看護師として働いていると、一度は「OL(会社員)を経験してみたい」と思ったことはないでしょうか。

確かに、夜勤や残業など、辛い仕事の多い看護師の仕事に限界を覚え、「OLや会社員のほうが楽しそう」と感じることがあります。

そうはいっても「看護師は夜勤があるから、それなりの給料が貰える。もし、私が看護師から会社員に転職した場合、年収が下がってしまうだろう」などと考え、現状のまま看護師を続けている人がほとんどでしょう。

ただ単に、看護師免許を必要としないOLや会社員に転職するのであれば、年収が低くなることは容易に予測できます。

しかし、看護師免許を活かしての「OLや会社員への転職」となるとどうでしょうか。また、その場合の年収はどのくらいなのでしょうか。

結論からいえば、看護師免許を活かして会社員になった場合、年収が下がることはほとんどありません。むしろ年収が増える人も出てくるくらいです。

そこで今回は、「看護師がOLや会社員に転職しても年収を下げない方法」について述べていきます。

看護師免許を活かさない場合の会社員の仕事内容

まずは看護師免許を活かさないで会社員やOLに転職した場合の仕事内容や大まかな年収についてお話していきます。

医療や看護業界とは全く異なる、企業求人とはどのようなものでしょうか。一般的に、未経験者で転職可能な職種として存在するのは、営業職か事務職です。

まず、総務や経理関係の求人であれば、経験者を優先して採用するところがほとんどです。

次に、また事務職の求人の場合、未経験でも構わないところもありますが、正社員での求人は少なく、多くはパートや契約社員での求人のことが多いです。また事務職ですと、正社員で採用されたとしても年収は下がる場合がほとんどです。

そこで残るは営業職での正社員の求人です。営業とは、化粧品や保険など有形・無形の商品を人(顧客)に売るのが仕事です。

営業と一概にいっても、顧客が法人か個人か、商材は有形(化粧品など目にみえるもの)か無形(広告・人材など目にみえないもの)か、営業スタイルは新規かルート(もともと取引のある顧客にセールスを行う)かなどで、全く異なる業務スタイルや仕事内容となります。

営業職の求人広告には高い年収を記載していることが多いですが、営業マンである限り商品を売らなければ、それなりの給与を得ることはできません。

営業職の場合、歩合給であることが多く、売れたら売れた分だけ給与に反映されます。反対に、売れなかった場合は、何時間働いても給与は低いままの可能性があるということです。なかには営業職のほうが事務職よりも基本給を低く設定している企業もあります。

未経験でも転職可能とする場合であれば、営業職の求人案件は住宅などの不動産、車、保険、パチンコ、リフォーム、浄水器、地方ではフリーペーパーなどの業種が多いです。これらの業界では未経験でも営業職を大量採用することがありますが、反面、営業ノルマを厳しく課していることが多く、離職率が高いとされています。

例えば、下記のような営業職の求人であれば、未経験でも転職可能なものとなります。

このように営業職の場合、月給のほかに報奨金やマージンといって、営業売り上げに応じた金額が給与に上乗せされることが多いです。

しかし上記の給与額であれば、現状の看護師の年収のほうが高いのはないでしょうか。また看護師であれば、基本的に営業ノルマなどを課せられない分、ストレスフリーで働くことが可能です。しかも、ナース服を着ていれば患者さんに話しかけても嫌な顔はされませんが、営業マンであれば近づくだけでお客さんに避けられてしまう可能性も否定できません。

せっかく看護学生時代、眠たい目をこすり徹夜して課題をやり抜き、苦しい実習を頑張り勝ち取った看護師免許です。看護師免許を活用して、転職しないのは実は大変もったいないことだといえるのです。

看護師から会社員に転職した感想

看護師から会社員やOLに転職した人に、実際に感想を聞いてみました。このとき、以下のような言葉をもらいました。

・Aさん(28歳)

私は看護師として2年勤務したあと、人間関係の問題から事務職に転職しました。OLになって満足していることは、オシャレができるという点です。もともとネイルなどに興味があったので、OLになってからはオシャレを満喫できるようになりました。

仕事場で、自分の好きなアクセサリーをつけていられるし、ネイルや髪色が自由で満足しています。自分に余裕ができるようになったため人間関係も楽になりました。

ただ給与面でいえば、看護師で夜勤をしていた時と比べると年収が3分の2までに下がってしまいました。けれど、もう看護師には戻りたくないので、いまの仕事を頑張りたいと思っています。

