中途採用で転職できたけれど、試用期間(即日~3ケ月)のうちに「新しい職場はどうも合わない。もう辞めたい」と考える看護師がいます。

自分なりにイメージをもって入職するものの、実際に現場で働いてみなければ、分からないことは多くあります。特に様々な職場を経験している中途採用の看護師であれば、「転職後にその職場環境が自分に合うか合わないか」というのはすぐに察しがつきます。

ただ試用期間内に退職してしまうと、今後の看護師人生の中で「不利に働いてしまうのではないか」と不安に感じてしまいます。

しかし、そのようなことはありません。退職の手順を踏めば、たとえ2週間や1ケ月で辞めるとしても次の転職に不利になることはないのです。

そこで、中途採用された看護師が「新しい職場に勤め始めたものの、3ケ月以内の試用期間中に退職を考えた場合にとるべき行動」についてお話していきたいと思います。

試用期間とは病院側があなたを判断する期間

まず試用期間とは、採用側が採用した新人看護師の勤務態度や看護能力を見極め、本採用に適している人材かどうかを判断するお試し期間のことをいいます。試用期間中は本採用を見込んだ仮契約となります。

試用期間は採用された医療機関によっても異なりますが、大体1ケ月から半年くらいで設定しているところがほとんどです。例えば、以下のように求人票に試用期間が掲載されています。

試用期間は6ケ月と長めですが、本採用時と給料や手当などは変わらないので心配はいりません。

ただし、美容外科クリニックなどノルマを達成することで手当が支給されるような一部の職場では、試用期間中と本採用では待遇が異なることがあります。例えば、以下のような求人です。こちらは東京にあるレディースクリニックです。

美容外科などは、基本給が最初から30万円~などと高めに設定されていることが多く、ノルマなどを達成できるようになると職務手当をつけることがほとんどです。このように中には試用期間中と本採用では待遇が異なることもあるので、注意して求人情報を確認しておきましょう。

また、試用期間とはあくまでも採用側が「この職場にとって、あなたが適任者かどうか」を判断する期間となっています。

間違えやすい点ではありますが、採用された看護師側が「働きやすい職場かどうか」を判断して長期雇用を決める期間ではありません。そのため試用期間は、周囲の人たちの目があなたの働きぶりに注がれていることを知っておきましょう。

仮契約の2週間以内では、雇用側は即日解雇できる

なお試用期間中であっても、本採用の看護師と同様に労働者の権利は保障されています。もともと本採用を前提としての試用期間ですので、いきなりクビになったり、雇用契約外の仕事を強いられたりすることはありません。

もしいま勤めている職場で、試用期間中だからといって突然解雇になったり、雇用契約にはない休日出勤などの仕事があったりした場合は、労働基準法違反となります。

ただ、試用期間中の注意点もあります。

それは、正当な理由なく経歴詐称や無断欠勤などをしてしまったケースです。この場合、試用期間2週間以内であれば採用側は即日解雇(クビ)できます(労働基準法第21条より)。

しかし、試用期間の2週間を過ぎてしまうと、試用期間中であっても本採用と同様に30日前に解雇を予告する決まりになっています(労働基準法第20条より)。

では、労働者側であるあなたが試用期間中である3ケ月以内に「もう辞めたい」と考えた場合はどうすればいいのでしょうか。

もちろん試用期間中にいきなり退職を申し出ても法律上問題はありませんが、それでは「立つ鳥あとを濁す」ことになってしまい、現場が混乱してしまいます。できる限り社会人としてマナーを守った節度ある退職方法をとらなければなりません。

1ヵ月や3ヵ月で退職する場合の手続き・タイミング

ではどのような方法であれば、試用期間中に円満に退職できるでしょうか。まず、試用期間中であっても「即日退職」「1ヶ月で辞める」などを考えている場合、できるだけ早く上司に退職希望を伝えましょう。

なぜなら看護師の場合、退職の旨を伝えて1ケ月程度経たなければ退職するのは難しいからです。

「退職届を提出して2週間経過したら、法律上、辞められるのではなかっただろうか」と疑問に感じる人がいるでしょう。確かに、民法627条1項には「解約の申し入れから2週間経過することで雇用は終了する」との記載があります。

民法(期間の定めのない雇用の解約の申入れ)

627条1項 当事者が雇用の期間を定めなかったときは、各当事者はいつでも解約の申し入れをすることができる。この場合において、雇用は、解約の申し入れの日から2週間を経過することによって終了する。

