「老健へ転職」と聞くと、体力勝負の仕事は介護士がしてくれて、看護師はバイタル測定や入浴前の処置などが主な仕事となり、比較的楽なイメージをもたれている看護師が多いです。

そのような老健に転職を希望する人が増える一方、「自分が思い描いていた職場のイメージとは異なり、長く勤められそうにない」と入職後に思い悩んでいる人も多く存在します。

ただ単に看護師同士の噂話やイメージなどから老健への転職を決めてしまうと、転職に失敗する可能性が高くなってしまいます。

そこで今回は、実際に転職した人の話を交えながら「老健に転職希望の看護師が後悔しないための成功ポイント」について述べていきたいと思います。

老健の形態はどうなっているのか

そもそも老健とはどのような施設を指すのでしょうか。日本には高齢者施設として、特養や老人ホームなどさまざまな種類の施設が存在します。

その中で老健とは介護老人保健施設を略した言い方のことで、主に「医療ケアやリハビリテーションを必要とする高齢者の公共型入居施設」のことをいいます。

老健と同じ公共入所型の介護施設としては、特別養護老人ホームや介護療養型医療施設があります。これらの中で老健は、医療機関と自宅の中間的な存在として位置づけられており、在宅への復帰を目的としたリハビリテーションが中心となる介護施設です。

「もう入院の必要は無いけれど、自宅に帰って生活するには不安が残る」といった高齢者のため、リハビリを通じて在宅復帰の支援を行う施設となります。

老健が提供している主なサービスは、「入所」「ショートステイ」「通所リハビリ」の3つです。

老健では医師・看護師・介護士・リハビリ専門のスタッフの常駐が義務付けられています。同じ公的高齢者施設である特養(特別養護老人ホーム)との違い(入所者100名あたりの最低スタッフ数)について下記の表にまとめました。

老健 特養
医師 常勤1名 1名

(非常勤可)

看護師 9名 3名
介護士 25名 31名
リハビリ専門スタッフ 1名

(理学療法士・作業療法士・言語聴覚士のいずれか)

このように老健では入所者100名に対して医師は1名、看護師は9名との規定があります。

老健は在宅復帰を目的としているため、特養と比べると看護師の人数も多く、医師やリハビリ専門スタッフが在籍しているため、医療体制が整っています。そのため入所者は、医療ケアや専門的で多様なリハビリを受けることが可能です。

老健では医師の指示を受けた理学療法士・作業療法士・言語聴覚士が入所者に対し、3ケ月集中リハビリプログラム(一週間で3日以上、1回20分以上)を行います。

個別や集団で行うリハビリ・体操・レクリエーションなどが1日のスケジュールに組み込まれています。また入浴も入所者の体調に合わせ、週に数回程度実施されます。

入居期間は、原則3ケ月~1年程度となっており、3ケ月ごとに「退所か、もしくは入所継続か」の話し合いがあります。「入所者の自宅復帰が可能」と判断された場合は、その時点で退所となります。

老健に入居できる対象者は、「65歳以上で要介護1以上の認定を受けている」ことが条件となります。特養と比較すると、入所料金が高額となり、相部屋でも月に10万円以上の施設がほとんどです。

医療を提供する場が医療機関から自宅へシフトしている現在、要介護高齢者にとって安全で安心な療養生活を続けるための「在宅への架け橋」として、今後も老健の需要は高まっていくことが予想されます。

老健には課題点もある

老健は先述のとおり、在宅復帰が目的の施設です。そのため老健の運営上、入所者の在宅復帰率が重視されています。

しかし2014年厚生労働省の調査によると、老健入居者の5割近くが85歳以上となっています。そのうちの53.5%は退所の見込みがなく、長期入所を余儀なくされているのが現状です。

これは、入所者の高齢化や医療・介護の需要増加などが原因となっているだけでなく、「医療機関での在院日数の短縮」や「家族による介護力の乏しさ」なども長期入所の要因の一つとして考えられています。

もともと老健は、ターミナルケアに対してはそれほど積極的に考えられていませんでした。しかし、医師や看護師の常駐など医療ケア体制が充実しているという側面もあり、2009年の介護報酬改定から老健でもターミナル加算が認められるようになりました。

これは、老健での看取りが看護の仕事の一つとなったことを意味します。

このようなことから老健で求められる役割は、当初の「リハビリテーション施設や地域在宅医療・介護の拠点」といったことだけでなくなりました。ターミナルケアも重要な役割の一つとして位置付けられるようになったのです。

