希望していた医療機関から内定をもらい、いざ「転職」となると幸せに包まれていることでしょう。

しかし希望する職場に転職できたらできたで、今度は「新しい職場に慣れることができるのだろうか」「新しく人間関係を構築していくには慣れるまで不安がある」などと新たな不安に襲われてしまうというのはよくある話です。

これはどのようなキャリアを積んできた方でも、「新しい環境に身を置く」ということに対しては新人看護師と同じような不安をもちやすいといえるのです。

慣れるまでは、どの職場に勤めても大変です。しかし、スタートをうまく切ることができれば、スタートの大変さが軽減されます。

この記事では「転職後、どのような態度で転職先に臨み『周囲から認めてもらえる看護師』になっていけば良いのか」についてお伝えしていきます。

新しい職場で周囲から認めてもらうには

新しい職場では、どのような態度で臨めばいいのでしょうか。ここでは中途採用の看護師として新しく入職する職場での心得について述べていきます。

焦らない

新人として「周囲から認められないといけない」「仕事を少しでも早く覚えて一人前にならないといけない」「人間関係で失敗してはならない」など誰しも感じ、焦ります。

「焦るな」といわれればいわれるほど、焦ってしまう気持ちになってしまうのは十分に理解できます。自信がない看護ケアを頼まれたときなど、どうしても焦ってしまいます。これが新人なら、なおさらです。

しかし最初から全てのやり方をマスターし、新しい職場の雰囲気や文化までを瞬時に理解し、パーフェクトに仕事をこなせる新人はいません。同じ看護業界で、同じ科であっても、使用する器械も違えば、採血の方法も、ケアの進め方も異なることがあります。

はじめは慣れない仕事の進め方に戸惑い、「良かれ」と思ってやってみたところ失敗することもあります。しかし仕事というのは少しずつ覚えていくものです。焦りを必要以上に背負いこむ必要はありません。

長いスパンでゆっくりと一つひとつの仕事をミスのないよう、こなしていくくらいの気持ちでいることが重要です。

ただし、いつまで経っても同じ失敗を繰り返していれば、先輩方も堪忍袋の緒が切れてしまいます。同じ失敗を繰り返さないよう、「失敗をメモしておく」とか「昼休憩に先輩に再度確認してみる」などし、新しい仕事や環境に慣れていくほかありません。

ある新人の方が「就寝前に今日した失敗を思い出すと、明日の出勤が怖くて不安で眠れない。いつになったら仕事を覚えて一人前としてやっていけるのだろう」といっていました。

その方は新人といっても56歳、充分な看護経験を積んできたにも関わらず、新人にありがちな不安や焦りを感じるのです。どのような立派なキャリアをもっている人でも環境が変われば、慣れるまで最初からすべて覚え直さないといけません。

どのような新人看護師でも不安で焦るのです。あなただけが不安や焦りを抱えているわけではありません。

キャリアがある人はある人なりに「期待をされているから、それに応えなければならない」という焦りを、キャリアが無い人は無いなりに「まだ看護師として充分ではないから、その部分を補っていかなくてはならない」という焦りを抱えています。

焦りばかりが表だってしまうと、本来であればすぐに覚えられることも忘れてしまったり、重要な事項が抜け落ちたりします。

「自分はいま焦っているな」と感じたら、深呼吸をして「自分はいま焦っているぞ。落ち着け」と自分を客観的に捉え、一呼吸置くようにしましょう。

そして「落ち着いて仕事をしている先輩看護師」をイメージし、自分もその先輩看護師になりきります。「自分もあの先輩のように淡々と仕事をこなしている」と自己暗示をかけるのです。