しかし、これは派遣看護師やアルバイトのように給与が日払い制や週払い制である場合に可能な、雇用契約の解約申し入れになります。

常勤やパートで雇用契約を結んだ看護師は主に月払い制であるため、退職日まで1ケ月程度は余裕をもたせたほうがいいとされています。その理由として、次のように民法627条2項があります。

民法(期間の定めのない雇用の解約の申入れ)

627条2項 期間によって報酬を定めた場合には、解約の申し入れは、次期以後についてすることができる。ただし、その解約の申し入れは、当期の前半にしなければならない。

これは、月の終わりを退職日に設定したいのであれば、月の前半に解約を申し出る必要があるという意味になります。

また民法以外にも、勤め先の就業規則にも退職に関する記載があり、就業規則に従わなければならない場合があります。例えば、あなたの勤めている医療機関の就業規則に「雇用解約は退職の2ケ月前に申し出ること」と記載があれば、その規則に従います。

どこの病院でも看護師の人手不足は深刻な問題で、病院側はせっかく雇った看護師をみすみす辞めさせたくはありません。新しい人材を見つけるには時間もお金もかかってしまうからです。そのため退職日を巡ったトラブルは起きやすいです。

もし退職する意思が固まっているのであれば、上司になるべく早めに伝えることが大切です。早期に退職を願い出ることで、病院側はあなたに代わる人材の採用へ向けて早めに動き出すことができます。

「退職を申し出たとしても、あと1~2ケ月も働きに出なければならない」と思うと、気分が重くなり憂鬱になる人が多いです。しかし、周囲はあなたが辞めるのは分かっているので、人間関係についても割り切って働くことができます。これ以上、我慢して深入りする必要はないからです。

中には「辞めないで」と引き留める同僚がいるかもしれません。「いちいち断るのが面倒だな」と思ってしまいがちですが、考え方を切り替えてみましょう。

試用期間という超短期間でも、引き留められるくらいあなたは魅力的で、良好な人間関係が構築できていたということです。あなたの今後の仕事への自信につながります。

・試用期間中に退職した新人看護師の体験談

ちなみに私の勤める職場では、以下のように試用期間中に退職した新人看護師の例があります。

私の職場では、「仕事の忙しさについていけない」との理由で、試用期間中の2週間目にギブアップしてしまった新人看護師がいました。

その看護師は出勤初日の午後から、ため息が無意識に出るようになりました。また出勤する度に「まったく眠れず、日増しに体調が悪化している」と周囲に訴えていました。

出勤1週間目には、喉につっかえる感じが出てきたとのことで、急遽、血液検査や胃内視鏡検査を受けることになりました。

しかしどのような検査をしても結果に異常はなく、精神的なヒステリー球だと診断されました。

見かねた院長は、その新人と面談をしました。院長は「あなたはこの職場は忙しいという読みが浅かったのかもしれない。一応あと2週間は事務手続きの都合上、籍だけ置いてもらうことになるけれど、出勤はしなくていい。2週間後に退職という形を取らせてほしい」ということで退職しました。

実は、その新人看護師は57歳の方でした。20歳くらいからずっと准看護師として働き、40歳を過ぎて正看護師資格を取得し、50歳半ばまで特別養護老人ホームで看護師をしていました。以前の施設では、副看護師長という役職があり、みんなを統率する立場の人でした。

しかし、看護技術やスキルを身につけたいとの強い思いから、その施設を退職し、私の勤めるクリニックへ転職してきたやる気のある人でした。前の職場でトラブルを起こしたこともありません。

前職で副師長であったにも関わらず偉そうにしていることもなく、20歳以上歳の違う私にも敬語で話してくれるような方でした。

ただ、その人にとって本当に職場が合わなかったのです。そういうこともあるのです。その人は退職後、2週間で新しい医療機関に転職が決まり、いまは充実した日々を過ごしているとメールが入りました。

このように試用期間中に退職したとしても、「看護師自体が向いていない」とまで考える必要はありません。

また、合わない職場で無理して働き続けても、ある日突然その職場が合うように感じて仕事を楽しく感じることはまずありません。

私も教える側のスタッフの立場として分かるのですが、試用期間中の新人看護師の退職は非常に残念です。「私たちの力量が足りなかったのかもしれない」と悲しくなることもあります。

しかし、仕事をいろいろ教えて試用期間が終わり、一人前になった後で「やっぱり辞めたい」と言われるほうが現場は困ります。同じだけの労力を次の新人にも注がなければならないからです。