しかし、老健では医師の存在や看護師の夜間常駐が義務付けられているものの、24時間365日常時、医師の当直体制が整えられている施設は全体の6割に過ぎません。

老健の残りの4割は、同じ敷地内に併設された医療機関のほうに医師が当直していたり、看取りのための個室を持つ施設が少なかったりなどが問題として挙げられています。

このようなことから、老健でのターミナルケアのあり方にはまだまだ課題が山積みされているといえます。

ただし今後も、老健の役割の多様化により、そこに勤める看護師にもターミナルに関する高い看護技術や知識が求められつつあることを念頭に置いておくことが大切です。

「老健はリハビリが主。ターミナルケアはあまり必要なく、入所者の死に直面することは少ないだろう」などの理由で老健への転職を考えているのであれば、入職してからギャップを感じてしまうことが多くなるので注意が必要です。

老健に勤める看護師の仕事内容

入所者の在宅復帰を目指す老健での看護師の仕事内容は主に3つあります。それは、「① 入所者の健康管理」「② 入所者の生活支援」「③ 入所者の在宅復帰支援」となります。具体的な内容は次の通りです。

① 入所者の健康管理:バイタルチェック、胃ろう・腸ろうの衛生管理、褥瘡ケア、痰の吸引、入浴前後の処置、薬の管理、与薬などの医療処置

② 入所者の生活支援:入院・通院の付き添い、口腔ケア、散歩・行事・レクレーションへの参加など

リハビリを行うのは理学療法士・作業療法士・言語聴覚士ですが、看護師もその一端を担います。入所者が自宅に復帰する際に自立した生活を送れるよう、車いすや歩行器、手すりを使用して移動する訓練などのサポートを看護師も行います。

③ 入所者の在宅復帰支援:入所者さんが在宅に復帰するにあたり、ご家族の介護負担を軽減できるように支援を行う

ご家族に現状の情報提供を行ったり、話し合いの機会を設けたりして、介護計画の見直しや修正を行います。また退所時期になれば、主治医・ケアマネージャー・居宅介護サービス担当者との連絡調整を行い、入所者さんやご家族が不安に思う点を解決していきます。

さまざまな役割を担う老健の看護師ですが、特養や老人ホームといった介護施設よりは、老健の看護師のほうが医療行為に携わる機会に恵まれており、介護に関わる仕事は少なめといえます。

実際の現場では看護師と介護スタッフがチームを作り、入所者さんのケアを行います。施設によっては、トイレ介助、入浴介助、食事介助などの介護系の生活介助も看護師がスタッフの一員として行うこともあります。

入所者の健康管理については看護師が責任を担っており「いつもと様子が違う」「食欲がない」などに気づいたら、バイタルチェックや充分な観察を行うことが大切です。

高齢者の場合、バイタルに変化は見られないものの、「いつもと比べて、なんだか様子がおかしい」と感じたときは肺炎やインフルエンザなどの命に関わる疾患に罹患していることがあります。そのため、入所者さんに一番近い存在である介護スタッフとの連携も重要です。

老健看護師に向いている人とは

一般的に老健の入所者さんは、治療の必要が無い方や、病状が安定されている方などが多いため、入所者さん一人ひとりに関わる時間が比較的多いのが特徴です。

病棟などの医療機関では鳴りやまないナースコールに追われ、自分に割り当てられた担当業務をこなし、受けもちの患者さんと接する時間が少ないことが多いです。このような仕事内容に不満を感じたことはないでしょうか。

その点、老健では利用者さん一人ひとりにじっくり関わることができます。

「老健での看護師の仕事は楽と聞いたので転職したい」と軽率に老健への転職を考えているのであれば、老健の看護師は向いていないでしょう。

そうではなく、「入所者さんが健康で安心した生活を送るためには、看護師としてどのような行動をとればいいのか」を常日頃から考えられる人が向いているといえます。

「あの看護師がいてくれたから体調の変化にすぐに気付いてもらえ、重篤な状態にならなくて済んだ」「あの看護師のおかげで、老健で安心して暮らしていくことができる」などいってもらえるような関わりをもち、仕事にやりがいを感じられるようにしたいものです。

老健看護師の給与

次に、求人を確認するときに重要な老健看護師の給与について述べます。

医療機関に勤める正看護師の平均月収は、夜勤や残業などの手当込みで約33万円、平均賞与が年間80万円程度で、年収にすると480万円となっています。准看護師では平均月収が約28万円、平均賞与が約65万円、平均年収が400万円です。