あなたが焦って5秒早く仕事を行ったとしても、何も変わりません。それどころかミスが増えるでしょう。

しかし5秒落ち着いて仕事をするだけで確認が行え、ミスも減るのです。5秒という貴重な時間を有効に使い、焦らないで仕事をするように心がけてみましょう。

身だしなみをきちんとしておく

人は見た目が9割です。「新人」という言葉には、清潔ですがすがしいイメージをもっている人も多いのではないでしょうか。

新しい制服なのに、どこかシワができていたり、前の職場で履いていた靴を使いまわししたりすると、身だしなみに配慮できない新人だと思われ、あなたの印象を悪くする原因ともなります。とくに看護師の場合、「頭髪がキチンとまとまっているか」が大切です。

以前、私が勤める職場に入職した方で、30代にも関わらず、頭はフケだらけ、白髪がたくさんあり、長い前髪に目が隠れており、しかも靴は前職の使い古しでした。

お世辞にもキレイとはいえない新人さんでした。「良い人なんだけどね… 話、合うかな… えっと、なんでこの人が採用されたのだろう?」と感じたのが周囲の第一印象でした。

最初のコンタクトで、外見にマイナス印象をもたれてしまうと、挽回するのがかなり大変になります。清潔感のある新人らしく身だしなみを整え、仕事を気持ちよくスタートできるように心がけましょう。

仕事ができるアピールをしない

新卒で入職した看護師と、中途で入職した看護師では立場が異なります。「新しい環境に身を置く」という点ではどちらも同じなのですが、受け入れる側からすると「新卒と中途では受け入れ方が全く異なる」ということを把握しておきましょう。

新卒で入職した看護師であれば、看護に関してまっさらな状態であるため、先輩看護師は「すべての事柄をゆっくり教えてあげないといけない」と思っています。

しかし中途で入職した看護師の場合は、「即戦力として、いま勤めている看護師がもっていない能力を買われて採用された」という側面をもっています。そのため、中途入職の看護師は既存看護師からすると「ライバル」ともいえるのです。

「どのような看護観や能力をもった看護師と今後一緒に働くことになるのか」、新しい職場の人はみんな高い関心をもっています。そして残念ではありますが、中には中途採用の方にあまり良い感情をもっていない人もいるのです。

そのような場で、自分から「私は以前このような職場で働いてきたので、私にはこのくらいの能力がある」とアピールしてしまえば、当然ですが周囲から反感を買います。

他にも、質問に対して「出身看護学校」「旦那さんの職業・役職」「子どもの通っている学校名」、中には「出身高校」を答えたとしても、それを尋ねた人が劣等感を感じてしまえば、反感を買う材料になりかねません。

今、入職したてのときは「多数 対 あなた一人」の状態です。そしてあなたは周囲の人が「どのような人物か」は全く分からない状況です。

もし聞かれても、あいまいに答えておくか、「私は大したことはない」とごまかすことをおススメします。

入職して間もないころに「私には能力がある」と周囲にアピールしても、良いことはあまりありません。あなたが何も話さなくても、勝手に関心が集まっている時期です。自分から注目されるようなことをいわないで、慣れるまで極力控えめな態度でいることが得策です。

最初は「この人は大したことない」と思わせておいて、「周囲の人間がどのような人物か」を把握してから、あなたの能力を発揮させるほうが得策といえます。

最初にアピールした割には「大したことない」と思われるのと、周囲が期待している以上に徐々に「活躍していく」と思われるのでは、後者のほうが断然「働きやすい環境」にあるといえます。

「仕事ができる人」というのは、自分からアピールしなくても、徐々に周囲から認められていきます。「能ある鷹は爪を隠す」ということわざにもあるように、いざというとき能力を発揮できるように心がけるとよいでしょう。

前職の悪口を言わない

前職(前の職場)に何か問題があったため転職を決意した人も多いはずです。しかし、転職して間もないころは何を聞かれても、前の職場にどのような悪い噂があったとしても、決して悪口を言ってはいけません。

悪口を言う人は、信頼されなくなってしまいます。

もし同僚などに「あなたの前の職場では、悪い評判を聞いているけれど本当?」などと聞かれても、「私はあまり関わったことがないので、よく分かりません。すみません」と答えるほうが無難です。