試用期間中の新人であるため、引継ぐ仕事はほぼありません。新しいネーム入りの制服や名札などが出来上がり、本格的に仕事を任される前に、できるだけ早く退職を願い出て、上司に今後の方針を決めてもらうようにしましょう。

すぐ辞めたいときの退職でも職務規定に沿う

試用期間中の辞め方ですが、特別なことはなく、本採用での退職方法と同じです。職務規定に沿って、退職する必要があります。

そのためには、最低でも退職希望日の2週間前に直属の上司に退職したい旨を伝えて、退職届を提出することが大切です。

また試用期間という短期間であっても、自分が任された職務はまっとうするようにしましょう。自己判断で、いきなり翌日から無断欠勤をしてはいけません。社会人として、ルールに従うようにしましょう。

「電話で退職を告げて翌日から来なくなる」「いきなり1週間以内の退職を希望する」など礼儀に欠ける退職方法を取ってはいけないのです。

すぐには辞められない辛さはあるかもしれませんが、きちんと就業規則や法律にのっとり退職手続きを進めることが大切です。そこで、私が実践した「いじめを受けていた眼科クリニックからの退職方法」についてお話ししておきます。

私がかつて勤務していた眼科クリニックでは、試用期間は少し長く6ヵ月でした。このときは壮絶ないじめに遭遇し、無視は当たり前、私物を隠され、仕事を取り上げられるなど、小学生レベルの様々な嫌がらせを受けました。日を追うごとに「これはするな」「あれに触るな」といわれ、ついにはカルテをみることも禁止されました。

そこで試用期間の切れる1ヵ月前には退職する決意をしました。このようなパワハラやいじめを行う職場には1秒でもいたくないのですが、退職までの期間は何があっても働こうと決めました。

私が急に辞めると困るのは分かっていたからです。新人が長続きしない劣悪な職場であるため、看護師の人数は明らかに足りていません。

特にオペの時は、オペ後にオペ室を掃除・消毒する係が不足しており、その係がいなくなると現場は大変でした。そのため、代わりの人がくるまで働くことにしました。

退職までは苦しい時間でしたが、しっかり最後まで働き終えて、院長やスタッフにお礼を言い、職場を離れたときの晴れ晴れとした解放感はいうまでもありません。

私は私なりに、その職場で精いっぱい勤めあげたので、どのような噂を立てられても堂々としていることができました。ルールにのっとって退職したので、先輩看護師たちの話のネタにするには限りがあったのでしょう。そのうち、噂は消えてなくなりました。

また、このブラッククリニックで意地悪をしてきた看護師や事務員を、近所のスーパーで時々見かけます。当然、もう上下関係はありません。私は堂々と買い物ができ、目が合えば挨拶もできます。しかし、その人たちは私を避けて、こそこそしているのを感じ取ることができました。

急に退職するのではなく、手続きに従って辞めておけば、今後の人生で引け目を感じて生きていく必要はありません。

「即日に辞めたい」と思うにしても、たった2週間から1ケ月我慢して形式上お礼をいって退職すればいいのです。社会のルールに沿って、最低限職場に迷惑をかけないように心がけておけば、何も不安になることはありません。

試用期間中に辞めた後、次の転職に失敗しない方法

それでは、試用期間で辞めた後の転職方法についてお話ししていきます。次の転職で失敗しないためには、どうしたらいいのでしょうか。

試用期間中に辞めたとしても、1回目は多めにみてもらえるかもしれません。しかし、試用期間中の退職が2回目ともなると、採用側から「前の転職の失敗経験をどうして活かせなかったのか」と勘ぐられてしまいます。

次の転職を絶対に成功させるためには、自分のイメージと新しい職場との間にギャップを作らないよう十分な情報を集めることが何よりも重要になります。

情報を集めるといっても、求人票や看護師同士の噂話といった情報収集では足りません。それらの情報は正確性や信ぴょう性に欠けます。できれば、希望する医療機関に勤めている看護師から生の声を聞くくらいの有益な情報収集が必要です。

そのためには、転職サイトの利用をおすすめします。転職サイトを利用すれば、「上司の人柄や人間関係」「残業時間の有無」「具体的な仕事内容」「有給取得率」「看護師の離職率や離職理由」など、必要な内部情報について教えてもらえるので、ギャップを埋めるのに非常に役立ちます。

また試用期間中の退職となると、次に転職できるか不安で、希望条件を下げてしまう傾向にあります。そのときはそれでいいかもしれませんが、長く勤めるとなると待遇に不満を覚える可能性が高くなってしまいます。

