば市町村のサイトを、企業の保健師希望であれば企業のサイトを必ず確認します。そして「それに合う自分の看護師の経歴は何か」を考えてみます。

そのうえで、志望動機を書いてみましょう。自分は保健師として「何を求められているのか」「何ができるのか」「何を実現していきたいのか」があなたの自己PRには練りこまれているでしょうか。そして、転職コンサルタントに必ず完成させた志望動機を確認してもらいましょう。

ただ、まずは自分の力で志望動機について考えてみることが大切です。最初から転職コンサルタント頼りにしていては、面接で志望動機について聞かれたときに困るのはあなたです。

この記事の例文を参考にしていただき、他の応募者の志望動機とは異なり「あなたと働きたい。あなたなら保健師として期待できる」といった内容の志望動機を書き、保健師としての最初の書類選考を突破しましょう。


看護師転職での失敗を避け、理想の求人を探すには

求人を探すとき、看護師の多くが転職サイト(転職エージェント)を活用します。自分一人では頑張っても1~2社へのアプローチであり、さらに労働条件や年収の交渉までしなければいけません。

一方で専門のコンサルタントに頼めば、100社ほどの求人から最適の条件を選択できます。このとき、病院やクリニック、その他企業との年収・労働条件の交渉まですべて行ってくれます。

ただ、転職サイトによって「対応エリア(応募地域)」「取り扱う仕事内容」「非常勤(パート)まで対応しているか」など、それぞれ違いがあります。

これらを理解したうえで専門のコンサルタントを活用するようにしましょう。以下のページでは転職サイトの特徴を解説しているため、それぞれの転職サイトの違いを学ぶことで、転職での失敗を防ぐことができます。

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