前の職場の悪い部分を根掘り葉掘り言ってしまうと、その場は「大変だったね」などと共感してもらえるでしょう。

しかし、それと同時に「口の軽い、悪い部分しか見ていない人」だという悪いレッテルを貼られてしまいます。「あの人はなんでもかんでも喋ってしまうし、自分たちも悪口を言われるかもしれない」と警戒され、避けられてしまう恐れも出てきます。

私自身、「看護師の間では良い噂を聞かないブラック病院」に勤めていたことがあります。噂通りの職場で、短期間で辞めてしまうことになりました。そして転職後、新しい職場でも前の職場について、聞かれる機会が多くありました。

本当は溢れんばかりの不満や辛い体験を口に出して共感してもらいたい気持ちでしたが、決して悪口を言わないように意識しました。短期間とはいえ勤めさせてもらった職場です。しかも、そこでの辛い体験は、いまの私の糧になっています。

そこで私は、「院長は仕事熱心な方でした」「師長は職人気質の人でした」と伝えました。そして、私からネガティブな言葉が出るのを期待していた「質問を投げかけた人のがっかりする顔」が伺えました。

しかし本音をいわないことで人間関係が悪くなったかといえば、そうではありません。むしろ良好な人間関係を築けています。あのとき、決して本音で前の職場のことを語らなくて本当に良かったと思っています。

これは良好なスタートを切るため重要な事柄のひとつです。

前職と比較しない

「前の看護はこうだった」と比較して話すのは、聞いている既存の看護師からすると面白くありません。

はやくいまの職場に慣れてほしいのに、「前の職場ではこのようにしていた」ということによって、「いまの職場に慣れる気がないのか」と思われてしまいます。これは、始めからつまずく原因となります。

「以前の職場と比較して、いまどう?」と既存の看護師から聞かれることがあります。

そのようなときに、とくに気を付けておきたいのは、「前の職場よりも、こちらの職場のほうが楽」という「楽」というキーワードです。

あなたは「良い意味で楽、楽しい」といったのかもしれませんが、聞いている側からすると「どうせ楽なところでずっと働いてきましたよ」とネガティブな意味で捉えてしまうことが多々あります。

どのような仕事にも楽な面と辛い面があります。それは「身体的な面」「精神的な面」「人間関係」など様々です。楽そうにみえても、実は表と裏の顔があるのです。

新人が来たということで、表面的に良い人間関係を演じているだけかもしれません。心の奥底では何か苦悩を抱えて、仕事をしている人も多いのです。

例えば、あなたは「新しい職場では優しい人柄の人が多く、働きやすい職場だ」と感じたとします。そこで「ここは人間関係が楽ですね」と正直な気持ちを伝えたとします。

しかし、受け取り方によっては「きついことを言わない先輩や同僚が多く、ぬるま湯的な職場と考えている」とも捉えられてしまうこともあるでしょう。

他にも「ここは命に直結するような看護が必要なくて楽ですね」といったことも同様です。「ここは看護技術をあまり必要としない職場だからスキルが身に付かない」と思い悩んでいる看護師からすると、新人のあなたが発した言葉が既存看護師には矢のように突き刺さることもあるのです。

来たばかりの新人に「人間関係が楽」「看護が楽」とひとことで片付けられてしまっては、既存の看護師が乗り越えてきた問題は元も子もありません。そこでいままで自分が頑張ってきたこと、耐え抜いてきたことを、あたかも認めてもらえなかったような心象を受けるのです。

いくら以前の職場と比較して、さまざまな面で「楽・楽しい」と思ったとしても、「楽・楽しい」は中途で入職した人が使ってよいキーワードではありません。

もし「前職と比べてどう?」と聞かれたら、比較することなく「大変ですが、素敵な職場です」と答えるのが適切だといえます。

年下の先輩にも丁寧語

あなたのほうがさまざまな経験を積んでいて「看護キャリア」があり、既存の看護師のほうがどのように年下であったとしても、必ず「さん付け」「丁寧語」で話すようにしましょう。