Jさん(30歳)

私は看護師時代の年収を下げないように条件の良い企業を探して、営業職として採用されました。

しかし実際就職してみるとノルマが大変で、ほぼ毎日22時くらいまで働きどおしです。このようなことなら、同じ体力仕事でも看護師のほうがノルマなどを考えなくて良かった分、精神的に楽だったのではないかと後悔しています。

Dさん(32歳)

私の場合は、子どもが小さく、看護師を続けることに限界を感じて小さな会社で事務をするようになりました。

看護師のときと比べて、いまの収入は100万円以上下がりました。

しかし、いまの会社は9~17時までの勤務です。残業・勉強会・看護研究に参加することがなくなり、保育園に時間通りに迎えに行くことができるようになりました。また命に関わる重大な仕事をしているわけではないので、精神的にもだいぶ楽になりました。

オフの日に気持ちの切り替えが行え、充実した毎日をすごすことができています。

・Yさん(37歳)

私は准看護師の免許を取得しましたが、看護学校の先生がとても厳しくて、そのような看護業界では働けないと思い、最初から看護師をすることなく事務職につきました。

同じ職場で10年以上、事務職として順調に働いていたのですが、離婚し、子どもを一人で育てていかないといけなくなりました。すると、いまの年収だけでは生活できないため、働きながら正看護師免許を取得しようと考えています。

看護師をしたくなくて事務職についたものの、事務職での収入では難しくなったのが現状です。

看護師の免許を活かした場合の会社員の職種とは

上記のように、看護師から会社員に転職した際の一番の問題点はやはり収入面です。会社員になれば看護師よりは精神的なストレスや時間的制約は少なくなりますが、収入が下がる人がほとんどです。

そこで看護師免許を活かして一般企業に転職し、会社員として年収を下げない方法についてお話ししていきます。

先に答えからいえば、医療系の企業に看護師免許・経験・スキルなどを活かして転職すれば、年収を下げずに会社員になることが可能です。

例えば、ケアマネージャー、治験コーディネーター、臨床開発モニター、MR(医薬情報担当者)、クリニカルスペシャリスト(医薬関連機器や器具の営業)、産業保健師、メディカルコールセンターなどの職種です。

このような職場では、多くの元看護師が会社員として活躍しています。

これらの職種を一つずつ、確認していきたいと思います。

ケアマネージャー

ケアマネージャーでは、介護認定を受けた高齢者が日常生活を送るために、適切な介護サービスのプラン作成に携わる仕事を行います。

ケアマネージャーは看護師・医師・保健師・理学療法士・社会福祉士・介護福祉士などの資格をもっている人で、さらにそれらの実務経験を5年以上積んでいるなど一定の要件を満たせば「介護支援専門員実務研修受講試験」を受験することができます。

看護師以外の職種の人でもケアマネージャーとして働いています。ただ、看護師がケアマネージャーになれば、医学的な知識と介護的な技術の両方を兼ね備えているため、他の職種出身のケアマネージャーよりも的確な介護サービス計画を作成できることが多いとされています。

以下では、有料老人ホームなどを手掛ける一般企業におけるケアマネージャーの求人の一例を挙げてみます。

このように資格手当などが加味されると、上記のような給与額になります。夜勤がない分、給与額は一見低いように思えます。自由な時間が増える分、プライベートを充実させた働き方を実現できるともいえます。

またケアマネージャーの場合、体力仕事をあまり必要としないため、応募資格の欄に「中高齢者OK」と記載されていることが多いです。そのため、ケアマネージャーであれば年を重ねていっても転職できるため、職業の選択肢を増やすことができます。

高齢者の笑顔をみたい、高齢看護をより専門的に勉強していきたいと考える方にとっては、介護支援専門員の資格取得をして応募してみると良いでしょう。

治験コーディネーター(CRC)

治験コーディネーターとは新薬開発に際して、医療機関で被験者(患者さん)のスケジュール管理や新薬のI.C.(インフォームドコンセント)、データ収集、データ管理などを行う職種です。

治験コーディネーターは、治験を行う患者さんを不安にさせないよう製薬会社・患者さん・医療機関の仲介役として、治験の管理や調整を行います。

治験コーディネーターとして仕事をするのであれば、SMO(治験施設支援機関)の社員として医療機関に出向するパターンと、大学病院などの医療機関へ看護師として所属するパターンの2つがあります。