これに対して夜勤のある正職員の老健看護師の場合ですと、平均年収は約450万円です。夜勤をしていない老健看護師も含めると平均年収は約350~450万円です。もちろん、地域や施設、業務内容、雇用形態などによってこの差は大きく異なります。

そのため、実際には医療機関に勤める看護師との給与にあまり差はありません。

老健看護師の夜勤内容

介護系施設であれば看護師だと夜勤が無いことがあります。ただ、老健の場合、看護師は24時間の常駐が義務付けられています。しかし医療機関と老健では夜勤に違いがあります。

老健は医療機関とは異なり、病状が落ち着いている入所者さんが多く、急変が少ないのが特徴です。また医療施設ではないため、夜間に緊急入院を受け入れることもありません。老健の場合、夜勤といっても比較的落ち着いて仕事を行えるいえます。

しかし、多くの老健では夜間は医師1人に看護師1人という体制です。そのため、夜間に急変が起こった場合、看護師1人での対応となります。的確な観察を行い、医師への連絡の有無を判断し、素早い行動が求められます。

医療処置が必要と判断された場合、救急搬送となります。看護師は、救急車の手配や状況説明、病院までの同行なども行ないます。このような場合、医療機関に併設された老健であれば、すぐに対応ができます。

急変事態には臨機応変に対応する力が求められているため、老健の夜勤には、病棟での臨床経験が必要です。経験が少なく夜勤を不安に感じるのであれば、医療機関が併設された老健か、研修が充実している老健への転職を考えると良いでしょう。

また夜間はスタッフ自体少ないため、看護師もおむつ交換など介護ケアをしなければならない施設もあります。転倒リスクがある入所者さんの夜間徘徊や頻回のトイレコールなどで、仮眠できない日もあるかもしれません。

さらに老健は施設であり医療機関には当たらないため、「夜勤の72時間ルール(看護師の月平均夜勤時間は72時間以内にするという規定)」が適用されません。

そのため入職した施設のスタッフ人数にも寄りますが、老健の看護師のほうが医療機関の看護師よりも夜勤回数が多い傾向にあります。夜勤回数が多い割には、給与が思ったほど支給されないと感じる人もいるため、割に合わないと考える人もいます。

できれば応募する前に、夜間のスタッフ人数や、介護スタッフとの業務分担、夜勤回数、夜勤手当などについて確認しておくことが大切です。

老健に勤める看護師の実際の声

そこで、老健に勤める看護師の実際の声についてまとめてみました。

・老健看護師歴18年 Oさん

私が老健にきて一番問題だと感じているのは、介護士との溝です。

インフルエンザが流行り始め、体調を崩す人が多くなった時期です。熱はないものの食欲がない入所者さん数人がおられ、すぐに医師の診察を受けようと考え、そちらの入所者さんを優先にして、バイタル測定などを行っていました。

すると介護士から「バイタルを測ってもらっていない入所者さんがいて、入浴介助が行えません。これでは一日のスケジュールが遅れます」との声がかかりました。

介護士は介護を軸に仕事をしているため、「具合の悪い入所者さんを先に考える」という看護師の判断した優先順位がなかなか伝わりにくく、苦労しています。私の働く老健では、このようなことが日常茶飯事です。

介護士との連携をもっととっていきたいのですが、私が入職したときから看護師と介護士との間には溝ができており、なかなかうまく行っていません。

・老健看護師歴3年 Eさん

リハビリがうまくいってスタッフ全員で入所者さんを見送るときは、感無量です。

家族に連れられて老健に入所した際は青白い顔をして、あまり笑顔のみられなかった入所者さんが私たちとの時間を共有することで、笑顔と自信を取り戻していく姿を拝見すると、やりがいを感じることができます。

入所者さんが自信を取り戻し、「自宅に帰って、趣味を再開したい」「得意料理をあなたたちに食べさせたい。家に戻ったら、絶対に作って持ってくるからね」などと言ってもらえると、老健の看護師をしていて良かったと思います。

生きることに前向きになる高齢者を見ていると、「私自身、年を取るのは悪くない」と思え、老後を楽しみにできるようになりました。

・老健看護師歴4年 Jさん

私は急性期病棟に10年以上勤めていました。しかし夜勤が徐々に辛くなり始めたこともあって「老健の夜勤は体力的にきつくない」と聞き、老健への転職を決意しました。

ただ、老健で働く同僚の看護師のほとんどが、医療機関での経験が浅く疾患への理解が乏しいため、入所さんに急変が出ても的確な看護対応ができていないことに医療施設とのギャップを感じました。