私が以前勤めていた病院では「私は年上で正看護師、先輩は年下で准看護師だから」といった理由で、中途採用の方が3ケ月くらい経って周囲に馴染んだと思われるころ、「丁寧語」「さん付け」を使うのを止めてしまいました。

信じられない方もいると思いますが、年下の先輩に下の名前で、しかも「ちゃん付け」で呼ぶようになりました。そして准看護師の先輩もそれを受け入れていました。

中途採用の人はその人なりに親しみを込めた言い方だったのかもしれませんが、周囲はそれを見逃しませんでした。「まだまだ見習いの段階で新人であるにも関わらず、あのような言葉遣いはおかしい」ということになりました。

丁寧語をやめ、「ちゃん付け」で呼ぶということは、自分の立場が相手と同等であるか、上であるということを示しています。看護をする上で「新人の自分のほうが上である」と表明しても、なにもメリットはありません。

中途採用のその人は徐々に周囲から避けられるようになりました。

そうなると仕事をしづらくなるのはその人です。「丁寧語に戻したい」と思っても一度丁寧語を辞めてしまっているため、再度丁寧語に戻すのには大変な労力が必要となります。結局その人は、「ここの職場は私に合わない」といって短期間で辞めてしまいました。

丁寧語くらいの件で辞めることになってしまっては、せっかく苦労して転職を行ったのに、大変もったいないです。

職場は仕事をする場です。友達作りの場ではありません。同僚は友達ではなく、仕事仲間です。仕事をスムーズに行えるよう心配りを行うことが何よりも大切です。

患者さんにももちろん敬語

以前の職場では、親しんだ患者さんに対しては、敬語を使わず気軽に話しかけていたかもしれません。そのクセから、新しい職場でも患者さんに敬語で話せない人がいます。

患者さんが小学生以下の子どもですと、敬語を使うと重苦しい雰囲気になるため、気軽な言葉遣いをすることも許されます。しかし、それ以外で丁寧語で話さないのはNGです。

中学生・高校生以上の患者さんであれば、新人であるあなたは最初から敬語で話すほうが良いでしょう。

耳の遠い患者さんですと、敬語で話さないほうが聞き取りやすいということもあります。しかし「大きな声で話さないといけない」ということは、周囲の看護師も患者さんもあなたの会話を聞いていることになります。

周囲の看護師が患者さんに敬語で話しかけていなくても、新人のあなたは敬語で話しかけ、患者さんだけでなく周囲にも不快な印象を与えないように気を付けることが大切です。

誰にでも分け隔てなく丁寧に接しているという姿勢が、あなたの印象を良くすることにもつながります。

優しく話しかけてくれる上司・同僚は要注意

このようなことを書くと驚く方もいますが、あなたに優しく話しかけてきてくれる上司や同僚には注意が必要です。

本当に親切な優しい方かもしれませんが、このような人物こそ「あなたを陥れよう」と待ち構えている危険人物である可能性が高いのです。うっかりその人に本音を漏らしてしまったところ、翌朝には話を曲げられて周囲に伝えられていたというようなことも生じます。

どうしてこのようなことが起こるのでしょうか。

一般的には、看護能力やスキルなどが高い部下がいると、師長や院長など「あなたの上司となる人」や同僚は喜んでくれるイメージがあります。

しかし一部の上司や同僚では、看護能力の高い新人に妬みの感情をもちたくなる心理が働きやすくなります。

あなたのあらを探し、「あの人(あなたのこと)は『〇〇大学病院の救命救急にいた』と誇らしそうにしているけれど、ケアのときにあのような清潔行為はどうかと思う。基礎が全くなっていない」など周囲に漏らすことがあるかもしれません。

あなたの能力を実際よりも低い評価を下すことで自分たちの優越感を保とうとするのです。逆にいえば、上司にとって脅威と感じない新人に対しては評価が甘くなる傾向にあります。例えば「あの人は〇〇クリニックからきたけれど、丁寧な看護が行える」といった具体です。