治験コーディネーターは、ケアマネージャーのような特別な資格が必要ありません。ただ、実際の仕事のなかでは医療的な知識や専門性が必要となるため、看護師・薬剤師・臨床検査技師などの資格保有者に限定した求人が多いです。

各資格保有者の治験コーディネーターに期待されるそれぞれの専門性は下記のとおりです。

看護師資格者患者さんとのコミュニケーション能力が高く、症状に関する医療知識もあるため、治験をスムーズに進めることができる

薬剤師:薬剤の専門的知識が深く、治験の意図を理解できるため、治験をスムーズに進行できる

臨床検査技師:検査値の変動・異常値に関する専門的知識が深く、治験担当医師への迅速な対応が可能である

SMOの治験コーディネーターの求人は下記のようになります。

また、大学病院などでの治験コーディネーターの求人であれば以下のとおりです。大学病院などでは主に嘱託職員であることが多いです。

このように収入や仕事の安定性を考えるのであれば、大学病院などに転職するよりもSMOに正社員として入職したほうが、経験に応じて昇給していくことができるため、SMOの転職がおススメです。

SMOに転職した場合、未経験者であれば年収300~400万円で、経験者であれば年収400~500万円が大体の相場となっています。各SMOで待遇が異なるため、転職前に待遇やキャリアアップ方法など、知っておきたいことはしっかり調べておくことが大切です。

もし希望するSMOの仕事内容や待遇などより詳しい情報を得たい方は、看護師専用の転職サイトを利用するとよいでしょう。

初任給は看護師の平均年収よりは低めに設定されていることが多いですが、業務全体を一人で進められるほどのエキスパートになれば、年収1,000万円以上の人がでてきます。

治験コーディネーターのほうが一般的な看護師よりも昇給率が高いため、看護師よりも仕事にやりがいを感じている人も多いです。

臨床開発モニター(CRA)

臨床開発モニターとは、治験が定められた法に準じて実施されているかどうかをモニタリングする仕事になります。ほかにも、症例報告書とカルテの比較検討・治験データの回収・治験依頼・治験実施計画書(プロトコール)の説明と合意の実施・医療機関との契約締結など幅広い仕事を担っています。

臨床開発モニターになるには、製薬会社やCRO(開発業務受託機関)が主な就職先となります。製薬会社やCROのどちらも国内外に多くの企業があり、希望すれば外資系企業への転職も夢ではありません。

臨床開発モニターの年収はかなり高めです。臨床開発モニターとして2~3年の経験を積めば年収500万円前後、6年以上の経験があれば600万円以上、10年以上となると800万円以上の年収を得ることが可能です。

ただし、それだけ高額な年収になるには、それなりの覚悟が必要です。

臨床開発モニターの場合、治験の期間が決まっているため、それに合わせて仕事をしなければなりません。忙しい時期とあまり忙しくない時期があり、繁盛期であれば出張が続き、残業で会社から帰れない日も出てきます。スケジュールを自分のペースに合わせて動くことができないため、たえず仕事に追われ「体力に自信のある臨床開発モニターでも体を壊す人が多い」といわれています。

しかし、あまり忙しくない時期であれば、毎日定時で帰れたり、長期の休みを取得したりすることが可能です。

また、仕事で実力や成果をあげて力をつけていけば、それだけ年収に反映されるようになります。さらに経験が少なくても、それなりの結果を残すことができれば、高給与を短期間で得られようになるのが臨床開発モニターに転職するメリットです。

臨床開発モニターには、以下のような求人があります。

元看護師で臨床開発モニターに転職した人の感想としては、「製薬会社と治験を行う病院との間で板挟みになって大変だと感じることが多いが、製薬会社や医師から仕事ぶりを認められて自分に指名がきたときなどは仕事にやりがいを感じる」「看護師のように同じ職場で仕事をするのではなく、いろいろな出張先でさまざまな職種の人に会え、自分の裁量で働けるのが大変楽しい」など、仕事の苦労が多い分、達成感が得られるようです。

MR(医薬情報担当者)

MRは自社の医薬品情報を医師・看護師・薬剤師などに提供する仕事です。医薬品情報について医師レベルの専門的な知識を持ち、医師の質問などにも的確に答えられる能力を必要とします。