よい職場を見つけたいのであれば、あなたの転職を冷静に見守ってくれ、サポートしてくれる転職サイトのコンサルタントが適任者なのです。

効率よく、しかも正確な情報を数多く得るためには、転職サイトに3社以上登録するようにしましょう。あなたの転職を親身になって考えてくれる転職のプロに任せれば、「なぜ試用期間中に退職せざるを得なかったのか」を客観的に分析して新しい職場を紹介してくれるため、職場選びの失敗が少なくなります。

「次の転職先で、すぐに辞めると思われているのではないか」といった不安も、転職コンサルタントが病院側にフォローを入れてくれるので心配が軽減されます。

短期間で退職した場合、履歴書にそのことを記載しておく

まずは、試用期間中に辞めた場合、新しい求人先に提出する履歴書を書くときにその旨を記載する必要はないのでしょうか。

結論から言えば「試用期間中の退職であれば、履歴書に記載の必要はない」というのは間違っています。

試用期間中の退職であれば、履歴書への記載は必要ないと勘違いされやすいです。ハローワークの職員でさえ「試用期間内の退職なら履歴書へ記載しなくてもいい」という人がいます。

しかし実際には、試用期間中の退職であっても、履歴書や職務経歴書で採用側に伝えておいたほうが良いです。

なぜなら、試用期間中の退職を履歴書に書かないで採用されたとしても、新しい職場で雇用保険・厚生年金の手続きをする際に、前職の経歴である「試用期間中の退職」が判明するからです。

もちろんそのことをあまり気にせず、見逃してくれる職場も多いです。しかし、試用期間で退職したことをよく思わない職場であれば、経歴詐称を理由に解雇される可能性が出てきてしまいます。

解雇とはいかないまでも、「新しく来たあの看護師は前の職場を試用期間内に退職したにもかかわらず、面接時にその事実を黙っていた」と最初からあまり良くないレッテルを貼られてしまうことにもなりかねません。

たとえ試用期間中の退職であっても、本採用を前提に労働契約を締結していたことに変わりはありません。そのため、履歴書に書いておいたほうが無難といえます。以下のような履歴書の備考欄を利用して簡単に「前職を試用期間中に退職した理由」について記載しておくと良いでしょう。

この備考欄に、例えば次のような一言を添えておきます。

前職は看護観の違いから試用期間中に退職いたしました。この度はこのような相違が無いよう、情報を集めたうえで転職を決意しております。ご迷惑をおかけしないよう仕事に励んでまいります。

試用期間中に退職したということは、超短期間で仕事を辞めたことになります。そのため、採用側にマイナスイメージを与えることになるのは否めません。

ただ、どのような退職理由であれ、前の職場の悪口言ってはいけません。悪口を言えば、あなたの印象をさらに悪くしてしまいます。上記のように退職理由は「看護観の違い」などとし、面接でも聞かれてもいいようにその具体的な内容を考えておくと良いでしょう。

履歴書には一言添えておき、さらに面接で採用側にあなたの退職理由を納得させるようにしましょう

採用側が納得いく試用期間中の短期離職での退職理由

採用側を納得させるためには、試用期間中に退職せざるを得なかった正当な理由を挙げることが大切です。そうすれば、あなたの評価を下げなくて済みます。

正当な理由を述べる際には、どのような退職理由であれポジティブに答えることが採用への秘訣となります。ポジティブに答えるとはいったいどういうことでしょうか。

試用期間中に退職した人を採用するにあたって、担当者が心配する点は「なにか職場でトラブルを起こしたり、問題のある人だったりするのではないか」ということです。

採用担当者のこの不安を払拭するためにも「試用期間中に退職してしまうことになったけれど、意味のある経験だった」ということが伝わる内容にしましょう。それには、今回の退職によってどう成長したかが分かるように述べることが大切です。

以下に面接で聞かれたときの例を挙げます。新しい職場での仕事内容に不満があり試用期間中に退職した場合と仮定します。

仕事内容に不満をもち、試用期間中に退職した場合

採用担当者:なぜ、前職を試用期間中に退職したのですか?

あなた:前職を早期に退職した理由は、看護観が合わず私の抱いていたイメージと実際の職場との間にギャップがあったためです。試用期間中であったため、早めに辞めさせていただくことにしました。

採用担当者:実際の職場とのギャップとは具体的にどういうことですか?