反対に、自分たちの看護ケアに自信と誇りをもっている上司や同僚であれば、このような嫉妬はせず、新人を潰しにかかることはありません。

しかし自信がなく、コンプレックスを抱えた上司や同僚であれば、有能な新人に対してライバル意識を燃やし「自分にとって脅威となる存在」とする受け止め方をしやすくなります。

とくに看護業界は「減点社会」です。ちょっとしたミスも許されない職場であるため、「あなたの失敗」を待っている人もいるのです。「脅威となる存在」は早めに潰しておかないと、自分の地位を揺るがす恐怖に変わってしまうからです。

うまくいったときや褒められたときは謙虚な姿勢で

新人として入職してから、なにか事がうまく進んだり褒められたりしたときは、謙虚な姿勢を示すことが大切です。

人間には、同じ職場で自分より仕事をスムーズにできない新人が褒められると、「良かったね」と祝福する気持ちと「私が教えたおかげなのに」と妬む気持ちの両方が湧くものです。

そのような時、新人が謙虚に「運が良かったです」「たまたまです」「教えてくれた先輩のおかげです」などというと、既存の人たちは前者の祝福する気持ちが強まります。

反対に、新人が「猛勉強したので、うまくいきました」などと自分ひとりの手柄にして自慢げに語ると、既存の人たちは妬む気持ちが強くなります。

たとえ自分の努力でうまくいったと思っていても謙虚な姿勢で臨まなければ、「攻撃の対象」となることがあるので注意が必要です。

謙遜しすぎない

謙虚な姿勢で臨むことは大切ですが、謙虚すぎるのも考えものです。そして、あまりに先輩方に「よいしょ」をしすぎると、扱いづらい新人だと思われてしまいます。

例えば「この病院の理念は素晴らしい!」「すばらしいキャリアの先輩がいてくださって私は果報者です」と心にも無いことを言葉に出し、必要以上に褒めちぎっていないでしょうか。

既存の看護師に対して丁寧な対応は必要ですが、過剰になりすぎると「よいしょしている」「媚びを売っている」というのを知られ、かえって周囲から距離を置かれてしまいます。

また「私はまだまだ看護師としての能力は低いです」などと謙遜しすぎてしまうのも禁物です。

そのような言葉を口癖にしていると、任してもらえそうな仕事も「あの人に頼むのは止めておこう」となってしまいます。それではいつまで経っても看護スキルを磨いていくことはできません。

いくら新人だからといって、必要以上に自分を卑下する必要はありません。あなたに他の応募者とは異なる「良いところ」があったから、採用されたのです。

看護ケアに不安があるときは、先輩看護師の手が空いているときに「自分ひとりで行なってみたいのですが、すこし自信がありません。もし時間があれば、私のケアをみてもらってもいいでしょうか」などと声をかけてみましょう。

先輩看護師も「自分を信頼してもらっている」ということが分かるので嬉しくなりますし、あなた自身も新しい職場での看護に自信がついてきます。謙遜しすぎず、積極的に仕事を覚えていく姿勢をみせることが大切です。

雑用を率先して行う

「先輩にいわれたことだけ・指示されたことだけ」を行っているようでは、周囲に認めてもらうことは難しいです。何もできない新人でも自分ができることを積極的に探し、行動することが大切です。

特にキャリアがある人ほど腰が低く、雑用でも進んで行う傾向にあります。ケアで使った物品の片づけや汚物の処理、おむつ交換など、みんなが敬遠して後回しになりそうな作業を率先して行うことが大切です。

もしそのような作業が見つからない場合も、「なにかお手伝いできることがあったら、教えてもらえませんか」と声をかけ、積極的に行動することが大切です。

あなたの意欲が伝われば、いろいろな仕事を任せてもらえる可能性が高くなってきます。最初は雑用かもしれませんが、それらを丁寧にこなしていくことであなたの仕事ぶりが認められてきます。