看護師免許を取得しているからといって、MRへ転職時に優遇されるわけではありません。またMRへの転職であっても、医療の知識を不問とする求人もあります。

しかし看護師としての経験があれば、病院内の仕事内容を理解しているため、仕事をし始めてから役に立つことが多いです。

MRに求められる仕事能力としては、医薬品に関するニーズを聞きだし、医師との関係を構築していかに自社製品を取り扱ってもらえるかということです。営業力なども必要となるため、医師や看護師などとの関係を上手に築き上げていける人が向いています。

以下にMR求人の一例を挙げます。

MRは未経験でもなれる職業であることから、新人研修やMR認定資格を取得するためのサポート体制が充実している企業が多いのが特徴です。

大手製薬会社になると、営業手当や外勤手当などの加算があり、年収が1000万円を超えることもあります。中小企業のMRでも、平均年収は600万円前後です。

最初の給与設定は低いように感じますが、MRとして実務経験を積んでいけば転職への選択肢が増え、収入やキャリアアップが可能となってくるので、挑戦してみる価値が多いにある職業の一つです。

クリニカルスペシャリスト・クリニカルアドバイザー

クリニカルスペシャリスト・クリニカルアドバイザーとはどちらも、病院やクリニックなどの医療機関へ自社製品の営業や導入した製品説明を行う仕事になります。

医療器具の営業には、看護師の経験や医療知識が必要となるため、看護師免許を応募条件に挙げている求人が多いです。そのためクリニカルスペシャリストの場合、もともと看護師だった人が年収アップやキャリアアップを狙って転職することがほとんどです。

下記にクリニカルスペシャリストの一例を挙げてみます。

年収ですが仕事の実績で評価を決める企業が多く、営業成績によって異なります。営業能力を磨いていく必要はありますが、年収は比較的高い企業が多く、仕事のやりがいが生まれやすい職種といえます。

国内だけでなく外資系企業もクリニカルスペシャリストの募集があります。

この場合、さらに大幅な年収アップを狙えますが、英語力(医療機器の取扱説明書を読めるレベル)を必要としていることがあり、英語力に自信のある人はこちらも検討してみるとよいでしょう。

産業保健師・産業看護師

大きな企業の医務室や健康管理室で保健業務や看護業務を行うのが産業保健師・産業看護師です。産業保健師の求人であれば、保健師免許が必要ですが、産業看護師の求人であれば、保健師免許は必要ではありません。

産業保健師・産業看護師は、待遇が良いことが多く、大変人気のある求人です。夜勤がないのは当たり前、残業も少なく、土日・祝日は休みで、デスクワークメインの仕事となります。

ノルマに追われるような営業の仕事ではないため、仕事自体のストレスは少なくて済みます。

キャリアアップの方法としては、心理カウンセラーや産業カウンセラーの資格を取得し、専門性を高めることが可能です。

下記に産業保健師の求人の一例を挙げます。

産業保健師・産業看護師の平均給与額は月に35万円で、年収は500~600万円が大体の相場です。

中には、年収300万円からとする企業があるため、一概に産業保健師は年収が高いとはいえませんが、比較的高収入が期待できる求人です。

また初年度は年収が300万円からであり、看護師時代より一時的に年収が下がったとしても、一般企業のほうが病棟勤務の看護師より昇給のチャンスが多く、経験やスキルを培っていけば給与は上がりやすい傾向にあります。

昇給基準を把握する一つの目安として、希望する企業の従業員の平均給与などがわかれば、その企業の産業保健師の給与の目安とすることができます。

また仕事のモチベーションを下げたくない人であれば、仕事の成果に応じてインセンティブ(成果報酬)がもらえるような企業(外資系企業が多い)を選ぶとよいでしょう。

産業保健師や産業看護師は人気求人で応募が殺到することが予想されます。そのため転職サイトでは「非公開求人」で扱われることが多いです。

産業保健師・産業看護師に転職を希望するのであれば、転職サイトに登録しておき、求人が出次第、担当コンサルタント(担当エージェント)に教えてもらえば効率よく転職することが可能です。

メディカルコールセンター

メディカルコールセンターは、企業で従業員や健康保険組合員などの健康相談を電話で受けるのが主な仕事です。健康相談のほかにも、医療機器や医薬品の電話相談窓口業務などを行っている企業もあります。