私に急性期病棟での経験があるため周囲から頼りにされるのはいいですが、すべてが私の責任となり、やや気が重いです。同僚の看護師はもっと研修などに出て自分から勉強してくれればいいのですが、その気配はありません。

私自身も看護技術や知識の向上がなく、刺激の少ない日々を送っています。やはり急性期病棟で働くほうが私の性分に合っていたように思います。

・老健看護師歴2年 Tさん

私は以前、特養に勤めていました。年をとって腰痛もちになったので、50歳を過ぎて老健に転職することにしました。

しかし、私が入職した老健では、看護師が介護士と一緒になって入浴介助まで行うので驚きました。以前勤めていた特養では、看護師は入浴前後の処置だけで、入浴介助に入ることは無かったので…。

そのせいで腰痛はさらに悪化しました。看護師が入浴介助を行うと知っていれば、この老健には勤めていなかったと後悔しています。しかし50過ぎて転職したため、再度転職することが難しいのが現状です。

厳しいながらもここで定年まで頑張るつもりです。

・老健看護師歴5年 Iさん

老健での看護師をしていて、一番不満に感じるのは「介護スタッフとの関係」です。介護スタッフのなかには何十年も勤めたベテラン介護士がいます。その介護士には看護師全員、頭が上がりません。

入所者さんやそのご家族に病状を説明し、「このくらいなら大丈夫よ」などと声をかけるのも医師や看護師ではなく、そのベテラン介護士です。

介護スタッフが入所者さんの情報をたくさんもっているのは分かりますが、入所者さんの健康状態が悪い場合は、看護師ではなく介護士から医師に連絡が入ります。

そして医師の指示に看護師が従い、それをベテラン介護スタッフに報告するのが私たちの職場では当たり前になっています。「医師⇔看護師⇔介護スタッフ」となっていないこの職場の体制に、看護師の存在意義がわからなくなりました。いまは転職を考えています。

・老健看護師歴19年 Eさん

私は老健に勤めはじめて、もう少しで20年になり、管理職を務めさせてもらっています。老健に転職を希望されている方に伝えたいことは、老健とはリハビリスタッフや介護スタッフ主体の施設ということです。

介護スタッフは看護師より、入所者さん一人ひとりの状況について大変よく把握していて、看護師が得られる情報量では太刀打ちできません。看護師がもつ情報量は少ないものの、入所者さんの身体に関する問題は介護スタッフにも知っておいてもらいたい重要な情報になります。

そのため私たちの施設では「介護スタッフだから」「看護師だから」という垣根を外して、お互いによくコミュニケーションをとるようにしています。

入所者さんの身体的な異常を介護スタッフが発見した際は、看護師に相談があります。看護ケアが必要であるときは入所者さんに寄り添うようにしていますが、看護師が関わりすぎると入所者さんをかえって不安がらせることになります。

看護師は入所者さんと上手に距離をとり、いざというときは安心してもらえるような存在でいることが大切です。看護師は入所者さんや他のスタッフにとっての縁の下の力持ちといった存在になります。

また平成24年から、研修を受けた介護スタッフであれば、痰の吸引や経管栄養など一部の医療行為を行ってもよいことになりました。しかし、いくら熟練した介護スタッフでも看護師の役目を担うことができるかといえばそういう訳ではありません。

介護スタッフが痰の吸引などの医療行為を行うことに不安を抱えていると感じる場合、私たち看護師が根拠などを説明しながら一緒に実施するようにしています。

お互いの専門性を理解して協力していけば、看護師もより広い視野で入所者さんを捉えることができ、安心して生活を送ってもらえます。

私自身、急性期病院からの転職で入職当初は、老健とはやりがいの無い職場だと常々思っていましたが、看護師はリハビリスタッフや介護スタッフをサポートする役割だと考えると、仕事が充実してきました。

老健という施設は「入所者さんにとって居心地の良いリハビリの場で、元気になって在宅に戻ってもらう」という共通認識をスタッフ全員でもつことが大切です。

成功する老健への転職方法

私はこのように実際の声を聞いてきました。その中で「老健へ転職して失敗した」と感じるのは、転職者が「同僚看護師や介護スタッフとの人間関係」や「仕事内容」について具体的に知っていなかったことです。

そのような情報は事前に入職希望者に知らされることはありません。また、面接の場面で「介護スタッフと看護師との関係はどのようでしょうか」などというのも聞きづらいものです。