「雑用なんて嫌だな。前の職場ではこのような雑用をしたことがなかったのに…」と思うこともあるかもしれませんが、新人の第一関門です。頼まれたら、嫌な顔をせずに引き受けましょう。

「転職成功」かどうかは入職後に決まる

内定が転職成功のゴールではありません。あなたの転職が成功したかどうかは、入職後に決まります。「本当に転職して良かった。最高の看護師人生を歩んでいる」と思えるには、入職後の出だしが肝心です。

慣れるまでは「仕事が覚えられない」「人間関係に苦労する」「看護の違いに戸惑う」など精神をすり減らすことも多いでしょう。

しかし、上記で述べたように「出だし」をキチンと心がけ、さまざまな状況を乗り越え、患者さんに貢献できる看護師になって初めて「転職に成功した」といえるのです。

せっかく苦労して転職をしたのです。今後の看護師としての道のりを充実したものにするためにも最初のスタートを気持ちよく切って、あなたらしく働けるように心掛けることが大切です。


看護師転職での失敗を避け、理想の求人を探すには

求人を探すとき、看護師の多くが転職サイト(転職エージェント)を活用します。自分一人では頑張っても1~2社へのアプローチであり、さらに労働条件や年収の交渉までしなければいけません。

一方で専門のコンサルタントに頼めば、100社ほどの求人から最適の条件を選択できます。このとき、病院やクリニック、その他企業との年収・労働条件の交渉まですべて行ってくれます。

ただ、転職サイトによって「対応エリア(応募地域)」「取り扱う仕事内容」「非常勤(パート)まで対応しているか」など、それぞれ違いがあります。

これらを理解したうえで専門のコンサルタントを活用するようにしましょう。以下のページでは転職サイトの特徴を解説しているため、それぞれの転職サイトの違いを学ぶことで、転職での失敗を防ぐことができます。

派遣看護師として転職する

・派遣看護師で高時給・好待遇を狙う

一つの職場で働き続けるという形態ではなく、3ヵ月や半年など一定期間だけ勤務する派遣看護師という方法も存在します。高時給を実現でき、人間関係のもつれがなく、「派遣が終わった後は長期の旅行に行く」など自由な働き方を実現できます。

派遣看護師で働く

注目の人気記事

・転職サイトを活用した看護師転職の体験談

看護師として活動するうえで、私自身も転職活動をしたことがあります。このときは転職サイト(転職エージェント)を利用したため、そのときの実体験や方法を踏まえ、失敗しない転職について紹介します。

管理人による転職体験記

・転職エージェントを活用し、看護師転職で成功する

看護師の転職で失敗しない方法として、必ず意識すべきことの一つに「転職サイト(転職エージェント)を活用する」ことがあります。年収交渉や勤務条件を含めすべて代行してくれるからです。そこで、具体的にどのように活用すればいいのかを確認していきます。

転職サイトの活用法

・看護師転職サイトのお勧めランキング

看護師の転職サイトはそれぞれ特徴があります。「対応地域が限定されている」「取り扱う仕事内容に特徴がある」「非常勤(パート)に対応していない」などサイトごとの特性を理解したうえで活用すれば、転職での失敗を防げます。

お勧め転職サイトランキング

新たな看護師の働き方

・美容クリニック・美容皮膚科への転職

夜勤なしで高年収を実現できる求人として、美容クリニック・美容皮膚科があります。死と隣り合わせの職場ではなく、患者さんを美しくする手伝いを行うのが美容クリニックです。

美容クリニックへ転職する

・単発・日払いの高時給求人を探すには

「今月は苦しいため、もう少し稼ぎたい」「好きなときだけ働きたい」など、こうしたときは高時給を実現できる単発・スポットバイトが適しています。健診やツアーナースなど、看護師ではさまざまな単発案件が存在します。

単発・スポットバイトで働く