コールセンターに転職するには、看護師資格が必要であることはもちろん、看護師としての経験も重視されます。電話での健康相談といっても、命に係わるような怪我や緊急の病気の応急処置方法などについての電話がかかってくる可能性があるからです。

また看護師経験や知識のほかに、簡単なPCスキル(エクセル、パワーポイントなど)やコミュニケーション能力が必要となります。コールセンターでキャリアアップを図っていくのであれば、メディカルカウンセラーの資格を取得することをお勧めします。

コールセンターで勤務する看護師の平均給与は月20万円程度だとされています。しかし夜勤があれば、この相場を上回ることが可能です。看護師のときの労働力と比較すると、コールセンターのほうがはるかに体力的には楽になります。

下記にコールセンターでの求人の一例を掲載します(こちらは夜勤ありの求人になります)。

正社員であれば、「夜勤がある求人」「日勤だけの求人」などさまざまな働き方が選択できます。

もし「コールセンター勤務に興味はあるけれど、自分に合っているかわからない」と迷っているようであれば、派遣看護師としての求人が多くでています。

まずは期間限定でコールセンターの派遣看護師をやってみて「働きやすい」と感じることができれば、正社員を検討してみることが可能です。

派遣看護師のコールセンターでの求人の一例を下記に挙げます。

コールセンターで働く場合、体力メインの仕事ではないため、体力に自信のない人でも、ある程度の年齢の人でも働くことが可能です(私が調べた中では全社員が60~80代というコールセンターも存在しました)。

看護師経験や専門的知識が優先される職場がコールセンターです。相談内容は多岐に渡ることが多いため、救急分野などの知識を磨いておくことが大切です。

ただ、コールセンターではマニュアルを完備している企業がほとんどですので、マニュアルをもとに対応方法を身に付ける研修を受けることができます。未経験の初心者でもハードルの低い職場であるため、こちらもおススメの求人です。

看護師免許・看護師経験を生かさない手はない

このように看護師免許や看護師経験を生かして、OLを含め一般企業に就職すれば、資格や経験がある分、ほかの人よりも有利に転職や仕事を進めることが可能なのです。

私事ですが、病棟での看護師時代は「出来が悪い」「看護師としての素質がない」と先輩看護師たちにいわれ落ちこぼれて、心身ともにボロボロだった友人がCRAとなり、スーツを着て颯爽と歩いている姿を見かけたときがあります。

思わず彼女を呼び止めて会話したのですが、顔は生き生きと輝いていて「今から名古屋に出張なの」と嬉しそうに教えてくれました。

人はなにが適正な職業であるかは分かりません。全く違う職業について、そこで天職を見つける人もいるでしょう。ただ、せっかく取得した看護師免許です。看護師時代の辛い経験があったからこそ、未来で生かすことができるかも知れないのです。

一度は看護師免許を生かして転職を考えてみれば、視野が広がってくるのではないでしょうか。


看護師転職での失敗を避け、理想の求人を探すには

求人を探すとき、看護師の多くが転職サイト(転職エージェント)を活用します。自分一人では頑張っても1~2社へのアプローチであり、さらに労働条件や年収の交渉までしなければいけません。

一方で専門のコンサルタントに頼めば、100社ほどの求人から最適の条件を選択できます。このとき、病院やクリニック、その他企業との年収・労働条件の交渉まですべて行ってくれます。

ただ、転職サイトによって「対応エリア(応募地域)」「取り扱う仕事内容」「非常勤(パート)まで対応しているか」など、それぞれ違いがあります。

これらを理解したうえで専門のコンサルタントを活用するようにしましょう。以下のページでは転職サイトの特徴を解説しているため、それぞれの転職サイトの違いを学ぶことで、転職での失敗を防ぐことができます。

派遣看護師として転職する

・派遣看護師で高時給・好待遇を狙う

一つの職場で働き続けるという形態ではなく、3ヵ月や半年など一定期間だけ勤務する派遣看護師という方法も存在します。高時給を実現でき、人間関係のもつれがなく、「派遣が終わった後は長期の旅行に行く」など自由な働き方を実現できます。

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転職サイトの活用法

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看護師の転職サイトはそれぞれ特徴があります。「対応地域が限定されている」「取り扱う仕事内容に特徴がある」「非常勤(パート)に対応していない」などサイトごとの特性を理解したうえで活用すれば、転職での失敗を防げます。

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