あなた:はい。私は看護師である以上、患者様のへ看護を第一に考え、看護スキルや技術を伸ばしてきました ①。しかし、前職では看護師一人が受け持つ患者様数が多く、私の看護技量では「患者様に対する看護がおろそかになってしまうのでは」と感じることが多くありました。

私はもっと患者様一人ひとりに向き合い、この看護師がいるなら安心できるという入院の場を作っていきたいと考え、看護師の配置人数の多い御院に応募させていただきました ②。

こうすることで、試用期間での退職を活かし、「今回の転職では看護師としてより具体的な条件を定めて、仕事を決めた」ことを伝えています。

ポイントとしては、①で患者さんのことを第一に考え、さらには看護という仕事をポジティブに捉えている点です。

本音では「患者さんを中心に考えていない」など、以前の職場に対して不満を持っていると思います。しかし、そのまま伝えると、前職の悪口になってしまいます。悪口は、あなたの印象を悪くするので絶対に言ってはいけません。

悪口を伝えたい気持ちは分かりますがオブラートに包んで、「以前の職場ではこのような体制をとっていたけれど、それに自分は馴染めなかった」という言い回しをすると良いでしょう。

また②では「前職で早期に退職した失敗を活かして、今回の転職は慎重に職場を選んだ」ということを伝えることも大切です。

次に残業時間が多く、試用期間中に退職した例を挙げてみます。

残業時間が多く、試用期間中に退職した場合

採用担当者:なぜ、前職を試用期間中に退職したのですか

あなた:前の職場では様々な仕事をさせていただき仕事内容は満足していましたが、実際に働いてみるとスタッフ全員がほぼ毎日4時間程度の残業をしなければなりませんでした ①。

これでは体力的にもきつく、十分に休む時間がないばかりか、仕事中に疑問に思ったことを解決するための看護スキルを伸ばす勉強の時間もありませんでした。

できれば看護スキルを伸ばす勉強会などにも参加し、キャリアアップしていきたいと思っています。

御院では院内や院外の勉強会があり、10名以上の認定看護師が育ってきています。私自身、皮膚・排泄ケアの認定看護師資格の取得を目指し、患者様に信頼される看護師として御院で長く貢献していきたいと考えています ②。

次の転職先の医療機関と比較して、以前勤めていた医療機関の残業時間が極端に多ければ、①で残業時間の多さを退職理由にしても問題ありません。具体的な残業時間数を挙げると伝わりやすくなります 。

ここでのポイントは、仕事に対してのやる気を伝えることです。また②のように、入職後に具体的な目標をもち、長く勤めていきたいことを伝えるようにしましょう。

このように採用側を納得させるような正当な理由を挙げれば、前職場で早期に退職していたとしても問題にはなりません。

試用期間中の退職は早期に行い、転職に向けて動く

試用期間中に退職すれば、それだけ早く次の転職に向けて動くことができます。

自分に合わない職場でずっと我慢して働き続けるよりは、今回の失敗経験を活かして、あなたらしく働けるところを一刻も早く探したほうが得策です。

試用期間内に退職したことで自分を責める必要はありません。勇気を出して、早期に退職できた自分を褒めてあげてください。退職を迷っている間にも、あなたに合った求人先は埋まっているかもしれません。

なかには世間体などから、なかなか退職できずにずっと悩み続けている人がいます。このような場合は、悩んでいても問題は解決しないばかりか、さらに悪い方向に進んでしまうことが多いです。

その無駄な時間を省き、自分の人生を自分で切り開いて、一刻も早く満足いく働き方を選択するほうが得策です。

次こそ転職で失敗しないように、多くの情報を収集して活かしていくようにしましょう。そうすれば、満足する転職の可能性が高くなります。


看護師転職での失敗を避け、理想の求人を探すには

求人を探すとき、看護師の多くが転職サイト(転職エージェント)を活用します。自分一人では頑張っても1~2社へのアプローチであり、さらに労働条件や年収の交渉までしなければいけません。

一方で専門のコンサルタントに頼めば、100社ほどの求人から最適の条件を選択できます。このとき、病院やクリニック、その他企業との年収・労働条件の交渉まですべて行ってくれます。

ただ、転職サイトによって「対応エリア(応募地域)」「取り扱う仕事内容」「非常勤(パート)まで対応しているか」など、それぞれ違いがあります。

これらを理解したうえで専門のコンサルタントを活用するようにしましょう。以下のページでは転職サイトの特徴を解説しているため、それぞれの転職サイトの違いを学ぶことで、転職での失敗を防ぐことができます。

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