しかし、求人票に書かれているだけの情報ではなく、人間関係や具体的仕事内容といった情報を知らないまま入職してしまっては、上記のように転職に失敗してしまう可能性が高くなってしまいます。

そこで私が提案するのは、入職前に人間関係や仕事内容が把握できる2通りの方法です。1つ目は「看護師専用の転職サイトに利用する方法」、2つ目は「派遣看護師として働き、その職場が気に入ればそこで正社員になる方法」です。

看護師専用の転職サイトを利用するメリット

なぜこの方法をおススメなのかといいますと、看護師専用の転職サイトは、担当のコンサルタント(エージェント)が入職前に事前に老健の内部事情や人間関係について教えてくれるからです。

さらに老健への転職であれば、ハローワークよりも転職サイトのほうが求人数も圧倒的に多いため、あなたの希望条件に合う老健施設求人を紹介してもらえる可能性が高いです。第一、ハローワークからの応募であれば、希望する施設の人間関係などは教えてもらうことはできません。

また「入職させたいばかりにコンサルタントはいいことばかりを並べて、ウソをつかれることもあるのではないか」と不安になる方もいると思います。

しかし、もし担当コンサルタントが良い条件ばかりを並べてあなたにウソをつき、紹介した転職者が早期に退職することになったら、その転職サイトの評判は老健側からも看護師側からも落ちます。

優良な転職サイトのコンサルタントは、できるだけ転職先と応募者をマッチングするように努力しているのが現状です。

「介護職や同僚看護師との人間関係」「実際の看護師の仕事内容」だけでなく、「給与額・賞与額」「キャリアアップの方法」など気になる情報は、担当コンサルタントから事前に教えてもらうことが可能です。

1社だけでなく、少なくとも3社には登録し、担当コンサルタントが紹介してくれた数多くの求人から、あなたがピンときた老健に履歴書を送ってみましょう。

3社以上に登録しておくと「非公開求人」といって、応募者が殺到する人気の求人を紹介してもらえる可能性も高くなります。これは、雇用条件などが良いため、応募者が殺到してしまう恐れのある求人に対して、転職サイトのほうでマッチングするレア求人となります。

転職サイトを利用して転職を行う人のほうが、事前の情報量の多さやコンサルタントの強力なサポートなどがあり、安心して働き始めることができます。転職に成功したいのであれば、転職サイトを利用したほうが有利に進めることができるのでおススメの方法です。

派遣看護師として一旦働いてみるメリット

派遣看護師は正職員として働くよりも高時給であることが多く、期間も決められているため、「さまざまな老健を渡り歩いて、働きやすい職場を吟味する」ことが可能です。

派遣看護師はパートやアルバイトで雇用されるよりも時給が高く、正職員よりも月収が上回ることも多いです。そのため、人気が高く、効率のよい働き方といえます。

また派遣看護師には「紹介予定派遣」という働き方もあります。こちらは、1日~最長6ケ月の期間、派遣看護師として働いた後に直接雇用が前提となっている働き方です。

そのため、履歴書や面接などといった面倒な転職活動をする必要はなく、あなたの働きぶりをみて試用期間後、採用してもらうことができます。もしその職場が気に入らなければ、あなたのほうから断ることも可能です。

老健に転職するのが全くの初めてで「どのような点に注意して職場を決めたらいいのか分からない」という方は、まずは派遣看護師として、何件かの老健で働いてみることをおススメします。実際に働くことで「見るべき職場のポイント」が分かってきます。


看護師転職での失敗を避け、理想の求人を探すには

求人を探すとき、看護師の多くが転職サイト(転職エージェント)を活用します。自分一人では頑張っても1~2社へのアプローチであり、さらに労働条件や年収の交渉までしなければいけません。

一方で専門のコンサルタントに頼めば、100社ほどの求人から最適の条件を選択できます。このとき、病院やクリニック、その他企業との年収・労働条件の交渉まですべて行ってくれます。

ただ、転職サイトによって「対応エリア(応募地域)」「取り扱う仕事内容」「非常勤(パート)まで対応しているか」など、それぞれ違いがあります。

これらを理解したうえで専門のコンサルタントを活用するようにしましょう。以下のページでは転職サイトの特徴を解説しているため、それぞれの転職サイトの違いを学ぶことで、転職での失敗を防ぐことができます。

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一つの職場で働き続けるという形態ではなく、3ヵ月や半年など一定期間だけ勤務する派遣看護師という方法も存在します。高時給を実現でき、人間関係のもつれがなく、「派遣が終わった後は長期の旅行に行く」など自由な働き方を実現できます。

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